今更始めるポケモンBW   作:雨上がり

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やばいので短め。


タッグバトル

 

「さっきの連中どっちに向かった⁉」

 

「あっちだけど……」

 

「ありがと!」

 

「待ってよベル!どうして走ってるのさ?」

 

 

 すぐさま走り出そうとするベルを2人で止める。

 

 

「ああもう!なんて速い逃げ足なの!!」

 

「……おねえちゃん……あたしのポケモン?」

 

「大丈夫!大丈夫だから泣かないで!!」

 

 

 ベルの後を着けていた女の子が涙目でベルにすがる。

 それに「あたしのポケモン」……ってまさか⁉

 

 

「あのねベル、だからどうして走ってたんだ?」

 

「聞いてよ!」

 

「まさかだけどベル……その子のポケモンさっきの奴らに……」

 

「そう!この子のポケモン取られちゃったのよ!」

 

「それを早くいいなよ!」

 

「チェレン!私たちでポケモンを取り戻すよ!」

 

 

 ポケモンを奪うだなんて……さっきの連中まさかプラズマ団?

 

 

「ベル!きみはその女の子のそばにいてよ。僕たちでなんとかする」

 

「おねーさんに任せといて、すぐに取り返してくるから!ベル!頼んだよ!」

 

「うん!」

 

 

 私は女の子の頭を優しくなで安心させベルに託した。

 

 チェレンの後に続き追いかける。チェレンのほうが足速いから置いていかれないように。

 

 

「レインあいつらここに入っていったよ」

 

 

 洞窟入り口についた。

 中は暗くて見えないがチェレンの言う通りにここに逃げたのだろう。

 

 

「行きましょ」

 

 

 チェレンのあとに続く。

 やっぱりいた。

 灰色頭巾ことプラズマ団が。

 

 

「女の子から奪ったポケモンを返しなさい!」

 

「あんな子供にポケモンは使いこなせない。それではポケモンが可哀想だろ?」

 

「レイン……こいつら話が通じない。面倒な連中だね」

 

「お前らのポケモンも同じ、我々プラズマ団に差し出せ……というか奪ってやるよ!」

 

「ツタージャお願い!」

 

「レイン!そっちは任せるよ!」

 

 

 相手がバラバラに襲ってきたからこっちも二手に分かれる。

 

 

「ツタージャ「つるのムチ」!」

 

「ミネズミ!「たいあたり」」

 

 

 ツタージャも怒っているのかいつもより技のキレが良い。

 

 

「「つるのムチ」で薙ぎ払え!」

 

「ぐぅ⁉何故だ!何故正しき我らが負ける⁉」

 

「あんたらが正しくないからに決まってるからでしょ!」

 

「流石レイン。あっという間だね」

 

「そう言うチェレンもね」

 

 

 お互いに勝利したらしい。

 私のほうがちょっとだけ早かったけど。

 

 

「さああの子から奪ったポケモンを返しなさい」

 

 

「返す必要はないぜ!」

 

 

 洞窟の更に奥から大声が響く。

 

 

「大変だよな。理解されないばかりか邪魔されるなんて」

 

「相手は2人我々も2人……こちらの結束力を見せつけ我々が正しいことを教えてやるよ」

 

 

 奥から2人のプラズマ団がやってくる。

 

 

「まだいたとはね……それにしてもポケモン泥棒が開き直りか」

 

「チェレン。私たちだって長い付き合いでしょ?コンビネーションでは負けない」

 

「まさか初タッグがこんな形で実るなんてね!ポカブ!」

 

「思い知らせてやるんだから!ツタージャ頼んだよ!」

 

 

 相手はミネズミ2体。

 本来なら一体ずつ分けて戦うけどタッグバトル。サポートしあう。

 

 

「ポカブ!「ひのこ」!」

 

「ツタージャ!「つるのムチ」!」

 

「「ミネズミ「かみつく」!」」

 

「チェレン合わせて!「つるのムチ」!」

 

 

ミネズミ2体を中心に囲うようにつるのムチで誘導していく。

 

 

「そういうことか!「ひのこ」を連射だ!」

 

 

つるによって逃げ場を失ったミネズミたちにひのこが当たっていく。

 

 

「僕たちのタッグを相手にするには弱かったみたいだね」

 

「ポケモンを返しなさい」

 

「クッ……オレたちはポケモンを開放するため愚かな人間どもからポケモンを奪っていくのだ!」

 

「本当に面倒な連中だ。どんな理由があろうと人のポケモンを盗っていい訳ないよね?」

 

「お前たちのようなポケモントレーナーがポケモンを苦しめているのだ」

 

「どうしてポケモンを苦しめていることになるのか全く理解できないね!」

 

「……今回はここで引く。だがいつか自分の愚かさに気づくんだな」

 

 

 プラズマ団は女の子のポケモンを置いて逃げていった。

 

 

「ポケモンの能力を引き出すトレーナーがいる。トレーナーを信じてそれに応えるポケモンがいる。これでどうしてポケモンが可哀想なのか」

 

「やっぱり変だよね」

 

「さてポケモンを返しに行こうか」

 

「そうだね」

 

 

 私たちは洞窟を後にした。




何がやばいというと3DSがやばい。

3DSの寿命が来てしまいました。
電池の膨張という形で。過充電だったぽい。
ちょっと爆発とか怖いんで3DSを封印します。

毎日1話を心がけてたけどちょっと休みをいただきます。
具体的には新たなDSを手に入れるまで。

因みに作者のDSは紛失、3DSは寿命。
任天堂では3DS本体の修理はもうやっていないとのこと。

中古で新しく買います。
結構長く使ってたからショック。

今3DSを分解してパソコンでもゲーム出来るようにならないか画策してる。
まあ技術も知識もないから当分無理だけど。
有識者の方、技術とか知識あったら教えて下さい。

追記
なんやかんやありまして。
リチウム電池を購入することにしました。
開けてみたら思ったより被害が小さかったからセーフでした。
電池が届き次第再開できそうです。
具体的には8月中には再開出来るかと。

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