『結論から申し上げます。個性は発現していますが、体がその個性に追いついていない状態です。』
お医者さんのその言葉にお父さんとお母さんはわけがわからない顔をしていた。
僕の名前は
僕の暮らす世界では4歳になるとほとんどの人はそれぞれ特徴の違った特殊能力、『個性』を発現する。実際僕の通う幼稚園でも個性が発現した子がたくさんいた。僕も自分がどんな個性を発現するのか楽しみだった。
でも実際は…
『稀なパターンですが、大変強力な個性のようでして、脳が自動的にストッパーをかけているようです。無理に個性を使おうとすれば体は壊れてしまい、最悪死に至ります。しかしこのまま何もしなければ無個性と同じ生活を送る事になるでしょう。』
お医者さんの説明を聞きお父さんは呆然とし、お母さんは泣いていた。その時、僕は先生にこう訪ねた。
『せんせー、どうすれば個性が使えるようになりますか?』
その質問にお父さんとお母さんは驚いて僕を見た。
『明くんはどんなヒーローが好きかな?』
『僕、悟空が大好きなの!』
『悟空って、ドラゴンボールの孫悟空の事かい?』
『ウン!僕、悟空みたいに地球も宇宙も救えるようなスーパーヒーローになりたいの!』
僕はお父さんとお母さんの影響もあってか、ドラゴンボール、特に主人公の孫悟空が大好きで、家にはマンガはもちろん、アニメ・映画のDVDやBlu-ray、ゲームソフトも全てあり、物心ついたときからそれらに触れていた。特にアニメや映画のDVDやBlu-rayを観るのが大好きだ。
『そうかぁ。ならまずはいっぱい運動して体力を付ける事だね』
『それって、悟空みたいに修行しろってこと?』
『そうだね。たくさん修行すればいつか個性が使えるようになれるさ。』
『わかった。僕いっぱい修行して個性が使えるようになる。そしていつか悟空みたいなヒーローになる!』
それから僕の修行の日々は始まった。まずはスタミナを付けるために走り込みから始めた。毎日毎日、朝から晩までとにかく走りまくった。スタミナがついてからは本格的な筋トレも始めた。お父さんとお母さんは僕のために筋トレの先生もつけてくれた。
個性が使えない事を理由にいじめてくる子も何人かいたが僕は気にしなかった。いつか個性が使えると信じてひたすら修行していた。
そして修行を初めて2年程経過し来月からは小学生という6歳の3月はじめ、僕の家の隣にとある一家が引っ越して来た。
いかがだったでしょう。今まで頭の中で考えていた内容を初めて投稿してみました。今後も毎日ではありませんが投稿していくのでよろしくおねがいします。