今更始めるポケモンBW   作:雨上がり

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未来を見たい

 

「今日も遅くまで頑張ったかな」

 

 

 カフェソーコで一休みした後ヤグルマの森の入口付近、試しの岩周りで鍛えていた。

 因みにヤグルマの森の奥には行けなかった。

 灰色頭巾ことプラズマ団たちが陣取っていて面倒を避けた。

 

 

「ドッコラー欲しかったな……」

 

 

 私の目的はかくとうタイプの技の習得もしくはかくとうタイプのポケモンだった。

 ヤグルマの森入口には角材を武器にするポケモンのドッコラーや柔道着を着ているようなポケモンのナゲキとかくとうタイプのポケモンが生息するのだ。

 それに試しの岩はかくとうタイプのポケモンの攻撃力でないと砕けない言われていて手持ちにかくとうタイプのポケモンがいない私では挑戦できなかった。

 

 

「いたた……」

 

 

 まだ少し痛むおでこを擦る。

 私のおでこは色々あって少し赤く腫れていた。

 

 

 

 数時間前

 

 

 

「ヒヤップ!『ねっとう』!」

 

 

 ヒヤップの新技ねっとうでドッコラーを追い詰める。

 この短時間でヨーテリーはハーデリアに進化したしヒヤップも技を覚えた。

 後はかくとうタイプのポケモンもしくは技を手に入れるのみ。

 

 

「『いあいぎり』!」

 

 

 ひでんマシンを使って覚えさせたいあいぎりもヒヤップと相性が良かったっぽい。

 ねっとうやみずでっぽうで遠距離攻撃、いあいぎりで近距離攻撃。割と万能になった?

 

 

「お願いします!モンスターボール!」

 

 

 当たるかどうか運次第の投球チャレンジ。

 モンスターボールは真っ直ぐドッコラーに向かって飛んでいく。

 

 

「やった!ちゃんと投げれた!」

 

 

 まぐれかもしれないけどそれはよし。

 

 

「お願いって、え?ちょっ⁉あぅ!」

 

 

 放たれたモンスターボールは綺麗にドッコラーのもとへ。

 ただコースが甘かった。

 ドッコラーは持った角材をバットのように扱いピッチャー返しをしてきた。

 

 帰ってきたモンスターボールは私のおでこど真ん中。

 結構痛い。

 痛がっているうちにドッコラーは逃げるし散々だった。

 

 

「はぁ……」

 

 

 一応ヤグルマの森の入り口にいたナースの人に応急手当はしてもらったけど。

 なんであんなところにいたんだろうか。

 

 

 今日の宿に向かおうとシッポウシティの名所である博物館の入り口から見覚えのある人物が出てくる。

 いつぞやの謎の人物Nだ。

 

 

「Nどうしてここに?」

 

「ボクは……ダレにも見えないものが見たいんだ」

 

 

 誰にも見えないものが見たい?謎掛け?

 

 

「ボールの中のポケモンたちの理想、トレーナーという在り方の真実、そしてポケモンが完全となった未来……」

 

「…………」

 

 

 Nは不思議な雰囲気を纏いながら話しかけてくる。

 油断していると飲まれてしまうような間隔に陥る。

 

 

「レイン……君もみたいだろう?」

 

 

 私は……どうなんだろう。

 Nの言葉は前のときも今も私の心を揺らす。

 

 

「……ちょっとだけ気になる……けど」

 

「そうかい。ではボクとボクのトモダチで未来を見ることが出来るか君で確かめさせてもらうよ」

 

「ッ⁉」

 

 

 そう言うとNはマメパトを繰り出した。

 前もこんな感じで急にバトル仕掛けてきたな!

 だったら私は!

 

 

「行けっコロモリ!」

 

「前にはいなかったポケモンだね」

 

 

 地下水脈の穴で手に入れた新しいポケモン、コロモリ。

 ひこう・エスパータイプでかくとうタイプキラーな子。

 なんか捕まえて1日くらいしか経ってないのにめちゃくちゃ好感度が高い。

 

 

「コロモリ!『ハートスタンプ』」

 

 

 ハート型のプレスがマメパトに当たる。

 かなり強烈な一撃だったのかマメパトが怯んだ。

 

 

「畳みかけるよ!『かぜおこし』」

 

「『でんこうせっか』」

 

 

 コロモリが起こした小さな竜巻にマメパトが突っ込んでいく。

 ハートスタンプのダメージが効いたのかかぜおこしの風を突破できずにマメパトは倒れた。

 

 

「ゆけオタマロ」

 

「コロモリ一旦戻って!ジャノビー!」

 

 

 コロモリを手持ちに戻してジャノビーを出した。

 みずタイプのオタマロには有利だ。

 

 

「進化したのか……」

 

「ジャノビーは強いんだから!」

 

 

 ジャノビーもやる気があるようだ。

 

 

「オタマロ『さわぐ』」

 

 

 オタマロが騒ぎ出し思わず耳に手を当ててしまった。

 煩すぎる。

 

 

「うぅ……ジャノビー!『グラスミキサー』!」

 

「『バブルこうせん』」

 

 

 全体的にこちらのほうが威力が高いのか葉の竜巻が泡を割り、オタマロを弾き飛ばす。

 

 

「ふうん……次で最後だ。ドッコラー」

 

「うぇ……」

 

 

 思わずおでこをさすってしまったのは仕方ない。

 ちょっとだけ苦手意識ができちゃったのは内緒。

 

 

「『グラスミキサー』!」

 

「『いわおとし』」

 

 

 岩と葉っぱのぶつかり合い。

 文字にすると違和感しか無いけど。

 

 

「『つるのムチ』」

 

「『けたぐり』」

 

 

 ジャノビーはドッコラーの蹴りを躱し攻撃を当てていく。

 進化してから技の精度がぐんぐん上がる。

 

 

「倒したよN」

 

「まだ未来は見えない……未確定」

 

「未来を見れる人なんていないでしょ」

 

 

 ……言ってから思ったけどサイキッカーとかエスパータイプのポケモンは見てそうだな……なんて。

 

 

「今のボクとボクのトモダチとではすべてのポケモンを救い出せない……」

 

「どうしてそこまで執着するの……」

 

「世界を変えるための数式は解けない……ボクには力が必要だ、誰もが納得する力……」

 

 

 私の問にも答えずNは背を向けあるき出す。

 

 

「……必要な力はわかっている……英雄と共にこのイッシュ地方を建国した伝説のポケモンレシラム!」

 

「レシラム……」

 

 

 最近薄れ掛けてる前世の記憶を辿る。

 確かブラックのパッケージに描かれていた白いドラゴンがそんな名前だった気がする。

 やばい。BWの知識が殆どなくなってきた。

 

 

「ボクは英雄になりキミとトモダチになる!」

 

「英雄……」

 

 

 Nが去っていく姿を眺めることしかできなかった。




ということでN戦でした。

レインの手持ち
ジャノビー
ハーデリア
ヒヤップ
コロモリ<New

新ポケはコロモリでした。

レインの原作(ホワイト)知識は殆ど残ってません。
兆候は割りと前の方からあったりなかったり。
シッポウシティのジムリーダーの得意タイプを覚えてなかったりN戦のことを忘れていたりね。

次回はジム戦前辺りまでかなタブンネ。ワカラナイケド。
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