色んなヤツに気に入られた……何で?   作:taiyaok

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第二話投稿。

敵はあっさり倒します。




エンカウント……帰ってもいいか?

 朝日が昇り、荒野一面を照らす。その光が男が休息しているであろう空き家の窓から部屋に差し込む。

 その眩しさが煩わしく寝返りをうつ。だが、余計に体のだるさが増すだけである。男は依頼がまだ終えてないことを思い出し、無理矢理体を起こす。もう一度寝たい衝動を抑えながらも、洗面所のような所で顔を洗う。冷水が以外にも心地よく、このままシャワーでも浴びようか思ったが、依頼を終えたら直ぐ立ち去る予定なので自身の拠点に帰った後で良いだろうと着替えながら依頼を終えた後の予定を考える。

 準備も整い、空き家を出る。空き家を出ると窓から差し込んでいた光がより一層まぶしさを増す。目を細めながら伸びをする。ほんの少しだけ体のだるさがとれた気がしたが、依頼の事を考えると再びだるさが戻ってきた。だが、受けた以上終えるまで帰れない。依頼が終わったらしばらく休もうと決め、対象を探す。

 

 しばらく歩いているが、時間が時間なのか人が外にあまりいない。夜と同じくらい静かな空気に流石に出るのが早かったかと思いながらも、速く終わらせたいという気持ちが男の足を動かす。だが、一向に見つからない事に絞り出したやる気も無くなり、椅子になりそうな所に溜息を吐きながら座る。

 座って辺りを見渡すも、やはり見つからない。ハァと溜息を吐きながら、暇なときにでも読もうかと持ってきた本を数冊出し、読み始める。一冊目に選んだ本は目次から興味がそそられる内容ばかりで早く起きるのも偶には良いものだなと感じながらページをめくる。

 

 どれくらいたっただろうか、一通り本読み終え立ち上がると人の気配が増えていた。またも自分の悪い癖が出てしまったことに溜息が零れる。この数日で何回溜息吐いたっけと数えるも全て自業自得によるモノだと分かり、再び溜息が零れる。気落ちしてても仕方がないなと言いながら対象を探す。

 歩いていると空腹を知らせる音が鳴り響く。もうそんな時間かと空を見上げるもあまり実感が湧かなかった。時間間隔が狂ったかと思うも、空腹を満たすために飯屋に向かう。それを後ろからつける人影が一つ。

 

 飯屋に着いた男は適当な所に座り、食事をする。そこに

 

「隣り良いだろうか?」

 

 見上げると少し幼い顔立ちに見える青年が立っていた。

 

「…構わない。」

 

「失礼する。」

 

 と腰を下ろし、青年も食事を摂る。正直他の場所は空いてなかったのかと問いたいところだが、今は空腹を満たすことが先決と考え、先に食べ終え立ち去ればいいと思った矢先に

 

「集中すると周りが見えなくなるタイプなんだな。」

 

 青年が話題を振ってきた。男は青年の発言と昨日のことを照らし合わせた。確証は無いが可能性は無いわけではない。ただ、態々話しかける必要はあるのか、盗んだ本が面白い内容だったと自分への当てつけかとそれを言いに来たわけではないだろうと推測し、狙いは自分の能力をしるためか、それともただの好奇心かどれにしろ余り長い事話したくないので、自分はつまらないと思わせ興味を無くさせるために

 

「…そうか…」

 

 と適当に流すことにした。だが、

 

「それ程になるほどお前の持つ本は面白いのか?」

 

「さぁな…俺に本についてそこまで詳しくないんでね。他のやつに聞いたらどうだ?」

 

「だが、詳しくないお前があれ程ハマる本だ。きっと面白いのだろう。それに俺はお前が読書中何度か声を掛けたが無反応だったぞ。」

 

「(コイツか…)…声を掛けてきたのには気付かなかった。あと読みたければやるよ。」

 

 止まらない質問の嵐。なかには男を探るような質問も。どこかで切り上げたいところだが、下手をするとこの後も噛みついてくるかもしれないと考え、このまま質問に答えていくことにした。

 

「…もういいか?悪いが忙しいからこの辺で終わりにしてくれ…」

 

「では…最後にこの男を探しているんじゃないのか?」

 

 青年が見せてきた一枚の写真は男が探している対象だった。

 

「…要件は?」

 

「場所を変えて話そう。」

 

 そう言った青年は歩き始めた。ついてこいと意味だろう。男はおとなしくその後ろを歩く。

 しばらく歩き続け着いたのは男が使っていた空き家だった。ただ、出る前と違うのは扉の前に見知らぬ人が四人立っていることだ。確かに二人でとは言ってなかったがこの人数は想定外である。

 

「結構かかったね。」

 

「思いのほか話が弾んで忘れていた。」

 

「(…弾むような話はしてないがな)…何をすればいい?」

 

「とりあえず中に入らないか?」

 

「ハァ…了解…」

 

 と本日何度目か分からない溜息を吐きつつも、五人を家に入れる。軽く自己紹介でもするかということであちら側が名乗る。クロロ、シャルナーク、ノブナガ、パクノダ、マチというらしい。正直名乗りたくない。根拠は無いが、何か面倒事に繋がりかねないという考えが男の口を固く閉ざす。だが、閉ざしていては一向に話は進まない。ハァと溜息を吐き、後の事はその時考えるかと諦め

 

「…アラヤ=ローク…」

 

「…では、早速だがこの資料を見てくれ。」

 

 どうやら、アラヤ以外資料に目を通したらしい。ザッと目を通し、資料を返す。アラヤが資料を見終えたところで二手に分かれて行動するらしい。クロロ、パクノダ、マチとシャルナーク、ノブナガ、アラヤのグループで捜索する。

 

「よろしく。アラヤさん?でいいのかな?」

 

「…アラヤでいい。」

 

「よろしく頼むぜアラヤ!」

 

 とアラヤの背中を叩くノブナガ。結構痛いから止めて欲しい。

 

「彼、かなり苦労するタイプみたいね。」

 

「周りにまともな奴がいないんじゃないん?」

 

 酷い言われようである。まぁ、周りにまとまな人間がいない点にしては間違っていないが。このままでは脱線してしまうので強引に二人を連れ出した。残ったのはクロロ達の組だ。

 

「良いの?彼の能力聞くんじゃなかったの?」

 

「それはこれが終わった後と言いたいところだが、あまり詰め寄ると避けられてしまうからな。」

 

「勧誘するの?」

 

 マチの問いにクロロは少し悩んで

 

「…いや、まだ早いな。」

 

 俺たちもそろそろ行くぞ。と歩き出したクロロの後をまだということはいずれは勧誘するのだろうかと思いながら二人はついていく。

 

 

 

「よし。次はあそこの区画を調べてみよう。」

 

 アラヤ達はシャルナークが予め決めていた場所を片っ端から調べていた。調べながらも少し雑談をしたりと退屈にならないよう進んでいく。主に二人がアラヤに質問する形ではあるが。アラヤはなるべく二人の興味を無くすために適当に答える。アラヤの対応にノブナガはつれねえ~なと小突き、シャルナークはアラヤの性格を分析しながら質問を続ける。

 

「アラヤの交友関係はどんなタイプが多いの?」

 

「…変人。」

 

「アラヤも十分変人の域に入ってる思うけどね。」

 

 一番変人なんじゃないのかと酷い言われようである。アラヤ自身まともだと思っているが、誰もまともとは思っていない。特にとある暗殺一家の長男から『歩く変人ホイホイ』と言われている。

 

「雑談もここまでにして、真剣にさがすよ。」

 

「(真剣にって…まぁいいか)少し、いいか?」

 

「お前から話をふってくるとは思わなかったぜ…でどうした?」

 

「単独で行動s「それはなしで」…あそこの人がいるほうに奴はいると思うぞ。」

 

 単独行動しようとしたアラヤを制止したのはいいが、その後の提案に疑問を覚える。確かに民衆に紛れていればこちら側からはどうこうは出来ないがあちらにもデメリットがないわけではない。だからといってこちら側から敢えて行く必要は無い。民衆の中に紛れ込んでいるので出るまで待って、時が来た時にやればいい。そこまで焦る必要は無いのにと思う二人。アラヤからすれば、さっさとやって帰りたいだけである。確かに早く終わって損はないなと納得しアラヤの提案を吞む。

 

「オッケー。じゃあ、アラヤ頼んだよ。」

 

「…行くぞ。」

 

「おお!って走るのかよ!」

 

 てか速やすぎだろ!とノブナガの叫びを背中に受けながら、全力ではないといえかなりのスピードで走るアラヤに驚く二人。

 

「どんだけスピード出してんだよ!」

 

「しかも、あれで全力ってわけでもなさそうだ。…というかこれ俺達が追いついたときには終わってるんじゃないのか?敵がいたらだけど…」

 

「どうする?団長に連絡するか?」

 

 シャルナークは数十秒考えクロロに連絡をいれようとした時、突如辺り一面に響く轟音。音のした方向に目を向ければ5、6mの人型の形をした何かが立っていた。直ぐに敵の能力だと分かり、アラヤが見つけたのだと判断し向かおうとしたが、敵は巨大化した直後膝を着いたのか前に倒れ伏した。あまりの一瞬の出来事に立ち尽くすも直ぐに発生源に向かう。

 行き着いた二人が見たのは倒れているのはどこが顔なのかすら判断出来ない程見るに堪えない有様の敵を無感情な冷たい目線で見下ろすアラヤの姿。実際に見たわけではないが、アラヤが相当な手練れだということは今日のやりとりで実感した二人。アラヤに声を掛けようとしたと同時にアラヤが『円』を展開する。その圏内約半径30m。『円』の展開の速さより圏内の広さに驚く。『円』を広範囲で使える者は疑う余地なく念に長けた実力者であるが、『円』は得意不得意が大きくでるため、範囲が小さいければ弱いとは一概には言えない。

 

「もしかして、まだ広げることって出来るのか!?」

 

シャルナークの弾んだ声に答えるように約50mまで広げる。因みに『円』を50m以上広げることが出来れば、達人の域と言われている。

 

「マジかよ…」

 

「これは凄いとしか言えないね…ねぇ!あっちからクロロ達が来るんだけど、直線的な形にしたりとかはどう!?」

 

 もっと見して!と言うシャルナークに俺は何で『円』なんて使ったのかと後悔しながらクロロ達が来るであろう方向に直線状に変形し延ばす。それに対して他にはどんな事が出来るの!?と詰め寄られる。というか顔が近い。少し後退れば、避けることないじゃないかと拗ねられた。

 

「そりゃあ、そんなにグイグイこられたら避けるだろう。」

 

「ノブナガだってさっきから聞きたそうにしてるくせに…」

 

「それは否定しねぇが、お前みたいにはいかねぇよ。」

 

「どうだか…」

 

 二人が言い合っている間に『円』に三人の気配が入った事を感じ取ると来たぞと報告する。

 

「アラヤのだから大丈夫だぞ!」

 

 とノブナガがクロロ達に声を聞こえる。三人がこちらに来たことを確認すると『円』を解く。アラヤとしては事を済ませたので今すぐにでも帰りたいところである。

 

「…次の仕事があるんだ…もういいか…」

 

 帰りたいがため噓をつくアラヤ。

 

「少しあっちで話さないか?」

 

 クロロからの誘いに遠慮させてもらうと断ったが右腕を掴まれた。どうやら引くつもりはないらしい。急がないといけないんだと言えばそうかと渋々離してくれた。

 

「いいの?」

 

「…あぁ…」

 

「その顔で言われても説得力ないと思うけど…」

 

「でもクロロの気持ちわかるよ。」

 

 アラヤ凄かったなぁと感嘆するシャルナークを後で教えろと言わんばかりの目で見るクロロ。

 

 

 五人が今回の事を残りのメンバーに伝えたことで、残りのメンバーから興味を持たれたとかないとか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…これが例の鞄か…」

 

 敵が巨大化した際に落ちた鞄を遠くの物陰に投げておいた。クロロ達から離れたあとに拾ったのだ。

 

「帰って試してみるか…」

 

 それにしても今回の依頼はあっさり終わったなと少し伸びをする。

 

 

 

 そして、帰って寝るかとアラヤは歩く。

 

 

 

 

 

 

 




主人公 名前 アラヤ=ローク(主のネーミングセンスが…)

    能力 ?

    特技 ?

予定としては 2、3話←ここで調整(出来れば、一話でまとめたい)
        ↓
    クルタ族救済、旅団との戦闘
        ↓
    能力により放浪期間に入る


こんな感じです。調整期間の間で主人公の能力についての話を書きます。

結果、クラピカからは恩人、旅団からは勧誘の対象になります。
クラピカ→主人公←旅団。

旅団の勧誘とは…気に入ったやつを入るまで誘い続けること。←頑張れ主人公!



BLは保険でかけるかも。


    
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