501統合戦闘航空団ストライクウィッチーズに遊戯王の閃刀姫ロゼが加入するようです。   作:黒トリガー使い

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今話は主にレイとロゼ2人の回になりそうです。
因みに()←は心の中の言葉で実際に声に出してません。


全てを明かします。

ロゼとサーニャが基地に帰投し、レイの拘束を外してから基地内にある会議室に向かうと入口にミーナ中佐と坂本少佐が待っていた。

 

サーニャ 「ミーナ中佐、坂本少佐。連れてきました。」

 

ミーナ 「ありがとう。取り敢えず中に入りなさい。皆もう待っているから。話はそれからです。」

 

5人とも会議室に入っていったが、事情知らない他の隊員は奇異な視線をレイに向けていた。

 

ミーナ 「みんな、朝早くに集まってくれてありがとうね。いきなりだけど、本題にはいらせてもらうわね。ここにいる人物は軍隊に所属はしていないけど最近、ネウロイの討伐を行っていた人で上層部からは敵か味方かを知りたいため捕獲をし上層部に出頭させるようにと命令がありました。そして昨夜、ロゼさんとサーニャさんの2人が捕獲して今ここにいます。」

 

バルクホルン 「なら、早く上層部に引き渡せばいいだろう、なぜこの場に連れてきたんだ?」

 

ミーナ 「サーニャさんからの連絡で彼女が話をさせて欲しいとの事だったので、こうして話し合いの場を設けました。では早速話してもらうわね。」

 

レイ 「先ずは、このような場を設けてもらいありがとうございます。簡潔に言いますと、私とここにいるロゼはこの世界ではない別の世界から来ました。」

 

皆 「別の世界!?」

 

レイの言葉を聞いて、全隊員が驚いた。

 

レイ 「私とロゼは元の世界でも軍隊に所属しており、その所属軍隊で私達は戦闘兵器として開発されて、そこでとある列強諸国との戦いに駆り出されていました。しかし、ある日の戦いの最中にいきなり、空中に大きな穴が出現し私とロゼはその穴に吸い込まれてしまい、穴から出たらこの世界にやって来てました。最初は穴に戻ろうと思ったのですが、行動に移そうとした時点で穴が塞がってしまいました。更に穴から出た時点で私とロゼは離れ離れになってしまい、私はロゼを探そうと必死に空を飛んでいたら謎の飛行物体、貴方達が言うネウロイと遭遇してしまい、討伐をしながらロゼを探していました。そして、昨晩ようやく再会できたんです。」

 

レイの話を聞いて違いはあれど、各々驚いていた中、ハルトマンが疑問を投げかけた。

 

ハルトマン 「じゃあ2人は人間じゃなくてロボットって事になるの?」

 

ロゼ 「確かに私達は人間ではないし、実の所はストライカーを使わずとも空を飛ぶことも出来るが、体内は本物の人間と同じ様に作られている。言わば人造人間みたいなものだな。だからこうして、普通に話せてるし、怪我を負えば血も出る。だが、なぜ本物の人間でない私の身体に魔力があるのかは分からない。もしかしたら同じように作られたレイにも魔力があるかもしれないな。」

 

ミーナ 「確かにこの事は上層部に報告しない方がいいわね。もししていたら貴方達2人とも捕らえられて、実験台にされかねないわね。」

 

そして、ミーナ中佐が命令口調になり

 

ミーナ 「皆さん!この事は501部隊内の秘密とし箝口令を敷きます。破ったものには重い処分を降すものとします。」

 

501全員 「了解!」

 

ミーナ中佐の言葉に隊員全員が了承した。

 

ミーナ 「取り敢えず、レイさん貴方の事は捕獲ではなく、撃墜したと上に報告させて貰います。そして、貴方に部屋は与えますが貴方は存在しない人物なのでこちらからの指示が無い時や緊急時以外は部屋の外を出歩かないようしてください。食事は部屋に届けさせます。もし破るようでしたら貴方を問答無用で上層部に引き渡します。これが私にできる最大の処置です。」

 

レイ 「寛大な処置ありがとうございます。」

 

レイがミーナ中佐に頭を下げると、ミーナ中佐の口調が軽くなった。

 

ミーナ 「さあ、この話はこれでお終いよ、朝早くから付き合わせてごめんなさい。今から朝ご飯にしましょう。私が腕に寄りをかけて作るから。」

 

殆どの隊員が絶望の顔をしているが、何も知らないレイだけは嬉しそうだった。

 

レイ 「おお!私は殆どレーションしか食べた事ないので誰かの手料理を食べるのは久しぶりです!」

 

ミーナ 「あら、ロゼさんの入隊した日を思い出すわね。あの時のロゼさんも今のレイさんと同じ事を言っていたから。なら私、もっと頑張るわね。」

 

レイがウキウキでミーナ中佐と話してると、ほかの隊員は急いで宮藤とリーネちゃんを厨房に向かわせた。

 

バルクホルン 「中佐!本日は宮藤とリーネの2人で調理を行うとの事です!」

 

ハルトマン 「そうです!なので中佐は上層部への報告をお願いします!」

 

ミーナ 「あらそう?なら私の手料理はまた今度にしようかしら。じゃあ私は上層部へ報告を入れるわね。あ!ロゼさんサーニャさん。貴方達2人は上層部へ提出するための報告書を書いておきなさい。内容は2人で擦り合わせながら撃墜したという事を書いておくのよ。」

 

ミーナ中佐から報告書の偽造しなさいと言う事を聞いて、2人は軽く笑いながら返事をした。

 

ロゼ サーニャ 「「了解!!」」

 

ミーナ 「あ!レイさんの部屋は誰と一緒にしようかしら。」

 

ミーナ中佐がレイの部屋割りを考えてるとエイラが意見を出てきた。

 

エイラ 「私にいい考えがあるんダナ、先ずは私がサーニャの部屋に行って、私がいた部屋にレイとサーニャの部屋にいるロゼを入れれば良いんダナ。これが私が予知で見えた良い未来にする為の部屋割りなんダナ」

 

エイラの私欲しか考えてない部屋割りにロゼが反論した。

 

ロゼ 「全く、お前はまだそんな事を言っているのか?私とサーニャは夜間哨戒の都合上この部屋割りになっているんだ、それを崩すという事はミーナ中佐の考えた任務形態に文句があるのか?」

 

エイラ 「いや、違うんダナ。ロゼにとっての相棒のレイが来たんなら2人が一緒になった方が良いと思っただけダナ。決して私がサーニャと2人きりになりたいなんて言ってないんダナ。」

 

サーニャ 「...エイラ、またロゼさんと喧嘩してるの?ロゼさんはとてもいい人なんだよ。夜間哨戒中にネウロイが現れても自分の事より私の事を気にかけてくれるし、朝寝る前いつも私の身体の事で気を使って優しくしてもらってるの。」

 

サーニャの発言を聞いてエイラは何を思ったのかこの世の終わりみたいな顔をしてロゼに尋ねた。

 

エイラ 「は?お前サーニャとネタノカ?」

 

ロゼ 「?何を言っている同室なんだから毎日一緒に寝てるに決まっているだろ?」

 

エイラ 「ワタシだってしたことないんダゾ!」

 

サーニャ 「...エイラ!喧嘩はダメ!喧嘩をするエイラなんか私、大嫌い!」

 

サーニャの大嫌いという言葉を聞いて更に絶望するエイラであった。

 

エイラ 「っっっ!分かったんダナサーニャ、部屋の件は諦めるんダナ。」

 

サーニャ 「...うんエイラ分かってくれてありがとう。」

 

ミーナ 「ええと、話は終わったかしら?じゃあ、レイさんの部屋はエイラさんの所でいいですか?」

 

ミーナ中佐がそう提案すると、

 

レイ 「私は誰の部屋でも問題ありません、匿ってもらえるだけでも助かります。」

 

エイラ 「うう、分かったんダナ。」

 

部屋割りでかなり揉めていたのか会議室に宮藤とリーネちゃんが来た。

 

宮藤 「みなさーん、朝ごはん出来たので、ここに持ってきちゃったのでここで食べませんかー?」

 

ミーナ 「あら、もう出来たの?そうね今日ぐらいはここで皆で食べましょう。」

 

ミーナ中佐が言うと宮藤とリーネちゃんはカートに乗せたご飯を皆に配り出した。

 

宮藤 「はいレイさん、朝ご飯をどうぞ」

 

宮藤は朝ごはんが乗ったお盆をレイに渡した。

 

レイ 「いや、私は自室で食べると決まりが・・・」

 

ミーナ 「この時間だけは許可してあげるからここで食べていきなさい。」

 

レイ 「ありがとうございます。なら、此処で頂くとします。」

 

皆の元に食事が行き渡り、各々食べ出して、レイが1口目を食べると驚きを隠せないでいた。

 

レイ 「この料理とても美味しいです。誰かの手料理を食べるなんて久しぶりです。」

 

レイが感激してると宮藤が笑いながら答える。

 

宮藤 「最初に見たロゼさんの反応とほとんど同じ反応ですね。」

 

シャーリー 「そう言えばそうだったなー。なんか懐かしく感じるな〜。」

 

みんながロゼの入隊初日を思い出しながら話しているといきなりレイが泣き出したのだ。

 

宮藤 「え!なにか苦手な物でも入ってましたか?」

 

宮藤が慌てて聞くとレイは首を横に振った。

 

レイ 「いや、違うんです。こんなに大勢で楽しく食事を取るのは初めてでして、あっちの世界では時間のある時に1人でレーションを食べる生活でしたので。」

 

ロゼ 「そういえばそうだったな。だがここにいる間は宮藤の美味しい料理が食べられるからな。」

 

レイとロゼが元の世界の事を思い出して、いつ終わるか分からないがな、今ある幸せを噛みしめていた。




長くなった〜。こんな長文書くのは頭が疲れるから偶にしかしたくないな。
(常に長文書いてる人は凄いな)
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