今更始めるポケモンBW 作:雨上がり
バッと両手を大きく広げる。
「祝!サンヨウシティ到着!」
あれから2番道路を抜けてサンヨウシティについた。
2番道路の出来事は割愛。
何を思ったのかモンスターボール一個も買わずに来ちゃったからポケモンも増えては居ない。
バトルも何度か挑まれた。全勝したけど。
「しばらくはここに滞在かな?ジム戦もしたいけどもうちょっと鍛えたいし」
ということで早速サンヨウシティのポケモンセンターの宿の部屋を取る。
「時間経つのあっという間だな……」
カラクサタウンを出たときは夕方くらいに着けばいいかなって思ってたけど気づいたらもう外は暗かった。
チェレンにもベルにも会えなかった。
ヤバい置いてかれてる。
「明日はトレーニングしよっか。頑張ろうね。ツタージャ、ヨーテリー」
ポケモンフーズを食べる2匹の頭を優しくなでてあげた。
私のことをあなた達はどう思ってるのかな?
私ことレインは非常に謎の多い存在だ。
私はレインが、この世界がゲーム、創作物であることを知っている。
それと同時にレインとしてこの世界で生きている。
知ってるけど知らなくて、それ故に困惑もあるし新鮮さもある。
「私って一体何だんだろう……」
今思えば謎でしかない。私がレインになる前、今はもうどんな人生だったかなんて全然覚えてない、思い出せないけれど少なくとも死んだって思うようなことはなかったはずだ。
かと言って死んでなければ俺が私としてここにいることもおかしいしで、なんだかもう一杯一杯だったりする。
「ラノベみたいに神様が出てきてくれたらわかりやすかったんだけどね」
暗い表情の私にツタージャとヨーテリーがすり寄ってくる。
大丈夫だよって伝えた。
今日はツタージャたちをモンスターボールに入れずに一緒に寝た。
やっぱりNの言葉がどこかにちらついていた。
本日も快晴なり。
悩み事は一回忘れよう。
「ということで切り替えて行きましょー!」
「あ!レイン居たー!探したんだよ!」
2番道路の方からベルがかけてくる。転びそうだからゆっくりおいで。
「ベル?てっきり先に行ったのかと」
「ねえねえバトルしよう!」
「また唐突に……いいけどさ」
なんだろう私って唐突にポケモン勝負を挑まれること多くない?
2番道路でも目が合ったからーなんて難癖つけられて……まあ礼儀正しい人も居たけど。
「行って!ヨーテリー!」
「ツタージャお願い!」
ベルが出したのはヨーテリー。
ベルもヨーテリー捕まえてたんだ。
「あたしだって気合入っちゃうんだからね!ヨーテリー「たいあたり」!」
「ツタージャ!ギリギリまで引き寄せて「まきつく」!」
新しくツタージャが覚えた技まきつくでヨーテリーの行動を制限する。
しなるツルの拘束は強固だ。
「ヨーテリー⁉大丈夫⁉」
「「つるのムチ」!」
「ヨーテリー!躱して!」
ベルの指示に従ってヨーテリーは回避行動を取る。
が、まきつくで継続ダメージを受けているため動きが鈍り戦闘不能になった。
「次はこのコなんだから!ミジュマル!」
「ミジュマルは私のツタージャとは相性悪いって知らない?「つるのムチ」!」
「やってみなきゃわかんないよ!「みずでっぽう」!」
ミジュマルが放ったみずでっぽうをつるのムチが引き裂く。
「そんな⁉」
「やっちゃえツタージャ!」
「避けてミジュマル!」
「「まきつく」!」
たいあたりで接近させミジュマルにつるが巻き付いていく。
「巻き付いたらすぐに離れられないよね!「みずでっぽう」!」
「あっ!しまった!ツタージャ!」
至近距離から放たれたみずでっぽうで軽いツタージャの身体は飛ばされまきつくも解除されてしまった。
「ツタージャ⁉……!まだ戦うの……?」
流石に相性が悪くても至近距離で喰らいかなりダメージを追ってしまった。
不味いと思ってヨーテリーに入れ替えようとボールを取り出そうとしたらつるのムチで私の腕を抑えられた。
自分はまだ戦えるぞって言うように。
「……うん。OKわかった!ツタージャを信じるよ!「つるのムチ」!」
「ミジュマル!「みずでっぽう」」
「左に飛んで躱して!「つるのムチ」!」
3回の弱点攻撃によってミジュマルは倒れた。
「あーん……勝てなかった。お疲れ様。ミジュマル」
「ツタージャ!すごい!」
激闘を終えたツタージャを抱き上げる。
「レイン強いね!」
「ベルのミジュマルも強かったよ。ツタージャのほうが相性いいのにここまでやられるなんて思わなかった」
「次はあたしが勝つんだからね!」
「私だって負けないもん!」
イベントが無い限り省略することを覚えた。
サンヨウシティに着きました。
多分次回はポケモンスクールとレベル上げですかね。
技が少ないし最初の方って全然強くないからバトルの描写ムズすぎ。