何とか一時までに学園に到着して俺とスペシャルウィーク・・・・スペ、そして何故か駅前で踊っていたゴルシは理事長室に来ていた。
「歓迎ッ!ようこそトレセン学園へ!」
「は、はい!よろしくお願いします!」
スペが頭を下げて理事長が満足そうに笑う。
「君の案内は隣に居る零トレーナーに任せてあるから安心してくれ!」
「荷物の方ですが、学園を抜け出した罰としてゴールドシップさんに運んで貰いますね」
たづなさんが笑顔でそう言うとゴルシが逃げ出そうする。
俺はゴルシの首根っ子を押さえて逃さないようにする。
「ご、ゴルシちゃんの危険察知センサーがビンビン反応しているぜ!まるで初めてエロ本を見た小学生の下半身みたいに・・・」
「女の子がそんな事言っちゃいけません」
俺はそれだけ言ってゴルシをたづなさんに引き渡して俺達は理事長室を出た。
だが、会話が弾まない。
授業中だから?俺がチビだから?
「あ、あの・・・・」
「へ?」
スペがいきなり話しかけてきた。
「今、何処に向かってるんですか?」
「・・・・・・・・・・」
言われてあたりを見渡してみる。
ここら辺は確か・・・・・。
「・・・・寮だな。ほら、彼処でゴルシがお前の荷持を運んでる」
「あ、本当ですね・・・」
俺は踵を返して学園の方に戻る。
スペも不思議そうに後を付いてくる。
こんな事を続けながら学園を見て回り最後は何時も練習をするコースとなった。
「ここがコースな。練習時は大抵こっちかあっちの観客席付きの方・・・・・・っとそろそろ始まるかな?」
俺がコースを見るとそこにはルドルフやエアグルーヴ、ブライアンにオペラオーと言ったチームリギルの面々だった。
「見てな。今からリギルの併走特訓だから」
スペが頷くとコースを真剣に見る。
ちょうど始まったようでエアグルーヴと栗毛のウマ娘が走り出す。
「うわぁ」
そんな声を聞きスペを見るとキラキラした目で栗毛のウマ娘を見る。
あの栗毛ウマ娘は何度かテレビで見たことがあるから忘れ易い零さんでも知っている。
確か・・・・・・。
「サイレンススズカ・・・・」
「スズカさんって言うんですか?」
「あぁ・・・・って、待て待て!併走に混じろうとするんじゃあない!」
サラッと併走に混じろうとするスペを止める。
流石ウマ娘と言うべきか力が強い。
「走りたいなら今日は俺今日休みでフリーだから!河川敷で見てやれるからァ!」
何とかスペを引っ張って引き離す。
しっかし、まじで力が強い。
「ハァハァハァ・・・ったく、とりあえず学校は明日からだからちゃんと準備しとけよ?後5時に校門で待っとくから服着てこいよ」
「はい・・・。すいません」
俺はしょぼくれるスペを見て頭を撫でる。
「スペ、お前の夢ってなんだ?」
「日本一のウマ娘です!お母ちゃんと約束したんです!絶対なるって!」
スペの言葉を聞いて何かが込み上げてくる。
「・・・・・そうか」
踵を返してスペから離れてまた振り返る。
「ようこそ、トレセン学園へ」
カフェよ。
君はいつ来るんだい?
タマよ。
絶対に迎えに行くぜ。
トレーナーのプロフィールは何処に?
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前書き
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一話丸々使って
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そんなのはボッシュートになりマース