何故だろう・・・。
「トレーナー!たこ焼き食おうぜ!」
「アンタにだけは負けないんだから!」
何故だろう・・・・・・。
「トレーナーさん!彼処に行きましょう!」
何故だろう・・・・・・・・・。
「タマ!ここは天国か!?」
「おうおう、もっと言え!ここが天下の台所、大阪やぁ!」
・・・・・・・・・・・・本ッ当に何故なのだろうか。
時は遡ること2時間前。
ウオッカとマックイーン、スカーレットのメイクデビュー勝利祝いに大阪の道頓堀をみんなで回っていた。
観光で言うところの食べ歩きである。
しかしそれが間違いだったのだ。
何故なら今この場にはあの芦毛の怪物、オグリキャップが居るのだ。
彼女のおかげで既に金欠の状況からマグロ漁船とカニ漁の豪華ツアーまっしぐらになりかけている。
「ホンマスマンな〜。ウチ等まで奢って貰って」
「タマァ!お前だけやわ!心の癒しはァ!」
「うわっ!何や気色悪い!」
「シンプルに傷付くやつ!」
俺はタマに抱き着くのを止めて欠伸をする。
「そう言やトレーナーは何で関西弁喋ってんの?オグリと話してるときとか東京弁やん」
「俺は元々関西育ちの関西弁やで?東京やと伝わらんと思て東京弁喋ってるだけや」
「ふ〜ん・・・」
何ならガチで疲れたときとかは関西弁になってしまう。
まぁ、そんな事はどうでも良い。
今更訂正も出来ない。
暫くは鍋に入った腐ったカレーだな・・・。
そう思いながらスマホを確認する。
うまインの通知が100を超えていた。
通知を見ているとアグネスタキオンから六十三件、テイエムオペラオーから三十四件、たづなさん、テイオー、スカイからそれぞれ一件だ。
後ろ三人はそれぞれの勝利報告でスタンプを送り返す。
オペラオーは訳の分からんポエムと・・・・・。
「あ?」
最後に目に止まる文章が出た。
『ボクの居場所を当てて見てくれ!』
文の下の写真は明らかに俺のタンスの中だった。
・・・・・・・・・いやいやいやいや!何やってんのこの世紀末覇王!?
『俺の部屋からでろ!今すぐ!』
そう打とうとしてタキオンのうまインの通知が出る。
急いでタキオンの方を見ると基本弁当の催促だった。
『弁当はまだかい?』
『モルモット君?』
『無視するのかい?』
『ならこちらにも考えがある』
『君の部屋のカレーライスを頂こう』
どいつもこいつも何故部屋に忍び込もうとするのだろうか。
腐ってるから辞めとけって・・・・。
『も、モルモット君!何故カレーライスに下剤が入っているんだ!?』
遅かったよ!
既に膀胱カレーで決壊寸前だよ!
またオペラオーのうまイン通知が来る。
『さっきからうめき声が』
そこまで見てうまインを閉じた。
まぁ、うん。
タキオンにはまたお詫びにとびっきり美味しい弁当でも作ってやろう。
「どうしたんや?」
「何でもあらへん。それよりそろそろ帰る時間やで。食べんのもそこら辺にせんと太ってまうわ」
俺がそう言うとオグリが絶望した表情を見せる。
「待ってくれ!まだ腹3分なんだ!もう少し!」
「だーもう!また、飯作ってやるから今は我慢してくれ頼むから!」
こうして、無事全員がメイクデビューを果たし俺たちのチームが始動したッ!
トレーナーのプロフィールは何処に?
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前書き
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一話丸々使って
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そんなのはボッシュートになりマース