死亡フラグが倒せない(BY転生者)短編集 作:かりん2022
「詳しい話を聞かせてもらおうか」
「さっさと僕のこと開放して火葬されてくれはります? 双子が可愛いならやけど」
「判断材料がもう少し欲しいね。ここまで話したなら、呪詛師の目的を何故言わない?」
判断材料があったら困るのである。だってメロンパンの目的に賛同されたら困るじゃん。
私と直哉さんは視線を交わして、直哉さんは口を開いた。
「呪詛師は呪詛師やん。情報なんて渡せへん。誘導があったんは事実かもしれん。けどな。それで人が死んだり傷ついたりしてるんも、傑くんがその道を選んどるのも事実や。信じられるわけがないやろ。能力も危険やし、殺して火葬する以外ない。悟くんには悪いけど、言えへんけど、悟くんと傑くんの過去の失敗が原因でもあるんや。何度でも言うけど、傑くんは殺して火葬する。それ以外ないわ」
「直哉さん、格好いい! 頑張れ!! 呪術師の未来は直哉さんの説得に掛かってます!」
私は直哉さんを精一杯応援する。
「……あー。僕ってほんと馬鹿。直哉隠してなかったじゃん」
「なんだい、悟?」
「直哉の情報源、君でしょ? えーと名前なんだっけ」
「「違います」」
「いやいやいや、さっきストーカーで色々調べたって言ったじゃん」
私は縄を引き剥がしに掛かった。かたっ 超かたっ
「その縄、呪力ないと外れないよ」
「非術師に手を出したら呪詛師やからな」
「私、呪詛師だし? でもおかしいね。非術師がそこまで詳しく調べられるものかな? 悟、この子のこと六眼で見た?」
「正真正銘普通の子……と六眼は言ってる」
「「……」」
か、考え込まないでよ、怖いから!!
私は、念の為に持ってきたナイフを取り出す。
最強2人は微動だにしない。脅威とも思ってない。
「女はどきょおおおおおおおおお!!!」
叫んで、ナイフを心臓に刺そうとして……ナイフはぐちゃぐちゃの丸い塊になった。こ、怖ぁ!!
「わ、私! 又聞きの又聞きで全然詳しいこと知りません! 情報源とももう接触できません!!」
「いやいや、十分だよ」
「ふむ」
「待って、傑」
夏油さんがなにかしようとした所で、五条さんが止めてくれた。
さすが五条様最強様勇者様!!
「君の知っていることを全て話して欲しい」
「ひょわああ」
手を握られた! 最強に!! 手を!!!
「そうしたらえーと、直哉の可哀想可愛い見たくない?」
「見たいです!!!!!」
「嘘やろ夢子!!! この変態!! 鬼畜!!! 現実と妄想の区別つけぇ!!」
「え、えと、その、でも犯罪っていうか」
「じゃあ、やっぱり人肉用意する?」
直哉さんは声も出ずに暴れる。可哀想可愛い。
私の良心と欲望の戦いのゴングが鳴った。
「全て話すので直哉さん許してもらえますか」
「よだれふけや」
なんとか良心が勝利した私は、全てゲロった。
直哉さんと2人で対策会議するシーンとても書きたかったのですが、
そこに行くまでにオリ主がゲロってしまいました……。
なのでこの話が完結次第、別ルートを書きたいと思います。
リツイートルートですが直哉の行動としておかしくないかというアドバイスを頂き、
納得しましたのでそれもどうするか考えさせていただきます。
ただ、主人公が原作世界に転生した事に気づいてあわあわする所は書きたいので、
ルート全部で4つくらいになるかも?
焼き直しばかりの連載になりますので、宜しくおねがいします。