Fate/OURSTOЯY   作:アライズ

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第0話

Fate/OURSTOЯY

第0話

 

(自分パート:僕達の物語)

俺は武剣 武人(ぶつるぎ たけと)。FGOから入った所謂ニワカファン、だけど初めて当たった☆5鯖のアルトリアにはそれなりの思い入れがある。

だからFate/StayNightのスマホ無料体験版はプレイしたんだ。

流石にソフトや円盤を買おうとまでは思わなかったけど……

 

武剣武人:Fate/OURSTOЯY?

 

長すぎるFGO以外の主人公格になりきれるという体験型ゲーム……らしい。

 

俺は女性の感覚がどんな物なのか……そしてアルトリアがどんな気持ちで士郎と戦ったのか興味を持った。

 

武剣武人:だから、俺はアルトリアになりきろうと思ってここまで来た。

 

スタッフ:できないことはないですがここは全年齢向けの施設、そもそもあなたは高校三年生でしたよね。あなたの希望に沿うかどうか分かりません。

 

武剣武人:それは構わない……女性の身体の感覚とかどうなのかっていう好奇心だ。

 

スタッフ:それで、記憶は消した状態でプレイしますか?怖いなら消さずにプレイすることもできますが。

 

武剣武人:そうだな。俺はアルトリアの気持ちでやってみたい、だから記憶は消してプレイする。

 

(友人パート:再発見の物語)

私は綴原季子(つづりはら きこ)。雑誌編集をしている女性だ。サブカルチャーやゲームについてまとめる本を編集しているのだけど、情報の多さや他社の雑誌に敵わなくて四苦八苦している。

編集社の工事で一週間の休みは貰えた中で、昔の大学の友人と話している中で、私はこの話の噂を聞いたのだった。

 

綴原季子:Fate/OURSTOЯY?あのfateも随分広がったのね。

女性A:そうそう。マシュとか立香君にはなれないんだけど…、あのガウェイン様になりきったりできるんだよねー!

女性B:マシュもそのうち出したい、とはいってたね。私はジャンヌ・ダルクになってる。一番最初に作られたらしいんだけどね。

綴原季子:少し懐かしいな。私は出来ればマスターとかになりたいかな…。結局サーヴァントはマスターが大事だから。

女性A:季子もやるの?

綴原季子:Bもやるくらいだし。それに少し息抜きしたいな。なんて。

女性B:マスター。となると桜か凛かな?

綴原季子:…アイリスフィールになれるの??

女性A:アイリさんっ!いいねぇ、私はそんな季子にグッド押しとくね!

綴原季子:あ、そのね。昔感じた思いとは違う感じが出たらいいな、って。私はアイリスフィールは悲劇のヒロインとしか思えなかったから再発見したいな。って。

女性A:悲劇を変えようというのかな?

綴原季子:…出来ればそうかも。それは私がZEROを好きだから、かな。

女性B:さっぱりかな。アポクリファから入ったから。

女性A:エクストラいいよ!ガウェイン様最高だよ!!

綴原季子:とにかく行動に移そうかな。

 

スタッフ:登録内容ですが、記憶はいかがなさいますか?

綴原季子:…記憶??

女性A:残してた方がいいよ!

スタッフ:キャラクターを体験するなかで、そのキャラクターの心情になりきるため擬似的に記憶を除外しているのです。

綴原季子:残しておこうかな。なんか私の感想と実際の動きってカット出来たりするの?

スタッフ:そちらの方が良さそうですね。では表情は既存データを反映しますね。では、こちらのルームへ。擬人化を開始します。

 

綴原季子:…よろしくね、アイリスフィール。私に貴方の事を教えてね。

季子は目の前に現れたアイリスフィールに手を伸ばす。

 

アイリスフィール:待っていたわ。さぁ、運命の物語を始めましょう。

続く

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