今更始めるポケモンBW 作:雨上がり
「ジムリーダーですか?今居ないんですよ。トレーナースクールですかね。悪いけど挑戦するなら探してきてほしいんすよね」
「え、そんなー!」
チェレンより先にジム行ったれと思ってサンヨウジムに行ったらジムリーダーが不在だった。
トレーナースクールか……あんまり行きたくないな。
勉強苦手だし……。
「あら?あなたトレーナーさん?」
「えっと……はい」
サンヨウジムの前でうろついてたらお姉さんに話しかけられた。
そんなに不審者してないはずだから大丈夫だと思うけど……。
「夢の跡地って知ってる?」
「夢の跡地?聞いたことあるくらいですね」
お姉さんによると夢の跡地は工場の跡地でそこで鍛えてるトレーナーもいるということ。
「あなたも行ってみるといいわ。なにか発見があるかもよ」
「ありがとうございます」
さて、トレーナースクールに行くか、夢の跡地に行くか……。
「ジムリーダーがいないってことはチェレンもジム戦出来てないわけで?多分ここに来て私と同じ状況に陥るはず……よし!」
ジムリーダーのことはチェレンに任せて夢の跡地に行こう!
作戦名「人任せ」である。
「ここが夢の跡地……」
もはや原型をとどめていない廃墟。よくここが工場だって判別できたなレベルの廃墟。
天井は崩れ去り壁にも穴が空いている。
「けど確かにトレーナーいっぱいいる。さっきのお姉さんの言ってた通り」
夢の跡地にいたトレーナーたちにバトルを申し込みツタージャとヨーテリーを鍛える。
ヨーテリーは新しい技まで覚えた。
「ねえねえあなた!」
「はい?バトルの申込みですか?」
「違う違う。最初にもらったポケモンはなあに?」
後ろから声をかけてきた女の人はバトルを申し込むわけでもなくそんな質問をしてきた。
最初にもらったポケモン?
「ツタージャですけど……」
「ツタージャなのね!じゃあこのコはピッタリよ!あなたに託すわ!」
「え、ちょっと⁉」
女の人は私に1つのモンスターボールを押し付ける。
「あなたのツタージャが苦手なほのおタイプのポケモンに有利なタイプのポケモンだもん!じゃあね!」
「待って!って足速い⁉」
アララギ博士並みの速さで去っていき、見失ってしまった。
え、これどうしよう。
手元には1つのモンスターボール。
とりあえず出してみようか?
「あ、ヒヤップ」
モンスターボールにはヒヤップが入っていた。
確かにみずタイプならほのおタイプに有効だけど。
「あの人何者?」
このヒヤップもらっていいのかな?交換したわけじゃないから罪悪感のほうが強いけど押し付けられたならいいよね?
「ヒヤップ。私と旅に出てくれますか?」
しゃがんで手を差し出す。
しっかりと握ってくれた。
「これからよろしくね!ヒヤップ!」
それじゃあヒヤップも強くしていきますか!
みずタイプだからチェレンにもメタ張れるし頑張ろう!
こうしてレインに強力な仲間が加わった。
「あれ?」
まだジム前にジムリーダー不在を伝えた人がいる。
ってことはトレーナースクールか……。
仕方ない。行こう。
「ここがトレーナースクールか」
前世の学校味を感じる……。
さてジムリーダーはどこに。
「レイン」
ジムリーダーよりも先にチェレンを見つけた。というか見つけられた。
「チェレンもジムリーダーを探しに?」
「ジムリーダー?ああ、それならさっきジムに戻ってったけど……」
なんとまあ、どうやら入れ違いになったようだ。
先程までタイプ相性について話していたらしい。
「僕はトレーナーとして新しい知識を学びにね。早速だけどレイン。勝負のときどれだけ道具が重要か試したいんだ」
「いいよ。私もとっておきのコが仲間になったんだから」
「じゃあ道具の効果がどれほどか……あるいは道具なしでどれだけ戦えるか試すか」
「試せるもんならね!」
「室内でのバトルだ。荒らさないようにするよ。ポカブ!」
「早速お披露目!ヒヤップ!お願い!」
チェレンのポカブに対して私はヒヤップ。
タイプ相性的に有利だ。
「ヒヤップ……そうか僕のポカブ対策か」
「そうだよ。ツタージャじゃ荷が重いからね!ヒヤップ「ひっかく」!」
「タイプ相性が良くても当たらなきゃ意味がない!「たいあたり」!」
「ヒヤップ「みずでっぽう」!」
「不味い!避けろポカブ!」
ひっかくとたいあたりの衝突。すぐにヒヤップに指示を出しポカブに隙き与えさせない。
「「みずでっぽう」!」
流石は効果抜群技。
ポカブが一気に戦闘不能になった。
「みずタイプには警戒してたんだけどね。まあいい、ゆけ!チョロネコ!」
「ヒヤップ戻って!お願いヨーテリー!」
ヒヤップをボールに戻しヨーテリーを出す。
「ヨーテリー「かみつく」」
「チョロネコ「ひっかく」だ!」
ヨーテリーの口元に形成されたエネルギーの牙がチョロネコを襲う。
しかしそれはひっかくにより打ち消される。
「「にらみつける」!」
「「ひっかく」!」
生憎とチョロネコに対する弱点技はないから相手の防御を下げて一気に決めよう。
チェレンが道具使うって言ってたからポカブのときみたいに一気に倒さないと。
「ヨーテリー「にらみつける」!」
「防御をさげているのか!なら攻撃される前に倒すまで!「ひっかく」!」
まだ!もう少し引き寄せるのよ……まだ……まだ…………今!
「「かみつく」!」
「なに⁉」
防御が下げられたチョロネコはカウンター気味に放たれたかみつくでKOとなった。
「勝利!」
「やはり道具を使いこなすのは大事だね……タイミングを見計らってたら負けるなんて」
「私も道具使うタイミングとか考えてみようかな」
「そうだ……レインこの木の実をあげるよ。ポケモンに木の実をもたせると自分で判断して食べてくれる」
渡されたのはオレンのみ。
体力が減ったときに食べるとわずかに回復する。
持たせておけば確かに便利かも。
「まあ人が作った道具は使えないんだけどね」
「キズぐすりとか使えないもんね……」
「僕はもう少し勉強してからジムに挑むよ。今のでまだ足りないって思ったからね」
「私はもう準備して挑もうかな」
「じゃあお互い頑張ろう」
「そうだね」
ちょっとフレンドリィショップで買い物したらジム戦よ!
チェレンに別れを告げて意気込んだ。
良し次ジム戦だ。
レインの手持ち
ツタージャ
ヨーテリー
ヒヤップ