Fate/OURSTOЯY   作:アライズ

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第5話「『贋作者』」・第6話「守護者と管理者」

(自分パート)

Fate/OURSTOЯY

第5話

『贋作者』

 

時は少し遡る。

 

ギルガメッシュ:ふん。騎士王が居ると見ていたが……とんだ贋作者も居た者だ。

 

アルトリア:贋作者……?人間に真作も贋作もあるはずがない。

 

ギルガメッシュ:ほう、お前の目は……いやむしろ『お前も』だからか。

 

遠坂凜:『お前も』?あなたは一体……

 

衞宮士郎:とにかく、ここから逃げるんだ。ヘラクレスも居るしこの状況は不味い!

 

遠坂凜:アーチャー!

 

赤い外套のアーチャー:足止めするのは構わないが、アイツを倒しても構わないのだろう?

 

アルトリア:(何か違和感のある会話……)

 

遠坂凜:分かったわ、アーチャー!

 

数時間後

 

ギルガメッシュ:贋作者が『三人』も居るとは……

 

イリヤスフィール(以下イリヤ):誰だか知らないけど……やっちゃえバーサーカー!

 

ギルガメッシュ:ふん。この程度なら……

 

イリヤスフィール:なんてね。あなたの戦いは見てたのよ。

 

ギルガメッシュ:見てたからどうだというのだ!一流の宝具であればこいつは殺せる。

 

イリヤ:ヘラクレス、鎖を引きちぎって!

 

本来、神性のあるヘラクレスに神の鎖を引きちぎることは不可能といっていい。

 

しかし令呪を使い『神の鎖への抵抗力』を向上させたらどうなるか。

 

イスカンダルですら鎖を引きちぎりかけたのだ。ヘラクレスほどの英霊であればどうなるか?

 

ギルガメッシュ:キサマ、よもやここま、ガッ……

 

イリヤ:ヘラクレスが6回も殺されるなんて、流石は英雄王といったところかしら。

 

※相手がギルガメッシュなので『不足の事態』ではなく『予測できる事態』になっている。

 

そして衞宮邸に時は戻る。

 

衞宮士郎:ん……あれは?

 

アイリスフィール:お久し振りね。

 

アルトリア:アイリスフィール、私に何の用だ?

 

光剣セイバー:会いに来たんですよ、本来あるべきセイバーに……いや、彼女は!

 

アルトリア:まさかあなたも私が贋作者だと?

 

アイリスフィール:あなたも『プレイヤー』かしら?

 

アルトリア:『プレイヤー』とはどういうことだ。『贋作者』と何か繋がりがあるのか?

 

続く

 

(友人パート)

 

Fate/OURSTOЯY

第6話

守護者と管理者

 

アイリスフィール:プレイヤーのことを贋作…確かにそうね。貴方や私は擬似的に英霊やマスター、つまり登場人物を体験しているにすぎない。例え記憶が消えてても貴方はその英霊の中にいるわ。

アルトリア:私は…ただの人間だと言いたいのですか?

アイリスフィール:普通はただの人間よ。例えアルトリア本人だとしてもね。

アルトリア:贋作とはいえ、これはそういう世界ではないのですか??

アイリスフィール:えぇ、そうよ。そして貴方が贋作であること以上、この話の結末は本来の結末ではないのよ。

アルトリア:…まさか、この世界は私や貴方がプレイヤーだから本来の結末を迎える前に私達は消えるとでも??

アイリスフィール:恐らくそうなるわ。私達の最後の壁として出てくるもの。それはこの作品そのものを否定することでこの世界からプレイヤーを現実世界へ戻す役割を持っている。その存在が「管理者」よ。

※原作?のミルドラースウィルスみたいなやつ。

衛宮切嗣:まさか、アイリ。僕の管理者は…君なのか??

アイリスフィール:いいえ切嗣。わたしと貴方の結末は最終的にリンクする。聖杯そのものが私達の管理者よ。

アルトリア:それは貴方がアイリスフィールだから分かる謎なのですか。

アイリスフィール:…そうね。私が聖杯となるに当たって私に情報が集約されるようね。きっとイリヤや間桐の…娘さんも同じようなことが出来てるはずよ。

 

光剣セイバー:まさか、本物のセイバーがいないなんて…。

アルトリア:…諦めては行けません。その「管理者」…恐らくあの金髪でゴージャスなプロデューサーなアーチャーを倒せばいいのですね?

アイリスフィール:そうね。倒した先に貴方の見たい結末はあるのかもしれない。でもそれはそれだけよ。

アルトリア:何かあるのですか?

アイリスフィール:…そればかりは私には分からないわ。だだそうするのだとしたら貴方には異変が起きる気がするのよ。

衛宮切嗣:…よくあるのが現実と理想の区別がつかなくなる奴か。

アイリスフィール:きっとそのギルガメッシュが貴方の管理者よ。貴方を倒し、現実へ戻してくれるわ。

アルトリア:私は……。

衛宮士郎:そこにいるのは親父なんだろ?親父…どうしてあんなことを…!

衛宮切嗣:僕が起こしたことだ。それは間違いのないこと

アイリスフィール:いいえ。切嗣、誰が手にとっても聖杯はあのような結末を導いていたわ。聖杯を壊してくれたアルトリアと貴方の力は最終的には道を作り出しているわ。

衛宮士郎:親父がわざとやったわけじゃないのは分かったよ。

衛宮切嗣:士郎。大変なことをさせているかもしれないね。一つの志を貫くのはそんなに容易な事ではないんだ。

衛宮士郎:よしてくれ。これは俺のわがままだってある。正義の味方になりたいのは親父だけの願いじゃないんだから。

衛宮切嗣:しかし、アイリ。困ったことにどうすればこの世界に聖杯は出る?この世界でフィナーレを結ぶにはどうすれば??

光剣セイバー:きっと本物のセイバーを倒しても意味ないのでしょうが…。

衛宮士郎:ギルガメッシュ…奴はセイバーのことを贋作と言った。そんなことあるもんか。奴に謝ってもらうために、ここが退けない戦いなら、俺は、やる。

アイリスフィール:…時を待つのでいいかしら?切嗣?

衛宮切嗣:あぁ、構わない。

 

続く

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