ヒーローズクロニクル~Forever Love~   作:孤独のWolf

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本日から、第2クール開始です!

新たな展開!
新たな戦い!
新たな幸せ!

様々な所が新しい、ヒーローズクロニクルの始まりッ!!


Episode14「New bond ー新たな絆ー」

「ハピネスペース」

 

そこは俺たち、「パイレーツヒーローズ」が滞在中の宇宙である。

俺たちは、その宇宙にある地球に降り立ち、あらゆる悪党達から人々の「幸せ」を守る為に戦い続けている。

 

因みに名付けたのは俺な?

 

 

だが、その地球の地下には、俺たちでさえ知らない脅威が動き始めようとしていた…。

 

 

ーハピネスペース 地球・地下魔界 デーモンランドー

 

 

 

???「ハデスくん、お勤めご苦労さまッ♪」

 

???「へっ!あの老人、先鋒にしては中々健闘してくれやがったなぁッ!?」

 

???「いっひひひひひひ!ハデスのおかげであの海賊…特に須賀三吉とかいう奴の強さがよぉ〜く分かっちゃったもんねぇ〜!」

 

???「俺たちは奴ら海賊と、協力するヒーロー達を抹殺し、この地球を滅ぼし、我らの主が理想とする世界に塗り替えるのだ。」

 

???「全宇宙に「幸せ」という無意味なものなどはいらん。必要なのは「絶望」…それだけだ。今こそ、我ら「De-Vil」が本格的に動く時が来たようだ…!」

 

 

ーハピネスペース 月面ー

 

よぉ、お前ら!

ちょっと久しぶりだな。

 

俺の名は須賀三吉。

 

ウルトラマントリガー・仮面ライダーゼロワン・ゼンカイザーに変身する、「パイレーツヒーローズ」の船長にして愛の勇者<ラブブレイバー>だ。

 

俺は今…

 

月で怪獣たちと戦いを繰り広げていた。

 

 

ゼットン「ゼットォォォン!」

 

インぺライザー「グォォォ…!!」

 

エレキング「キィィィッ!!」

 

宇宙恐竜 ゼットン。

無双鉄神 インぺライザー

宇宙怪獣 エレキング。

 

どれもウルトラ戦士たちを苦しめた怪獣たちだ。

 

だが俺には…トリガーには勝てねぇ。

 

トリガー「獄炎天雷丸・獄炎!壱ノ型・炎舞ッ!!」

 

ゴオオオォォォッ!!!

ザシュンッ!!!

 

トリガーの繰り出した斬撃が、ゼットンを真っ二つに切り裂いた。

 

ゼットン「ゼットォォォン…!」

 

ドガァァァンッ!!

 

インぺライザー「グォォォ…!!」バァンッ!バァンッ!バァンッ!バァンッ!

 

トリガー「そらよッ!!」ヒョイッ!ヒョイッ!

 

インぺライザーの放った光弾を、トリガーは簡単に避けた。

 

トリガー「遅ぇーんだよッ!!獄炎天雷丸・天雷!壱ノ型・雷閃ッ!!」

 

ピカアアアァァァン!!

バシュゥゥゥンッ!!

 

そして、トリガーの繰り出した稲妻の突進斬撃がインぺライザーの機能を停止させて、そして爆発させた。

 

インぺライザー「グォォォ…」

 

バチバチバチバチ…!!

ドガァァァンッ!!

 

エレキング「キィィィッ!!」ブォォォンッ!!

 

エレキングは長い尻尾でトリガーの腕を巻き付けた。

 

バチバチバチバチッ!!

 

そして、電流を流したが…。

 

トリガー「おいおい、お前のおかげで眠気が吹っ飛んだぜ?ドラァッ!!」ザシュンッ!!!

 

獄炎天雷丸の一振で、エレキングの尻尾を切り落とした。

そして獄炎天雷丸を戻すと…。

 

トリガー「トドメだッ!!ゼペリオン光線ッ!!」ビイイイイイィィィーーーッ!!

 

トリガーの必殺光線技「ゼペリオン光線」がエレキングに直撃した。

 

エレキング「キィィィッ!!」

 

ドガァァァンッ!!

 

トリガー「いっちょあがりぃッ!!さぁ〜て、学園に戻るか。」

 

 

ー虹ヶ咲学園 体育館ー

 

ここは俺の勤務先である「虹ヶ咲学園」。

 

今の時期は9月初頭。

虹ヶ咲学園では今、新学期の始業式が行われていた。

 

 

十真「虹ヶ咲学園のみんなァー!おぉぉぉっはよぉぉぉッ!!」

 

三吉「…。(ジジィのやつ…。)」

 

理事長「校長、もっと礼儀正しく挨拶してください!(小声)」

 

十真「良いんだよ!こういのは楽しくやるもんだろ?(小声)」

 

 

ミア「あのさ、果林。改めて思うけど虹ヶ咲学園の校長先生があんな感じで良いの?」

 

果林「さぁね…。」

 

彼方「でもあの人、楽しそうだねぇ〜。」

 

エマ「何だか、朝から元気が出ちゃうよ。」

 

 

十真「お前ら良いかぁ?新学期になったからにはぁ、それぞれ新たな「気持ち」や「目標」ってヤツを持たなきゃいけねえ。特に今の1年と2年は、来年くる新入生の為に色々と引き締めていかなきゃいけねえし、今の3年生は進路を考えなきゃいけねえ。」

 

 

かすみ「ふわぁ〜…。かすみんが眠くなりそうな話だよぉ…。」

 

栞子「かすみさん、寝てはダメですよ。」

 

璃奈「でも、かすみちゃんの気持ちは分かる。何か面白くないって言うか…。」

 

しずく「そ、そうだね。在り来りな言葉を並べている感じがするよね…。」

 

ジジィの挨拶は元気良く、それでいて真っ当な言葉ではあるが、生徒共のの反応はイマイチだった。

 

中には話を聞かない奴も出てきた。

 

十真「そ、そういう訳で…。おーい聞いてるか?お前ら聞いてるかぁー?」

 

三吉「ジジィ、どけ…!」

 

十真「お、おう。」

 

タッタッタッタッタッ!

ダァァァンッ!!

 

三吉「おぉぉぉーーーーいッ!!!」

 

三吉「静かにしろてめぇらああああァァァーーーッ!!!」

 

俺がジジィをどかして喝を入れると、学園の生徒全員黙り込んだ。

 

三吉「お前らは教師1人の話すら聞けねぇのか?あぁッ!?だいたい、そんないい加減でだらしない座り方しやがってよぉ…?高校生のお前らがきちんとした座り方も出来ねぇとはどういうことだッ!!!「きちんとした姿勢して教師や大人の話を聞く」って事なんざなぁ、幼稚園のガキでも出来んぞッ!!!今のお前らは幼稚園のガキ以下だぜッ!!!」

 

 

十真「すげぇーな…あいつ。」

 

 

三吉「おい、お前は幼稚園のガキ以下か?」

 

生徒A「い、いえ…違います。」

 

三吉「そうだろう?お前らは将来を「幸せ」に生き抜く為に頑張っている高校生だろ?今から俺がお前らにウルトラ為になる話を聞かせてやるから、その前に姿勢を整えろッ!!」

 

俺がそう言うと、学園の全生徒は姿勢を整えた。

 

三吉「そうだ、それが大人の話を聞く姿勢ってヤツだぜ。よぉ〜し、今から俺がお前らに最高の言葉を送ってやるッ!!」

 

俺が生徒達に言葉を送った。

すると…。

 

生徒たち「わあああぁぁぁーーーーッ!!!」

 

体育館は歓声に包まれた。

 

三吉「今の言葉忘れんなよッ!?「幸せ」ってのは大事だからなッ!?」

 

十真「嘘だぁ…。」

 

 

侑「私、完全にときめいちゃった!!」

 

愛「さぶっちやるぅー!」

 

せつ菜「三吉先生の今の言葉、凄く胸に響きました…!」

 

ランジュ「きゃあ!三吉ってば凄いじゃない!」

 

歩夢「うふふっ。(さすがだね、三吉くん!)」

 

だが、そんな平和な日常が繰り広げられている地球を怪しく見つめる者がいた。

 

ギュイイイィィィ…!!

シュンッ!!

 

???「美しい…。」

 

 

ー宇宙海賊船 ドラグニオンー

 

先ほどの演説の少し前。

俺たちの宇宙船では、ゴーカイレッドことキャプテン・マーベラスが乗り込んできた。

 

マーベラス「単刀直入に言うぜ。お前ら、俺たち海賊戦隊の傘下になれ。」

 

タツキ「ど、どういうことですか?」

 

勝弥「話が見えねぇな。なぜスーパー戦隊の部下にならなきゃいけねぇんだ?」

 

マーベラス「へっ、それはな…。」

 

?「ちょちょちょ!マーベラスさん、俺たちはパイレーツヒーローズの皆さんを傘下にさせる為に来たんじゃないですよぉ!!」

 

マーベラス「ちっ…。」

 

タツキ「えっ、伊狩さん!?」

 

鎧「皆さん、さっきはマーベラスさんが失礼しました!俺たちは35番目のスーパー戦隊、海賊戦隊ゴーカイジャーです!そした俺はゴーカイシルバーの伊狩鎧!誰よりもスーパー戦隊を愛する男です!」

 

こいつは伊狩鎧。

海賊戦隊ゴーカイジャーの6人目の戦士、ゴーカイシルバーに変身する。

 

色々と暑苦しいが、正義感はいっちょ前な奴だ。

 

 

鎧「俺たちは、アカレンジャーさんのから依頼を受けて、今日は皆さんと接触しに来ました!「全宇宙を股に掛けるパイレーツヒーローズと協力して、De-Vilを殲滅せよ」との事です!同じ宇宙海賊同士、力を合わせましょう!!」

 

タツキ「俺は別に良いですけど…君たちはどうする?」

 

勝弥「まぁ、戦力は多いに越したことはねぇ。裏切るってなら、宇宙刑事として黙っちゃいられねぇけどな。」

 

林子「アタイも賛成さ。ヒーローに悪いやつはいないもんな。」

 

鮫吉「異論なし。」

 

熊吉「同じく。」

 

タツキ「…だそうです。」

 

マーベラス「ふんっ、決まりだな。だが足手まといにはなるなよ?」スッ…

 

タツキ「はい!宜しくお願いします!ジョーさん達にも伝えておいて下さい!」ギュッ!

 

鎧「勿論ですッ!!」

 

 

こうして俺の知らぬ間に、パイレーツヒーローズとゴーカイジャーは手を組んだ。

 

 

ーお台場 某公道ー

 

そして始業式が行われた日の放課後、俺と歩夢ちゃんは2人きりでジュースの買い出しに向かった。

 

歩夢「ねぇ、三吉くん。」

 

三吉「はい、どうした?」

 

歩夢「朝の始業式、怒鳴った所がちょっとビックリしたけど、三吉くんの言葉、凄く響いたよ!三吉くん、これからも私たちの教師、そして私だけの恋人でいてね。」ムギュッ

 

三吉「おッ!?///お、お前だけの恋人…かぁ…。///…。///はい!///歩夢ちゃんに見合う男として、俺はこれからも精進しますね!///」ナデナデ

 

歩夢「ふふふっ。三吉くん、変な言葉遣いになってるよ。」

 

三吉「ひひひッ!昔から俺はさ、心から嬉しくなる時は敬語が混じっちゃうんです…。///「幸せになれる」って事を感謝しなくちゃいけねえからな。///」

 

歩夢「そうなんだ。それじゃあ私、このバス停で帰って侑ちゃんと曲を作らなきゃいけないから。また明日ね。んっ…。///」チュッ!

 

三吉「も、もう…!!///こ、こんな所でしなくても良いじゃないですかッ!!///ウルトラ嬉しいけどよ…。///」

 

俺は歩夢ちゃんからキスを貰った後、そのまま歩いて帰った。

そこへ…。

 

 

ガイ「ほら三吉、飲むか?」

 

三吉「ガイ。お前いつから?」

 

ガイがラムネを持って俺の前に来た。

 

ガイ「お前さんの恋人がお前にキスをした時からだぜ。」

 

三吉「おま…!///」

 

ガイ「相変わらずの反応で何よりだ。」

 

三吉「お前、こんな話をする為に俺と出会ったんじゃねえだろ?」

 

ガイ「あぁ、そうだ。実は、ゴーカイジャーの連中がお前さんの仲間と手を組んだそうだ。」

 

三吉「パイレーツヒーローズの奴らが?何でまた…。」

 

ガイ「何でも、De-Vil殲滅の為に戦力を集結させるんだとよ。敵はそれだけ強大だという事だ。」

 

三吉「まさかガイ、お前も俺がウルトラマンだから協力をしに来たのか?」

 

ガイ「いや、俺は別件だ。ウルトラマンさんからの依頼で、「De-Vilがどこから生まれてきているのか」について調査している。次いでに言うと、仮面ライダーディケイドの門矢士は、ラブブレイバーをもう1人連れてくるそうだ。」

 

三吉「もう1人…だと?華望は俺の手によってジャアクエネルギーを落とし、完全に浄化したはずだぜ?」

 

ガイ「その人じゃねえ。お前さんも良く知る人だ。とにかく、De-Vilの再来にはこれからも十分用心しておけ。あばよ!」

 

ガイはオーブニカを奏でつつ、その場から離れた。

 

 

ー近江家ー

 

華望「…。」

 

彼方「華望さん?どうしたのぉ〜?」

 

遥「まさか、私の料理が不味かったですか?」

 

華望「あっ…?いや、何でもない。それに遥の料理は美味い。(微かだがDe-Vilの気配を感じる。もはや、コイツらに迷惑をかける訳にもいかん…。だが…今の俺に何が出来るのか…。)」

 

 

ーM78星雲・光の国ー

 

ここは、ウルトラ兄弟を始め、多くのウルトラ戦士の故郷である「M78星雲・光の国」。

 

ゾフィー「ゼロ、リブット。お前たちの目撃した事を教えてくれ。」

 

リブット「はい。三吉たちパイレーツヒーローズやゼットのいる宇宙を襲った「De-Vil」の魔人たちは、ジャアクエネルギーと呼ばれるエネルギーがあらゆる生物に取り付いて生まれたという事が、彼らとの共闘を経て判明しました。」

 

ゼロ「しかも厄介なことに、ジャアクエネルギーは生きている生物だけではなく、生物の亡骸にまで取り付きやがる。現に三吉の父である千一が、1度死んだ後にハデスの手によって魔人として復活を遂げている。だが宇宙神界の神たちによると、ハデスはジャアクエネルギーの塊のような存在だったらしい。」

 

タロウ「もしかするとゾフィー兄さん、ハデスたちの侵略もDe-Vilの計画の一部だったのかも知れません。現在、その真意をオーブに探らせています。」

 

エース「つまり、ハデスよりも恐ろしく強大な敵が存在すると言う訳か…。」

 

ゾフィー「良し、De-Vil殲滅作戦におけるウルトラ戦士の代表はゼロとオーブ、それにゼット、そして三吉が変身するトリガーに決定する。ゼロ、お前が持つウルティメイトイージスの力で、様々なヒーローたちを結集してくるのだ。」

 

ゼロ「あぁ!俺に任せとけッ!!それに俺の弟子でなら、De-Vilの殲滅を必ず成し遂げられるはずだ。」

 

 

ー虹ヶ咲学園 校庭ー

 

その頃、俺たち虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会は休日であるにも関わらず、朝からレッスンに励んでいた。

 

かすみ「はぁはぁ…!さ、三吉先生…。そろそろ休憩しましょうよぉ〜。」

 

ミア「そうだよ…。も、もう4時間以上はぶっつけでレッスンしてるよ…?」

 

三吉「それもそうだなぁ…。お前ら2人は特に持久力がねえからなぁ。」

 

ランジュ「なによぉ?みんなってば、だらしないわねぇ。ランジュはもっとやれるわよ!」

 

愛「でもランジュ、休憩も入れないと、アタシはともかくみんなバテちゃうよ?」

 

果林「はぁはぁ…。た、確かにそうね。みんながランジュに合わせてレッスンできる訳ではないし。」

 

彼方「はぁはぁ…はぁはぁ…。か、彼方ちゃんに寝かせる時間をくれぇ…。」

 

しずく「か、彼方さん!?ま、まだ寝ないで下さい。」

 

三吉「良し、昼飯も込で1時間休憩にしよう!そして終わったら、各ユニット毎に別れ、スクールアイドルエキシビションに向けての会議な!分からねえ事や提案があったら、俺が高咲に相談しなよ?」

 

全員「はーい!!」

 

 

そんな平和な日常を壊すかのように、新たな魔の手が忍び寄る。

 

 

???「はんっ!あいつが須賀三吉かァ!?強そうな見た目の割に無力な人間共とのほほんとしやがって!!いけ、魔獣 ファングース!!無力なこの世界をぶっ壊せェェェッ!!」

 

ファングース「グルルルルル…!ガアアアァァァーーーッ!!!」

 

その荒々しい言動をとる魔人は、「ファングース」と呼ばれる巨大な魔獣を召喚し、虹ヶ咲学園の付近に着地させた。

 

ブォンッ!!

ドガァァァンッ!!

 

三吉「ん…!?」

 

栞子「な、なんですか!?あのマングースみたいな黒い獣は?」

 

せつ菜「お、大きいですよッ!?まるでウルトラ怪獣みたいですッ!!」

 

三吉「マジかよおい…!(確かにマングースみてえだが、ハデスたちと同じエネルギーを感じる…。奴は間違いなく、De-Vilだ!!)」

 

ファングース「ガアアアァァァーーーッ!!!」バシュン!バシュン!バシュン!バシュン!

 

ファングースの咆哮と共に、ジャアクエネルギーが飛び出し、今度は人型の魔物が俺たちの前に大量に現れた。

 

De-Vil兵士「ラブブレイバー確認。抹殺する。」

 

エマ「ラブブレイバー?ラブライバーじゃなくて?」

 

かすみ「可愛いかすみんに向かって「抹殺」ってなんですか?失礼な人たちですね!」

 

三吉「お前ら離れろッ!!コイツらは危険だッ!!」

 

歩夢「ど、どうしたんですか?だったら三吉先生も離れようよ!」

 

三吉「…。(ダメだ。コイツらの前でゼロワンやゼンカイザーには変身できねぇ…!一体どうすれば…!)」

 

ファングース「ガアアアァァァーーーッ!!!」ゴオオオォォォ!!!

 

ドガンッ!ドガンッ!ドガンッ!ドガンッ!

 

ファングースの口から火炎が吐かれ、街を壊し始めた。

 

三吉「くっ…!どうすれば…!このままじゃ…!」

 

三吉が悩んでいるその時…。

 

 

ゼット・千一『「アルファバーンキィィィック!!」』ボオオオォォォッ!!

 

バスゥゥゥンッ!!

 

ファングース「グァァァァ…!!」ドサァッ!!

 

ゼット「キアッ!」

 

 

せつ菜「う、ウルトラマンゼット!?ほほほほほ、本物ですかァァァッ!?!?」

 

鮫吉・熊吉「はっ!」

 

ビョォォォン!!

トコッ!

 

璃奈「えっ?あなたたちは、スクールアイドルフェスティバルの時の…!」

 

鮫吉「De-Vil、お前らは俺たちが排除する。」

 

熊吉「全ての悪は滅びさる運命だ。」

 

 

鮫吉と熊吉はそう言うと、変身銃「ハザードスチームガン」を構え、鮫吉はサメフルボトルを、熊吉はクマフルボトルを手に持った。

 

カチャッ!

 

音声「サメ!」

 

カチャッ!

 

音声「クマ!」

 

 

それぞれのフルボトルをセットして、待機音が鳴る。

そして彼らはハザードスチームガンを前に向ける。

 

鮫吉・熊吉「「変貌!」」ブシュゥゥゥ…!!

 

鮫吉と熊吉がハザードスチームガンのトリガーを引くと、銃口から青い煙と赤い煙が放たれ、彼らをメカニックな戦士へ姿を変える。

 

音声「シャーク…!シャーク…!シャーク!!」

 

音声「ベアー…!ベアー…!ベアー!!」

 

 

シャーク「ファイターシャーク!」

 

ベアー「ファイターベアー!」

 

目の前で変身する鮫吉と熊吉を見て、ニジガクの生徒たちは驚きを隠せないでいた。

 

 

彼方「嘘ぉ〜!?変身したぁ〜!」

 

璃奈「まるで「仮面ライダービルド」に出てくるトランスチームシステム、もしくはブロスシステムだよ。璃奈ボード「はわわ!」」

 

ミア「僕、ああいうのデザインは好みだなぁ!気に入ったよ!」

 

歩夢「先生、これは一体?」

 

三吉「…。」

 

シャーク「船長、あんたは戦わないのか?」

 

ベアー「俺たちは戦う。」

 

シャーク&ベアー「「全ては、難波重工とパイレーツヒーローズの為に!!はぁッ」」

 

ファイターシャークとファイターベアーはそう言うと、De-Vilの兵士たちに立ち向かった。

 

 

愛「船長?さぶっち、さっきの鮫みたいな子はさぶっちをそう読んでたけど?」

 

しずく「三吉先生も、お芝居のサークルか何か所属しているんですか?」

 

三吉「…。」

 

俺は黙り込みながら、手に持ったGUTSスパークレンスとキーを見つめる。

 

侑「先生?」

 

ランジュ「三吉ってば、さっきからそんな銃なんか持って黙っちゃってるけど、一体どうしたのよ?」

 

三吉「だあああぁぁぁ…ッ!!仕方ねぇッ!!コイツらを守るのが教師の役目だからなァッ!!」

 

十真「ちょっと待ちな三吉ぃ!ブレイバーであるおめぇがこの場で変身なんかしちゃいけねえ!!その辺、おじいちゃんだろうと許さねぇぜ?ルールに従いなぁ!」

 

栞子「校長先生ッ!?い、いつからそこに!?」

 

俺がウルトラマントリガーに変身しようとすると、ジジィが制止した。

 

三吉「てめぇは黙ってろジジィッ!!ブレイバーが何だ?ルールが何だ?場所がなんだァッ!!」

 

歩夢「…!(三吉くん…!)」

 

三吉「俺は、コイツらの笑顔が、俺と歩夢ちゃんの「幸せ」をぶち壊されんのだけは嫌だ…!「新たな伝説を生み出し続ける」ってのが、「勇者」ってもんだろうがッ!!」

 

ファングース「ガアアアァァァーーーッ!!!」ダッダッダッダッ!!

 

ゼット「キアッ!」ガシッ!

千一『三吉…。』

 

ゼット「千一、今は戦いに集中しちゃいましょう!!」

 

 

十真「全くよぉ〜?おめぇはガキンチョの頃からそうやって無茶ばかりしやがるもんなぁ〜?だが、流石は俺の孫だぜぇ!!行ってこい、三吉ィ!!」

 

三吉「あぁ…!当然だッ!!お前ら、今まで黙ってて悪かったなぁ!!これが俺の戦いだァッ!!」

 

そう言うと俺は、GUTSスパークレンスを右手で構え、左手でキーを起動させる。

 

音声「Ultraman Trigger Multi Type.」

 

音声「Boot up. Zeperion.」

 

三吉「闇を打ち消すぜ、幸せ満開だァッ!!ウルトラマントリガァァァッ!!」

 

音声「Ultraman Trigger Multi Type.」

 

俺は遂に、ニジガクの奴らの前でウルトラマントリガーへと変身した。

 

 

3年生達「えええぇぇぇーーーッ!?!?」

 

1年生達「さ、三吉先生がウルトラマンんんんんんんんんんッ!?!?」

 

侑「うわぁ…!」

 

愛「さぶっちぃッ!!」

 

せつ菜「三吉先生が…!」

 

ランジュ「きゃあ!三吉!」

 

歩夢「三吉くんが、ウルトラマン…!」

 

 

音声「Circle Arms.」

 

トリガー「おらッ!!」ザシュンッ!

 

ファングース「グオオオォォォ…!!」

 

トリガー「父ちゃん、ゼット。遅くなっちまった!」

 

ゼット「待ってましたぞ三吉!」

 

千一『だが来てくれて、父ちゃんは十分嬉しいぞ。』

 

ファングース「ガアアアァァァァァァッ!!」

 

トリガー「いくぜッ!!」

 

ゼット・千一「『おう!!』」

 

トリガーとゼットが、ファングースに立ち向かう。

 

ファングース「ガアアアァァァーーーッ!!!」

 

ファングースが爪の攻撃を振りかざすが、トリガーとゼットはそれを素早く避けつつ、それぞれ攻撃を繰り出した。

 

ゼット「ゼットランスアロー!」バシュンッ!バシュンッ!バシュンッ!バシュンッ!

 

トリガー「そらよぉッ!!」ザシュンッ!ザシュンッ!ザシュンッ!ザシュンッ!

 

ゼットのゼットランスアローの矢と、トリガーのサークルアームズの剣さばきが炸裂する。

そした尽かさず、強烈なキックをお見舞いした。

 

トリガー「はぁッ!!」ドガッ!

 

ゼット「キアッ!!」ボォッ!

 

ファングース「グオオオォォォ!!」

 

ゼット「よぉーし!!一気にトドメだッ!!」

 

千一『いや、お前が仕切んのかい!?』

 

トリガー「おいおい、誰でも良いじゃねえか。」

 

ファングース「ガアアアァァァーーーッ!!!」

 

トリガー「コイツを喰らえッ!!」

 

俺は、ウルトラマンメビウスのキーをサークルアームズに装填させる。

 

音声「Maximum Boot Up. Mebume.」

 

 

千一はコスモスメダル・ネクサスメダル・メビウスメダルをウルトラゼットライザーにセットし、スキャンさせる。

 

音声「Cosmos. Nexus. Mebius.」

 

トリガー「メビュームソードフィニッシュ!!」バシュゥゥゥンッ!!

 

ゼット「ライトニングジェネレード!!」ビリビリビリビリッ!! ズドォォォンッ!!

 

ファングース「グオオオォォォ…!!」

 

トリガーとゼットの必殺技がファングースに同時に炸裂して、爆発する。

 

ドガァァァンッ!!

 

トリガー「ダァッ!!」

 

ゼット「キアッ!!」

 

 

かすみ「やりましたぁ〜!2人のウルトラマンが勝ちましたよぉ〜!」

 

ランジュ「あああああぁぁぁぁーーーッ!!とてもとても良いわぁぁぁぁぁーーーッ!!」

 

愛「やったあああぁぁぁ!!凄いよさぶっちぃぃぃ!!」

 

しずく「凄いのは先生だけなんですね…。」

 

ミア「愛、もう1人のウルトラマンも凄かっただろ?」

 

せつ菜「わ、私はもう…感無量ですッ!!!!!2人のウルトラマンをこの目で見ることができるなんて…ッ!!興奮が止みませんッ!!!」

 

璃奈「せつ菜さん、私もだよ。」

 

エマ「おーい!ウルトラマァァァン!!ほら、果林ちゃんも!」

 

果林「えぇっ!?えっとぉ…。お、おーい!ウルトラマァァァン!!」

 

彼方「おぉ〜い!!」

 

 

千一『三吉、見えるか?お前はあの娘たちの笑顔を守り抜いたんだぜ。』

 

トリガー「あぁ…!見えるぜ!」

 

 

侑「三吉せんせぇぇぇーーーい!!!歩夢が先生に言いたい事があるんだってぇぇぇーーーッ!!!」

 

トリガー「歩夢ちゃん、どうした?」

 

歩夢「三吉くぅぅぅーーーん!!!ウルトラマンとしてのあなたはあああぁぁぁッ!!!とってもカッコよかったよおおおぉぉぉーーーッ!!!私、三吉くんの事がもっともっと大好きになっちゃったぁぁぁーーーッ!!!///これからも私のこと、ウルトラ大好きでいてねえええぇぇぇーーーッ!!!///」

 

トリガー「なっ…!?///あっ…いやっ…!///歩夢ちゃん…!///お前なぁッ!!///馬鹿野郎…ッ!!///せっかくカッコよく決めたのに恥ずかしがらせるんじゃねえよッ!!///」

 

みんな「あははははははは!!」

 

 

???「これがラブブレイバーの力…ッ!!はんっ!!楽しくなって来たぜぇッ!!!」

 

ファングースを召喚させた魔人は、その場から去っていった。

 

 

ー宇宙海賊戦船 ドラグニオンー

 

あの戦いの後、俺はニジガクの奴らを船に招待した。

 

歩夢「す、凄い…!ここが三吉くんたちの宇宙船なの?」

 

三吉「ま、まぁな。///」

 

しずく「素晴らしいです!お芝居の参考になる予感がします。」

 

彼方「色んな機械が沢山あって、彼方ちゃん眠くなりそうだよぉ〜。」

 

璃奈「この地球にはない機能ばっかりで面白そう。璃奈ちゃんボード「キラキラ」」

 

するとそこへ…。

 

 

ウィーン

 

林子「どうよ?アタイの新作料理は?アンタ達も気に入ると思うはずさ!」

 

タツキ「確かに美味そうなんだけどさ、また魚料理?林子は飽きないよね…あはは…。」

 

勝弥「お前進歩無さすぎだろ。」

 

林子「はぁ!?アンタ達、魚をバカにしたなぁ!?だいたいねぇ、アンタ達には見る目がないんだ…よ?」

 

エマ「勝弥さん?それにタツキさん?」

 

ランジュ「林子!きゃあ!あなたもいたのね?」

 

林子「えっ?ランジュちゃん…?そ、それにみんなも…どうしてここにいるんですか!?って言うより、ここここここは何処でしょうかぁ…!?あ、あれぇ…?」

 

三吉「お前ら、悪い。もう全部コイツらにバラしちまった。」

 

林子「え、えぇ…。」

 

俺はニジガクの奴らにパイレーツヒーローズのこと、ヒーローたちが実在していること、ラブブレイバーのこと、俺たちが戦っている相手、そして今の状況、話せること全てを洗いざらい話した。

 

 

しずく「…そんな事が起きてたんですね。」

 

彼方「三吉くんたちはヒーローだったんだねぇ〜。」

 

タツキ「うーん…。「ヒーロー」って言うか、「ヒーローの力で戦う海賊」…だよ。」

 

かすみ「特撮でありそうな出来事が現実で起こってるなんて…。かすみん、何だか怖くなってきました。」

 

果林「私もよ…かすみちゃん…。」

 

十真「おう、おめぇらよしよし。」ナデナデ

 

栞子「三吉先生たちは、私たちが平和に暮らしいる裏でDe-Vilや他の悪者たちと戦っていたのですね。」

 

ランジュ「凄い…!何か楽しそうね!ねぇ三吉、ランジュも変身して戦えるかしら?」

 

侑「あのねぇ、ランジュちゃん…。」

 

ミア「ランジュ、先生たちは遊びでやってるんじゃないんだ。」

 

璃奈「三吉先生のやってる事は、とっても危険な事。」

 

三吉「お前らを巻き込むつもりは無かった。だがDe-Vilが攻め込んでしまった以上、あそこで変身せざるを得なかった。平和を乱すような事に巻き込んじまって…すまねぇ…。」

 

歩夢「そっか。良く話せたね。」ギュッ…

 

三吉「はっ?///」

 

歩夢「三吉くんたちは、私たちの「幸せ」を守るために、ずっと戦ってくれていた…。私たち、そんな三吉くんたちを支えたい!私は三吉くんが大好きだから!」

 

三吉「歩夢ちゃん…。///」

 

愛「だから歩夢ばっかりずるい!さぶっち、愛さんも君のこと大好きだからねッ!」ムギュッ!!

 

せつ菜「わ、私だって!///三吉先生…いえ、三吉くんのことが大好きなんです…ッ!!///」ムギュッ!!

 

三吉「と、取り敢えずお前ら離れろよ…ッ!!///」

 

 

エマ「勝弥くん。」

 

勝弥「え、エマ?」

 

エマ「危険な事が沢山あるかも知れないけど、私、いつでもあなたを大切に思ってるからね。」ムギュッ!!

 

エマは勝弥に抱きついた。

 

勝弥「ちょっ…!?///」

 

エマ「本当に辛かったら、私に甘えたって良いんだよ。何なら今からでも甘える?」

 

勝弥「え、えっとぉ…?///」

 

エマ「甘える?」

 

勝弥「む、向こうに俺の個室があるからさ…///そ、そこでなら…///後で…///」

 

エマ「うん!私、勝弥くんを1度癒してみたかったんだぁ!」

 

勝弥「お前ってやつは…。///」

 

 

愛「ねぇ、さぶっち!これからは4人だけじゃなくて、こうやってみんなで「幸せ」を掴んでいこうよ!」

 

せつ菜「ここまで来た以上、私も本気ですからね!!」

 

歩夢「三吉くん、みんなで沢山の事を乗り越えようよ!みんなで一緒に!」

 

三吉「お前ら…。」

 

俺の瞳から、一粒の涙が零れた。

 

歩夢「三吉くん、泣いてる…?」

 

三吉「泣いてねぇ…!」

 

俺は船を降りて、外で涙を拭きに行った。

するとそこにはガイがいた…

 

 

ガイ「どうやら、お前の決意は済んだみたいだな。」

 

三吉「ぐすっ…あぁ、おかげさまでな。」ゴシゴシ

 

ガイ「大丈夫だ、三吉。多くの仲間がいるお前ならDe-Vilを殲滅できるはずだ。俺も協力してやる。」

 

三吉「あぁ、お前もいた方が心強いからな。宜しく頼むぜ、ガイ。」

 

俺とガイは絆を結ぶべく、硬い握手をした。

そんな様子を華望は遠くから見ていた。

 

 

華望「…。」

 

End




最後まで読んで頂き、ありがとうございます!

ニジガクの皆やガイさんと新たな「絆」を結んだ三吉なら、De-Vilを殲滅できるはずッ!!

そして、華望は何を思うのか…?

次回を乞うご期待ッ!!
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