悟空の化身のヒーローアカデミア   作:烈光

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大変お待たせいたしました。29話です。相変わらず戦闘描写は苦手です。駄文ですがよければ読んで下さい。どうぞ。


第29話 明 対 鉄哲

マイク『さあさあ、長かった1回戦も残すところあと1試合!この試合でベスト8が出揃うぞ!!早速行くぜ!!!まずは…

 

その鋼の肉体で如何なる攻撃もはね返す!?ヒーロー科鉄哲徹鐵!VS、満を持しての登場!悟空の個性を持つ男!!ヒーロー科野沢明!!』

 

マイク先生の紹介の下、僕達は武舞台に上がった。

 

ミッド『では鉄哲君、ハンデはどうする?』

 

鉄哲『要りません。明とは手加減無しで勝負したいですから。』

 

ミッド『分かったわ。では野沢君、ハンデ無しで自由に技を使って構わないわ。』

 

明『はい、分かりました。』

 

マイク『それじゃ行くぜ!BATTLE…START!!!

 

鉄哲『いくぜっ!!』

 

開始早々鉄哲君は個性のスティールを使い僕に突っ込んで来た。

 

そして僕に体当たりを放ち、続けてパンチを連発してきた。

 

明『はあああああっ!!』

 

僕は全ての攻撃をガードし、お返しとばかりにスラッシュダウンキックや激烈連脚など蹴り技を中心に攻撃した。が、鉄哲君は個性のスティールを使い全ての攻撃をガードした。

 

そんな攻防がしばらく続いた後、僕達は一旦間合いを取り、睨み合っていた。

 

明『さすが、修行しただけあって初訓練の時よりもパワーもスピードもアップしてるね。でも防御にもスティールを使って大丈夫なのかい?』

 

鉄哲『お前相手じゃ生身で防御しても無駄だからな。それより、お前も本気出したらどうだ。』

 

明『なら遠慮なくいくよ…界王拳!

 

マイク『おーっと野沢、遂に界王拳を使ってきたぞ!』

 

相澤『入試の時点では1.5倍と2倍が使えると言っていたが、今は…』

 

僕は界王拳2倍を使った。後の事も考えて3倍以上は切り札として取っておきたいからだ。だが、

 

鉄哲『明、俺は本気を出せと言ったはずだぜ。』

 

明『えっ?』

 

鉄哲『今使ってる界王拳は2倍だろ。お前は体育祭までの2週間、20倍の重力の下で修行してきた。だったら3倍界王拳も使えるんじゃないのか。』

 

明『…』

 

鉄哲『俺は全力でかかってこいって言ったはずだぜ。それとも、使った反動でしっぺ返しをくらうのが怖いのか?』

 

鉄哲君の発言を聞いたA組の生徒や観客、警備に来ていたプロヒーロー達はみんなザワザワしていた。

 

砂藤『20倍の重力の下で修行だって!?』

 

瀬呂『本当に悟空みたいな修行やってんだな。』

 

切島『鉄哲の2倍にも驚いたけど、20倍かよ…』

 

そして鉄哲君の挑発を聞いた僕も覚悟を決める事にした。

 

明『わかったよ。本当は温存しておきたかったんだけど、そこまで言われたら使わない訳にはいかないね。』

 

僕は上半身の服を脱ぎ捨て裸になった。

 

葉隠『す、スゴイ!!』

 

峰田『何だよあの体、あれが高校1年の体かよ!?』

 

そして目を瞑り意識を集中させた。

 

明『カラダもってくれよ!!3倍界王拳だっ!!!!!

 

僕は3倍界王拳を使うため気を高めていった。

 

明『だあああああああああああああっ!!!』

 

そして徐々に筋肉が盛り上がっていき、体中から凄まじい勢いで蒸気を発していた。

 

マイク『お、おい野沢の奴大丈夫かよ。筋肉がどんどん発達していくし、体中から煙出てるぞ。』

 

相澤『3倍界王拳を使おうとしてるんだ、当然だ。原作では悟空が使ってその反動でダメージを負っているが、鉄哲の言うとおり20倍の重力の下で修行したのならば、もしかしたら…』

 

そしてしばらく時間が経ち、僕は界王拳を3倍まで上げ終えた。

 

明『待たせたね。これがお待ちかねの3倍界王拳だよ。』

 

会場にいる全ての人は3倍界王拳を使った僕の姿を見て驚愕していた。

 

緑谷『あ、あれが3倍界王拳…』

 

麗日『か、か、カッコいい!!』

 

八百万『私達は気を感じる事は出来ませんが、明さんの物凄いパワーが伝わってきますわ。』

 

上鳴『あんなの勝てっこねえよ!!!』

 

爆豪『ケッ!!』

 

轟『……』

 

A組の生徒はみんな思い思いの事を口にしていた。そして鉄哲君も

 

鉄哲『(ス、スゲェ。2倍と3倍でこんなに違うのかよ。)ようやくか。さあ、どっからでもかかってきやがれ!!!』

 

明『それじゃあ…』

 

僕は腰をかがめ、クラウチングスタートの体制になった。そして

 

明『よーい……ドン!!!!!

 

僕は合図と共に鉄哲君に突っ込んで行った。

 

常闇『は、速い!』

 

尾白『消え…た?』

 

あまりのスピードにほとんどの人には僕が消えたように見えていた。

 

明『だりゃあぁぁぁ!!!』

 

鉄哲『ぐわぁっ!』

 

僕は鉄哲君の横っ面に肘打ちを打ち込んだ。

 

吹出『あれはまさか、メテオコンビネーション!?』

 

角取『そうデス、間違いありません!』

 

小森『ポニーと吹出、明が使ってる技がわかるノコ?』

 

角取『ハイ!あれはメテオコンビネーションと言って、天下一武道会で悟空がピッコロに使った技デス。』

 

吹出『クラウチングスタートの体制からよーいドンの掛け声と共に相手に突撃して、まずは顔面に肘打ちを打ち込む。次に…』

 

明『だだだだだだだ!どりゃあ!!』

 

吹出『物凄いスピードで連続でキックを放ち、そして…』

 

明『だありゃあっ!!!』

 

ズドン!

 

鉄哲『が…はっ…』

 

角取『強烈なbody blowを叩き込みます。そしてfinishに、』

 

明『ふっ!』

 

僕は鉄哲君の真上に飛び上がった。

 

相澤『いかん!セメントス、鉄哲を守れ!!』

 

僕が何をするか察した相澤先生はセメントス先生に鉄哲君を守るように指示し、それを聞いたセメントス先生は鉄哲君をセメントで覆い尽くそうとした。それでも僕はお構いなしに

 

明『かー、めー、はー、めー…

 

口田『!?』

 

障子『お、おい、本当に打つのか!?』

 

芦戸『しかも3倍界王拳の状態で!?』

 

明『波ああっ!!!

 

僕は鉄哲君にかめはめ波を打ち込んだ。

 

ギュイーーーーーーーーーン!

 

鉄哲『あああああああああああああっ!』

 

ドガーーーーーーーーーーン!

 

かめはめ波は動けない鉄哲君に直撃し、爆風が会場全体を襲った。そしてかめはめ波を打ち終えた僕は武舞台に着地した。武舞台には大きなクレーターが出来ており、その中心で鉄哲君は気絶しているようだった。

 

明『ミッドナイト先生、お願いします。』

 

僕はミッドナイト先生を呼んで鉄哲君を見てもらうことにした。

 

ミッド『野沢君、いくらリカバリーガールがいるからって、最後のかめはめ波は流石にやりすぎよ!』

 

明『すいません。でも打つ前にセメントス先生が鉄哲君を守るのが見えましたし、それにかめはめ波を打つ直前に3倍界王拳は解除しましたから。』

 

ミッド『あらそうだったの。ではこの勝負…』

 

明『あ!待ってくださいミッドナイト先生、1つお願いが。』

 

僕はミッドナイト先生に耳打ちしてある事をお願いした。

 

ミッド『わかったわ。それじゃあ…ワン、ツー、』

 

そう、僕はミッドナイト先生にカウントを数えるよう頼んだのだった。せっかくメテオコンビネーションを使ったのだし、できるだけ原作を再現したかったからだ。

 

ミッド『スリー、フォー、ファイブ、シックス、』

 

観客『セブン、エイト、』

 

途中からミッドナイト先生につられて観客達も一緒にカウントをしだした。

 

観客『ナイン、』

 

そしてミッドナイト先生や観客達が最後の“テン”をコールしようとしたその時!

 

鉄哲『まだだ!!!!!』

 

目を覚ました鉄哲君が大きな声を出して叫んだ。

 

鉄哲『明、おっ、俺はまだ負けた訳じゃねえ!ミッドナイト先生、ま、まだやれます、戦えます!』

 

そう言いながら鉄哲君はクレーターを登り、武舞台に戻ってきた。

 

明『驚いた。確かにセメントス先生が守ったし3倍界王拳も解除したけど、かめはめ波をまともにくらってまだ立ち上がってくるなんて。』

 

鉄哲『ハァハァ、明、勝負はこれからだ!行くぞ!!』

 

そう言って鉄哲君は僕に向かって走ってきた。だが、

 

『バタン!』

 

体力の限界を迎えた鉄哲君は走っている途中で倒れ込み気絶してしまった。

 

ミッド『鉄哲君戦闘不能により、勝者、野沢君!』

 

ミッドナイト先生により僕の勝利が宣告された。僕は鉄哲君を担いでリカバリーガールの所へ行く事にした。僕達が武舞台から退場する際、観客席では僕の3倍界王拳やかめはめ波の威力の事、鉄哲君の耐久力の事等で盛り上がっていた。一方でA組の生徒は…

 

青山『スゴイ☆。』

 

耳郎『順当に行けば轟・飯田・常闇・爆豪の誰かが決勝で戦うんだよなぁ。』

 

峰田『あんなの悟空本人じゃねえか!悟空相手にどうやって勝つんだよ!』

 

蛙吹『ケロ?緑谷ちゃんどうしたの?体震えてるようだけど大丈夫?』

 

緑谷『だ、大丈夫。ただ今の試合の事をノートに取りたくてウズウズしてるだけだから。』

 

飯田『落ち着け緑谷君、後で録画した試合の映像を見ればいいじゃないか!』

 

切島『でも、かめはめ波をくらっても立ち上がった鉄哲も大したもんだぜ。』

 

と、思い思いの反応をしていたようだ。

 

〜リカバリーガールの出張保健所にて〜

 

RG(リカバリーガール)『これで大丈夫。(じき)に目が覚めるよ。』

 

明『ありがとうございました。では、僕はみんなのところに戻りますね。』

 

RG『お待ち。お前さんは大丈夫なのかい?短時間とはいえあんな体に無茶な技を使ったんだ。使った反動のダメージがあるんじゃないのかい?』

 

明『大丈夫です。多少痛みはありますが我慢できない程じゃありませんから。』

 

RG『そうかい、だが無理するんじゃないよ。辛くなったらいつでも私の所へおいで。』

 

明『ありがとうございます。それでは、失礼します。』

 

僕は鉄哲君をリカバリーガールに任せて保健所を出た。リカバリーガールに言った通り確かに3倍界王拳を使った反動の痛みはある。だが初めて3倍界王拳を使った時と比べたらたいした痛みではない。たった2週間とはいえ20倍の重力下での修行の効果はしっかり出ているようだ。その後僕はクラスメイトのいる観客席に戻った。

 

明『みんなただいま。』

 

茨『お帰りなさい明。1回戦突破おめでとうございます。』

 

明『ありがとう、茨。』

 

取蔭『明、鉄哲は?』

 

明『リカバリーガールの所で休んでるよ。(じき)に目が覚めるって。』

 

柳『そう、それなら安心ね。』

 

角取『明、さっきのメテオコンビネーションとてもカッコよかったデス。』

 

吹出『ホントホント。明の事が本物の悟空に見えたよ。』

 

明『2人共、ありがとう。』

 

泡瀬『ところで明、3倍界王拳使って体は大丈夫なのかよ?』

 

回原『そうそう、しっぺ返しのダメージ受けてるんじゃないのか?』

 

明『それなら大丈夫。多少痛みはあるけど我慢出来ない程じゃないから。』

 

円場『そうか、それなら拳藤との勝負も心配ないな。』

 

明『うん。拳藤さん、約束通り1回戦突破したよ。』

 

拳藤『ああ。明、今度は私がアンタにリベンジする番だ。鉄哲の分までやってやるからね、見てなさい!』

 

明『うん。僕も拳藤さんとの勝負を楽しみにしているよ。』

 

こうしてシード枠を含む1回戦が全て終了し、準々決勝に進出する8人が出揃った。

 

次回準々決勝、これまでよりもさらに熱い試合が展開される。

 

30話に続く




29話いかがだったでしょう。まずは3ヶ月近く更新が遅れてすいませんでした。仕事などのこちらの都合で遅くなってしまいました。そして本文ですが、メテオコンビネーションを入れたいという思いは最初からあったのですが、他の戦闘描写がものすごくあっさりしてしまいました。文才のない自分が情けないです。それでも、この後書きまで読んで下さった方には本当に感謝しています。こんなド素人の駄文を読んでくださりありがとうございます。次回もお楽しみ。ご意見・ご感想お待ちしています。
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