悟空の化身のヒーローアカデミア   作:烈光

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お待たせしました。騎馬戦本番です。今回かなりの長文です。どうぞ。


第26話 白熱!騎馬戦

マイク『よォーし組み終わったな!!?準備はいいかなんて聞かねえぞ!!いくぜ!!残虐バトルロイヤルカウントダウン!!』

 

マイク『3!!!』

 

爆豪『狙いは…』

 

マイク『2!!』

 

轟『一つ』

 

マイク『1…!』

 

緑谷『……』

 

明『ふぅ。』

 

マイクSTART(スタート)!』

 

遂に次のステージの出場者を決める騎馬戦が始まった。序盤から拳藤さんの予想通り、緑谷君の騎馬に狙いが集中していた。そして僕達の騎馬には誰も攻めてこなかった。

 

鉄哲『拳藤の予想通りだな。』

 

茨『皆さん緑谷さんの騎馬に狙いを定めていますね。』

 

拳藤『2人共油断しないで!騎馬の動きをよく観察して!明、気の動きはどう?』

 

明『大丈夫。今の所こっちに向かってくる気はないよ。』

 

拳藤『わかった。引き続き気の動きに注意して。』

 

緑谷君の騎馬はいきなり3組の騎馬に襲われていたが、自分から攻める事はせず、攻撃を捌いていった。サポート科の生徒と組んで借りたアイテムを使ったりしていたが、1番驚いたのが影のような物体が攻撃をガードしている事だ。どうやら鳥のような顔の生徒の個性のようだ。

 

鉄哲『緑谷の騎馬、頑張ってるな。』

 

茨『サポート科の生徒と組んだのですね。サポートアイテムを上手く使用しています。』

 

明『それにあの影スゴイよ。自由自在に動き回ってる。まるでジョジョのスタンドみたいだ。』

 

その後緑谷君の騎馬は1人で2人の騎手を背負う騎馬の紫の玉やピンク色の紐状のものを躱し、更に騎馬から離れた爆豪君の攻撃もなんとか影がガードしていた。

 

ちなみに1人の騎馬に2人の騎手というスタイルや騎馬から騎手が離れるのはテクニカルなのでセーフというミッドナイト先生の判定だ。(地面に足がついてたらダメ)

 

鉄哲『騎馬1人で騎手2人なんてズルくねぇか!』

 

拳藤『騎手が騎馬から離れていいなら、明の足でやるかめはめ波もアリか。』

 

明『うん。緊急時の避難に使えるね。』

 

そんな緑谷君の騎馬を中心とした攻防が各所で行われ、開始から3分が経過した。

 

マイク『ヘイ!イレイザー、スタートして3分経ったが、ここまでの感想を貰えるか?』

 

相澤『まあ予想通りの展開だが、正直言ってつまらん。』

 

マイク『つまらんってなんでだよ!みんな盛り上がってるじゃねえか。』

 

相澤『盛り上がってはいるが、誰も野沢の騎馬に仕掛けようとしない。これでは面白みに欠ける。』

 

マイク『そういや、B組は当然としても、A組すら野沢チームに仕掛けようとしてないな。てゆうか、野沢チームスタートして3分経つがその場から一歩も動いてねえぞ!』

 

相澤『おそらく、こうなる事を想定して他の騎馬の動きを観察しているんだ。自分達が攻撃された時の為にな。』

 

マイク『オイオイ、それじゃあますます野沢チームが有利じゃねえか!!』

 

相澤『確かに、無理して自分より格上の相手に勝てない勝負を挑むのは不合理の極みだ。だが、それでは校訓のPlus Ultraの精神に反する。それに作戦や攻め方次第では野沢からハチマキを奪えるはずだ。俺はジャイアントキリングを期待しているんだがな。』

 

マイク『ヘイお前ら!!イレイザーはこう言ってるぞ。誰か野沢チームに挑戦する勇気あるチームはいないのか!!?』

 

マイク先生の実況に他の騎馬が感化されたのか、遂に僕達も動く時が来た。

 

明『みんな、右から来るよ!』

 

さっきの2騎手1騎馬チームが襲いかかってきた。

 

峰田『こうなりゃヤケクソだぁっ!』

 

障子『落ち着け峰田、自暴自棄になるな。』

 

蛙吹『そうよ峰田ちゃん、チャンスは必ずあるわ。』

 

相手は紫の玉を投げながら突っ込んできた。

 

拳藤『こんなもの!』

 

拳藤さんが大拳で紫の玉をはたき落とそうとしたが

 

明『拳藤さんダメだ!ハァッ!!』

 

僕は拳藤さんがはたき落とす前にエネルギー弾で全て撃ち落とした。

 

明『あの紫の玉は1度くっついたら離れない。迂闊(うかつ)に触らないほうがいい。』

 

拳藤『わかった、ありがと明。』

 

峰田『クッソー、このこのこのこの!』

 

明『はあああああああぁっ!』

 

その後も僕は飛んできた紫の玉を連続エネルギー弾で全て撃ち落とした。そして全ての玉を撃ち落としたその時!

 

『シュバ!!』

 

明『うぉっ!?危なっ!』

 

さっき見たピンクの紐がハチマキを奪おうと伸びてきた。が、僕は間一髪で躱す事ができた。

 

蛙吹『ケロッ!もう少しだったのに。』

 

鉄哲『クソッ!さっきも見たけど、あのピンクのロープは一体何だ?』

 

茨『あれは「舌」です。彼女が舌を伸ばしているのです。』

 

明『舌を伸ばすなんて、ヨッシーみたいな個性だな。』

 

蛙吹『私の個性はヨッシーじゃないわ。』

 

そんな事を言いながら彼女は舌を伸ばし続け、そして…

 

『グッ!』

 

明『しまった!』

 

蛙吹『ケロッ!捕まえたわ。』

 

遂に彼女の舌が僕の左腕を捕らえた。

 

障子『いいぞ蛙吹!そのままハチマキを奪ってしまえ!』

 

明『残念だけど、そうはいかないよ。』

 

僕は右手を構え気を集中させて気弾を作った。

 

峰田『ヤ、ヤバイ!?蛙吹、舌戻せ!障子、早く閉じるんだ!』

 

だが時すでに遅し。2人が行動を起こす前に僕はエネルギー弾を発射した。

 

『ドカーン!!!』

 

エネルギー弾は2人の騎手に当たると爆発した。そして同時に左腕に絡まった舌も外れた。

 

明『パワーは抑えておいたから、たいしたダメージはないはずだよ。』

 

障子『峰田、蛙吹、大丈夫か?』

 

蛙吹『ケホッケホッ、大丈夫よ障子ちゃん。あと、梅雨ちゃんと呼んで。』

 

峰田『ゴホッゴホッ!やっぱアイツからハチマキ奪うなんて無理なんだ!2人共、もう1度緑谷を狙おうぜ。』

 

初めての敵からの攻撃をなんとか躱したのも束の間、次は…

 

明『みんな、後ろから気が近付いてきてるよ!』

 

僕の呼び掛けに騎馬の3人はすぐに反応して後ろに振り返った。するとそこには

 

葉隠『嘘!?気付かれないように後ろから忍び寄ったのに、どうしてバレたの!』

 

上半身が透明になっている騎手が乗った耳郎さんのチームが後ろから近付いてきていた。

 

鉄哲『へへっ、残念だったな。明は気を読んで敵の位置を探る事が出来るんだ。いくら透明でも、背後から忍び寄っても、気を消さない限り明にはバレバレなんだぜ。』

 

砂藤『気を消すなんて、俺達に出来る訳ないだろ!』

 

明『(ま、普通そうだよね。僕以外で気を消せる人なんて、“アイツ”しかいないし)』

 

耳郎『チッ!このぉっ!』

 

耳郎さんがハチマキを奪うべく、耳たぶのイヤホンジャックを伸ばしてきた。しかし…

 

『ガキーン!!』

 

鉄哲君がそれをガードして叩き落とした。

 

鉄哲『俺の鋼の体に、イヤホンなんて刺さらないぜ!』

 

耳郎『クソッ!切島と似たような個性か!?』

 

拳藤『それじゃ、またね。』

 

拳藤さんはそう言うと右手を巨大化させて地面を叩き大岩を作り出した。そう、僕との初訓練で使った砕大拳だ。そしてその岩を耳郎さんの騎馬の目の前に放り投げた。

 

葉隠『危ない!?みんな逃げて!』

 

『ガッシャーン!!!』

 

投げた岩は砕け、あたりには破片が舞い散り、土煙が発生していた。そのスキに僕達はその場を後にした。

 

鉄哲『ふう。A組の奴ら緑谷だけじゃなく、俺達にまで狙いを付けてきたな。』

 

茨『500万Pを持つ者の宿命ですね。』

 

攻撃を躱して一息ついていた矢先、今度は…

 

明『ハッ!?みんな左上!』

 

僕は気を読んで左上の方向を見ると、そこには

 

爆豪『悟空野郎!ハチマキよこしやがれ!!!』

 

騎馬から離れた爆豪君が上空から襲ってきた。

 

明『みんな、1度分離するよ。フォローよろしく!』

 

茨・鉄哲・拳藤『はい!/おう!/OK!』

 

僕は騎馬から離れ上空へジャンプした。

 

爆豪『待ちやがれ!!ぜってー逃さねぇぞ!!!』

 

すかさず爆豪君も個性の爆破を利用して追いかけてきた。が、

 

『かーめーはーめー波ぁっ!』

 

僕は足かめはめ波を使い更に上へと上昇した。そして、

 

明『だぁりゃぁ!!』

 

僕は爆豪君に向けて衝撃波を放った。

 

爆豪『ぐわぁ!』

 

衝撃波をまともに受けた爆豪君は真っ逆さまに地上に落ちていった。が…

 

瀬呂『爆豪、危ねぇ!』

 

落下する直前、仲間の騎馬に回収され、なんとか危機を脱した。

 

芦戸『爆豪、大丈夫?』

 

切島『爆豪、空中戦はこっちが不利だ。地上から攻めようぜ。』

 

爆豪『チッ、クソがぁ!』

 

そして僕も

 

明『おーい、茨!』

 

茨『あ、明!』

 

明『悪いけど、回収よろしく。』

 

その声を聞いた茨は髪の毛のツルを伸ばして僕に巻き付け、自分達の所まで引っ張って僕を回収した。

 

明『みんなただいま。それと茨、ありがと。』

 

茨『いえ、大した事ではありませんから。』

 

拳藤『2人共、イチャついてないで集中して!』

 

明『了解!』

 

その後も他の騎馬からの攻撃をなんとか躱し、半分の7分が経過した。

 

マイク『さーて、現在の保持Pはどうなってるのか…7分経過した現在のランクを見てみよう!』

 

1位 野沢チーム 500万435P

(500万435Pのみ)

 

2位 緑谷チーム 500万325P

(500万325Pのみ)

 

3位 物間チーム 1360P

(305P+665P+390P)

 

4位 泡瀬チーム 870P

(450P+420P)

 

5位 取蔭チーム 700P

(210P+295P+125P+70P)

 

6位 轟チーム 615P

(615Pのみ)

 

残り6チームはすべて0P

 

マイク『なっ!なんとポイントがある6チームの内4チームがB組という予想外の展開だぁ!!!?』

 

どうやら物間君の作戦が上手くいっているようだ。物間君は障害物競走の開始前、あえてB組は中下位に甘んじて、ライバルになるA組の生徒達の“個性”や性格を観察しようとクラスのみんなに提案してきた。だが僕はそれを断った。

 

自分の個性はミッドナイト先生のハンデの説明でバレバレだし、どうせ勝負するなら1番を取りたかったからだ。そして物間君の作戦に乗らなかった僕を含めたB組の数名が障害物競走の上位に入賞した。

 

マイク『さァ残り時間半分を切ったぞ!!B組隆盛の中果たしてーー2つの500万Pは誰に(こうべ)を垂れるのか!!!』

 

拳藤『明、あれ見て!八百万だよ。』

 

拳藤さんの言う方を見ると八百万さんが騎馬をしている轟君のチームと緑谷君のチームが対峙していた。

 

明『うわぁ、厄介なチームにいるなぁ。ん?』

 

と、八百万さんを確認した時、上鳴君が気を高めているのを感じた。

 

明『上鳴君何か仕掛る気だ!茨、防御頼むよ!!』

 

茨『任せてください。信仰の盾(フェイスズシールド)!』

 

上鳴『無差別放電・130万(ボルト)‼』

 

思った通り上鳴君は自分の周囲に強力な電力を放出し、近くにいた数組の騎馬を感電させた。僕達は茨がツルで作った盾でガードして、間一髪感電を免れた。

 

拳藤『あ、危なかったぁ。』

 

鉄哲『サンキュー塩崎、助かったぜ!』

 

茨『お礼は後です。皆さん来ますよ!』

 

轟君は八百万さんが創った棒伝いに氷を発生させ、痺れて動けない騎馬を氷漬けにして、ハチマキを奪いながら緑谷君の騎馬に迫っていった。一方、僕達の方も…

 

鎌切『こうなったらクラスとか関係ねえ!明、お前の500万頂くぜ!!!』

 

角取『明、Let's Fightデス。』

 

鱗『宍田、動けるか?』

 

宍田『大丈夫ですぞ鱗氏、我々も500万を獲りに行きますぞ!』

 

柳『唯、個性で氷小さくできない?』

 

小大『ゴメン、無理。』

 

小森『そんなぁ、このままじゃ負けちゃうノコ!』

 

取蔭『こうなったら私1人でも戦うわ。待ってなさい明。あんたの500万もらうからね。』

 

今まで手を出してこなかったB組の騎馬、更にA組の騎馬も何組か僕達に狙いを定めてきた。

 

拳藤『うわぁ、まさに四面楚歌って感じ。』

 

鉄哲『明、太陽拳使ったほうがいいんじゃねえか。』

 

明『太陽拳は最後の切り札だから、ギリギリまで使わないよ。それによく言うでしょ。“切り札は先に見せるな。見せるなら更に奥の手を持て。”ってね。』

 

拳藤『けど、いつまでも使わないでハチマキ取られちゃったら元も子もないんだよ。』

 

茨『お2人共、明を信じて下さい。』

 

鉄哲『塩崎、お前…』

 

茨『大丈夫です。明ならやってくれます。それに明は最強のサイヤ人、孫悟空なのですから。』

 

拳藤『わかった。明、私はアンタを信じる!』

 

鉄哲『俺もだ!絶対500万守り抜いてやるぜ。』

 

明『3人共、ここからが本番だよ!』

 

その後、僕達は敵の騎馬からの猛攻をなんとか掻い潜り、500万のハチマキを死守する事が出来た。そしてゲーム終了まで残り約1分となった頃

 

飯田『トルクオーバー!レシプロバースト!!!』

 

遂に轟君の騎馬が緑谷君の500万のハチマキを奪い取った。

 

轟『よし!次の500万を獲りに行くぞ。』

 

八百万『次の500万って、まさか明さんですか!?』

 

上鳴『正気かよ轟!相手は悟空なんだぞ!迂闊に攻めに行って苦労して取った500万奪われたらどうするんだよ!』

 

轟『わかっている。だが、どうせならトップを取りたい。それに、そのために八百万に創ってもらった「アレ」もある。』

 

上鳴『そうだけどよぉ。』

 

飯田『……獲りに行こう、轟君。』

 

轟・八百万・上鳴『飯田…/飯田さん…/飯田…』

 

飯田『僕だって勝負事なら1番になりたいさ。2人だってそうだろ。だからみんな、獲りに行こう。』

 

八百万『わかりました。皆さん、行きましょう。』

 

上鳴『しゃーねー、付き合ってやるぜ。その代わり、絶対500万死守してくれよ!』

 

轟『ああ!』

 

轟君のチームは僕のハチマキを奪うべく動き出した。そして500万を取られた緑谷君も

 

麗日『よっしゃ!取り返そうデク君!!絶対!!!』

 

緑谷『麗日さん…!!あああああああああ!!!』

 

緑谷君の騎馬も奪われた500万を奪い返すべく、動き出した。そして僕達も…

 

明『残り約1分。みんな、そろそろ切り札を使うよ。フィールドの中央に移動して!』

 

茨・鉄哲・拳藤『はい!/おう!/よし!』

 

僕はフィールドの中央に移動するように3人に指示した。それを見た0Pやポイントの少ない騎馬が僕達を追いかけてきた。

 

マイク『さあ残り時間約1分!フィールドの中央に陣取る野沢チームから500万Pを奪うべく、他のチームが全方位から野沢チームに襲いかかりに行く!!これは野沢チーム、絶体絶命か!!!』

 

相澤『(いや、野沢はあえて中央にいるんだ。それに野沢は騎馬戦でまだあの技を使っていない。おそらくあの技で他の騎馬を一気に動けなくするはずだ。)』

 

明『みんな、他の騎馬をギリギリまで引き付けたらジャンプするから、そうしたら目を閉じるんだ。いいね。』

 

拳藤・鉄哲『おう!!』

 

明『あとスタート前の作戦通り、彼女に注意して。』

 

茨『はい、任せて下さい。』

 

残り時間が経過するとともに殆どの騎馬が僕達に向かって近付いてきた。そして僕達と他の騎馬の距離が約2m位になったところで

 

『今だ!!』

 

僕は合図して空高くジャンプした。そして合図と同時に茨達は目を閉じた。

 

爆豪『マズイ、お前ら目ぇ瞑れ!』

 

切島『な、なんでだよ爆豪?』

 

芦戸『えっ!なになに?何が起こるの?』

 

瀬呂『アイツ、何する気だ?』

 

轟『来るぞお前ら、準備しろ!』

 

八百万『はい!』

 

上鳴『おう!』

 

飯田『轟君、頼むぞ!』

 

『太陽拳!』

 

僕は上空から太陽拳を放った。

 

マイク『おーっと野沢、まもなくゲーム終了のこのタイミングで太陽拳を使ってきた!この光は強烈だ!!』

 

相澤『やはりな。だからわざと中央に陣取って、他の騎馬が近付いてくるのを待っていたんだ。』

 

僕の放った太陽拳により、殆どの騎馬は眩しさで目がくらみ、動けなくなっていた。

 

爆豪『クソッ!お前ら、早く悟空野郎を追いやがれ!』

 

切島『む、無茶言うな爆豪。』

 

瀬呂『こんな状態で動けるわけないだろ。』

 

芦戸『眩しくて何も見えないよ。』

 

緑谷『常闇君、黒影(ダークシャドウ)でなんとかならない?』

 

常闇『無理だ。こんな強力な光の中じゃ、黒影(ダークシャドウ)は動けない。』

 

発目『この光、私の目には強すぎます。』

 

麗日『こ、これが太陽拳。』

 

僕はかめはめ波で制動をかけながら、自分の騎馬に着地した。

 

明『みんな、ただいま。』

 

茨『明、彼女の騎馬は私達の左後方にいます。』

 

明『よし!みんな合図するまでまっすぐ走って。そして合図したら後ろに振り返るんだ。そこで轟君の騎馬を迎え撃つ。』

 

茨・鉄哲・拳藤『はい!/おう!/よし!』

 

僕達はその場を離れ轟君の騎馬を迎え撃つ事に。一方轟君達も

 

轟『お前らいいか、野沢の騎馬に仕掛けるぞ!』

 

飯田・八百万・上鳴『よし!/はい!/おう!』

 

僕の500万を奪うべく動き出した。

 

飯田『みんな、これが彼から500万を奪う最初で最後のチャンスだ。轟君、必ず獲ってくれよ。』

 

轟『任せろ。』

 

轟君の騎馬はハチマキを奪うべく、僕達の騎馬に突っ込んできた。しかし…

 

飯田『ハア、ハア、轟君、獲ったか?』

 

轟『……すまねぇ。』

 

八百万『そんな!太陽拳対策は万全です。なのになぜ?』

 

そう。僕は轟君の攻撃を難なく躱していたのだ。そして予想通り、轟君たち4人はサングラスを掛けていた。

 

明『残念だったね。僕だって推薦入試を受けてるんだ。八百万さんが太陽拳対策に、個性でサングラスを用意する事位、簡単に予想出来たよ。』

 

八百万『そんな、私のサングラスを読んでいたなんて!?』

 

明『ところで、なんでさっきのもの凄いスピードでハチマキ奪おうとしないの?。アレ使えばあっさりハチマキ奪えるんじゃないの?』

 

轟『クソッ!飯田、さっきのもう1度出来るか?』

 

飯田『無理だ。1度レシプロバーストを使ったら、しばらくは使えない。』

 

轟『ちぃっ!』

 

八百万『轟さん、今伝導用の棒を創ります。』

 

八百万さんが騎馬を凍らせる用に使った棒を創ろうとした。だが

 

明『はぁっ!』

 

八百万『きゃっ!』

 

僕は八百万さんが棒を創り終える前に、エネルギー弾を放って棒を破壊した。

 

明『どうやら八百万さんが物を創り終えるよりも、僕が気弾を撃つ方が速いようだね。悪いけど、僕の前じゃ何も創らせないよ。』

 

八百万『そんな!?』

 

上鳴『こうなったら俺の電撃で!』

 

飯田『ダメだ上鳴君!絶縁シート無しで電撃を放てば、僕達まで痺れて動けなくなるぞ!』

 

上鳴『クソッ!これじゃあ八方塞がりじゃねえか!』

 

轟君達は完全に攻め手を失っていた。

 

明『あれ来ないの?来ないなら、こっちから行くよ。はっ!』

 

僕は騎馬からジャンプした。そして

 

『かーめーはーめー波ぁっ!』

 

僕は足かめはめ波を使い、轟君の騎馬に突っ込んだ。

 

轟『クソッ!はああっ!』

 

轟君も迎え撃ってきたが、僕は戦闘はせず、轟君の横を通過しただけで騎馬に戻った。

 

茨『明、あまり無茶しないで下さい!』

 

鉄哲『そうだぜ明、ハチマキ取られたらどうすんだよ!』

 

明『ゴメンゴメン。でも、無茶した甲斐はあったよ。』

 

僕の手にはハチマキが1本握られていた。

 

明『悪いけど、君のハチマキ1本もらったよ。』

 

轟『なっ!?』

 

僕は轟君を横切った瞬間、ハチマキを1本奪っていたのだ。

 

拳藤『明、いつの間に。』

 

轟『くそっ!』

 

轟君が悔しがっていたその時

 

緑谷『あああああああああ!!!』

 

緑谷君の騎馬が500万を奪い返すべく、突っ込んできた。

 

明『みんな、ここは緑谷君達に任せよう。それじゃ、バイバイ。』

 

僕達はその場を後にした。

 

轟『くそっ!お前ら追うぞ!』

 

飯田『待て轟君!彼等より緑谷君達を対処するんだ。』

 

八百万『そうです。今の私達では明さんのハチマキを奪う事は不可能です。それより、緑谷さん達をなんとかしましょう。』

 

轟『くそっ!』

 

上鳴『おい轟、500万は無事なのか!?』

 

轟『心配ない、500万は無事だ。』

 

その後は僕と轟君が持つ500万を奪うべく、激しい攻防が繰り広げられたが…

 

マイク『3・2・1・TIME UP!

 

遂に15分による激闘が終了した。

 

マイク『それじゃ早速、上位5チームを発表していくぜ!!』

 

1位 野沢チーム 500万560P

(500万435P+125P)

 

鉄哲『ヨッシャー!勝ち残ったぜ!!!』

 

拳藤『ふう。なんとか500万を守り抜けた。』

 

茨『神よ、私達をお守りくださり、ありがとうございます。』

 

明『これも3人が協力してくれたおかげだよ。3人共、本当にありがとう。』

 

相澤『やはりこうなったか。野沢のハンデ、もっと厳しいものにするべきだったな。』

 

2位 轟チーム  500万325P

(500万325Pのみ)

 

轟『………くそっ…』

 

3位 爆豪チーム 1360P

(665P+390P+305P)

 

爆豪『だああぁ!』

 

4位 心操チーム 870P

(450P+420P)

 

マイク『4位 泡せ…アレェ!?オイ!!!心操チーム!!?いつの間に逆転してたんだよオイオイ!』

 

心操『ご苦労様。』

 

青山・尾白・庄田『?????』

 

5位 緑谷チーム 685P

(615P+70P)

 

常闇『お前が轟に攻撃している最中、警戒が薄くなっていた頭の方(持ちP)を頂いておいた。緑谷、お前が追い込み生み出した轟の隙だ。』

 

緑谷『常闇君、ありがとう(大泣)』

 

マイク『以上5組が最終種目へ…

進出だああーーーーーーーーー!!

 

凡戸『何が起きたの?』

 

骨抜『泡瀬、いつの間にハチマキ取られたんだ?』

 

泡瀬『わからない。気が付いたらハチマキを取られていた。』

 

吹出『勝ち残れると思ったのに。』

 

泡瀬君たち4人はいつの間にかハチマキを取られていた事に呆然としていた。

 

マイク『1時間程昼休憩挟んでから午後の部だぜ!じゃあな!!!オイ、イレイザーヘッド、飯行こうぜ…!』

 

相澤『寝る』

 

こうして大熱戦の騎馬戦が終了した。

 

               〜続く〜   




第26話いかがだったでしょう。今後の進行上、原作とは違い上位5チームをトーナメントに進出させました。あと、色々と突っ込むところがあると思います。
茨の「電撃をツルの盾でガードする」に関してはアニメのトーナメントでツルの盾で電撃をガードしているので問題ないと思いますが、なにか気になる点があるようでしたらコメント下さい。修正・もしくは削除します。次回もお楽しみに。ご意見・ご感想お待ちしています。

PS.読者のコメントを元に加筆訂正しました。よろしければ読み直して見て下さい。
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