ヒーローズクロニクル~Forever Love~ 作:孤独のWolf
幸せ満開の三吉の強さ!
その真価が遂に発揮されるッ!!
今回も最後まで読んで頂けたら嬉しいです!
俺の名は須賀三吉。
ウルトラマントリガー・仮面ライダーゼロワン・ゼンカイザーに変身する、パイレーツヒーローズの船長にして愛の勇者<ラブブレイバー>だ。
宇宙冥界で繰り広げられた、俺たち海賊と奴らDe-Vilの総力戦。
バットネスは何処かへ消えてしまったものの、他の三体を撃破し、残るはハデスのみとなった。
だが奴は、父ちゃんに対して「サウザンド」と聞き慣れない名前で呼ぶが、それを聞いた父ちゃんは突如、怒りで我を忘れてしまった。
そして俺は父ちゃんを落ち着かせ、仲間たちと共にドラグニオンで撤退したが…。
ー宇宙海賊船 ドラグニオン・治療室ー
千一「…。」
三吉「父ちゃん…。」
リブット「心配ないさ、三吉。君の父は今眠っているだけだ。時期に目が覚めるだろう。」
十真「それにしてもリブット、おめぇ忙しい中良く駆けつけてくれたなぁ〜?」
リブット「ギャラクシーレスキューフォースの一員として、当然の事をしたまでです!剛力の神、須賀十真様!」
林子「ご、剛力の神…?」
勝弥「リブット…だったか?ギャラクシーレスキューフォースの回し者であるあんたは色々知ってそうだな。あんたが所属している組織は情報網に優れていると聞く。先ず、十真さんが前に口出してた「宇宙神界」について教えて貰おうか。」
タツキ「実は俺も気になっていたんだ。リブット、頼めるかい?」
リブット「良し!では教えてあげよう!「宇宙神界」とは、君達が今いる宇宙とは遥か遠い別の宇宙に存在する惑星の一つで、三吉を初めとするラブブレイバー達の拠点でもある場所だ。彼の祖父である剛力の神 須賀十真様、マジックスペースの地球出身のイギリス人である叡智の神 レイヴン様、ソルジャースペースの惑星ファルコ出身のファルコ星人である勇敢の神 ブレブイ様、ネオフロンティアスペースの惑星ブルーム出身のブルーム星人である幸福の神 アモル様の、「ゴッド・マインド」を授かり覚醒した四大神を初め、宇宙中の偉人達が集まる神聖な星だから、三吉以外の君たちは滅多に行けないんだけどね。因みに私の故郷、M78星雲・光の国に住んでいる、ウルトラマンキング及び宇宙警備隊の大隊長 ウルトラの父も、宇宙神界に立ち寄った事があるんだ。」
林子「えっ!?船長のじいちゃん、神様だったの!?」
十真「おう、そうだけどぉー?林子ちゃん、おめぇは三吉達から聞いてねぇかぁ?」
タツキ「あっ、ごめん林子…。俺たちだけ聞いていたのに、君にはまだ話してなかったな。」
勝弥「って言うより林子。お前、自分の親父さんはブレイバーである事を知ってるのに、十真さんが神である事は知らなかったのか…。」
林子「何を言ってるんだい!?これでもアタイはね、船長と同じ学校で先生やってんだよ!!あんた達とは「動き」ってのが違うんだ!!あと、アタイは「ヒール・M・ウッド」だよ!?ヒールと呼びなッ!!」
十真「次いでに言うとなぁー、ラブブレイバーとなった者は先ず、俺たち四大神の誰か1人から「神の祝福」ってヤツを受けて、ソイツが持つ潜在能力や感情を最大限に引き出して貰わなきゃならねえんだぁ。そして三吉は、特例として俺とアモルの2人から祝福を受けているだぜぇ?」
熊吉「何それ…?ズルくない?」
鮫吉「それで船長はアレだけ「力」と「幸せ」を求めていたのか?」
十真「そう言うこと!10人もいるラブブレイバーの中で、孫のこいつが一番厄介な訳よぉ〜!んまっ、じいちゃんはそんなおめぇでも面倒見ちゃうけどなぁ〜!」ナデナデ
三吉「てめぇ、うぜぇーんだよ…ッ!!このクソじじぃッ!!」グキィッ!!
十真「ぎいいゃあああァァァァァァァァァッ!!」
リブット「あっははははは!では、説明も済んだ事だし、一先ず私はギャラクシーレスキューフォースの本部に戻らせて貰うよ。また何かあったら連絡してくれ!」
リブットはそう言うと、元の身長に戻ってギャラクシーレスキューフォースの本部へ飛び去った。
十真「さて!次は千一の話といこうか!」
三吉「…。」
ゼット『三吉。お前は聞きたくないだろうが、大好きな親父さんの事を知る為にも、ウルトラ覚悟して聞いちゃいましょう。』
三吉「そんなの百も承知だっつーの。じじぃ、話せ。」
十真「おうよ。実は、千一はなぁ…一度死んでいる。」
5人「「「「「えっ?」」」」」
十真「こいつが宇宙冥界に一人で向かった際に、ハデスにやられちまったみたいだぜ。そして千一の亡骸に尋常じゃねえ量のジャアクエネルギーを注ぎ込まれ、こいつはDe-Vilとして蘇った。それが、千一がブレイバーじゃねえ何よりの証拠だ。」
タツキ「そ、そんな事って…。」
十真「因みにサウザンド…「邪悪魔闘士 サウザンド」という名も、もちろん千一の名前が元になっている。」
林子「ちょっと待ちなよ!千一の正体は分かった。けど、ハデスが言っていた「怒りの力」って何さ?」
十真「林子ちゃん、すまねぇ。それは宇宙神界の掟に従って言えねぇんだ。」
三吉「…。(まさかとは思うがなぁ…。)」
そして、父ちゃんが苦しみながら目を覚ました。
千一「ぐっ…!パパ…!お、お前ぇ…お喋りが過ぎんだよ…ッ!!」
十真「あらら、起こしちゃったぁ?」
ゼット『千一!お前はまだ寝てなきゃいけませんぞ!?それに、お前のジャアクエネルギーはいつ暴走するかも分からないし。』
千一「は、ハデスの野郎と…ケリをつけるまではァァァ…こ、こんな所で寝てたまるかァァァ…ッ!!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!
父ちゃんが再び暴走しかけたその時、俺は父ちゃんの前に立った。
三吉「父ちゃん。」
千一「なんだ三吉ィィィ…!!これは俺とハデスの問題だァァァッ!!子供は引っ込めえええェェェッ!!」
三吉「いや、ハデスは俺がぶっ潰す。今のあんたに出来ない事を息子の俺が成し遂げてやる。」
千一「ダメだダメだダメだァァァッ!!今のお前じゃ奴には勝てねえええェェェッ!!」
三吉「少しは落ち着けッ!!このクソッタレがァァァッ!!」バキィッ!!
俺は父ちゃんの顔面に拳を喰らわせた。
千一「痛っ!!」
三吉「お前は俺に言ったよな!?「 「幸せ」は掴むだけじゃない」と!!だから、お前が掴められなかった「幸せ」を、お前の望んだ「幸せ」を俺が掴んでやるッ!!お前は父親らしく、息子の俺の戦いを見守れよ!安心して見届けろよッ!!「怒りの力」だか何だか知らねぇが、いつまでも怒り狂ってんじゃねえよッ!!」
千一「三吉…。」
十真「うんうん!荒々しくも、その言葉の中から伝わる「優しさ」…。若い頃の俺にそっくりだぜぇ〜!流石は俺の孫だッ!!」
三吉「人間は、それぞれの「幸せ」を掴む為にいつも戦っている。夢とは違う、いつでも刻む事ができる「確かな幸せ」ってヤツをな。だがそれだけじゃねえ。時には、誰かに与えたり、見届けたり、願ったりするのも「幸せ」なんだ。華望を含め、俺より先に戦っているラブブレイバー達は、そうやって今まで戦ってきた。」
千一「いつしかお前も、そこまで逞しくなってたんだな…。「怒り」に支配され続けた自分がバカらしい。」
勝弥「しかし三吉、ハデスに勝てる方法はあるのか?」
三吉「あぁ、今思いついたぜ。トリガーのパワーアップをな。」
ー宇宙冥界 モンス・キャッスルー
ハデス「我が子達が死んでしまった…。ライオバーン…。コブラブリ…。アゲハーモニー…。」
ハデス「海賊共め…!海賊共めェェェ…ッ!!絶対に許さんぞおおおォォォーーーッ!!!」
ハデス「こうなれば、この城に蓄えた全ての力を取り込んでやるゥゥゥッ!!」
ハデスはそう言うと、モンス・キャッスルと一体化して更なる力を得るのだった。
ハデス「ぐっ…。うぅぅ…!うわああああああァァァァァァァァァッ!!!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…ッ!!
ー虹ヶ咲学園 スクールアイドル同好会ー
三吉「スクールアイドルフェスティバルまで、いよいよ明日だッ!!お前らの魅力を、お前ら一人一人が持つ「トキメキ」を、全てぶつけるんだッ!!せっかくだから、改めてお前らの意気込みを聞こうじゃねえか。」
かすみ「かすみんは可愛いステージで可愛い歌を歌っちゃいますよぉ〜!何故なら、かすみんの可愛さは世界を救うんですから!」
しずく「今までの中でも、一番熱い演劇ライブにさせられるよう、全力を出し切ります!」
璃奈「私はみんなと繋がって仲良くなりたい!璃奈ちゃんボード「うおおおォォォ!」」
栞子「私は自分の思いを真っ直ぐ伝えられる、そんなライブを披露します!」
果林「私はセクシーな魅力で、ファン達を虜にするわよ!」
彼方「彼方ちゃんは皆とお昼寝ライブをやっちゃうよぉ〜!」
エマ「私は、みんなと笑顔で歌が歌える楽しいライブをやりたい!」
ミア「僕は、今の自分の強さを証明できる、そんなライブを披露してみせるよ!」
ランジュ「このランジュが届けるライブはいつだって「特別」よ!ランジュの魅力を見せてあげるわ!明日は無問題ラ!」
せつ菜「私は勿論、私自身が持つ本気のライブを見せますから、覚悟していて下さいねッ!!」
愛「愛さんは友情の輪を広げられる、そんな明るいライブがやりたい!」
歩夢「私は、来てくれたみんなに「夢」や「幸せ」を与えられる、そんな素敵なライブを披露します!」
侑「あっはははは!みんなバラバラだね!でも、私をときめかせられるようなステージになる事間違いなしだよ!!」
林子「そうですね!これだから私はニジガクのみんなを、スクールアイドルをこれからも応援したくなるんです!!」
三吉「μ'sやAqoursも同じような事を言ってたな。けどよぉ、お前らのライブはお前らにしか出来ねぇ。ニジガクだけのライブを見せてやれッ!!良いなッ!?」
12人「はいッ!!」
スクールアイドルフェスティバルまで明日となった。
明日になるまでに、俺はハデスと決着をつけなくてはな…。
ーアクアシティお台場ー
三吉「お、お前ら…誘ってくれてありがとな…。///」
歩夢「気にしなくていいよ。///私たち、いつも行く場所を三吉くんと一緒に行きたかったから。///」
愛「さぶっちを退屈させないように、愛さんたち頑張っちゃうよぉッ!!」
せつ菜「ですから先生、今日は全力で楽しみましょうね!!」
確かに俺と歩夢ちゃんは恋人同士。
けど、愛ちゃんやせつ菜ちゃんとも「幸せ」を見つけていく。
そんな訳で、俺たち4人は放課後にアクアシティお台場へと来ていたのだ。
これって俗に言う「ハーレムデート」…か?
歩夢「三吉くん。こ、この服、私に似合うかな?///」
三吉「に、似合うん…じゃねえの?///」
愛「もう、さぶっち!こういう時は堂々と言ってあげるの!」
三吉「に、似合うと思うぜ!///着てみれば分かる!!///」
せつ菜「おぉ…!先生にしては、随分と思い切った発言をしましたね!」
三吉「言わせたのはお前らだろうが…!///」
歩夢「それじゃあ三吉くん、着てくるね!///」
そして、歩夢ちゃんが着終えると…。
歩夢「えへへっ。///三吉くん、どう?///」
三吉「くぅぅぅ…ッ!!///」
愛「おぉー!歩夢もやるじゃん!」
せつ菜「はい!見事に攻めてますね!!」
歩夢ちゃんが今着ている服は、水色のフリルのノースリーブ、そして紺色のデニム生地のミニスカートだ。
少し奇抜だが、いかにも「女性らしさ」を表したファッションに、俺は目線を合わせられないでいた。
歩夢「三吉くん、今の私を見てくれる?///」
三吉「う、うん…。///う、ウルトラ似合ってる…。///」
愛「あははっ!さぶっちってばもうウルトラにやけてんじゃん!」
せつ菜「三吉先生、今の歩夢さんはウルトラ可愛いですよね!?」
三吉「お、お前らまで「ウルトラ」って言うなし…ッ!!///まぁ…ウルトラ可いけど…。///」
歩夢「良かった。また三吉くんが喜んでくれてる。私、素直な三吉くんの事が大好きッ!」ナデナデ
三吉「ひゃっ…!///そ、それを言うなら、いつも俺を幸せにしてくれる歩夢ちゃんの事が大好きだぜ…!///」
愛「だぁかぁらぁ〜!何でさぶっちと歩夢だけでそんな雰囲気を出しちゃうのさぁ!?」
せつ菜「同意ですッ!!歩夢さん、独り占めは許しませんよッ!!」
歩夢「もう!愛ちゃんもせつ菜ちゃんも落ち着いてぇー!」
三吉「ひひひっ…。(この「幸せ」を守る事が出来るのは俺たちパイレーツヒーローズだけだ。俺は歩夢ちゃん達の事が大好きだ。俺は必ず奴を…ハデスをぶっ潰す!!)」
三吉「歩夢ちゃん!愛ちゃん!せつ菜ちゃん!お前ら、ありがとう!」
歩夢「さ、三吉くん?」
愛「どうしたの?いきなり改まって!」
せつ菜「な、何か…話でもあるんですか?」
三吉「御明答だ。せっかくのデートだけど、俺はここで帰らせて貰うぜ。俺はこれから、スクールアイドルフェスティバル開催に向けて最終確認をしてくる!お前らスクールアイドルが心置きなく歌い続けられるような、そんな仕事をしてくるぜ!」
せつ菜「そう…ですか。分かりました。頑張って来てください!」
愛「アタシ達、いつでもさぶっちを応援してるからね!」
歩夢「三吉くん…。」
三吉「歩夢ちゃん?どうした?」
歩夢「わ、わがままかも知れないけど、行く前に、私が今着ている服、買ってくれる?///次のデートの日にも着てあげるよ。///」
三吉「あぁ…。///お、奢ってやる…!///だ、だからさ…絶対に着ろよな!///」ナデナデ
歩夢「うん!///」
こうして俺は、歩夢ちゃん達と解散した。
全ては、ハデスと決着をつける為に…!
するとそこへ…。
士「どうやら決意はできたみたいだな、三吉。」
三吉「士!お前、今までどこに行ってたんだ?」
士「お前たち海賊を助けたヒーロー達を、元の世界に帰していた。お前の父親は色々と面倒な事ばかりだな。」
三吉「そうだな…。父ちゃんは色々と面倒だ。だがそれでも、ガキの頃の俺に戦いの流儀を教えくれた。例えブレイバーじゃなくても、De-Vilであろうとも、あの人は紛れもなく俺の父ちゃん、須賀千一だ。」
士「なら俺は、お前たちの「親子の絆」ってヤツを守ってやる。俺も平成ライダーの一人だからな。平成ライダーは、「」いつも誰かを見捨てず、笑顔の為に戦う」…そんな連中ばかりだ。」
三吉「ふんっ。」
タツキ「あっ、いた!」
三吉「今度はお前らか。」
勝弥「三吉。お前、本当に行くのか?」
三吉「あぁ。ハデスをぶっ潰し、俺は自分の「幸せ」を掴む!そして、父ちゃんの「幸せ」もなぁ!!」
士「この地球の事は俺たちに任せろ。」
三吉「頼んだぜ。」
ー宇宙海賊船 ドラグニオン・研究室ー
三吉「…良し、複製完了!さぁ〜て行くか!!」
俺は、GUTSスパークレンスを右手に持ち、左手でキーを起動させる。
音声「Ultraman Trigger Multi Type.」
音声「Boot up. Zeperion.」
三吉「闇を打ち消すぜ、幸せ満開だァッ!!ウルトラマントリガァァァッ!!」
音声「Ultraman Trigger Multi Type.」
こうして俺はウルトラマントリガーへと変身し、宇宙冥界へ飛び立った。
ー宇宙冥界 荒野ー
トリガーは宇宙冥界へ着くと、ハデスに向かって強く言い放った。
トリガー「ハデスゥゥゥッ!!!俺と戦えェェェッ!!!」
トリガーの声に返すかのように、ハデスが上空から現れた。
ハデス「三吉かァ…!丁度良いッ!!貴様の首をサウザンドの手土産にしてやるぞ…ッ!!はあああああァァァァァァーーーッ!!!」
ゴゴコゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!!
バチバチバチバチバチバチッ!!!
ハデスは力の全てを解放して、フルパワー状態と化した。
トリガー「獄炎天雷丸ッ!!」
キュピーンッ!!
ブオォォォッ!!
パシィッ!!
ハデス「ハデスラッシャーッ!!」
ズドドドドド…!!
ドゴォォォンッ!!
パシィッ!!
トリガーとハデスは、互いに武器を手にする。
そして両者が睨み合う。
トリガー「はァッ!!」
ハデス「ふんッ!!」
ガキィィィンッ!!!
キキキキキキキキキキッ!!!
獄炎天雷丸とハデスラッシャーの刃がぶつかり合い、大量の火花が撒き散らされる。
強大過ぎる力がぶつかり合った事で、地面が割れる。
ズドオオオォォォンッ!!
トリガー「はあああああああああァァァーーーッ!!」
ハデス「キシャァァァァァァァァァァァァァァッ!!」
ガキガキガキガキガキガキガキガキガキガキガキガキィィィンッ!!!
ズドオオオォォォンッ!!
ドガアアアァァァンッ!!
両者の武器のぶつかり合いは更に激しさを増す。
ハデス「ぐふふふふふふはははははははははッ!!まさか、フルパワーの俺とここまで渡り合えるのは褒めてやろうッ!!超古代の光と神器の太刀、侮れん…ッ!!」
キキキキキキキキキキッ!!!
トリガー「そうかよ。それならこいつを喰らえッ!!獄炎天雷丸・天雷ッ!!参ノ型・天雷鰻ッ!!」ビリビリビリビリィィィッ!!
トリガーは、獄炎天雷丸からデンキウナギ状の鞭を出現させ、ハデスの身体を締め付けた。
バチバチバチバチバチバチバチバチッ!!
ハデス「くうううゥゥゥ…!この程度…ふんッ!!」パアアアァァァンッ!!
ハデスは力を入れると、獄炎天雷丸の剣術を破った。
そしてハデスは両手に力を込めると、拳の連撃を繰り出した。
ハデス「ふふはははははははァァァッ!!」
ダダダダダダダダダダダダダッ!!
トリガー「くくくくくくく…ッ!!」
トリガーは、獄炎天雷丸で何とか防ぐ。
ハデス「やはり完全な力を取り戻し、モンス・キャッスルに蓄えた力を取り込んだ、この俺には一歩及ばぬようだなァァァッ!!オラァァァッ!!」
バシイイイィィィンッ!!
トリガー「うおォッ!?」
ハデスは、右の拳でトリガーを吹き飛ばし、岩山にめり込ませた。
ハデス「ふふふははははははははは…ッ!!だあああァァァッハッハッハッハッハッハッハッハァァァッ!!」
トリガー「何て事だ…。」
ハデス「そうだろう…?流石の貴様も、その反応をせずにはいられんだろうッ!?ひひひひひひはははははははははァァァ…!」
トリガー「あぁ、お前の言う通り、こんな反応をしちまうのは無理もねぇ…。お前があまりにも弱くてな。」
ハデス「ふふはははは…何?」
トリガー「なぁハデス。俺たち人間は、なぜ「幸せ」を求めるか、お前には理解できるか?」
ハデス「ふんっ、下らんなぁ…?それは貴様らが弱いからだ!!」
トリガー「ばぁーか。ちげぇよ!俺たちが「幸せ」を求めるのはなぁ、戦う為だ。」
ハデス「戦う為…?」
トリガー「そうだ。「悪党をぶっ潰す」・「働いて金を稼ぐ」・「アイドルとして歌を歌う」…。戦い方は何だって良い。人は毎日、全力で生きて、何かと戦って必ず勝利する。その為に「幸せ」が必要なんだ!つまり「幸せ」とは、いつも戦う為に必要な、力の源となる。だから俺はこの先もずっと求める!身体に、頭に、目に、心に残る、確かな幸せをなッ!!」
ハデス「綺麗事を抜かすなッ!!貴様が吐く「幸せ」など、我らDe-Vilaから見れば、貧弱な物でしかないわァァァッ!!」
トリガー「貧弱かどうかは今見せてやるよ!!幸せ満開なこの俺の、ウルトラマントリガーの更なるパワーアップをなァッ!!その名もトリガーフュージョンだァァァッ!!」
三吉は、ゼットが所持していた物を複製したウルトラゼットライザーを手に持ち起動させて、金色のウルトラアクセスカードをセットする。
音声「Sabuyoshi Access Granted.」
更に三吉は、三枚のウルトラメダルを出す。
そして…。
三吉『昭和!平成!令和!』
三吉『ウルトラマン!ウルトラマンティガ!ウルトラマンタイガ!』
音声「Ultraman. Tiga. Taiga.」
三吉『時代を創りし光が今、一つになるッ!!トリガーフュージョンッ!!』
音声「Ultraman Trigger Almighty Type.」
ハデス「何…ッ!?」
トリガー「ウルトラマントリガー!オールマイティタイプッ!!」
そう、これがウルトラマントリガーのパワーアップ。
「トリガーフュージョン」だ。
ウルトラマントリガー オールマイティタイプは、ウルトラマン・ティガ・タイガの、三つの時代の初代の力が込められた、マルチタイプの上位形態だ。
外見こそ変わらないが、全体的な戦闘能力が一気に数倍も跳ね上がり、当然の如くスキャンしたメダルの力もそのまま使用する事ができる。
トリガー「覚悟しやがれッ!!トリガーハンドスラッシュ!!」バシュンッ!バシュンッ!バシュンッ!バシュンッ!
トリガーは、トリガーハンドスラッシュをハデスに目掛けて繰り出しだ。
ハデス「ぐ、ぐぉっ!!(け、牽制技でこの威力…!?)」
トリガー「はああああああァァァッ!!!」
ドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガッ!!!
怯んだ隙をつき、トリガーはハデスの腹部に拳の連撃を喰らわせた。
ハデス「ぐはァ…ッ!!」
トリガー「スペシウムブラスタァァァッ!!」ビイイイィィィッ!!
更にトリガーは、腕を十字に組み、タイガの「ストリウムブラスター」とウルトラマンの「スペシウム光線」が合わさった光線技、「スペシウムブラスター」を至近距離で撃った。
ハデス「ぐわあああああああァァァッ!!!」
ハデス「はぁはぁ…はぁはぁ…!!舐めるなあああァァァッ!!!デーモンボルテッカーッ!!」
バチバチバチバチバチバチバチバチッ!!
チュドーン!チュドーン!チュドーン!チュドーン!
ハデスはハデスラッシャーを天に掲げると、上空から特大の稲妻をトリガーに向けて何発も撃った。
だがトリガーは、一瞬で手に持った獄炎天雷丸に稲妻を吸収していたのだ。
トリガー「獄炎天雷丸・天雷!四ノ型・地中電斬ッ!!」
トリガーが獄炎天雷丸を地面に刺す事によって、吸収した稲妻が地中から高速で繰り出され、ハデスに大ダメージを与えた。
ビリビリビリビリビリビリビリビリッ!!
ハデス「なんだとおおおォォォッ!?!?」
トリガー「ハデス、死ぬ前に覚えておけ!!いつの時代にも悪が栄える事はねぇ!そして俺たち海賊は、この先もぶっ潰す!!宇宙に蔓延る悪党共をなァッ!!」
ハデス「黙れえええええェェェーーーッ!!!」
トリガー「これで最後だッ!!」
トリガーは獄炎天雷丸を地面に刺す。
そして…。
トリガー「はああああァァァ…!!超ゼペリオン光線ッ!!」ビイイイイイイィィィーーーッ!!
トリガーは腕をL字に組み、ティガの力が合わさる事でゼペリオン光線の威力が格段に上がった、オールマイティタイプの最強光線技「超ゼペリオン光線」を繰り出した。
ハデス「おのれぇ…!!おのれええええええええェェェェェェッ!!!」ドガアアアァァァンッ!!
超ゼペリオン光線を喰らったハデスは、壮絶な爆死を遂げた。
パイレーツヒーローズの活躍によりDe-Vilは今、ここに滅び去ったのだ。
トリガー「よっしゃあああああァァァァァァーーーッ!!!」
トリガーの…俺の、歓喜が混ざった絶叫がこだまする。
こうして俺は、宇宙冥界を爆破して、地球へと帰っていく。
大袈裟かも知れねぇが、ハピネスペースは救われたんだ。
ー宇宙海賊船 ドラグニオン・司令室ー
三吉「よう、お前ら。」
タツキ「三吉ッ!!」
士「その笑顔。ハデスを…De-Vilを倒したんだな?」
三吉「倒したんじゃねえ…。ぶっ潰せたぜッ!!俺たち、パイレーツヒーローズの勝利だッ!!」
5人「「「「「やったあああァァァッ!!」」」」」
十真「千一。俺の可愛い孫が、おめぇの誇れる息子が、遂に成し遂げたぜぇ?」
千一「あぁ。良くやったな、三吉。」
ゼット『お、俺だって、倒せはしなかったがウルトラ頑張ったので御座いますよッ!?』
十真「ん?おう、そうだなぁ〜!」
林子「よぉ〜し!今日は船長の奢りで今から宴会しゃうわよッ!!」
鮫吉・熊吉「賛成。」
三吉「ちょっと待てお前らッ!?今何時だと思ってんだよ!!今日は休ませろよ!明日はスクールアイドルフェスティバルもあるんだからよぉ!?」
タツキ「あっははは!それもそうだね。」
勝弥「所で三吉、スクールアイドルフェスティバルってなんだ?」
三吉「ふんっ、まぁ行けば分かる。明日、林子に案内して貰え。」
士「ほう?それは是非行ってみたいものだ。お前の言う「幸せ」を知れるかも知れないからなぁ。」
林子「ちょ、ちょっと待ってよ!?あ、アタイがぁ!?あとヒールよッ!!」
三吉「お前、忘れてねぇか?俺は副校長だぜ?何が言いたいか分かるな?」
林子「は、はい…。」
全員「あっはははははははは!!」
ーお台場海浜公園ー
三吉「ふぅ…。やっぱこの辺が一番散歩しやすいなぁ。」
俺は少し遅い夜、自分で作った夕食や色々な道具を持参して、いつもの海浜公園に散歩へ来ていた。
そして俺は浜辺にレジャーシートを敷いて座った。
三吉「この宇宙に悪党がいる以上、俺たちの戦いは続くと思うが、取り敢えず大きな山場を越えたって感じだぜ。この世界の「幸せ」を見届ける為にも、気は抜けねぇ。」
するとそこへ…。
歩夢「だぁ〜れだ?」
三吉「ひゃ、ひゃっ!?///あ、歩夢ちゃん…。///」
歩夢「ふふふっ、正解。」ナデナデ
三吉「お、お前…!///良くここが分かったな…。///」
歩夢「うん。浜辺で三吉くんが座ってたのを見えたから。」
三吉「そうかよ。///」グゥゥゥ…
歩夢「お腹すいたの?」
三吉「ま、まぁな。ずっと働きっぱなしだったからさ。」
歩夢「あっ、もしかしてこれ、三吉くんが自分で作ったの?食べさせてあげよっか?」
三吉「はっ?///え、えっとぉ…。///」
歩夢「遠慮しないで。食べさせてあげるね。」
歩夢ちゃんは俺の夕食の弁当を開ける。
歩夢「あははっ!三吉くんらしいお弁当だね。」
三吉「お、おめぇなぁ…。///そ、そんな長々と見るんじゃねえよ…!///美味く作れたと思うが、肉料理ばっかで野菜なんて殆どねぇーし。///こりゃあランジュやテイラーのこと言えねぇな…。///」
歩夢「でも美味しそうだよ!はいっ、あーん。」
三吉「い、いただきます…。///あむっ…。///」
三吉「…。あ、歩夢ちゃんに「あーん」…ってして貰ったから…いつもより美味ぇ…。///」
歩夢「素直でよろしい。なんてね!///」
三吉「ひひひっ。///ま、まさか、お前も散歩してたなんて驚きだぜぇ。///」
歩夢「だって私、三吉くんに会いたかったんだもん!それで散歩してたら、ここで会えた。///」ムギュ…
歩夢ちゃんは俺に、これまでとはの大胆なハグとは違った、優しいハグをした。
三吉「歩夢ちゃん…。」
歩夢「三吉くん、お仕事お疲れ様ッ!///」
歩夢ちゃんは、照れながら労い言葉を俺に送った後、俺の頬に…。
歩夢「んっ…。///」チュッ!
…確かな愛情が込められた接吻をしてくれた。
三吉「…ふぇっ?///えええェェェ…ッ!?///」
歩夢「…。///」
俺はあまりの嬉しさで一気に赤面となってしまった。
そして歩夢ちゃんは、照れ顔が治まると、俺に向かってこう言った。
歩夢「三吉くん。私、これからも三吉くんと恋人として、あなたとずっと一緒に色んな場所へ行きたい。色んな物を沢山食べたい。色んな楽しい事をいっぱいやりたい。大きな幸せも、小さな幸せも、あなたと一緒に掴んでいきたい。三吉くんの「幸せ」は、私の「幸せ」だから!」
三吉「歩夢ちゃん…。///ぐすっ…。おうよ…ッ!!歩夢ちゃんの「幸せ」は、俺の「幸せ」だッ!!///」
俺は、涙ぐみながら笑顔で返事をした。
スクールアイドルフェスティバル開催まで、明日。
これで、歩夢ちゃん達のライブを見届けられる…!
End
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございます!
遂にハデスを撃破し、歩夢ちゃんからもキスを貰った三吉!
決戦も恋愛も大勝利ッ!!
次回はスクールアイドルフェスティバルが開幕!
…あれ?誰か忘れてる?笑笑笑
次回を乞うご期待!