ヒーローズクロニクル~Forever Love~   作:孤独のWolf

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今回は、華望と近江姉妹の生活・歩夢ちゃんの告白・千一の怒りが見どころです!

第1クールも残り3話!
果たしてどうなる?

今回も最後まで読んで頂けたら嬉しいです!


Episode10「Anger ー怒りー」

俺の名は須賀三吉。

 

ウルトラマントリガー・仮面ライダーゼロワン・ゼンカイザーに変身する、パイレーツヒーローズの船長にして愛の勇者<ラブブレイバー>だ。

 

超古代の光、ウルトラマントリガーの力を得た事で、獄炎天雷丸を完全に使いこなす事が可能になり、遂にデッドをぶっ潰したぜ!

 

だが、De-Vilの脅威はこれで終わらねぇ。

 

俺たちは奴らを1人残らずにぶっ潰す!!

 

 

ピラザウルス「海賊共めェ…!かかれぇェェェッ!!」

 

プテラノドンヤミー「我々、大ショッカーの邪魔はさせんッ!!」

 

戦闘員達「イィーッ!!」

 

モールイマジン達「おぉッ!!」

 

ゼロワン「お前ら、いくぜッ!!」

 

シャーク・ベアー「「了解!」」

 

俺は今、鮫吉と熊吉を連れて、夜の街で大ショッカーと戦っていた。

 

夜も俺たち海賊は忙しいが、楽しくもあるんだよなぁ…。

 

シャーク「はぁ!」ドカ!!ドガ!!

 

ベアー「そらっ!」バシ!!バシ!!

 

シャークが素早い蹴り技を、ベアーが力強い殴り技をそれぞれ戦闘員達に繰り出した。

 

戦闘員達「イィーッ!!」

 

シャーク「サーフダガー!!」ザシュッ!ザシュッ!

 

ベアー「バーベアックス!!」ザシュッ!ザシュッ!

 

戦闘員達「イィー…ッ!!」

 

モールイマジン達「ぐおおぉ…!」

 

「サーフダガー」

「バーベアックス」

 

俺がコイツら用に作成した武器。

 

サーフダガーは、水の攻撃を繰り出せて且つ斬った相手を超麻痺状態させる。

 

バーベアックスは、火の攻撃を繰り出せて且つ斬った相手を超混乱状態にさせる。

 

シャーク・ベアー「「アサルト・クロス・スラッシュ!!」」

 

戦闘員達「イィーーッ!!」ドガアアアァァァンッ!!

 

モールイマジン達「うわああああァァァッ!!」ドガアアアァァァンッ!!

 

 

ゼロワン「獄炎天雷丸ッ!!」

 

ピラザウルス「ふん!なんだそれは?」

 

プテラノドンヤミー「そんな刀で我々を倒せられるのかぁ?」

 

ゼロワン「「倒す」…じゃねえ。「ぶっ潰す」だッ!!」

 

ピラザウルス「黙ってろおおおォォォッ!!」

 

プテラノドンヤミー「息の根を止めてくれるッ!!」

 

2体の怪人が俺に襲いかかるが、俺は獄炎天雷丸を構えると…。

 

ゼロワン「獄炎天雷丸・天雷!弐ノ型・雷獅子ッ!!」

 

グワアアアァァァオッ!!!

 

ザシュウウウンッ!!!

 

ピラザウルス・プテラノドンヤミー「「ぐわあああァァァッ!!大ショッカー、万歳ィィィッ!!!」」ドガアアアァァァンッ!!

 

こんなもんだぜ。

 

シャーク「凄い…!」

 

ベアー「あぁ…!」

 

 

ー宇宙海賊船 ドラグニオンー

 

勝弥「お前のその太刀、トリガーの時以外でも使えるのか!?」

 

三吉「あぁ。今やゼロワンやゼンカイザーの時でも獄炎天雷丸を使いこなせられる。それだけトリガーの光は俺を強くさせてくれたって事だろ。だが、それでもハデスには勝てない。」

 

林子「えっ!?まだ満足いかないのかい?」

 

三吉「奴は恐らく、もう完全な力を取り戻している頃だ。会わなくても分かる。トリガーをもっと強くさせる事ができたら、今度こそ勝てるはずだ。」

 

タツキ「そう言えば、ゼットはどうしたんだろう?」

 

三吉「ゼットは父ちゃんと一体化する事にしたみたいだ。父ちゃんはブレイバーじゃねえからな…。」

 

鮫吉「船長、そう言えばあんたの父はなぜブレイバーではないんだ?」

 

熊吉「俺達も気になっていた。十真と言い千一と言い、あんたの家族は謎だらけだ。」 

 

三吉「じじぃは寿命が尽きる数日前、「ハピネス・コア」よりも遥かに強力な核「ゴッド・マインド」を、宇宙神界の長老から授かったと聞く。そしてかつての若い姿を取り戻し、全盛期以上の力を身につけ、不老不死の命を手にしたらしい。」

 

タツキ「うわぁ…。バトル漫画の悪役に良くありそうな設定じゃん。俺たちの味方で良かったよ…。」

 

三吉「父ちゃんに関しては分からねぇ。だが、薄々と気づいてはいる。」

 

勝弥「えっ?それって…?」

 

三吉「恐らく父ちゃんは…。」

 

そして俺が言いかけると、父ちゃんが司令室に来た。

 

千一「三吉、それにお前たち。」

 

三吉「父ちゃん!あんたに聞きたい事がある。あんたは…。」

 

千一「三吉、今は余計な話をするな。実はハデスが…。」

 

三吉「分かっている。奴は完全な力を取り戻したんだろ?」

 

千一「それだけじゃない。奴らDe-Vilは明日の夜、俺たちと宇宙冥界で決着つけると果たし状を送り付けてきた。」

 

三吉「だが父ちゃん、まだトリガーの強化が済んでねぇ。その状態でハデスに勝てるのは難しい。」

 

ゼット『ウルトラマンはトリガーだけじゃありませんッ!!』

 

三吉「ゼット。」

 

ゼット『確かに俺は、お前の持つ「ハピネス・コア」に耐えられなくなってしまいましたが、俺だってパイレーツヒーローズの一員だと思っている!一体化しなくたって俺たちの「絆」はずっと残るんだ!!共にハデスをウルトラぶっ潰すそうぜッ!!』

 

三吉「言ったはずだ。俺はお前をウルトラフュージョンさせる為に利用したに過ぎねぇ。宇宙警備隊であるお前に海賊の道を歩かせる訳にもいかねぇしな。De-Vilを潰し終わるまで共に戦わせてやるが、潰し終わったら今度こそ直ぐに帰れ。」

 

俺は、そのまま自分の家へ帰って行った。

 

ゼット『三吉…。』

 

 

ー近江家 寝室ー

 

華望「…ん?」

 

華望「ここは…。」

 

彼方「気が付きましたぁ〜?」

 

華望「お前達が俺を助けてくれたのか…。」

 

彼方「改めて、私は近江彼方です。」

 

遥「妹の近江遥です。雨の道で苦しんでいたあなたを助けました。」

 

華望「森木華望だ。助けてくれた事には礼を言うぞ。」

 

彼方「森木…?どこかで聞いたような…。」

 

華望「俺は帰…。」グウウウゥゥゥ…

 

華望「くっ…。///」

 

遥「あっ!お姉ちゃん。」

 

彼方「おぉ〜!彼方ちゃん頑張るぜぇ〜!」

 

 

ー近江家 リビングー

 

彼方「さぁさぁ〜、食べて食べてぇ〜♪」

 

華望「い、いただきます…」

 

アムッ…

モグモグ…

 

華望「美味い…。」

 

遥「そうですよね!お姉ちゃんの手料理は美味しいんですよ!」

 

彼方「華望さん、良かったらこの家に暫く居候しても良いんですよぉ〜。」

 

華望「心遣いは有難いが、これ以上俺はお前達に迷惑をかけられん。」

 

彼方「そんなぁ〜!行く宛てとかあるんですかぁ〜?」

 

華望「ある…。いや、「あった」と言うべきか…。」

 

遥「何か深い悩みがあるんですか?」

 

華望「あまり長くは言えんが…。俺は以前、大切な娘やその仲間に牙を向けてしまった…。お前達人々を救う立場にいたこの俺がな…。」

 

遥「華望さん、娘がいたんですね…。そして自分のやってしまった罪に向き合おうとしているんですね…。」

 

華望「何故…!何故…!何故俺は…あんな…悪に染まってしまったんだ…!何故こんなにも俺は弱いんだ…ッ!!ぐぅ…!!」

 

彼方「華望さん。」

 

ギュッ…

ナデナデ

 

華望「…ッ?」

 

彼方「華望さんは優しいんだねぇ〜。本気で悩んでいなかったら、そんなに涙を流さないもん。事情は今ひとつ分からないけど、華望さんみたいな人、彼方ちゃんは知ってるよぉ。」ナデナデ

 

遥「華望さん、娘さん達に謝れるまで、どうかこの家にいて下さい。お姉ちゃんの手料理を美味しいと言ってくれる優しさがあるんですから。」

 

華望「彼方…遥…!」

 

 

ー宇宙神界 セイント・キャッスルー

 

十真「ってな訳で、De-Vilの連中は本気を出して来たんだとよ。アモル。」

 

アモル「そうですか。わざわざ御報告して下さりありがとうございます。所で十真、宜しいのですか?」

 

幸福の神 アモル。

 

惑星ブルームからやって来た、宇宙神界 セイント・キャッスルに住んでいる神の一人で、じじぃの対等の存在。

この女も戦闘力は尋常なく優れているが、基本的には俺たち愛の勇者<ラブブレイバー>をいつも見守っている。

 

十真「千一の事か…。いかにアイツとて俺の子だ。父親として俺が守ってやらねぇとな。」

 

アモル「千一の事も気になりますが、私が気にしているのは、何よりお孫さんの事です。あの子は超古代の光を手にしたと聞きます。これ以上の力の干渉は危険なはずです。」

 

十真「あっはははははッ!!気にすんなってアモル!三吉の事だ。危険を承知の上でやってんだろうよ。今じゃアイツ、トリガーを強くしようなんて考えてやがるしさぁ〜!」

 

アモル「そう…ですね。」

 

 

ー宇宙冥界 モンス・キャッスルー

 

ハデス「バットネス!」

 

バットネス「はっ!」

 

ハデス「ライオバーン!」

 

ライオバーン「おう!」

 

ハデス「コブラブリ!」

 

コブラブリ「はい…!///」

 

ハデス「アゲハーモニー!」

 

アゲハーモニー「御意…!」

 

ハデス「我が子達よ、時は満ちた…!!遂に我らDe-Vilは、憎き海賊共やヒーローを抹殺し、この宇宙の全てを支配していくぞッ!!覚悟は良いかァァァッ!!」

 

4人「「「「はっ!」」」」

 

コブラブリ「はぁ…。///そして遂に私は、ハデス様の妻となるのですわねぇ〜?///」

 

ハデス「約束しよう。宇宙を支配した暁として、俺はお前の夫となろう…!」

 

コブラブリ「ハデス様ぁ〜!!///」

 

ハデス「ふっふっふっふっ…!(サウザンドよ…お前は今どこにいる…?)」

 

 

ー虹ヶ咲学園ー

 

三吉「良しお前ら、その機材はここのステージに運べ。」

 

生徒達「はーい!」

 

翌日、俺はスクールアイドル同好会の顧問として、朝からスクールアイドルフェスティバルの最終準備を行っていた。

 

「こんな平和な日々が、De-Vilによってぶち壊されてしまうのではないか」…と思う事があるのかも知れねぇ。

だがそれでも俺たちは、間違った道を歩こうとも、奴らをぶっ潰す…!

 

 

彼方「はぁはぁ…!み、皆ぁ、おはよう〜!」

 

愛「カナちゃん!?登校時間ギリギリじゃん!どうしたのさ?」

 

彼方「いやぁ〜、寝過ごしてた訳じゃないけどねぇ、ちょっとやる事があったからさぁ〜。はぁはぁ…。」

 

真姫「もう!彼方ってば、また夜更かしして勉強してたんでしょ!?」

 

絵里「特待生としての努力は凄いけど、夜はちゃんと寝なくちゃダメよ?」

 

彼方「そうだよねぇ〜。心配かけてごめんねぇ〜。」

 

愛「良いよ良いよ!さて、カナちゃんも準備手伝って!」

 

林子「…。」

 

 

歩夢「三吉先生、おはようございます。」

 

穂乃果「先生!おっはよぉー!!」

 

三吉「あぁ。お前ら、おはようさん。スクールアイドルフェスティバル、いよいよ明後日だな。」

 

千歌「うん!私なんか楽しみ過ぎて今ここで披露したいくらいだよ!」

 

曜「ちょっと!千歌ちゃん、だから落ち着こうよ!明後日まで温存だよ!」

 

果林「けど気持ちは分かるわ。私も今すぐに全力を見せたいくらいよ!」

 

エマ「もう!果林ちゃんも落ち着いて!」

 

 

善子「ふっふっふっふっ…!このヨハネに眠る新たな闇の力…。その覚醒の時は近い。」

 

かすみ「かすみんだって、新しい「可愛い」が目覚めちゃうもん!善子、当日はニジガクが凄いって所を見せてあげるんだからね!」

 

善子「だからヨハネよ!けどそれはどうかしら?いかに人数が多いからと言って、ニジガクがAqoursに勝てるとは限らない…。かすかすの「可愛い」は、我が闇の力の前では無力なり!!」

 

かすみ「だからかすみんだってば!!」

 

海未「またこのパターンが始まりましたね…。」

 

梨子「あはは…うちのヨハネがごめんなさい…。」

 

ミア「やれやれ、騒ぐ子犬たちだ。」

 

 

ランジュ「当日はライブだけじゃなく、売店なんかも沢山出しちゃいましょ!このランジュが手配してあげるわ!」

 

栞子「ランジュ、調子に乗りすぎないようにして下さい。」

 

希「飲食もええけど、「占いの館」みたいものも出すのもええんとちゃう?」

 

ことり「面白そうだね、希ちゃん!だったらことりも、私たちの色んな衣装を展示しているコーナーを出したいなぁ。」

 

花陽「ことりちゃん、絶対に出そう!!そしてスクールアイドルの良さをみんなに知って貰おう!!」

 

にこ「にこも、ことりと花陽の意見に賛成するわ!!」

 

侑「私も賛成!!スクールアイドル…ときめくぜ。…なんてねッ♪」

 

せつ菜「私も賛成です!!来てくれた皆さんにスクールアイドルを大好きになって貰いたいです!」

 

ルビィ「ルビィとお姉ちゃんも賛成!!」

 

ダイヤ「ですがことりさん、生半可な気持ちで行うのはぶっぶーですわ!!出すからには本気でいきますわよ!?」

 

 

璃奈「あのグループ、凄い熱意…。璃奈ちゃんボード「あわわ」」

 

鞠莉「そうね!スクールアイドルフェスティバル…当日はどんなお祭りになるのかしら?」

 

果南「そりゃあ楽しくなるんじゃない?」

 

凛「絶対に楽しくなるにゃ!そうだ!凛、今日の夜はラーメン食べるにゃ!」

 

しずく「凛さん、私も一緒に食べに行って良い?」

 

花丸「マルも一緒に食べ行って良いずら?」

 

凛「良いよ、しずくちゃん!花丸ちゃん!みんなで食べに行くにゃ!」

 

 

三吉「平和だな…。」

 

歩夢「どうしたの?」

 

三吉「ん?お前らといると平和だって言ってんだよ。」

 

歩夢「そうだね。私も、三吉くんと一緒にいると平和だよ。それも「幸せ」って事じゃないかな?」

 

三吉「あ、当たり前だっつーの…!///ひひひっ…。///」

 

歩夢「ふふふっ。///」

 

十真「おぉーい!三吉!歩夢ちゃん!全体会議始めっから、そろそろ集合するぜェェェ!」

 

歩夢「はぁーい!三吉先生、私達も行きましょう。」

 

三吉「あぁ。そうするか。」

 

 

そして会議が終わって、準備がかなり進んだ夕方頃。

俺は歩夢ちゃんを家まで送る事にした。

 

歩夢「三吉くん、ありがとね。家までついて来てくれるなんて。」

 

三吉「礼には及ばねぇ。生徒の安全を守るのが教師の務めだ。それに…で、できるだけお前といたいんだよ…。///」

 

歩夢「そんな事言ってくれるなんて嬉しい。///三吉くん、先生になり始めた頃よりずっと素直になったね。///」

 

歩夢ちゃんはそう言うと、俺の腕を組んだ。

 

三吉「ッ!?///だ、誰のせいだと思ってやがる…。///」

 

歩夢「もう。また尖っちゃって…。」

 

三吉「こ、こういう事にはまだ慣れてねぇーんだよ…!///」

 

歩夢「あれ?三吉くん、ちょっとニヤついてるよ。」

 

三吉「み、見るんじゃねぇーよ…!///」

 

そうなんだよなぁ…。

やっぱニヤけちまうくらい幸せだ。

 

こうやって「教師と生徒」ではなく、「友達同士」として仲良くするのはなぁ…。

 

歩夢「ねぇ、三吉くん。」

 

三吉「ん?どうした?」

 

歩夢「もし、今のこの関係が壊れちゃったら、あなたはどうする?」

 

三吉「泣きまくるだろうな…。大体、歩夢ちゃんと離れ離れになるなんて、もしもの話でも考えたくねぇよ…。」

 

歩夢「良かった。実は私もだよ。」

 

三吉「お、お前は…俺以外にも大事なダチがいるだろうよ…。」

 

歩夢「侑ちゃんの事?確かに、侑ちゃんは小さい頃から仲が良い、大切な幼馴染だよ。スクールアイドルとしての私の夢を一緒に見てくれてるし、今も無くてはならない存在だよ。でもね、三吉くんとは「夢を見る」だけじゃなく、「幸せ」を一緒に手にしたいの。」

 

三吉「当然だ。お前は、いつも俺に「幸せ」を与えてくれる。だから、お前の「幸せ」はこれからも俺が与えてやる。「スクールアイドルの夢」ってヤツは高咲と共に叶えれば良い。だが夢とは違う「確かな幸せ」は、俺とお前でこれからも掴んでいきたいんだ!///」

 

歩夢「だったら…だったら今の私の思い、聞いてくれる?///」

 

三吉「あぁ。思い切って…言ってくれ!」

 

歩夢「それでは…すぅー…ふぅー…。」

 

歩夢ちゃんは深呼吸をすると、俺に「思い」を俺に言い放った。

 

歩夢「私は、あなたの事が大好きです。///不器用でも私たちスクールアイドルの事をいつも大切に思ってくれて、嬉しい時には思いっきり笑ってくれて、悲しい時には思いっきり泣いてくれる。そんな三吉くんの事が大好きです!///これからも、私と付き合って下さい。///」

 

三吉「お前の思い、聞き届けたぜ…!///俺の方こそ、ウルトラ宜しくお願いしますッ!!///」

 

この瞬間、俺たちは紛れもなく「友達」から「恋人」へと変わった。

俺たちの「幸せ」は、また大きくなったのだ。

 

三吉「えっへへ…。///い、今更告られるってのも不思議だけどなぁ…。///けど俺は、凄く…凄く嬉しいぜ。///」

 

歩夢「あははッ、確かに不思議。///でも、こうやって恋人同士になれたのはウルトラ嬉しいよね。///」

 

三吉「おうよ!///ウルトラ嬉しい気持ちでいっぱいだァ!///」

 

 

千一「三吉。その「幸せ」を無くすなよ。」

 

ゼット『千一、もう三吉の奴は心配いらないですな!』

 

千一「あぁ。だが、今夜の決戦が残っている。全てが終わったら、海賊共に「真実」を打ち解ける。」

 

ゼット『やはり言ってしまうのだな?お前の「正体」を…。』

 

千一「俺は、アイツの父親で良かったぜ…。」

 

 

ー宇宙海賊船 ドラグニオンー

 

林子「全システム、オールグリーン。発進準備完了よ!」

 

勝弥「いよいよだな、三吉。」

 

三吉「この戦いに勝利し、今度こそ俺は「幸せ」と共に生き続ける…!」

 

タツキ「なぁ三吉。前から気になってたんだけど、君が言う「幸せ」って?」

 

三吉「ふんっ、お前らには秘密だ。お前らで勝手に想像しやがれ。」

 

千一「お前たち、話は済んだか?」

 

三吉「あんたは相変わらずだな父ちゃん。そんじゃ改めて…。」

 

三吉「ドラグニオン!発進ッ!!」

 

音声「了解!これより宇宙冥界へ向かいます!ステルスモード・オン!」

 

ゴオオオォォォッ!!

 

音声「ドラグニオン発進!」

 

ブフォオオオオオオオオッ!!

 

 

十真「頑張っちゃいなよ、おめぇら。」

 

 

華望「林子…。」

 

 

ー宇宙冥界 荒野ー

 

ハデス「ふんっ、来たか…。」

 

ドラグニオンが着地した瞬間、俺たちはそれぞれのヒーローへと変身して、De-Vilと対峙した。

 

トリガー「De-Vil!!」

 

ゼット「決着をつけちゃいますぞッ!!」

 

ハデス「ほう?その姿がデッドを葬ったウルトラマントリガーか…。良くも我が側近を…!」

 

トリガー「てめぇらをぶっ潰し、この宇宙を「幸せ」にしてやるよッ!!」

 

バットネス「それはどうかな?」

 

ライオバーン「俺様たちもいるって事を忘れんじゃねえぞ…?」

 

千一『なら、もう1人紹介してやるよ。』

 

ライオバーン「何だと…?」

 

千一『リブット!今だ!!』

 

リブット「喜んでッ!!」ドサァッ!!

 

トリガー「お前は…?」

 

リブット「私は!ギャラクシーレスキューフォース所属、ウルトラマンリブットだ!De-Vilを倒し、この宇宙を救済する!」

 

トリガー「ならお前はバットネスを頼むぞ。ハデスは俺がぶっ潰す。」

 

リブット「了解した!」

 

千一『いや、ハデスは俺たちに任せろ。三吉、お前はライオバーンを頼む。』

 

ゼット「そんな…!?そこは獄炎天雷丸を使いこなす事ができる三吉にハデスの相手を任せるべきだろ!?」

 

トリガー「あんたの事だ、任せたぜ。だが無理はすんなよ。」

 

リュウソウバーニング「アゲハーモニー、俺たちはあっちでやり合わないか?」

 

ゼバン「今度こそ、お前をぶった斬る。」

 

アゲハーモニー「面白い…!来い、小童共…!!はあああァァァッ!!」

 

アゲハーモニーは蝶型の光弾を発射させ、二人に襲いかかる。

 

 

林子「それならおばさん、アタイたちはあっちで仲良くしないかい?」

 

コブラブリ「誰がおばさんだゴラァッ!!」

 

シャーク・ベアー「「ターゲット確認。コブラブリ、排除する!」」

 

コブラブリ「面白いじゃないか!!今度こそまとめて毒漬けにしてくれるゥゥゥッ!!」

 

コブラブリは両腕を蛇状に変えて、毒液を放って襲かかった。

 

 

バットネス「ウィングスラッシュ!」バシュンッ!!バシュンッ!!

 

リブット「ブロッカーエフェクトッ!!」ガギンッ!!ガギンッ!!

 

リブット「ヘアッ!!」バシィンッ!!

 

リブットはバットネスの攻撃を防ぐと、素早く走って回し蹴りを浴びせた。

 

バットネス「くうっ…!流石に鍛錬の差が違うなぁ…。」

 

リブット「ジャアクエネルギーによって生み出されただけのお前と、数々の修羅場を潜り抜けてきた私とでは実力の差が違うのだ!お前に勝ち目はないッ!!」

 

 

ライオバーン「デッドさんを倒したてめぇの実力、見せてもらうぞおおおォォォッ!!」

 

トリガー「お前の煩さも聞き飽きたッ!!」

 

ガキィィィンッ!!

キキキキキキキキキキキキッ!!

 

ライオバーン「何…ッ!?パワー型じゃねえのにこれほとの力量が…ッ!!」

 

トリガー「今の俺は…「幸せ満開」なんだよおおおォォォッ!!」

 

ブオゥンッ!!

ザシュッ!!ザシュッ!!

 

トリガーの繰り出した獄炎天雷丸の剣術が、ライオバーンの装甲を砕き、そのまま奴にダメージを与えた。

 

ライオバーン「ぐわああああァァァッ!!」

 

 

ゼット「ハデスッ!!今日こそ俺がお前をウルトラぶっ潰すぜェェェッ!!」

 

千一『油断するな、ゼット。奴は以前やり合った時とは桁が違う。』

 

ハデス「完全な力を取り戻した俺に、もはや敵などおらんッ!!ウルトラマンゼット、それに千一とか言ったな。貴様たちを処刑してくれるッ!!」

 

ゼット「処刑されんのはお前だ!喰らえ、アルファバーンキック!!」

 

バシッ!!バシッ!!バシッ!!バシッ!!

 

ゼットはアルファバーンキックを繰り出すも、ハデスには擦り傷も負わす事が出来なかった。

 

ハデス「その程度かぁ…?はあああァァァァァァッ!!!」

 

ハデスが力を込めると、ゼットが吹っ飛んだ。

 

ゼット「キアアアァァァッ!!」

 

千一『ゼット、諦めずに攻撃を続けろッ!!必ず突破口が見えてくるはすだ!!』

 

ゼット「もちろんで御座いますッ!!」

 

 

コブラブリ「アナコンダプラントッ!!」 ズドドドドドォォォッ!!

 

林子「超級魔法!カエンウィップ!!」ボオオオオオォォォッ!!

 

林子の繰り出した火の超級魔法が、コブラブリの攻撃を全て焼き尽くした。

 

林子「あらあら?デスブレスレットが無かったらこんなもんなのかい?」

 

コブラブリ「ぐぬぬぬぬぬぬ…ッ!!」

 

シャーク「どこを見ている!たぁッ!!」バキィッ!!

 

コブラブリ「うぐっ…!」

 

ベアー「遅い!おらァッ!!」ドゴォッ!!

 

コブラブリ「きゃあァッ!!」

 

林子「さぁ〜て、あんた達!一気にトドメいくよッ!!」

 

シャーク・ベアー「「良いだろう。」」

 

コブラブリ「おのれェェェ…! こうなったらッ!!最終奥義・ギガンティックコブラァァァッ!!」

 

コブラブリは最終奥義を使うと、巨大な蛇へと変貌した。

 

コブラブリ「ハデス様ノ妻ニナル事ガ、私ノ使命…存在ソノモノナノデスワァァァッ!!」

 

林子「覚えておきな、おばさん!巨大化は死亡フラグなんだよッ!!超級魔法!カミナリバインドォォォッ!!」バチバチバチバチッ!!

 

コブラブリ「コ、小癪ナ真似ヲォォォッ!!」

 

シャーク・ベアー「「トドメだ!ブラザーズ・クロス・スマッシュ!」」

 

シャークとベアーの合体体当たりが、コブラブリの喉を貫通した。

 

コブラブリ「ハ、ハデス様アアアァァァッ!!」ドガアアアァァァンッ!!

 

 

ゼバン「レーザーブレード!!烈さん、撃さん、今こそあなた達の力を借ります…!」

 

アゲハーモニー「ふんっ!そんなチンケな剣で、ワシに勝てると思うな!蝶の囁き<バタフライ・ウィスパー>!!」

 

アゲハーモニーが幻術を繰り出そうとすると…。

 

リュウソウバーニング「リュウソウブレイカー・クラヤミソウルブレイクッ!!」

 

リュウソウバーニングがリュウソウブレイカーを地面に刺すと、アゲハーモニーの周囲が暗闇に包まれた。

 

アゲハーモニー「何じゃと…ッ!?」

 

リュウソウバーニング「今だよ、勝弥!」

 

ゼバン「はぁッ!!」

 

ザシュッ!!ザシュッ!!ザシュッ!!ザシュッ!!

ザシュッ!!ザシュッ!!ザシュッ!!ザシュッ!!

 

ゼバンの目にも止まらぬ剣術が、アゲハーモニーに炸裂する。

 

アゲハーモニー「ぎゃああああァァァッ!!」

 

リュウソウバーニング「勝弥!最後は仲良く同時に決めますか!」

 

ゼバン「良いぜ、タツキ!!」

 

アゲハーモニー「させるか…ッ!!喰らえッ!!アゲハバーストォォォッ!!」ビィィィッ!!

 

リュウソウバーニング「必殺技を言うなら、もっとマシな名前つけなよッ!!リュウソウブレイカー・メラメラソウルブレイクッ!!」ボオオオオオォォォッ!!

 

リュウソウバーニングの火炎光線とアゲハーモニーの闇の光線がぶつかり合う。

 

ゼバン「宇宙刑事の魂、今こそ受けてみろッ!!ギャバンダイナミック!!」バシュウウウゥゥゥンッ!!

 

ゼバンの渾身の一撃がアゲハーモニーを真っ二つに斬る。

 

アゲハーモニー「このおおおォォォ…ッ!!小童共があああァァァッ!!」ドガアアアァァァンッ!!

 

 

バットネス「馬鹿な…!?奴らが負けた…だと?」

 

リブット「どこを見ているッ!!リブットキックG!!」バシィィィンッ!!

 

リブットの必殺キックがバットネスに炸裂する。

 

バットネス「うわあああァァァッ!!」

 

リブット「ギャラクシウムブラスタァァァッ!!」ビィィィィィッ!!

 

リブットの必殺光線、ギャラクシウムブラスターがバットネスに放たれる。

 

バットネス「舐めるなッ!!ナスティ・ウォールッ!!」キィィィィッ!!

 

バットネスは、音波のバリアでギャラクシウムブラスターを防ぐ。

 

バットネス「はぁはぁ…。お、覚えてろ…!」

 

そしてバットネスはそのまま、何処かへと退散していった。

 

リブット「待てッ!!…逃げられたか。」

 

 

ライオバーン「ちぃ…!どいつもこいつも腰抜けしかいねぇのかッ!!」

 

トリガー「腰抜けはお前もだッ!!」

 

音声「Ultraman Trigger Power Type.」

 

トリガー「だあああァァァッ!!」バッキィィィンッ!!

 

トリガーの放ったアッパーが、ライオバーンの武器を粉砕した。

 

ライオバーン「何ィィィッ!?!?」

 

トリガー「お前は弱すぎる!サークルアームズ!!」

 

音声「Circle Arms.」

 

トリガー「オラよォッ!!」ジャキィィィンッ!!

 

トリガーの武器「サークルアームズ」は、タイプ毎に形を変えていく。

マルチタイプはソードモードに、パワータイプはクローモードに、スカイタイプはアローモードにそれぞれ変わるのだ。

 

ライオバーン「痛えええェェェッ!!」

 

トリガー「コイツで終わりだッ!!」

 

音声「Maximum Boot Up. Delasium.」

 

トリガー「デラシウムクローインパクトォォォッ!!」

 

ジャキィィィンッ!!

ブシュウウウンッ!!

 

サークルアームズでライオバーンの腹部を挟み、そのままデラシウムエネルギーを注いだ。

そして…。

 

ライオバーン「そんな馬鹿なあああァァァッ!!この俺様があああァァァッ!!」ドガアアアァァァンッ!!

 

 

音声「Ultraman Z Sigma Breastar.」

 

ゼット「キアッ!!」ブオオオォォォンッ!!

 

ゼットはシグマブレスターにウルトラフュージョンすると、ゼットハルバードを手に持ち、ハデスに振りかざした。

 

ハデス「我が子の敵ィィィッ!!ふんっ!!」グッ!!

 

だがハデスは、片手でゼットの攻撃を防いだ。

そして…。

 

ハデス「この力…。ふふふふふふははははははははは…ッ!!」

 

ゼット「何がおかしいッ!!」

 

ハデス「とうとう見つけたぞ…!サウザンド!」

 

ゼット「サウザンド?俺はウルトラマンゼットだ!」

 

ハデス「いや貴様ではない、千一…いや、サウザンド!」

千一『ハデスゥゥゥ…ッ!!その名で呼ぶなァァァッ!!』

 

リブット「ハデス、お前はさっきから何言っている!?」

 

トリガー「まさか…。」

 

ハデス「そう!そのまさかだ、三吉!貴様の父の正体は…。」

 

千一『止めろッ!!止めるんだハデスゥゥゥッ!!』

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!!

ザシュウウウゥゥゥンッ!!

 

ハデス「ぐおっ…!ふふふふふふ…!!そうだ…!その力だ!その「怒りの力」こそが、貴様の真価だァァァッ!!」

 

千一『黙れェェェ…ッ!!黙れ黙れ黙れェェェーーーッ!!!』ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!!

 

ゼット「どうしちゃったんですか!?千一ッ!!」

 

トリガー「野郎…ハデス…ッ!!獄炎天雷丸ッ!!」

 

トリガーの、俺の怒りが爆発する。

 

トリガー「獄炎天雷丸・獄炎ッ!!参ノ型・獄炎弾ッ!!」チュドオオオォォォンッ!!!

 

獄炎天雷丸の巨大な火球がハデスに炸裂する。

 

ハデス「ぐわあああァァァッ!!」

 

トリガー「お前ら、一旦離れるぞッ!!もはやDe-Vilは奴1人だけだ!一旦離れて、体制を立て直すんだ!!」

 

リュウソウバーニング「りょ、了解!さぁ、みんな早く乗って!!」

 

タツキたちはドラグニオンへと急いだ。

 

リブット「私がもう少し時間を稼ごう!ストロングネット!!」ブオゥンッ!!

 

リブットが繰り出した網状の技がハデスを包む。

 

ハデス「ほう?」

 

ゼット「ウルトラゼットライザー、強制解除!」

 

ゼットがウルトラゼットライザーを強制解除させ、千一を人間体に戻す。

 

千一「おのれェェェ…ッ!!ハデスゥゥゥッ!!」

 

三吉「父ちゃん、あんたも乗れ!」ドスッ!

 

トリガーの変身を解除した俺が、父ちゃんの腹に拳を喰らわせ気絶させるとそのままドラグニオンへと乗り込んだ。

 

三吉「ドラグニオン発進!地球へ帰還しろ!!」

 

音声「了解。ドラグニオン、地球へ帰還致します。」

 

ゴオオオォォォッ!!

ブフォオオオッ!!

 

ドラグニオンとリブットは宇宙冥界を撤退し、そのまま地球へ帰還した。

 

ハデス「まぁ良い…。奴らはいつでも抹殺できる。サウザンド、お前は俺のものだァァァッ!!」

 

ハデスの声が、宇宙冥界の荒野に強く響く。

 

End




今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございます!

「華望の救済」に「三吉と歩夢ちゃんの両思い」、救われる見どころが沢山!
そして、バットネス以外の三体を見事に撃破した海賊達ッ!!

だが千一の正体、「サウザンド」とは一体何者なのだろうか?
果たして三吉は、ハデスをぶっ潰す事が出来るのか?

次回を乞うご期待!
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