トレーナー「あのーなんかおかしくない?」   作:ザッツユウゴ

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タイトルに葦毛ってあるけど、この話ではあんま関係ない


思春期と葦毛

「ハァ」

 

トレーナーの気分は偏頭痛に悩む人のように良くなさそうに見える。

現在午前9時トレーナーはトレーナー室のソファに座りニュースを見てため息をついた。

 

「3ヶ月たっても性犯罪関係やファションのニュースはなれないな」

 

『次のニュースです。本日組織的に男性を誘拐していた組織に大規模な突入をし、大勢の構成員を逮捕しました』

 

『怖いですよね、男性は外にでれたものじゃありませんね』

 

『女性全員が誘拐犯って言いませんが、ここ最近誘拐が起きていると、どうも警戒心が強くなってしまいます』

 

『やはり前からでていた。護衛を付ける。これを実行すべきです!』

 

ポチ

 

悩みの種をどうやってつぶすべきかと考えてを頭からなくしたいのか、ソファをたちコーヒーを淹れるため、事務用の机の引き出しからインスタントコーヒーを取り出した。

 

コンコン

 

「どうぞー」

 

ノックの音に入室許可の返事をしながら、慣れた手つきでコーヒーを淹れていく。

 

タキオン「やあトレーナー君」

 

「早いなタキオン。紅茶?」

 

タキオン「私の好みをわかってきたね」

 

ボフッ

 

トレーナーが先ほどまで座っていた、タキオンはソファに深く腰をかけた

 

「間違える度にごねられてしまえば、覚えたくなくても覚えるよ」

 

トレーナーは苦笑いをしながらも部屋の棚から、ポットとカップそして茶葉を取り出しリーフティを淹れる準備を始めた。

 

「カフェとかどうした?」

 

タキオン「置いてきた」

 

タキオンの言葉に困ったような様子であるが、慣れた手つきで丁寧にリーフティを淹れていく。

 

「お前の置いてきたは、用事あるっていうことだろ」

 

タキオン「流石助手君だ」

 

「降格するな」

 

と話ながらもリーフティを淹れ終わり、ソファ前の机に置いた。

 

「それでなにか話あるだろ?」

 

ズズズとアツアツな紅茶をすする音をたてながらも、尻尾を揺らし紅茶を飲む姿を見ながらタキオンの隣に座った。

 

タキオン「流石トレーナー君わかっている」

 

タキオン「この前のレースに勝ったご褒美を要求する」

 

「前にあげなかった?」

 

トレーナーの表情は少し険しく見える。

 

タキオン「別に買ってほしいとかじゃないんだ」

 

何を要求されるのかわからず、トレーナーの表情は先ほどに比べ険しくなった。

 

「で、何するんだ?」

 

落ち着くためかカップに残っている、コーヒーを飲み切った。

 

タキオン「君のふ、腹部を触らせてもらえないか」

 

言葉と共にタキオンの耳は左右にバラバラに動き始めた。

 

「いいぜ手を貸せ」

 

タキオンの返事を待たずに、タキオンの手首を掴みゆっくりとゆっくりとトレーナーの腹部へと引っ張る。

両者の顔はどんどん赤くなる。

トレーナーは大人としてのプライドが邪魔して動けないのだろう、タキオンは絶好のチャンスを逃したくないと思われる。

 

残りわずかな時

 

ゴトン

 

机のペン立てが落ちてしまった。

 

タキオン「あ、あああ、せ、席外すね!!」

 

とこの場から逃げるように、部屋を後にしたが。

 

「このあと集まること忘れてないか?」

 

 

「これやるか」

 

先ほどから時計の短い針が、12時峠を超える為に動き始めたころ。

ウマホのゲームストアで、自分の好みにあうゲームを見つけ、インストールするためにパスワード入力を始めた。

 

「らららーららーらーー」

 

することなく暇な為「ら」のみで歌い始めた。

 

コンコン

 

そんなノックする音など、気持ちよく歌っているトレーナーには聞こえるはずがないらしく、返事もしない。

 

????「失礼するよ」

 

???「トレーナーなに歌ってるんだー?」

 

???「失礼しますね」

 

いつもどおりに3人は入って来たが、まったく気づいてないし、それどころかウマッターを見始めた。

 

???「おい、アタシたち来たんだが」

 

するりとトレーナーの手からスマホが引き抜かれた。

 

「あっ誰だよって、お前らか」

 

ルドルフ「ああ、タキオンは来てないのか?」

 

「お前らより数時間前に来てはいたけど、からかって遊んでいたらどっかいっちまった」

 

ソファから立ち上がり、首と指からポキポキと音を鳴らしながら返答する。

 

ゴルシ「んじゃ、どうするんだ?」

 

 

 

「俺さ聞きたいことあるけどいい?」

 

机の下を覗いて、机下に何か見つけたゴルシを放置しながら質問をする。

 

カフェ「いいですよ」

 

「ああ・・・・・・・ごめんやっぱいいわ」

 

カフェ「わたしがいる理由ですよね」

 

「すまん今思い出した」

 

カフェの来ている理由を思い出して、トレーナーは目をそらしながら申し訳ない顔をしている。

目そらした先に偶然にも、机下を捜索するゴルシのスカートの中身が見えてしまった。

 

ゴルシ「んっどうした?」

 

「なんでもない。お前のパンツなんか見てない」

 

急いで自爆否定をしたが。

 

カフェ「トレーナーさんはこんなパンツ好きなんですか?」

 

とカフェはゴルシの許可なく、思いっきりスカートをめくった。

 

ゴルシ「ヒィ! お前シャレにならないからやめろ!」

 

ゴルシ「トレーナーだってこんな大胸筋あたりだけ、太り気味のウマ娘なんて好きじゃないだろ?」

 

そう言いながら、ゴルシは自分の胸をたぷんたぷんさせている。

 

「いや、むしろ好きだが」

 

なにを思ったのか、事務に座った。

 

ルドルフ「そ、そうなのかい?」

 

「詳しいことを言うと、俺の精神が嫌になるので言わないぞ」

 

耳が一味唐辛子のように赤くなり、椅子を180°回転させ、ウマ娘達に背を向けた。

 

・・・・・・・・・

 

 

部屋が上映が終わった映画のように静かになり、誰かが発言しないと状況が動かない。

 

プルプルプルプルプルプル

 

トレーナー室の備え付けの黒電話が鳴った。

受話器を持ち、耳と口付近に当てた。

 

「もしもし?」

 

理事長『もしもし、理事長だ』

 

『はい理事長。どうしました?』

 

理事長からの電話で誰も話すことをやめたのかソファに座るため戻った。

 

理事長『きみのところに入るウマ娘について話す』

 

『はい少し待ってくださいメモする準備しますので』

 

事務用の机から紙とペンを取り出した。

 

『すいません。準備できました』

 

理事長『うむ。名はオグリキャップ。髪と尻尾の色は葦毛色』

 

『はい。・・・葦毛色ですか....』

 

紙に自分の読める範囲でオグリキャップと葦毛色と記入する。

 

『あの今思ったんですが、なんでウラインとか写真の手渡しじゃないんですか?』

 

理事長『オグリキャップの資料がたづなの鞄の中にあって、たづなは夜まで帰らないし、携帯は没収されている』

 

『前日に渡すってことはしなかったんですか?』

 

トレーナーがイラついているのか、ペンを机に向けトントントンと叩き始めた。

 

理事長『う、うむ。忘れてました』

 

『・・・わかりました。どこへ向かえばいいですか?』

 

理事長『○○駅の東口に向かってくれ』

 

『わかりましたそれでは切ります』

 

ガシャン

 

少し乱暴に受話器を戻した。

 

「ちょっと行ってくる。連絡したら料理してくれ下準備は終わらせてあるから、温めたり、皿乗っけるくらいだからよろしく」

 

いつも出勤の時に使っているバックを持ち、部屋を走り出て行った。

 

ルドルフ「行ってしまったな」

 

カフェ「行ってしまいましたね」

 

ゴルシ「日ごろどんな下着つけてるか、探すか」

 

男子高校生みたいな、エロいの目をしながら立つゴルシ、それを止めるかのようにルドルフはゴルシの手首を掴んだ。

 

ルドルフ「生徒会長として止めさせてもらうよ。ゴールドシップ」

 

ゴルシ「会長あんただってウマ娘で思春期だ。近くの異性がどんな下着つけているか気になるだろ。こんな機会二度とない。まぁアタシ一人でじっっくりと堪能してくるよ」

 

覚悟を示すように、腕を思いっきり上下に振り、動揺するルドルフの腕を振り落とした。

 

カフェ「私もいきます」

 

ゴルシ「よーしカフェ行くぞー」

 

トレーナーのプライベートの部屋へ向かう二人を止めれず、自分の欲望のままにルドルフもトレーナーのプライベート部屋に足を進めていく。

 

 

      

 

 

「ふぅぅ」

 

目に見えるほどの煙がトレーナーの口からでて、再び火がついて燃え始めたタバコを吸う。

 

「行くか」

 

時間を確認した後、喫煙所の吸い殻スタンドにタバコを入れ、喫煙所を出る。

 

「こっちか」

 

駅の地図と記憶を頼りに東口へ足を進める。

 

「ここでいいのか」

 

休憩の為近くの空いている椅子にこしをかけた。

 

女「ねぇお兄さん遊ぼ」

 

「残念ながら、俺はヒトを待っている」

 

頭を下げ、ぐったりと休んでいるときれいなお姉さんに声をかけられた。

 

女「そこの喫茶店でお茶しようよ。お姉さんがお金だすから」

 

ナンパ師の女はない胸を強調している。

 

「ないもん強調されても俺はなんとも思わん」

 

興味なくポケットから携帯とイヤホンを取り出し、イヤホンを耳に装着し、音楽を流し始めた。

 

女「ちょっと!!話しなさいよ!!」

 

トレーナーの態度に激昂したのか、イヤホンのコードを掴み思いっきり引っ張り、携帯ごと奪った。

 

「・・・何するんですか?」

 

いきなりイヤホンと携帯を取られて、抗議のため立ち上がった。

 

女「私と一緒に来い」

 

先ほどに比べ、別人のように強硬的な姿勢になった。

 

「周り見たほうがいいですよ」

 

激昂してトレーナーに当たっていた女は、言われた通りに周りを見渡す。

 

ヒソヒソ アノヒトヤバンヨ ニュースノソシキノニンゲン?

 

今朝のニュースが効いているのか、周りの人たちはこちらに注目している。

 

女「あ、わたし違う。・・・あーもう!! 返すわ!! 覚えてなさい!!」

 

周りからの視線に負けたのか、女はトレーナーの携帯を乱暴に手渡しして、どこかへ早歩きで消えてしまった。

 

「さてと」

 

先ほどまで座っていた椅子に座り直し、トレーナーは周囲を見渡す。

 

「野次馬に囲まれたな」

 

まるで誰かを弾圧、集団リンチするように周囲を囲まれた。

 

「おっ」

 

いまだにヒソヒソと動かずに、トレーナーを囲む人たちの中に葦毛色の耳と髪の人がいた。

 

「ちょっと君待って!」

 

野次馬の人混みをかき分け葦毛のウマ娘の手首を掴んだ。

 

???「あのどうしました?」

 

いきなり腕を捕まれたからなのか、怯えた声で質問してきた。

 

「今日の君の送迎そして、これから君のトレーナーになる者だ」

 

 

 




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寝るところまでやるつもりだったけどなんか切りが良かったから・・
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