第一、第二、第三レースと経過した。
それぞれにテイオー、ウオッカ、スカーレットが参加しておりやはり目玉なので一着をそれぞれが取っていった。
勿論その後に色んなトレーナーが三人をスカウトしに行ったが皆が皆三人に玉砕されて行った。
そして新入生最後の第四レース。
このレースの一番人気はメジロマックイーンと言う俺のまだ会ったことのないウマ娘だ。
「お、ようやくマックイーンか!?」
隣に居たウマ娘が立ち上がる。
良く見るとそのウマ娘は昨日一緒にセミの真似をしてエアグルーヴに大目玉を食らった奴だった。
気付かれる前に退散しよう・・・。
そう思ったが最後、そのウマ娘と目が合った。
「・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・焼きそば食う?」
「え?焼きそば?」
良く見るとソイツは腹の方で焼きそばを腹あたりに沢山持っている。
しかも後ろの方でオグリが十倍位のデカさの焼きそばを食っている。
その光景に少し驚いていると腹がなる。
「はい、焼きそば一丁!」
焼きそばを押し付けられて仕方なくお金を払う。
そんな最中、とうとうレースの火蓋が切られた。
全員が一斉にスタートし、走り始める。
ふと隣を見ると横を見ると何故かルービックキューブをイジっている。
「さてさて、マックイーンは・・・・」
レースを見るとすでに終盤のカーブに差し掛かっていた。
マックイーンは現在二位
しかしここからが本領発揮なのか、マックイーンがどんどん一位のウマ娘を追い上げている。
資料を読めない俺だが辛うじてマックイーンの枠に先行と書いているのがわかる。
そしてそのまま3バ身離してゴールとなった。
「あれ?終わった?」
「あぁ、お前がルービクってる間にな」
名前も知らないウマ娘の持つルービックキューブを見ると全ての面が完璧に揃っていた。
「えぇ・・・・」
「どうした?この私、ゴールドシップ様の顔に何か付いてたか?」
この名を聞いた瞬間衝撃が走った。
ゴールドシップと言えばゴルシと呼ばれ、黙れば美人、喋れば奇人、走る姿は不沈艦と呼ばれているウマ娘である。
「て、良く見たらお前昨日発光してセミの真似してた奴じゃねぇか?何してんだ?」
「君、自分もやってただろうが!」
「こうしちゃ居られねぇ!マックイーンイジって来よ!WRYYYYYYYッ!」
「聞けよ!」
俺の指摘を無視してゴルシがマックイーンに向かってタックルしている。
それを見たトレーナー達が驚いた顔をして居る。
俺は一息ついて焼きそばを食べようとする。
その時後ろから腹の虫が鳴くのがなった。
「・・・・・・・・・・」
後ろを見るとオグリがこっちを、正確には焼きそばを見てくる。
「食べる?」
「良いのか?」
「うん」
オグリに焼きそばを渡し欠伸をするともう既に焼きそばが無くなっていた。
「手品かよッ!」
それしか言う言葉が見つからなかった。
コメントとお気に入りありがとう
それしか言う言葉が見つからない
愛は重バ場大丈夫?
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構わんやれ
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いいや、限界だ!やるな!