今更始めるポケモンBW 作:雨上がり
「なんですか?これ」
マコモさんの研究室に行くと謎の機械の前に案内された。
そして私は手渡された器具を見る。
「感謝の気持ちとしてC-GEARを使えるようにしてあげるね」
マコモさんはそう言うとライブキャスターにコードをつないで何やら操作を始める。
「無線とか通信に関係するデバイスよ」
これって通信交換とかゲーム要素だよね、多分。
通信機能を拡張するものに置き換わってるのか。
「さて、次はゆめのけむりを使った研究について説明するけどもうちょっとだけ付き合ってね」
「それがそこにある機械なんですね」
視線の先、ベッドとよくわからない機械が融合した何かが存在感を放っている。
「そう!これはゆめのけむりの力を使って眠っているポケモンの記憶を取り出せるようになったの!」
「は?」
なんかとんでもないこと言ってない?
マ○リックスみたいな事にならない?もしくはSA○とか。
「そこからトレーナーのレポートを集められるの!」
「更に更に!眠ったポケモンの夢がイッシュ地方のどこかで現実になるの!」
「わぁー」
ポケモンってこういうファンタジーなものだったっけ?
いやポケモンの存在自体がファンタジーか。
その後もC-GEARの素晴らしさについて熱く語られたけど結局全然わからなかった。
レポートをパソコンで送ればいいって言っていたから今度やってみよう。
「明日にはシッポウシティに向けて出発しようかな」
サンヨウシティとシッポウシティを繋ぐ3番道路。
多分今回は少し距離があるから野宿かもしれない。
一応バッグには謎技術で圧縮されたテントと寝袋が入ってる。
「食べ物も買っとかないと……」
ポケモンセンター内のショップを回り、とりあえず3日分の食料を用意する。
まあまあ重くなっちゃったけどなんでこのバッグの見た目変わらないんですかね……。
ということでサンヨウシティを抜けてシッポウシティを目指そう!
情報によると次のシッポウシティには博物館兼ポケモンジムがあるらしい。
で、そこのジムリーダーがノーマルタイプ使いらしい。
手持ちには格闘技使うポケモンはいないけどしっかり鍛えてから挑もうと思う。
それではサンヨウシティに別れを告げて、
「さて!行きましょうか!」
「レインストップ!」
踏み出した足は空中で停止した。
片足上げたままくるっとターン。
チェレンがやってきた。
2日会わなかっただけでもなんか久しぶり感ある。
「トライバッチを持つもの同士、どちらが強いか確かめるよ」
「チェレンもジム突破したのね。おめでとう!でも私は負けないわ!」
私はヒヤップを、チェレンはポカブを出す。
「僕の相手はコーンさんだったからね、ヒヤップとの戦闘はもうなれたさ!」
チェレンが選んだポケモンはポカブのほのおタイプ。
したがってサンヨウジムの相手はみずタイプ使いのコーンさん。
それを突破したと言うなら私のヒヤップでも分が悪い?
「ヒヤップ「みずでっぽう」」
「ポカブ「ひのこ」」
ポカブの放ったひのこがみずでっぽうに当たったことで辺りが真っ白になる。
「水蒸気の煙⁉」
「ポカブ!「ひのこ」」
視界が悪くてどうなっているのか分からない。
どうするか……
「ヒヤップ!地面に向けて「みずでっぽう」!」
「何を⁉」
水圧でヒヤップの身体が持ち上がり煙を抜ける。
狙い通り!
「「みずでっぽう」!」
「まさか……そんな戦いをするとは。ポカブ戻れ。チョロネコ!」
上からのみずでっぽうに為す術もなくポカブは倒れた。
「コーンさんとのときはこれでいけたんだけどね」
「私はコーンさんじゃないからね」
コーンさんがどんな戦い方をするのか知らないけど私は私のやり方で勝ちに行く!
「まあレインはレインだしね。僕の知識があればポケモンの力を引き出せる!チョロネコ!「ひっかく」だ!」
「「いあいぎり」で応戦して!」
マコモさんにもらったひでんマシンを使ってヒヤップにいあいぎりを覚えさせていた。
因みにヨーテリーにふるいたてるを覚えさせた。
ひっかくよりも威力の高いいあいぎりでチョロネコを圧倒する。
「ヒヤップ!そのまま攻撃の手を緩めないで一気に決めるよ!「みだれひっかき」!」
ヒヤップの連続攻撃の前にチョロネコは手も足も出ず勢いのまま勝利した。
「チョロネコ⁉何故……バッチの数は変わらないのに⁉」
「バッチだけじゃないでしょ?トレーナーの強さはさ」
「……戦い方の違いか」
今回も私の勝ち。しかもヒヤップだけでチェレンのポケモン2体を相手できるとは。
ヒヤップ強い……。タイプ相性もあるけど。
「僕もまだまだだな……僕はこのままシッポウシティを目指すよ。レインは?」
「私は……
「どけ!どけーッ!」
きゃあ⁉」
サンヨウシティの方から駆けてきた人に突き飛ばされる。
恥ずかしい声が出ちゃった……。
なんだよ「きゃあ⁉」って……。
「痛った……」
「レインッ!大丈夫⁉なんだよ今の……?」
チェレンが手を差し伸べてくれる。
うん。イケメンかよ。
その手を取り立ち上がる。
「待てーッ!」
「?ベル?どうして走ってるの?」
さっきの奴らが来た方から小さい女の子を連れながらベルも走ってくる。
その顔はいつになく必死な顔だ。
「ねえ!今の連中どっちに向かった?」
息を切らしながらもそう聞いてきたベルに何か良くない予感がした。
最近の思考回路。
タブンネが出るようになったからレベル上げしたい。
でもストーリー的にまだ進化させたくない。
けどレベル的には進化させないとジム戦もキツくなる……(最初に戻る)
ついさっきの思考
よし。進化させっか。