abell&atene on the birthday day 作:さくらどらごん
ホラー苦手なアテネちゃんがアベルさん無理矢理心霊スポットに連れて行かれる話、の筈なのに。
蝉の声が
アベルはあるネットニュースの記事を見つけた。
[先日、お笑い芸人の
すると数件のサイトがヒットした。アベルは順々にサイトを見ていきあるあるサイトを見てから不敵な笑みを浮かべた。
「ねぇねぇ。アテネさん。ちょっと出掛けようよ。」
「アベル1人で行けば?」
「え〜いいじゃん〜」
「だってアベルと2人きりだとカップルだと思われるだろうが。」
「大丈夫。大丈夫。撮影だから。」
「アベルが外で撮影。明日は雨でも降るのかしら。まぁ撮影ならいいよ。」
こうして2人はある場所へと向かったのである。それは7月27日の7時頃の話。
「ちょっと。アベル。ここって」
「そう!
「あ〜ごめん!アベル。帰るわ」
「え?1人で帰れるの?こんな夜道を1人で、」
「うぅ…」
「よしっ!じゃあ行こう!」
「アベル後で覚えとけよ、」
こうして2人は峠坂病院へと向かっていった。
「意外と中はキレイなのね。」
「カルテだ。」
カウンターの中には患者のカルテがぶちまけられていた。
「個人情報なのにいいのかな?」
「いや、でもこれもう霞んで見えないよ。」
どうやら経年劣化で文字が霞み見えないらしい。
2人は2階へ向かった。
2階は埃も少なくあまり恐怖はなかった、がアテネにとってはそもそも夜の病院が恐怖へと直結しているらしい。
「キャッ!」
「ハハハ、アテネ、ただの虫だよ」
そんな会話をしながら2人は2階の最奥の部屋へ辿り着いた。そこには[備品倉庫]と書かれたプレートが扉に打ち付けてあった。ところが鍵が掛かっている為入れないらしい。
「何もでなかったね。」
「それでいいのよ。」
アベルは何もでなかった残念感、アテネは何もでなかった安堵感を感じながら車に乗り家へと帰ったのだ。
「アベル!!!」
「ファイッ!」
次の日の朝、アテネがアベルの部屋のドアを勢い良く開ける。
「何?アテネ。ファ〜まだ。眠いよ。」
「そんな事言ってる場合じゃないよ!」
「で何?」
「昨日行った所。あそこ心霊スポットだったじゃん。」
「うん。」
「でもさ心霊スポットって誰かが行って何かが出たから心霊スポットの訳じゃん。」
「うん。」
「でさ昨日アベルさ「誰も行ったことのない」って言ってたじゃん。」
「うん。」
確かに言っていた。
「え?」
その瞬間、寝ぼけていたアベルの脳は急速に覚醒した。
「確かに。じゃあ?誰か行ったのか?、そして何かが出たのか?」
「そうだよね。」
いや、それでも記事は1日前。なら足跡くらいはあってもいいはず、なのに。あそこには誰かが来た痕跡は無かった。
2人は昨日、何を見て、どこへ行ったのだろうか。
どうでしたか?
なんか薄っぺらい内容でしたねw
まぁ、段々と内容を良くしていくので。
それでは次作で。