死亡フラグが倒せない(BY転生者)短編集 作:かりん2022
このエンドも割とバッドです。
私達は、学校へと帰って滅茶苦茶怒られ、そして放課後に会議をした。
オカルト研究部は30人もの部員が追加され、同好会の話は立ち消えになった。
そして、放課後。
私達は、東京防衛計画を練っていた。
「とりあえず、三回目は大人しく指飲んでおこうぜ」
「そう何回もスルーしてたらラスボス出張るからな」
「非術師である俺らに抵抗は無理だ」
「えっ じゃあなんで指返したん?」
「時間稼ぎ。後は相手陣営からの指の無駄遣いさせるため」
「宿儺スイッチで人死出るしな」
「方針は決めとかないとなー」
「考えたんだけど、私達、立場超やばくね? ってことで、情報は全て書き写して各自で持つことにします! 危険を感じたら高専に送れー、ネットにアップしろー。ばらまけー」
「そうは言っても、助けられるのなんて名前のわかってる吉野順平ぐらいじゃない?」
「渋谷事変に非術師が介入するにはどうすれば……」
皆で頭を悩ませる。
「ようは、ダムだ! ダムなんだ!」
「どゆこと?」
「ダムで電波が発信されなくなったら、メカ丸の位置が特定できる!」
「頭いい!!」
「宿儺の指が呼んでるぐらいのこと言えば、急いで送ってもらえるかも!」
「虎杖のお兄ちゃん達は、虎杖が死にかければわかってくれると思う」
そして、俺達は作戦を立てたのだった。
虎杖 悠仁の違和感に気づいたのは、指の在り処がわかったと駆け込んできて、メカ丸の所に誘導されたときだった。
指は結局なかったし、あっちの方向とかならともかく、〇〇県のダムに指の気配がなんて、明らかにおかしい。
そういえば、受胎九相図も悠仁のたっての願いで助命をしたけど、彼らは悠仁の言うことだけを聞く。
順平を助けられたのも、今思えば都合がいい。
そう、都合が良すぎるのだ。この業界はそれほど甘くない。なのに、上手く行き過ぎている感じがする。
メカ丸に事情を聞きたいけれど、彼は未だ目覚めない。
あまり、疑いたくはないけれど。
僕は悠仁を監視することとした。悠仁はすぐに尻尾を出した。
「全部上手く行ったぜ、先輩! 後はハロウィンでの渋谷事変だな! 後は例の情報を流して、先生に引っ付いて、獄門彊の発動を待てばいいな! 夏油 傑の遺体については、黙っていていいんだよな? メカ丸が寝ててくれて本当に良かった」
『ええ、よくやったわ、虎杖ぃ! 私達「普通の人々」の勝ちね!』
「俺達の勝ちー!! いえー!」
『いえー!! 皆で11月1日には皆でお祝いしましょ!』
「新たなる未来に!」
『新たなる未来に!』
電話を切って、鼻歌を歌う悠仁。
普通の人々?
獄門彊……。夏油 傑の遺体?
「伊地知。悠仁の携帯の履歴、調べて。今すぐ」
ああ、まさか。まさか、悠仁がスパイだったなんて!
短いですが、あまりにも視点がコロコロ変わるので、ここで一旦切ります。