直死な花の錬金術師は聖杯を望まない   作:カレンデュラ

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あと、誤字報告、いつもありがとうございます


慢心の末に 怒り狂う

「アーチャー・・・?」

「おい、アーチャーのやろう。オマエそんな日本人っぽい名前だったのかぁ?聞いたこともねえし」

 

 その名前の意味をわかっていないであろうランサーは疑問をこぼす。だが、わかるものは驚愕する

 

「アーチャー・・・?一体どういうことなの・・・?」

 

 その気持ちを代弁するかのようにマスターである遠坂が声を漏らす

 その言葉に返すように、

 

「ふん、私はそこの小僧がたどり着いた先で抑止力と契約して登録された・・・所謂、未来の英霊なのだよ」

「お前が・・・俺の未来の・・・?」

 

 特に衛宮士郎は彼の真名に驚く。自らの夢の果て。それは英霊になることだと

 

 

 

「どうでもいいけどよ・・・アーチャー?覚悟はできてんだろうなぁ?」

「ふむ・・・君の妹を傷つけた件かね?これは、君を殺すことに必要なことであるし、何より、君自身で治せるだろう?」

 

 矛盾している言葉。治せる存在を殺すために傷つける。その言葉に花鈴の怒りはいよいよ頂点に達しかけていた

 

「ふざけるなよ!お前、そのためだけに花菱を傷つけたのか!?それに治せるダァ!?身体の傷は癒せれても心の傷は無理なんだよ!お前は・・・オマエは・・・正義の味方を目指してたんじゃねぇのか!?」

「・・・正義の味方はな・・・自らが味方した人しか助けれないんだよ………」

 

 その言葉を皮切りに花鈴は突き進む。己の全てを用いてアーチャーを殺さんと。宿地を用いてアーチャーの懐に潜り込もうとするも、彼の双子剣によって阻まれる。だが、花鈴の返しの一撃で双子剣は壊れてしまう

 

 

 

 その音が開戦の合図となった

 

 

 

「魔神さん!ヘラクレスを頼む!ラーちゃんは・・・自由行動で!」

「気をつけろイリヤ!その生物は自らの直死の魔眼をサーヴァントに付与できる!いくらヘラクレスといえど、一撃を喰らえば崩壊するぞ!」

 

 魔神さんは同じく縮地を用いて、ヘラクレス・・・ではなくマスターのイリヤに突撃する。それを守らんとヘラクレスの石斧剣が魔神さんの大太刀とぶつかり合う

 

「はぁ、あんまし乗り気はしねぇがなっ!」

 

 その横からランサーが突っ込むが、それは青い閃光・・・ラーちゃんに阻まれる。そして、ラーちゃんの正体にアルトリアが気づく

 

「なっ、あの魔女の・・・っ!この気配はまさか!ランサー!気をつけなさい!そのサーヴァントの真名はおそらくアルビオンですっ!」

 

 その言葉にラーちゃんは反応する

 

「一応、真名はメリュジーヌでとおしているから通しているからそちらの名前で呼んで欲しいな?あと、陛下のことは魔女って呼ばないで欲しい」

 

 セイバーの“魔女”という言葉に嫌悪を示しつつも、どこか平坦な感情で接する。だが、全員がかの竜は内心怒っていると感じている

 かの竜にとって、魔女、モルガンは母親のようなものであり、マスターである花鈴は大切なものなのだ。アーチャーへの怒りは花鈴に任せるとしても、到底許せるものではない

 

 

 その怒りを発散するかのように・・・

 

 

「真名 偽装展開、清廉たる湖面、月光を返す! 沈め!『今は知らず、無垢なる湖光』」

 

 宝具の展開。ギリギリで掠めたランサーと、少し離れていたセイバー。しかし、バーサーカーは直撃してしまう

 

「嘘でしょ!バーサーカーの命を4回も削った!?」

「ぐっ!?掠めただけでこの威力っ!?」

 

 バーサーカーの十二の試練を一撃で4回分削り、さらに、掠めただけのランサーにも致命傷を与える

 そのからくりに気づくアルトリア

 

「ランサー!バーサーカー!メリュジーヌが持つあの剣はアロンダイト!かすり傷一つでも魔力を用いることで致命傷にする聖剣であり、」

 だが、その言葉を言い終わる前に、魔神さんはアルトリアを大太刀で一閃しようとする

 

 それに対抗しようとエクスカリバーを持つも、キャスターによって蝕まれた身体は思うように動かない

 衛宮は花鈴の一撃で思うように動けず、ただ手を伸ばすだけ

 

「ふっ!」

「結界・・・か」

 

 その一閃を防いだのはキャスターであった

 

「セイバー・・・残念だけど、協力しないとこのサーヴァントたちには勝てないわ。私が貴方を補助するから手伝いなさい!」

 

 そう言って、ありったけの強化魔術をアルトリアにかける。そして、マスターの権限をキャスターは衛宮にうつす

 本来、睨み合うはずの2人が手を取り合う

 

「セイバー・・・貴方は元のマスターのままの方が良いでしょう。宗一郎様はお逃げください・・・」

 

 だが、言われた本人は動かず、最後まで見守る体勢に入っている

 キャスターは何も言わない

 

「へっ、まさか俺が勝てねぇと思うサーヴァントがいるなんてな・・・おい、ヘラクレス!ここは共闘すると行こうじゃねぇか!」

「行くわよヘラクレス!」

 

 ヘラクレスは声にならない叫びをあげる。まさにバーサーカー

 

「行くぞラーちゃん」

「真剣勝負なのにラーちゃんって・・・いいよ。私に・・・竜に挑むのか、その意気や良し。望み通り嬲ってやろう!」

 

 ここに、セイバー&キャスターVS魔神さん ランサー&バーサーカーVSラーちゃんという、奇妙な戦いが始まろうとしていた

 

 

 一方、花鈴はアーチャーを攻め続けていた

 

「“咲け”“咲け”“咲け”!」

「っく!相変わらず激しいなっ」

 

 一発一発が必殺の一撃の攻撃を仕掛け続ける。間合いを詰められれば刀で切り刻もうとし、少しでも離れれば黒い弾丸が飛んでくる。その全てに直死が乗った攻撃は、一度でも掠めればアロンダイトと同じく致命傷になるであろう

 

「ああ!もっとギアを上げるぞっ!」

「ぬうっ!」

 

 宣言通り、さらに攻撃の手が早まる

 遠坂はこの光景をただ、見ることしか出来なかった

 

 

 

 そして、その光景を見てほくそ笑む存在が3人・・・

第五次聖杯戦争終わったらFGOルートに入る予定だけど、どのルートみたい?

  • サーヴァント 花鈴ルート
  • マスター 花鈴ルート
  • 花鈴 異星の神サイドルート
  • 花鈴 職員ルート
  • 2部6章 敵役ルート
  • 〇〇マスタールート
  • 現実は無常 ラスボスルート
  • そもそもはよ完結させろ
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