ブライアンと併走トレーニングをして白目になりながら部屋にトレーナー室に帰るとウオッカとスカーレットの入部届けがあった翌日。
俺は基本引きこもって資料などと睨みあっているので気付かなかったのだ。
そう!冷蔵庫を見て!気付いてしまったのだ!
「・・・・・・・・・・・・・買い出し行かねぇと」
冷蔵庫の中がもぬけの殻だと言うことに・・・。
今まではルドルフかエアグルーヴにお願いしたら行ってくれていたが最近は俺の独り立ちを目標にして自分で行ってこいと言われることが多くなった。
そりゃあ、零さんも二人に頼りすぎた節はあるよ?
でも、こんなの小ウシを腹を空かしたライオンのど真ん中に放り込むような暴挙だよ!
「でも来ちゃうしかないんだよね〜」
てこで今近くの商店街まで買う物リストとカバンを携えて足を運んでいる。
先ずは八百屋だ。
欲しいのは玉葱と人参、ジャガイモを一ヶ月分位。
「あ、あの・・・・」
「いらっしゃい!兄ちゃん何が欲しいんだい?」
「ヒッ!」
八百屋のオッチャンの勢いに負けて顔を隠してしまう。
やはり俺には買い物は無理なのだ。
「に、兄ちゃん?どうしたんだ?」
オッチャンが何かを言っているが分からない。
ヤバい、気分悪くなって来た・・・。
「貸して」
「え?」
いきなり買い物リストを取られて驚きながら取ったやつを見る。
どうやらウマ娘の様だ。
「え〜と、なになに・・・うわっ!こんなに買うの!?」
「やぁ、ネイちゃん。そっちの兄ちゃんは彼氏か何かだったのかい?」
「違う違う。この人は学園専属のトレーナー。たまに学園内で見かけるし・・・」
そうなのか?
俺はコイツを見たことがない。
「それよりオジサン。玉葱と人参とジャガイモ、一ヶ月分ね」
「い、一ヶ月分!?わ、分かった!直ぐに用意してくっから待っててくれよ!」
そう言って八百屋のオッチャンは店の裏に行ってしまった。
俺はそれを呆然と立ち尽くしながら見ていた。
「ねぇ、この野菜で作るってもしかしてカレー?」
「ん?あ、あぁ・・・・」
「一ヶ月?」
「うん。寝かしたほうが美味いだろ?」
「一ヶ月も寝かしたら腐るってふつう・・・」
「あぁ、通りで何時も一週間目には腹が痛くなる訳だ・・・」
「既に実践済み!?」
目の前のウマ娘が苦笑いをしながら買い物リストを見る。
「そういや、お前は俺を何で知ってんだ?会ったことは無いだろ?」
「そりゃ、入学式で発光してたら嫌でも覚えてるって」
その言葉に俺は思い出した。
たしかに入学式に発光したのは俺だ。
・・・・・・・・・タキオンの薬で。
「あれはまぁ・・・解決・・・したのか?」
あれから毎日タキオンの弁当を作って持っていき、薬を飲まされ発光する。
そしてそのままトレーニングに向かい昼には治る。
そんな毎日を今は繰り返しているので解決したとはいえないだろう。
「て、まだ名前聞いてなかったな・・・」
「私はナイスネイチャ。気軽にネイチャって呼んで」
「おう、じゃあそう呼ばせてもらうわ」
「おまたせ!玉葱人参、ジャガイモ一ヶ月分だよ」
そんなこんな話しているとオッチャンがダンボール三つを持って出てきた。
俺はお金を渡してダンボールを三つ持つ。
「さて、後は肉十キロにカレールー30箱にカルピス百本買ったらおわりかな・・・」
「それ、持って帰れるの?」
「・・・・・・・・あ」
こうして買っては寮の自室の冷蔵庫に詰め買っては寮の自室の冷蔵庫に詰めという世界一無駄な時間を過ごし休日が終わったのだった。
キャラ上手く出来たかな?
愛は重バ場大丈夫?
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構わんやれ
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いいや、限界だ!やるな!