本作品に登場する人物・団体・名称等は架空のものであり、実在のものとは関係ありません。
また、本作品で語られている技術・歴史等も架空のものです。鵜呑みにしないでください。
ウマ娘と言われて読者諸君の多くが思い浮かべるのは、やはりトゥインクル・シリーズやドリームトロフィー・リーグを走る競走バだろう。中には他のスポーツで活躍するウマ娘を想像する物好きや、甘酸っぱい初恋を思い出す人もいるかもしれないが。
諸君らが思い浮かべたウマ娘(初恋のあの子を除く)は、みなメディア露出の過程で巧妙に
なぜウマ娘たちは速く走れるのか? なぜ耳が頭頂部にあるのか? その尻尾は何のためにあるのか? なぜ揃いも揃って美形なのか?
──誰もが一度は考えるような疑問に答えられる人は、奇妙なまでに少ない。本書ではそんなウマ娘たちの謎めいた実態について、専門家へのインタビューを交えて迫る。
久しぶりに会った親戚の子供が、少し見ない間にすごく成長していた、なんて経験はないだろうか。
あれだけ幼かった子どもが、ぐんと背を伸ばして声変わりの時期に突入し、大人びた顔つきになっている。年月が過ぎるのは早いものだと実感して、もうキラキラの500円玉で誤魔化せる年ではなくなった悲しみを背負いながら、お年玉の準備のためにお金をおろしに行く……いや、これ以上は止めておこう。筆者の生活が透ける。
ともかく、だ。子供の成長は驚くほど速い。
もちろんそれはウマ娘でも同じだ。彼女たちは短い少女期をあっという間に駆けてゆく。しかも、人間よりもずっと速いスピードで。
『本格化』という単語を聞いたことはあるだろうか?
一般的に使われる単語としてではなく、ウマ娘に限定して使われる用語としての『本格化』には、驚くべき生命の神秘が眠っている。
人間の成長期によく似ている『本格化』は、しかし人間のそれとは違って非常に短い期間でのドラマチックな肉体の変化をもたらす。一年前まではおちびさんだったあの娘が、翌年にはすっかり大人びたナイスバディに変貌しているのなんて、ウマ娘にはよくある事だ。
『本格化』は同時に、ウマ娘の高い運動能力を更に成長させる。読者諸兄がテレビで見ているトゥインクル・シリーズで走る一流ウマ娘は、ただでさえ人間離れした運動能力を『本格化』によって爆発的に成長させ、時速70km近い超高速の戦いを繰り広げているのだ。
ここまで聞いて、誰もが思うだろう。
その『本格化』とは、一体どのようにして起こり、ウマ娘の身体にどんな作用をしているのだろうか?
純粋な好奇心でも良し、「俺だって『本格化』してスーパーヒーローになりたい」でも良し、動機は数あれど、きっと抱いた疑問は同じはずだ。
ならば、本稿ではその『本格化』の謎について、徹底的に追求しようと思う。
今回我々が取材に向かったのは、都内にある大学病院。
そこでウマ娘の専門診療を主に務めるSドクターは、抜群の知識量と手腕から数多くのウマ娘の
そんな彼の切れ長な目に宿る理知的な光を信頼して、我々は『本格化』について単刀直入に伺ってみた。
──ああ、『本格化』についてですか、なるほど。
……まず最初に一つ断っておくのですが、我々も未だに『本格化』の仕組みについては全容を完璧に把握しているわけではありません。ウマ娘の専門医としてやっている以上、確かに『本格化』関連で来院される患者様もいらっしゃいますし、彼女たちを相手に最大限の治療は行いますが、まだまだ未知の点は沢山残されています。私も信頼によって成り立つ仕事をしている以上、この点については嘘をつきたくないので、どうかご理解いただきたい。
さて、その上でまずは『本格化』について軽く説明をしましょうか。
多くの場合、『本格化』は10代前半のウマ娘に訪れます。残念ながらヒトには訪れません。期待したのですが、私もダメでした。
ただし、『本格化』が訪れる時期は個人によってまちまちです。11〜15歳ごろが大半だと一般的に言われていますが、中には10歳手前で来るウマ娘もいますし、非常に稀ではありますが20歳を過ぎてから急に来る人もいます。人間の成長期とはこの点において違っているのですね。
人間の成長期と異なっている点は他にもあります。それは、必ずしも肉体の成長を伴わない点です。
トゥインクル・シリーズをよく観戦している方にはピンと来るかもしれませんが、いわゆる成長期──厳密に表現するならば、第二次性徴ですが──をまだ迎えていないような幼い体でターフを走っているウマ娘も一定数存在します。彼女たちは肉体の成長が伴わない最たる例です。実は『本格化』と、いわゆる成長期とは、全く異なった独立した現象なんです。
ここまでをおさらいした上で、本題に移りましょう。
成長期と別物ならば、『本格化』とはどういう現象なのか? 何が原因なのか?
その秘密を探るために、まずはウマ娘の並外れたパワーを実現する組織──骨格筋に注目しましょう。
まず前提として知って頂きたいのは、「ウマ娘の筋繊維の構造は、ヒトのそれとは全く異なっている」という事実です。
何を突拍子もない事を、と考える方もいらっしゃるでしょう。「あんなにヒトとそっくりな体の構造をしているウマ娘が、筋肉だけが全く別物のはずがないじゃないか」と思った方がいるとすれば、その感覚は是非大切にしてもらいたいものです。
しかし、現実にウマ娘の筋繊維はヒトのそれとは別物なんです。この事実を納得するには、その前にヒトの筋繊維にも2つの種類が存在する事を理解して頂くのがよいでしょう。ええ、そうなんです。我々ヒトですら同じ身体の中に全く異なる2種類の筋肉を持っているのです。
我々ヒトが持つ2種類の骨格筋について、名前を言えばピンとくる方もいらっしゃるかもしれません。一つを「白筋」もしくは「速筋」、もう一つを「赤筋」または「遅筋」と呼びます。
この二種類の筋肉は違った特性を持っています。白筋はパワーに優れる一方で持久性に欠け、一方の赤筋はパワーこそ白筋に劣りますが、持久力に優れています。名前にもある通り、この2種類の筋肉は見た目の色が異なっているのですが、それ以上に決定的な違いがひとつ存在しました。
それが、筋繊維の構造の差異なんです。
すこし踏み入った話をしましょう。筋肉の収縮には「ミオシン」というタンパク質が関わっています。このミオシンが筋繊維を
白筋を構成するのはミオシンⅡ、赤筋を構成するのはミオシンⅠです。言い換えれば、人間の骨格筋に存在する2種類の繊維は、それぞれ構造の異なるタンパク質で構成されている、という事になります。
それならば、ウマ娘の筋肉を構成する『第三のミオシン』が存在してもおかしくない……いや、存在するに違いないと考えるのが自然ですよね?
それではこの『第三のミオシン』に話を移しましょう。ヒトの数倍もの出力を誇るウマ娘特有のこのタンパク質は、一般的に「ミオシンu」、正式には「ミオシンⅡu」──ミオシンⅡの亜種なんですね──と呼ばれています。
このミオシンuはかなり極端な特徴を持っています。お察しの通りヒトの数倍にもなる大出力を誇っている一方で、エネルギー消費量があまりにも大きすぎて持久力が皆無に近いのです。スピードとパワーに極振りした結果スタミナが0になった状態、と表現すれば分かりやすいでしょうか。
しかし、現実のウマ娘は3000mを猛スピードで駆け抜け、マラソンでさえも悠々と走破するスタミナを誇っています。ミオシンuの持久力が皆無だとすればこの事実に説明がつきませんよね。これは一体どうしてでしょうか?
この矛盾を解決するためには、筋肉の働きについてもう少し詳しく理解する必要があります。先ほどは筋繊維の構造についてお話ししましたが、次は筋肉の駆動エネルギーに注目しましょう。
筋肉には3つのエネルギー供給路があります。一つは「クレアチンリン酸系」、もう一つは「解糖系」、そして「有酸素系」です。それぞれ細かく解説していくと止まらなくなるのであえて深入りしませんが、短時間の運動では主に解糖系を、長時間の運動では主に有酸素系を使うという大雑把なイメージを持っていただければ大丈夫です。
もちろんですが、この3つのエネルギー経路はウマ娘でも一緒です。初めは筋肉の内部に貯蔵された糖分を分解する事でエネルギーを取り出し、それでも間に合わなくなったら呼吸で取り込んだ酸素を燃料にエネルギーを生産してゆく。この流れは変わりません。
という事は、ウマ娘が長時間にわたって運動を継続できる理由はこのエネルギー供給路にあると推測がつくのですが……これ以上理解を深めるには、一旦視点を筋肉から外して別の場所に移さなくてはいけません。
ここまでずっと筋肉に注目してお話を進めてきました。確かにウマ娘のパワーの根源は筋肉にあるのですが、実は『本格化』の謎を解き明かすためには全く別の場所に注目する必要があります。
それは、肉体のあらゆる機能を司る器官──脳です。
脳は肉体の司令塔として全身に命令を出しています。筋肉の運動も、視覚や聴覚などの五感の処理も、血圧の調整も、すべて脳が統制して行なっています。
それでは、脳はどうやって全身に指示を出しているのでしょうか? 多くの人は真っ先に神経回路を思い浮かべることでしょう。電気信号がニューロンを伝わるそのイメージは間違いないのですが、実は脳にはもう一つ指令を出す手段があるんです。
知っている方もいらっしゃるかもしれません。それは「ホルモン」です。
焼肉で出てくるアレではありません。あれは腸や肝臓です──ところで、あのホルモンの語源が「放るもん」だという説は間違いらしいですね──。今回話題にするホルモンとは、血流に乗って全身へと脳の指令を伝える小さな物質のことです。
ホルモンには多岐にわたる種類があります。例えば子どもの体の成長を促す成長ホルモンや、糖尿病患者に投与するインスリンもその一種です。ホルモンは他にも数えきれないほどの役割を担い、我々の肉体の健康を保っているのです。
そして、『本格化』を引き起こすトリガーも、このホルモンの一つであると言われています。
実は、『本格化』を引き起こすホルモンは未だに完全に特定されてはいません。ホルモンの一種なのは間違いないだろう、多分この中のどれかだろう、という所までは研究が進んでいるのですが、「間違いなくこれが『本格化ホルモン』だ」という断定にまでは至っていないのが現状です。
現在有力なのは「性腺刺激ホルモン」によく似た正体不明のホルモンがそれだという説で、ウマ娘にのみ特異的に見られる
──ともかく、です。何かホルモンの一種なんだろうという方向で学会の意見は固まっていますが、最後の一押しが足りない状態なんです。したがって今からの話は、今後覆る可能性があるという前提でお聞きいただきたい。
『本格化』のトリガーとなる物質──仮称『本格化ホルモン』は、あの身長を伸ばしてくれる「成長ホルモン」と別物であることは分かっています。それは二次性徴を迎えていないような華奢な体でターフを走るウマ娘たちがいる事実からも、『本格化』を迎えたウマ娘たちから採血して得た検査結果からも明らかです。
では、仮称『本格化ホルモン』のもたらす効果は何なのか?という話になります。このホルモンが特定されていない以上明確に作用を列挙することはできないのですが、『本格化』前後のウマ娘の肉体を比較することで、おおよその効果は推測が付いています。
まずは、食欲の亢進。
もともとウマ娘はヒトに比べて食いしん坊で、たくさんの食事を摂ることで知られていますが、『本格化』に伴ってさらにその食欲は増大します。おかげで入院した娘たちに準備する病院食が結構大変なのですが、あれだけの運動量を発揮するためには絶対に欠かせない要素なので仕方ありません。
もうひとつは、先ほどの話と少し通じる点もありますが、代謝の活発化。
当然ですが、食べた分だけ体はエネルギーを消費する必要があります。一部はみなさんがテレビで見るレースのような激しい運動に費やされますし、他にも高い体温として空気中に放出されたり、肉体を構成する細胞の更新に使われたりします。
おや、『本格化』と同時に起こりがちな急激な体の成長に説明がつきましたね。そうなんです、
さて、思わぬ副産物が出来たところで本題に戻りましょう。
『本格化ホルモン』の作用として考えられているもう一つの現象は、体内に貯蔵されるエネルギーの増加です。
身体に貯蓄されるエネルギーにはいくつかの形態があります。たとえばATP、他には脂肪、それに糖。ATPはイメージしづらいので置いておきますが、脂肪と糖は想像しやすいと思います。あれが体内に増えるのです。
脂肪の増加については……あまり説明しないでおきましょう。隙あらば訪れる『太り気味』に困るウマ娘は少なくない数存在しますし、体は細いのに
さて、糖です。体内で「グリコーゲン」という名前の物質に変化した糖分は、主に肝臓と筋肉に貯蔵されます。血液中にも少しだけ存在しますが、これはヒトもウマ娘も誤差の範囲なのでよいでしょう。
肝臓に蓄えられた糖分は主に脳への栄養供給に使われ、筋肉に蓄えられた糖分は筋肉自身の運動へのエネルギー供給に使われます。これが少し前に筋肉の話をしていた時に触れた「解糖系」に使われるんです。覚えていましたか?
少しずつ結びついてきましたよ。仮称『本格化ホルモン』の作用により食事量が増えたウマ娘は、摂取した大量のカロリーをグリコーゲンに変換してどんどん筋肉に蓄えます。つまり解糖系の燃料が超満タンになるわけですね。するとウマ娘の特殊な──
大量のエネルギーが供給されるのならば、ウマ娘の筋肉の課題であった持久力に欠けるというデメリットは消滅します。筋肉に蓄えられた莫大な量のグリコーゲンが続く限りウマ娘は存分にその身体能力を振るうことができるのです。
ここまでを総括しましょう。
『本格化』とは、「『本格化ホルモン』の作用により筋肉に蓄えられるグリコーゲン量が増加した結果、ウマ娘の強大な膂力を裏打ちするエネルギー供給の体制が整う現象のこと」だったんです。
そして同時に、『本格化ホルモン』は成長ホルモンの作用を強力に後押しして、ウマ娘の肉体の飛躍的な発達を実現するのです。
現在のところ、『本格化』についてこれ以上踏み入ったことは私の立場からは言えません。ここから先はいまだに活発な議論が交わされている段階であり、例えば『ウマムスコンドリアによる乳酸分解-ATP生産回路の確立とそれに伴う乳酸シャトル説の否定』みたいな突拍子もな……先鋭的な説はこの場で紹介するにはあまりにも不確実すぎるためです。
代わりと言ってはなんですが、賢明な読者のみなさんが抱くであろう疑問について補足説明をしておきましょう。
ここまでの説明を聞いて「いや、その理屈はおかしい。『本格化』のおかげでウマ娘の筋肉のポテンシャルが存分に発揮されるのならば、それが訪れる前の幼いウマ娘たちはどうなる? エネルギー不足で筋肉が動かなかったり、あっという間に疲労困憊してしまうんじゃないか?」と考えたことでしょう。
大変鋭い指摘です。この問題については学会でも一時期話題に上がっていましたから。現実では、幼いウマ娘であっても可愛らしい見た目に似つかわしくない怪力を誇っていたり、ヒトよりもずっと速く走っていたりするわけで、先の本格化の説明だけではこの部分に違和感が生じてしまうのです。
しかし、現実はうまく出来ていました。
一旦ヒトに当てはめて考えてみましょう。私たちヒトがすごく重たいダンベルを持ち上げたとして、しばらくすれば力が続かなくなって腕を下ろしてしまうでしょうが、それ以降二度と腕が上がらないなんて事にはなりませんよね? マラソンを走ったが最後、二度と足が動かなくなるなんて事もないですよね?
筋肉というものは、極度の疲労に陥ってもちゃんと動くんです。本来の出力に比べると多少弱りはしますが。
これは、筋肉のもう一つのエネルギー供給路──有酸素系のおかげです。呼吸によって取り込んだ酸素がエネルギーとなって筋肉を動かすこの経路は、有酸素運動という単語が独り歩きしたお陰でいかにも長距離走でしか使われないようなイメージがありますが、実際にはどんな時も欠かさずに動いています。そうです。今この文章を読んでいるこの瞬間にもです。
有酸素系が常にエネルギーを供給しているおかげで、本格化を迎える前のウマ娘であっても最低限の──最低限と言いつつヒトの全力を超えていたりするからとんでもないのですが──運動を行うことができるのです。まさに生命の神秘ですね。
さて、こんなところでしょうか。
まだまだ未解明な点も残されている『本格化』ですが、研究は着実に進められています。ウマ娘の謎を解き明かすため、そしてより多くのウマ娘を救うため、興味を持った方は遠慮なくこの世界に飛び込んできてください。
共にウマ娘医学の深淵の先を目指しましょう。そして診療で死ぬほど忙しい私の毎日を楽にしてください。待っています。
若干疲れた様子を見せていたSドクターだったが、丁寧に説明をする様子からは患者であるウマ娘たちを真摯に思う気持ちが伝わってきた。多くの一流ウマ娘やトレーナーから信頼されるだけの理由を感じる、真っ直ぐな瞳をしていた。
今後も彼は数えきれないほどのウマ娘の将来、そしてトゥインクル・シリーズそのものを支えていくのだろう。
とはいえ、多すぎる仕事量を分担できる右腕のような人物が必要なのではないかと老婆心ながらに思った。あの手のいかにも能力が高そうなタイプの人には、仕事ばかり集まって人は集まらないなんて事はよくあるのだ。親切心で「この仕事片付けておきました」と報告したら、それ以降毎回同じ作業を押し付けられるようになって、本来の業務外だから残業代も出ずに帰宅時間ばかり遅くなって、ようやく帰った所に待っているのは片付ける気力も起きないまま散らかしていた部屋……やめよう、なぜか筆者の胸が痛くなった。
ともかく、だ。ウマ娘の『本格化』の秘密についてはある程度迫れたのではないだろうか。
まだまだ未解明な部分もあるとの事だったが、たった1年で彼女たちが子供から大人のような体つきになる秘密が分かっただけでも筆者的には十分な収穫だった。読者諸兄もきっとそうに違いない。言わずともわかる。
そして何よりの驚きは、ウマ娘の怪力には糖分が関わっていたことだ。
たくさん糖分を摂れば強くなる。なんとも甘美で魅力的な響きだ。幸い血糖値には自信があるので、何かの間違いで『本格化ホルモン』が体内で分泌される可能性に賭けて筆者はこれからも沢山甘いものを食べようと思う。
いつか万が一にも来るかもしれない本格化の日、笑うのは誰だろうか?
(※編集部注:普通のヒトが一度に大量の糖分を摂取するのは糖尿病のリスクになるだけなのでお控えください)
皆様がウマ娘の世界観について考えるきっかけになれば幸いです。
これはウマ娘と全く関係ない現実の話なのですが、性腺刺激ホルモンを3種類(LH,FSH,hCGの3つ)持っている生物はヒトと霊長類と馬だけのようです。そして、馬のLHとhCGは全く同じ分子構造を有しているらしいです。面白いですねぇ
※出典:標準生理学 第9版 p988。ググっても出なかったので付記しておきます