離れて近づいて ~infinite world~ 作:月島柊
今回はゆったりまったり進みます。小説内時間も2時間くらいです。
それでは本編へ!
起きた時間は結構遅かった。いつの間にか咲希はどこかに行ってるし、ホント、「いつの間にか」が多い人だな。まぁ別にいいんだが。
俺は有希に会うため、部屋から出た。どこにいるかは知らないが、俺の中のセンサーがリビングだと指している。俺はリビングに向かった。
案の定、有希はリビングのソファーでごろごろしていた。
「有希」
「あ、蒼くん。おはよ」
「おはよ」
有希は立ち上がって、すぐに俺にくっついて上目遣いしてきた。
「行く?」
なんかいやらしく聞こえなくもないが、気のせいだ。気のせい。
「行こうか」
「行ってらっしゃい」
咲希がクッションの上で言った。
「行ってきます」
俺は自分の部屋に向かって、入るとインフィニットギアをつけた。
〈準備オッケー!〉
有希から連絡が来る。俺はリンクスタートした。
初期スポーンは宿屋に設定していて、有希も同じところにスポーンした。
「さて、美菜を探すか」
「そうだね」
俺は有希と一緒に美菜を探し回った。多分1階に……
「いた!」
「あ、いた!蒼くん!有希ちゃん!」
美菜がこっちに寄ってくる。
「蒼くん、見てみて。剣新しいの買ったの」
攻撃力が今までの+50か。って、それ以外にもあるじゃないか!回復量+30%とか防御力+40とか。強いなぁ、美菜の剣。
「見た目もいいし、いいんじゃないか」
「わーいっ!」
「私も転職しようかなぁ」
「何にだ?」
有希は少し焦って俺に言った。
「いや、あの、追加でスナイパーも取得したいなぁって」
「追加ってできるのか?」
「分かんない」
こう言うときのエムだよな。
エム、出番だよ
〔はい。どうしました?〕
武器の種類って、追加することできるのか?
〔一定戦闘力があれば上限をあげられます。戦力2000で3種類、5000で4種類にあげられます。戦力は攻撃力と防御力の合計値で、蒼くんの場合は976です〕
ありがとう。もういいよ
さて、じゃあ有希に説明するか。
「攻撃力と防御力の合計が2000になったらだって」
「今は……960」
「私868」
みんな全然足りていない。レベルを上げるか、武器の強さを上げるか。レベリングの方がいいのかな。
「というわけで、レベリング行くぞ」
『おーっ!』
2人同時に言った。
レベリングのところは敵のレベルが7前後の場所。平原が広がっている。
「美菜、回復に徹してくれるか?」
「うん。あ、これ渡しとくね」
美菜がくれたのは回復ポーション。
「助かるよ。有希はどんどんちょっかい出して」
「はーい!」
有希は高台に上り、弓矢で数体の敵をおびき寄せる。
「いくか」
俺は集まって敵の群れに剣を構えて突っ込んでいく。
ぐああぁっ、と声を出して次々と死んでいく。経験値は500。
「やった!レベル上がった!」
「戦力1000超えたかも」
俺はつぶやいた。計算すると、1074だった。
「私も超えてるかも」
有希は自分の攻撃力を見て言った。
「1056!」
「私ギリギリ999だった……」
「大丈夫さ。まだ時間あるから」
俺がそう言うと、美菜は「そうだよね」と言って、メニューを閉じた。
「あ、あの、ちょっといいですか?」
横から俺たちと同じくらいの女の人が話しかけてきた。
「はい。どうしました?」
「あの、すみません。パーティー、組んでくれませんかっ!」
いきなり何を言い出すかと思ったら。なんでパーティー組もうなんて。
「どうしたんだ、急に」
「あの、さっきまでパーティーに入ってたんですけど、外されちゃって」
あらら、かわいそうに。俺のパーティーに入れてあげないと。
「いいよ。名前は」
「サキです」
サキ?なんか聞き覚えのある名前だな。
「サキちゃん、よろしくね。私美菜」
「私は有希。よろしくね」
「俺は蒼。気軽に呼んでくれ」
俺がサキの情報を確認しても、やはり「Saki」と書かれていた。しかも、レベルは1。まだまだ強くなれたのに追い出されたのか。
「専属武器は銃か。それ以外にはないっぽいな」
「うん。今はI35-1を使ってます」
銃はよく分からん。多分初期武器だろう。
「サキちゃん、行こ?」
「うん」
サキと美菜は先に行った。有希も行こうとしたが、俺は有希を止めた。
「有希、あのサキって名乗る人、妹じゃないよな」
「違うでしょ。インフィニットギア持ってないし」
「そうだよな。けど、気になるな」
有希は「心配しないで」と言って走って付いていった。やっぱり、過剰に想像しすぎたか。
町に着くと宿屋に行き、サキの分の部屋を取った後部屋に全員が戻った。俺と有希だけ同じ部屋で、それ以外は個人部屋。
「蒼くん、ハグしよっ」
「最近できてなかったっけ。いいよ」
有希はぎゅっと柔らかくハグした。
「楽しいか」
「うん。蒼くんと一緒にいれるし」
有希はハグしたまま言った。
何かよく分からない話
お疲れ様です。長かったですかね。1800字超えたのは久しぶりです。いや、第1話が2800超えてますね。久しぶりじゃないです。というか、高校生からの物語2期のどこかの話は3000超えてるはずです。ソウカンガエルト短いですね。当初の1600字目的はあっさりクリアしてますが。第2話を除いて(第2話は1506字)。
長いやつで6000超えてたやつもありましたね。短いと1000で終わらせてます。差がすごいです。
だからよく分からない話なんですね。なるほどー
三日坊主にはなりません。はい。次もすぐ投稿します。それでは、see you!