みなさんこんにちは、中須かすみです。パンケーキ五番勝負も後半戦に突入しましたが、まさかの0勝2敗で迎えることとなってしまいました。
今回の第3戦、負ければその時点で負けが確定です。なので絶対に勝ちに行こうと思います。崖っぷちから這い上がるかすみんを、是非見てくださいね。
♪
「いただきます」
今日も今日とて頼みましたよ、虹色マウンテンパンケーキ。この大一番にとったかすみんの作戦は「下地をつくる作戦」です。
前回の敗因はお腹を空かせることに気を取られすぎて、肝心な胃のコンディションをほったらかしにしていたこと。その反省を踏まえて、今日のかすみんは朝、昼と「いつもより軽く」ご飯を食べてから挑んでいます。一定の時間ごとに食べ物を摂取し、決戦の時まで胃が縮まないようにしました。
これがうまくいけば前回よりも多く食べることができ、あわよくば完食も狙えるはず。もう後がありません。いざ尋常に、勝負っ!!
「おお……進みますねぇ……」
食べ始めて30分ほど経ったところで前回の記録を塗り替え、ついに4枚目をクリア。5枚目を3分の1ほど消化したところです。
やはり胃袋を広げておく判断は間違っていなかったんですねっ。かすみんってば策士〜っ♡。この調子でキュートな3連勝を飾り、勝ち越しちゃいますよぉ〜っ!!……と希望に燃えていたのですが。
「も…………もう限界」
5枚と半分を突破したあたりで、かすみんの
……そっか。そもそも、かわいいかわいいかすみんのちっちゃな胃袋では、いくら大食いの用意をしても限界があるみたい。「1人では無理」。それがわかっただけでもこの敗北には意味があったのでしょうか?
首を洗って待っていやがれです、パンケーキ。次こそはかすみん軍団の増援を引き連れて、その悪しき山脈を更地にしてやりますよっ!
はる助のスマホに負けてしまった報告を入れ、昨日と同じく貴重な600円を支払いました。
お店を出る際に軽く中を見渡すと、はる助らしき人がまたもやパンケーキに挑んでいた。今回は3人で挑んでるみたい。翡翠色の髪の子(ひょっとしてしお子?)とメッシュの入ったお姉さんだ。
はる助の交友関係ってどうなってんのかな…….。
♪
「ごちそうさまでした………ん」
俺が三日連続のパンケーキを胃に収め終えると同時に、スマホが振動した。
【負け越しです。次はチームで挑戦】
【(悔し泣きしてるスタンプ)】
通知画面を開くと、かす子から3連敗を伝えるメッセージが届いている。どうやらソロプレイヤーかすみんは諦め、複数人で野望を叶えようとしているらしい。
確かに一人でも多い方が勝つ確率は上がる。しかしだ。チーム選抜を謝ればかえって苦しい戦いになるだろう。
「やーやーやー助かったぞ高城くんっ!」
「ありがとうございます、高城先輩」
「私たちのチームワークの勝利だな!!」
「………はい、無事完食できてよかったです」
今日の俺は元生徒会長の三船薫子さんと、その妹の栞子さんとのチャレンジだ。7割俺が食べた気がするけど……そう。チームの胃袋のキャパをある程度合わせなければ、結果として一人の負担が大きくなるのだ。
もちろん食べるペースや量は人によって適性があるから、それをとやかく言う事は絶対してはならない。美味しく、無理のない範囲で食べるのが一番いいのだ。
そう言う前提の上で、一人に負担がかかりすぎないチーム作り、これは大変に難儀なものだと思う。
お互い頑張ろうぜ、かすみ。俺も明日は気合い入れて向かわねばならないからな。
明日はなんと「アイツ」と「アイツの親友」と来ることになっているなら、絶対に負けられないのは俺も同じだということだ。
とりあえず決戦に備えて、帰りに胃薬を買っておこう。
☆かすみんのパンケーキ五番勝負☆
1戦目 ✖️
2戦目 ✖️
3戦目 ✖️
通算戦績 3戦0勝3敗
4戦目につづく