今更始めるポケモンBW   作:雨上がり

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旅立ちの前に

「ハーイ!待っていたわよヤングガールにヤングボーイ!」

 

 

 イッシュ地方を代表するといっても過言ではない我らがアララギ博士。

 

 

「改め自己紹介するね」

 

 

 え、いや……アララギ博士ですよね?

 隣を見るとトウヤも私と同じ気持ちなのかポケーっとしてる。

 

 

「私の名前は……「……アララギ博士?名前は知っていますよ?」」

 

 

 チェレンナイスツッコミ。

 住んでるところが違う私はともかく皆は同じ町に住んでるし何度か遊びに来てるもんね。

 

 

「もう!チェレンったらちょっとクールじゃない?」

 

「そうだよチェレン。形式美っていうのがあるじゃない」

 

「もーチェレンったらー」

 

「え?僕が悪いの?」

 

「そうらしいな」

 

 

 そうだよ。なんとなくアララギ博士に便乗したらベルも乗ってくれた。

 冗談だってわかってるから苦笑してるし。

 

 

「では改めて……私の名前はアララギ!」

 

 

 今言うことじゃないけどアララギってなんか名前間違えられそうな名前だよね。

 失礼、噛みましたって。

 

 

「レイン!変なこと考えないで……んん、ポケモンという種族がいつ誕生したのか……その起源を調べています」

 

 

 何故ばれたし。

 ポケモンの起源……なんでこの人こんな辺境で研究所してるんだろう。

 カノコタウンもカラクサタウンもイッシュ地方では田舎のほうだよ?

 

 

「あ、すごーい!もうポケモン勝負をしたのね!それでかな?ポケモンたちも君たちを信頼し始めた……そんな感じ!」

 

「え!?もう皆ポケモン貰ったの?」

 

「うん」

 

「えーどんなポケモンなの?」

 

「後で見せてあげるよ」

 

 

 私はチラーミィがいるからいいけど皆もポケモン貰ったんだ。

 なんか仲間外れ感あるけどまあ気にしないでおこう。

 どんなのだろう。後でバトルするときぼこぼこにしてやろう。……根に持ってるわけじゃないよ?

 

 

「さて君たちにポケモンをあげた理由だけど……「ポケモン図鑑ですよね」もう!チェレン!」

 

「ポケモン図鑑……?」

 

「ポケモンの情報を書き込むやつだよベル」

 

「すごいわ!チェレンにレイン。ポケモンのことをよく勉強してるわね!一応ちゃんと説明を入れると君たちが出会ったポケモンを自動的に記録していくハイテクな道具なの!だからね、君たちにはいろんなところに出かけこのイッシュ地方すべてのポケモンに出会ってほしいのッ!」

 

 

 イッシュ地方全てのポケモン……何匹いるのかわかんないけど壮大だね。

 

 

「ではお聞きしまーす。トウヤ!チェレン!ベル!レイン!ポケモン図鑑を完成させるべく冒険の旅に出かけるよね!」

 

「「はい!」」「はあーい……じゃなくてはい!」

 

「ありがとうございます。お陰で念願のポケモントレーナーになれました」

 

「ありがとみんな。最高の返事よね」

 

 

 そう言うと私達にポケモン図鑑を渡した。トウヤとチェレンは赤で私とベルのはピンク色のポケモン図鑑だ。

 スライド式でかっこいい。

 

 

「では次のステップね!ポケモンと出会う方法を教えるから1番道路に来てね!」

 

 

 アララギ博士はすぐに研究所を出てってしまった。

 

 

「あっあたしたち博士に頼まれたから冒険してもいいんだよね?自分のやりたいことを探してもいいんだよね?」

 

「ああ、図鑑を完成させながら好きなように旅をすればいい」

 

「私も……チラーミィと一緒に冒険できるんだ……」

 

「皆、博士の所に行こう!」

 

「おー!」

 

 

 気合十分に研究所を出た。

 

 

「あれ?ママ」

 

「トウヤのお母さんじゃん」

 

 

 研究所を出るとトウヤのお母さんがいた。

 家のお母さんどこ行った?一緒にいると思ったけど。

 

 

「で?博士の話はどうだった?」

 

「えっと……」

 

 

 トウヤが代表してポケモン図鑑をもらったことを伝える。

 

 

「ポケモン図鑑の完成をお願いされたんだ⁉すごーい!……なーんてね」

 

「ママ?」

 

「実は、ママその話は既に知っているんだけどね」

 

 

 どうやらもう既に話が通ってたらしい。まあそうでもないと旅の許可もらえないもんね。

 

 

「あなた達このタウンマップを持っていきなさいな。チェレンとベルにレインもね!」

 

「大切に使います」

 

「あ、ありがとうございます」

 

「ありがとうございます」

 

 

 手帳型のタウンマップを貰う。

 皆お揃いだ。

 

 

「あとトウヤの部屋はあたしが片付けておくからベルたちは気にしなくていいのよ。ねトウヤ?」

 

「あ、はい」

 

「え、トウヤなにしたのさ」

 

 

 圧かけられてる。

 

 

「あのねちょっとポケモンバトルをね……」

 

 

 ベル曰くトウヤの部屋でポケモン貰ってそのままバトルして部屋が散らかったらしい。

 うわー。大変そう。外でやらなかったのが運の尽き。トウヤに合掌しておく。

 小さくてもポケモンって凄い力を持ってるもんね。

 

 

「あなた達のパパやママにはあたしから伝えておくからポケモンだけじゃなくてイッシュ地方のすてきなところいっぱい見つけて素敵な大人になるのよ!」

 

 

「「「「はい!」」」」

 

「じゃ、いってらっしゃい」

 

 

 トウヤのお母さんは手を振って送り出してくれた。

 家のお母さんのことが気になるけど多分大丈夫だよね?

 

 

「それじゃあ1番道路に行こうか」

 

「そうだね。博士が待ってる」

 

「あ、ちょっと置いてかないでよね?」

 

 




毎週日曜日の22:00に確定で更新することにしました。
気まぐれでそれ以外にも出します。

それとやっぱり前の奴消そうと思いまして再構成版が追い付いたら消します。
ヒウンジムクリアまで残しておきます。
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