そんな訳で説明回。メインルートのネタバレも多いので注意してね。
・レイン。
本作の主人公。出典はクロスオーバーさせている『レイン』の主人公。
『レイン』原作において、レインは屈強な兵士が万を超える軍勢で挑みかかってもかすり傷すら付けられない最強の魔獣、ドラゴンを十八歳で単独で討伐。ドラゴンの圧倒的な膂力や耐靭性、半永久的な寿命や莫大な魔力を手に入れた『ドラゴンスレイヤー』になる。
ちなみにこの時討伐したドラゴンだが、人類でも上位に位置する戦士を相手取った際に『お前では千人集まったところで我に勝てない』と告げた別のドラゴンが『友(レインが倒したドラゴン)を超える力を持つ
ちなみにレインが剣を使い始めたのは十四歳の冬(誕生日は不明)。それまでは剣に触れたことはないので、異常なまでの成長速度である。きっかけは恋人が目の前で殺されたこと。ありふれた悲劇に思えるかもしれないが、この時からレインは心から笑うことができなくなり、『もし可能なら世界と引き換えにしても恋人を助けたかった』と本気で口にするほど愛していた。
・なんでLv.8、しかも限界突破したところから始まったの?
最初はアルバート(とある方によれば推定Lv.12)みたいに『恩恵』なしの素の身体能力で始めたいと思ってた。だけど「えー、『恩恵』なしって余程の理由がないとダンまちを軽く見てる風に思われない? あと数値が見れた方が興奮する」という理由で『恩恵』はありになった。
じゃあどの程度の強さにするか? メインルートを書き始める前に読んだ『ファミリアクロニクル・エピソードフレイヤ』ではゼウスとヘラの最強の眷属のLv.は8と9。それ以外にもLv.7が結構いる集団を虐殺したのがラスボスとも言える『黒竜』。生半可なLv.じゃ納得できない。
しかし……主人公には『ダンジョンに行っていない』という条件がある。Lv.15とかLv.20とかにしてしまえば、『そんな強さのモンスターが都市外いたら世界終わってるだろ』や『ゼウスとヘラももっと対策して強くなるだろ』や『突っつかれたら答えれんのか』とブーイング殺到間違いなし(被害妄想)。都市外の(多分)最高が【ナイト・オブ・ナイト】という人物のLv.7。故にLv.8で能力値の限界突破が最終的な結論になった。
・どんな理由で『ダンまち』と『レイン』をクロスオーバーさせたの?
『レイン』の作者様が亡くなってしまい、どんな形でもいいから『レイン』の完結を見たいと思ったのがきっかけ。しかし、設定をガン無視してしまえば意味がない。設定が嚙み合って、尚且つ作者が好きだったのが『ダンまち』だった。
『レイン』における(自分への怒りと憎しみによる)成長速度→『ダンまち』の『スキル』で補える。
『レイン』でのドラゴン→『ダンまち』の『黒竜』。
のような感じで当て嵌まる。
『レイン』のいいと思える所は最初から最後まで俺TUEEEE! とかじゃなくて、ちゃんと強くなる理由もあったり、べらぼうに強くなっても苦戦することがあって緊迫感があること。なのでラスボスである『黒竜』をメインルート最初の話で相討ち寸前まで追い詰めてるけど、これも設定と伏線なのです。ドラゴンに該当する『黒竜』をボコって終わりなんてつまらないので、『ダンまち』の世界観などを考察したうえでオリジナルストーリーを作ったのです。