担当を持たないトレーナー   作:暁桃源郷

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今回は書き始め時点ではシンボリルドルフに並んでいたあの娘が来る!


ロリコンじゃあない

夏休み。

それは学生にとっては至福の一時だ。

学校から解放され何をしていても自由。

基本怒られることもない。

 

「だから俺が何処ほっつき歩こうが怒られることもないもんに~」

 

俺は近くの住宅街を散歩していた。

何時もなら散歩なんて面倒くさいとそこら辺に寝転がって職質を受けるまでがテンプレだが今日は寝る気にもなれなかった。

 

「にしても住宅街なんてもん久しぶりに歩くぜ。今までは基本引きこもってたからなぁ・・・」

 

独り言を呟きながら歩いていると公園の前に来る。

 

「たまには・・・・俺も子供みたいにはしゃいで遊んでもいいよな?」

 

辺りに誰もいないのを確認して走り出す。

滑り台、小さくて滑れなかった。

シーソー、そもそも一人なんです。

登り棒。

何か人間の皮を被ったゴリラが登り下りしてた。

仕方なくブランコで遊ぶ。

ブランコで遊ぶ16歳。

シュール過ぎて言葉も出ない。

なんか虚しくなってもう帰ろうとしたその時だった。

 

「ねぇ、お兄さん!」

「あ?」

 

後ろから女の子の声がした。

振り向くとそこには黒毛のウマ娘が居た。

まだ小学生だろうか?

タマくらい小さい。

 

「何って・・・遊んでんだよ。何?悪い?」

「楽しいの?」

「・・・・・・お嬢ちゃん。世の中にゃ聞いていい事と悪いことがある。例えば今回の話、構成なんざ作者考えてないから。思い連ねたこと書き連ねただけだから。あれだよ。銀魂で言う面白い回はクソ面白いけどよくわからない回はよく分からないあれ」

「そうなの?」

「そうなの」

「ふ~ん・・・。で、一人で遊んで楽しいの?」

「困ったな。聞く耳無いやつだこれ」

 

俺は困り果てて考える。

そこで俺は思いついた。

 

「分かった分かった。じゃあお嬢ちゃんが俺の遊び相手になってくれよ」

「いいよ!何するの!」

「かくれんぼ。範囲は住宅街中」

「分かった!」

「俺が鬼やってやるから早く隠れな」

「うん!」

 

黒毛のウマ娘が走り去り俺は逆方向に歩き出す。

あの娘も暗くなったらとっとと帰るだろう。

 

「本当に良いのかい?」

「え?」

 

いきなり声を掛けられて振り向くとそこには人間の皮を被ったゴリラだった。

 

「君はあの娘と遊ぶと言ったのだろう?なのに何故帰ろうとしてるんだい?」

「と言うか、何なんだよ・・・。え?只の一発キャラじゃなかったの?」

 

俺はゴリさんを見ながらどうしようか考える。

まず状況を整理しよう。

散歩に来て年甲斐もなく公園で遊んでいたらロリウマ娘に話しかけられて逃げるためにかくれんぼの鬼になってバックレようとしたら人間の皮を被ったゴリラに咎められている。

 

「あんな小さい子を騙して恥ずかしくないのかい?」

「いや、あんな小さい子が遊ぶような場所であんなアホなことやってた奴に言われたくは無いんだけど・・・・。大人として恥ずかしくない?」

 

俺はそのまま歩き出す。

変態と話し合っても埒が明かない。

 

「・・・・・・・・じゃあな」

 

しばらく歩いているとあることに気付いた。

 

「・・・・・・・何処ここ?」

 

道に迷ったのだ。

確かにこっちから来たはずなのだが訳がわからない。

まさか新手のスタンド能力?、等とくだらない事を考えながら歩き続ける。

 

「・・・・・・・・この住宅街からはあの子と遊ばないと出さないと言うスゴみを感じるぜ・・・。だが俺は遊びはしない。帰るったら帰る!」

 

そしてまた歩き出そうとしたその時だった。

 

「おら!大人しくしろ!」

「いやぁ!放して!」

 

誰かが争う声が聞こえてきた。

 

「おい!さっさっと運ぶぞ!」

「へい!」

 

男二人がロリウマ娘の腕を掴み引っ張っている。

一方の男がこちらに気づいて近づいてる。

 

「・・・・・・放してやって下さい。そいつ俺の知り合いなんですよ」

 

男が鼻をほじりながらこっちをジロジロ見る。

 

「あ?舐めんなよガキが」

 

男が指を鼻からだし鼻糞の付いた指を俺の頬に付け鼻糞を付けてくる。

そしてまた鼻をほじる。

 

「いや、甚だ疑問なんだよ。何故あんた等はこんな事をするのかって」

「金が欲しいからに決まってんだろ!いいか!右頬に鼻糞を付けられたなら左頬にも」

 

俺は男の鼻をぶん殴る。

男の指が鼻を突き破る。

 

「ホゲェ!は、鼻が!」

「図に乗るんじゃあない!」

 

男が倒れてロリウマ娘を捕まえている男がナイフを取り出す。

そのナイフをロリウマ娘の首筋に付けた。

 

「ち、近づくんじゃあねぇ!」

「それ以上近付いたらガキを殺すぞ!」

「I see、I see。近付かなきゃあいいんだろ?」

 

俺は雪踏を脱ぎ捨てて男に投げる。

男が雪踏に驚きのけ反る。

 

「舐めやがって!もう頭にきた!刺してる!本当に刺してやるからな!」

 

男がナイフを振り上げそのままロリウマ娘の心臓めがけて振り下ろした。

俺はその前に手のひらを突き出してナイフが刺さった。

 

「な、ナイフを刺して止めやがった!」

 

傷口が熱い。

感覚はない。生暖かい何かが垂れている。

男は怯んだのか女の子を放した。

 

「お兄さん!」

「大丈夫。大した怪我じゃあない・・・。それより早く逃げろ」

 

俺はロリウマ娘の頭を撫でる。

涙を浮かべながらロリウマ娘が頷く。

 

「絶対に助けに来るから!」

 

それだけ聞いて俺は気を失った。




まだ名前は出ない!
多分次回には出る!

次のメインを決めるのは君だ

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