死亡フラグが倒せない(BY転生者)短編集   作:かりん2022

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我らオカルト研究部!3(バッドエンド1,2)

★メロンパンに気づかれて呪専で気づかれなかった場合

 

 

 帰って学校に行くと、騒ぎが起きていた。大勢の警察が来ている。

 なんとクラスで殺人事件が起きたのだという。

 

「!?」

「そんな!」

 

 先輩達がいきなり血を吐いて死んでいく。

 

「え」

「戻ってくるなんて、バカなやつ」

 

 耳元で声が聞こえ、私も胸に痛みが走った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

★両者ともに気がついた場合

 

 オカルト研究部一行が朝食を食べに行くと、席に座った目隠しのナイスガイが手を上げた。

 一目でわかった。実際、特徴からしてコスプレでもされない限り間違えようがない。

 

「や。朝ごはん一緒に食べないかと思ってね。僕のファンだって聞いたから」

「もしかして、五条先生ですか!?」

「わあああ! サインください!」

「悪いけど、それは無理かな―。ほら、時間があるから、先食べちゃって」

 

 私達は、慌てて食べた。

 お茶を飲みながら、五条先生とおしゃべりする。

 

「いやー。ちょっと気になったから来ちゃったよ。君等、僕のファンなんだって?」

「はいはいはいはいはい! 夏油さんの事聞きたい!」

「ちょっと虎杖!」

「だって気になるじゃん! 一番重要じゃん!」

「……そうだね。少し僕とお喋りしようか。君達はコレが見えるかい?」

「「「いいえ!」」」

 

 良いお返事である。

 実際、チラとも見えていない。五条も呪力や術式を確認し、一般人であることは確認済みだ。それでも、自ら来たのは、第六感に引っかかるものがあるから。

 

「傑のことは、どこで聞いたのかな?」

「それなんですけど! 夏油さんって、今、教師ですか、教祖ですか。あと、生きてますか。死んでますか」

「……それは、傑が教師をしていたという未来があったということかな?」

「あ、教祖ですか。今、生きてます? 死んでます?」

「それを聞いてどうするつもりかな」

「どうする?」

「言う? 言っちゃう?」

「夏油さんが生きているならこのまま帰ってもよくない? 甚爾さんが生きてたら帰って良い率倍率ドン!」

「メロンパンいないかもしれないしな」

「いやあ……五条さんが実在して、夏油さんが実在して、メロンパンがいないってあるのか?」

「なさそう」

「ワンチャン五条先生も夏油さんもメロンパンも大したことなくて、お話にするために誇張されている希望がある」

「たしかに……普通に考えて地形も変えれるとか、五条先生強すぎるもんね。実際はモデルになったに過ぎなくて、強くないってあるよ!」

「でも、本当の可能性もあるだろ? 夏油さん死んでたら? どうする?」

「えっ どうしよう。そもそも、防げるものなの?」

「うーん、無理、かも。無理でしょ。無理でしょ」

「ハロウィンに東京にいなきゃ良いんだろ? 仙台はひとまず無事だと思うし、やり過ごすのは簡単だ」

「虎杖は保護を求めたほうが良いかも」

「えっ でも俺、殺されねぇ? 俺だったら殺すと思う」

「日をおいて飲めば宿儺の指20本、余裕そうだけどね。10本一気が一時的に乗っ取られるだけで。なにせメロンパン渾身の器出来ですから、虎杖は。受胎九相図くらいはただの呪力に変換しちゃうんだから。全部食って封じたまんま寿命で死ね。正直に言って、このままメロンパンに捕まるのが一番、その、なんだ、困る」

「でも一時的に乗っ取られるだけで渋谷壊滅するんでしょ? メロンパン陣営が10本近く持ってるんでしょ? 私だったら殺すなぁ」

「うー。俺、死ぬしかないの? マジで?」

「漏瑚って特級呪霊がコレクションしてるから、それをなんとか奪えないかなぁ」

「うーん。いい加減な調査をした日下部は後で締める。ハイ皆注目!」

 

 私達は手を叩いた五条先生を見た。

 

「君達、僕のファンだろ?」

「「「はい!!」」」

「僕の職場見てみない? 呪術高等専門学校!」

「あっ でも、もう帰らないと」

「まあまあ。せっかく東京に来たんだし、二、三日観光していきなよ」

「見たい! 呪術高等専門学校見たい!」

「オカルト研究部としては……めちゃくちゃ見たい」

「女は度胸! 行きますか!」

「俺も進学するかもしれないなら見ておきたいなー。寮の部屋とか」

 

 ということで、呪専に行った。

 色々見学させてもらって、お昼ごはんを食べている時。五条先生は告げた。

 

「君達のクラスメイトだけどさ。全員死んだって。今日」

「へ?」

「う、そ」

「あ……そんな……? 私が、喋ったから?」

「だろうね! 君達には二つの道がある。このままメロンパン? ってのに殺されるか、洗いざらい話して保護を得るか」

 

 私達は洗いざらい喋った。五条先生は、改めて私を見る。

 目隠しを取ったご尊顔マジ尊い……。

 

「うーん。硝子いるから、ちょっと痛いけどごめんね」

 

 そうして、私は腹を貫かれた。

 

 痛い痛い痛い!! 死にたくない!!!

 硝子さんがすぐに治そうとするのを五条先生が止める。どうして!?

 

「硝子、命に別状がない程度にゆっくり治して」

「なんかあんのか」

「信じられないけど、死にかけた時だけ術式が現れるみたい。平行世界の自分の記憶の読み取り」

「ええー!」

「うっわ……」

「殺され仲間だな、アリス(死んだ目)」

 

 じ、地獄だぁー!!(涙)

 




この後、メロンパンと呪専の熾烈な抗争と主人公からの情報の収集が行われる。

主人公たちは五条先生を盲目的に信じてます。だって主人公側だし。
なので口が軽い軽い。
でも、五条先生は結構冷酷な判断ができる人だと思う。
最後、虎杖それっぽくないけど許してください。
あと、五条が強硬手段に出てたのは、許可済というか上層部の意向です。
それだけの被害が既に出ているので。

この話はこれで終わりです、すみません!

次、呪専だけが気づいてメロンパンが出遅れたルートと、
どんな奇跡が起こったのか双方から野放しになっちゃったルートを
書かせていただきます!

一話でサクッと終わる予定です。
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