トレーナーの辞職を何としても食い止めるゴールドシップ   作:Mr.後困る

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スピードの向こう側/ループの終わり

【スピードの向こう側】

 

タイムマシンを駆使して時間を超えた先の超次元に辿り着いたゴールドシップ。

 

「恐らくここにタイムループの原因があるに違いない・・・しかし・・・」

 

流石のゴールドシップも三次元の時間の流れに身を置いている存在。

時間を超越した少なくとも四次元以上の超次元では勝手が違う。

 

「・・・・・ふっ、 らしく無い事を考えてしまったな」

 

ゴールドシップは迷いは消えた。

自分はウマ娘、 走るのが役割である。

 

「待った!!」

「お、 お前は私!?」

「もっと早く走るんだ!!」

「分かった!!」

 

もっと早く走る。

早さとは時間なのである。

つまり早く走れば時間を超越出来る。

 

「こ、 これが噂に聞くスピードの向こう側・・・」

 

そしてゴールドシップは意識を失った。

 

 

 

【ループの終わり】

 

「日本政府閣僚各位に申し上げる、 私はマフティー・エリンだ」

「うわぁ、 ハイジャックだ、 仕事辞めよう」

 

ハイジャックに巻き込まれたトレーナーとウマ娘達。

 

「いや、 俺はハイジャックでは無い

頭にふざけてカボチャを被ったら抜けなくなってしまった

助けてくれ」

「日本国政府官僚に助けを求めるなよ・・・」

「あたしに任せろ!!」

 

ゴールドシップが立ち上がる。

 

「このカボチャ、 私が何とかして見せる!!」

「え? あ、 ありがとう」

「気にすんなよマフティー!! あたしとあんたの仲じゃないか!!」

「しょ、 初対面だよな?」

「・・・・・」

 

ゴールドシップはアグネスタキオンを見た。

アグネスタキオンは「?」と首を傾げた。

 

「そうか・・・ループが終わって記憶を失ったのか・・・」

「は、 はい?」

「いいさ、 こっちの話さ、 じゃあとりあえずそこに立ってくれ」

「お、 おう」

 

マフティーから離れるゴールドシップ。

そして駆け寄ってドロップキックをする。

カボチャは木っ端微塵に割れた。

 

「ぐはぁ・・・」

「マフティー・・・いや・・・ごん、 お前だったのか・・・」

 

マフティーの正体はごんであった。

ごんはその後、 山に帰って行った。

そしてゴールドシップとウマ娘一行、 トレーナーはトレセンに

戻る事が出来た。

 

「天下御免のハッピーエンド、 って奴だな」

 

ゴールドシップは自分の腕の起動しなくなったタイムマシンを見る。

 

「ゴールドシップさん!! トレーナーがまた辞めようとしてますー!!」

「ふん、 良いだろう、 今回も華麗に仕事を辞めるのを止めてやるぜ!!」

 

ゴールドシップは走った。

その姿はまるで黄金の船がジェットを付けて疾走する如く

煌き美しい姿だった。

 

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