今更始めるポケモンBW 作:雨上がり
DSの電池交換したので復活しました。
唐突ですけどオリキャラ出します。
「レイン!本当にありがとうね!」
「お姉ちゃんありがとう!」
「どういたしまして。その子と仲良くするんだよ?」
「うん!」
プラズマ団から女の子のポケモンを取り返した。
チェレンったらポケモンを返したらすぐに「じゃあ、僕は先に行くから」なんて行っちゃった。
恥ずかしかったのかな?
「レイン!あなたと友達で本当に良かった!あ、私この子家まで送ってくるね!」
「バイバーイ!!」
「またね」
さてと……シッポウシティまではあと2、3日ってところかな。
私も戦力増強したいし頑張りますか!
〜少女特訓中〜
「ツタージャ!『つるのムチ』!」
あれから私はチェレンと行った洞窟、通称「地下水脈の穴」で鍛えていた。
今も岩のような見た目のポケモン、ダンゴロと戦っていた。
ちなみにあいも変わらずノーコンなので足の遅いダンゴロにすらボールはかすらなかった。
つるのムチでの拘束はあくまで最終手段として残しておきたい。
「ツタージャやったね!いい感じだよ♪」
進化まではまだ至ってないけど徐々に技の威力が上がっている。
ツタージャもやる気十分だ。
「さてと……」
「お前トレーナーだろ?」
「⁉誰?」
後ろから声をかけられた。
薄暗い洞窟からこちらに歩いてくる。
「俺はカイト。カイトさんと親しみを込めて呼んでくれていいぜ」
茶色のジャケットを羽織った男。チェレンよりちょっと背が高そう。
カイトと名乗った男はギラついた笑みを浮かべてる。
「私に何か御用ですか?」
「いやー人探しをしてたんだが面倒くさくなってな。やめたから暇になったんだ」
いや、人探しはそう簡単に諦めちゃ駄目だろ……。
カイトという男は割といい加減な性格らしい。
「暇だったからこの辺で適当にバトってたらお前が居たわけ」
「はあ、そうなんですか」
「お前トレーナーだろ?ちょっとバトルしてくれよ」
「別にいいですけど……」
私がそう答えるとカイトさんはその笑みを深めた。
ギラついた目が私を射抜き、ちょっとだけ怖かった。
「まあこんなところで鍛えてるってことはお前まだまだ駆け出しだろ?ハンデやるよ」
「むぅ……駆け出しなのは事実ですけどムッと来た」
言ってくれる。駆け出しでもやれるってところ見せてあげるんだから!
ワザとかわからないがいちいち苛つくような言葉で挑発してくる。
この上から目線が嫌だ。実際年上だろうけども。
「ならお互い1匹ずつで勝負しましょう」
「俺は別に1対お前の手持ち全部でも構わねえんだが」
「私の意地です。あと私の名前はレイン!お前って名前じゃねーです」
「そっか。じゃあレイン一戦やろうぜ」
お互いに離れる。
「お願いツタージャ!」
「行け。ギガイアス」
カイトさんが繰り出したのはギガイアス。
ダンゴロの最終進化のいわタイプ。
対する私はお馴染みツタージャ。実はついさっきまでヨーテリーとヒヤップのレベル上げ作戦をやってたから休ませてあげないといけないのだ。
「先行は譲ってやるよ」
「ツタージャ!相手は強敵だけどタイプ相性はいいから!『つるのムチ』」
くさタイプの技であるつるのムチはいわタイプには効果が抜群。タイプ相性を付けば苦戦はしても戦えるはず!
ヒット・アンド・アウェイ方式で削る作戦を考えた。
「ギガイアス受け止めろ」
「なっ……」
そんな私の作戦は一瞬で潰えた。
まだツタージャのレベルが低いとはいえタイプ相性が悪いつるのムチを食らってもギガイアスは無傷でそこに居た。
「そんな……」
「ふん……大したことねえな」
「ま、まだだよ!ツタージャ!連続して『つるのムチ』!」
ギガイアスの防御が高すぎて攻撃が全然入ってない。
今もバシバシとムチをしならせて迫るが効果は薄い。
「まあダメージ入らないとはいえ殴られっぱなしは癪だしな。ギガイアス『いわなだれ』」
「ツタージャ!『つるのムチ』で壁際まで飛んで!」
ツタージャが居た場所に大きな岩が幾つも降り注ぐ。
ツタージャの動きが一瞬でも遅かったら生き埋めになっていたかもしれなかった。
「ほー、指示に対する反応速度は一流レベルだな。信頼されてんな」
「それはどうも!」
攻撃力が足りない……なら!
「ツタージャ『せいちょう』」
せいちょうは攻撃と特攻を高める。
ギガイアスは動きが遅いしカイトさんもあんまり攻撃の指示ださないから隙きをついてバフを積む。
「ふむ……判断能力もなかなか……まあ、足りないけどな。『ストーンエッジ』」
「ッ⁉ツタージャ躱して!」
「遅えよ」
ギガイアスが大きく地面を踏みしめると青いエネルギーを纏った尖った岩が連続して飛び出しツタージャに迫る。
回避行動を取るもツタージャは間に合わず為す術なく弾き飛ばされる。
「ツタージャ⁉」
壁まで飛ばされたツタージャに駆け寄る。
レベル差がありすぎる。たった一撃でツタージャはかなりのダメージを負ってしまった。
「ッ⁉ツタージャ無理しないで!」
傷つきながらもツタージャは立ち上がった。
「ほぉーあれを耐えるか。まあいい。トドメだ」
……駄目だ。次に攻撃を食らったらツタージャが持たない
「『ロックブラスト』」
「ッ!駄目ッ!」
気づいたら体が勝手に動いていた。
ツタージャを抱きかかえギュッと目を瞑る。
「!あの馬鹿ッ!ギガイアス止めろ!」
カイトさんが叫ぶが遅かった。
ギガイアスから放たれた岩は真っ直ぐとこちらに飛んできたのだろう。
一瞬体が浮いたような気がして私は意識を失った。
やっちまった。
正直そう思った。
「正直俺は思ったさ。ロックブラストやる必要あったか?ってな」
カイトは思考する。
あのとき何が起きたのか。
「まさか抱えられた状態から蔓で迎撃するとはな。大したやつだぜ」
カイトはそう言うと倒れて戦闘不能になったツタージャのもとに歩いていった。
ツタージャは洞窟の地面に力なく横たわっている。
ストーンエッジでかなり体力を消費していたのでロックブラストの余波でダウンしていた。
「すげえよ。お前。主人を守りきりやがった」
ツタージャの傍らでは蔓の繭に包まれ意識を失っていたレインがいた。
カイトが軽く見ても怪我はなさそうだ。
「ん、ああ俺だ俺。……あ?今どこかだって?知らん。どっかの洞窟」
カイトのライブキャスターに連絡が入り一先ずレインをそのまま横たわらせて通話をつなげた。
俺俺で通じてる辺り親しい相手らしい。
「あいつが気になってた奴とバトルしたぜ。……俺が負けるわけないだろ。まあ将来性はあるがな。それでも俺には勝てんだろうが。計画の邪魔にはなんねーよ」
そのまま幾つか言葉を交わし通話を切るとジャケットから回復の薬を取り出しレインの手元に置いた。
「じゃあなレイン。今度あったらまたバトルしようぜ」
カイトはレインを放置して洞窟から出ていった。
というわけで新キャラのカイトさんです。
ゲーム同時進行なんですけどゲーム内で負けたくなかったのでここでレインさんには敗北をあげようかなと。
初めての敗北です。多分そうだよね?
次回はレインのその後と手持ちの増加ですかね。
もう1匹捕まえてあるので登場させることができればなんて。