501統合戦闘航空団ストライクウィッチーズに遊戯王の閃刀姫ロゼが加入するようです。   作:黒トリガー使い

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前回出てきたレイですが、基本自室待機の為殆ど出てくる事はありません。



飛べなくなりました!

レイが基地に来てから数日後、この日は宮藤、リーネ、ロゼの3人で戦闘訓練をする事になり、先ずは、宮藤がペイント銃をロゼは坂本少佐が使っている木刀を使い2人で模擬戦を行った。

 

ロゼ 「悪いが宮藤、相手が誰だろうと戦いでは負けるつもりは毛頭ない。」

 

宮藤 「私もです。たとえ相手がロゼさんで私より強くても負けません!」

 

リーネ 「2人とも用意はいい?訓練始め!」

 

一定の距離をとった2人はリーネちゃんの合図で訓練を開始した。ロゼは木刀の為、宮藤に接近を試みるが、宮藤は後方に下がりつつ射撃を行っており、思うように距離を縮めれずにいた。少しの間近郊状態が続いたが宮藤が距離をとろうとしたのかロゼから背を向け移動をした。好機と思ったロゼは宮藤よりスピードを出して接近を試みて、木刀の間合いあと少しに届いたのだ。

 

ロゼ 「背を向けたのが間違えだったな。貰ったぞ!」

 

ロゼは木刀を宮藤に当てようとしたが、宮藤がいきなり上昇し円を描きながらロゼの背後に着いたのだ。

 

ロゼ 「しまった!」

 

宮藤 「ロゼさん、頂きました!」

 

宮藤がペイント弾を発射しようとするといきなり宮藤の体制が崩れペイント弾は1発もロゼには当たらなかった。

 

ロゼ 「どうした宮藤詰めが甘いぞ!悪いが貰った!」

 

そう言うとロゼは体を反転させて、宮藤を木刀で斬りつけた。

 

リーネ 「勝負ありです!」

 

ロゼ 「全く、私の背後をとったのは凄いが、最後に油断するのは気が緩んでる証拠だな。あと2戦は油断なんかするんじゃないぞ。」

 

宮藤 「うん、ごめんなさい。」

 

だがあとの2戦ともロゼの圧勝と言っていい結果で終わった。

 

リーネ 「そこまで、勝者はロゼさんです。」

 

リーネ 「どうしたの芳佳ちゃん、ここまで惨敗なんて珍しいよ。」

 

ロゼ 「たしかにな宮藤、お前らしくないぞ。それとも訓練は手を抜く気か?訓練で本気を出さないで、実戦を戦い抜けるはずないぞ!」

 

宮藤 「いや、そんなつもりは。」

 

ロゼ 「今のお前と訓練をしてもつまらないな。これなら哨戒任務を入れた方がマシだったよ。」

 

ロゼはそう言うと格納庫に戻って行った。ロゼが格納庫に戻るとさっきの模擬戦を見てた坂本少佐が尋ねてきた。

 

坂本さん 「ロゼ、今日の宮藤はお前から見てどう思う。」

 

ロゼ 「ただの不調とは考えにくいかもな。模擬戦中、所々で上手く飛べなくなっているようだしさっきの模擬戦も1戦目で宮藤がバランスを崩してなかったら私が負けていただろうからな。これは推測だが宮藤自身の魔法力かストライカーに何かしらの理由があるのかもな。」

 

坂本さん 「そうか、教えてくれてありがとうな。」

 

ロゼ 「なに、同じ仲間だ。それにもし大きな戦闘が起きたら1人いないだけで局面が最悪になるかもしれない。そんな事態を避けるためにはトラブルは早めに解決しておくに限るさ。」

 

坂本さん 「そうだな、念の為ストライカーの点検と宮藤の健康診断でも行うとするか。」

 

坂本少佐がそう言うと上空にいる宮藤を呼び出して、ストライカーを整備士の所に持っていくようにいい、その後医務室で健康診断を受けるように言った。

 

軍医 「心身共々理想的な健康体ね。問題は全くないわね。」

 

坂本さん 「そうですか。」

 

軍医さんがそう言うと坂本少佐は納得してないようだった。

 

宮藤 「ありがとうございます。でもいきなり健康診断なんてどうしたんですか?」

 

坂本さん 「なに、部下の健康管理は上官の役目だからな。」

 

そう言うと医務室にリーネちゃんがやって来た。

 

リーネ 「芳佳ちゃん、何処か具合でも悪いの?」

 

宮藤 「違うよ、ただの健康診断なんだって、何処にも問題はなかったよ。」

 

宮藤がそう言うといきなり背後からバルクホルンの声がした。

 

バルクホルン 「何も問題ないだと?なら尚のこと問題だな。」

 

坂本さん 「バルクホルン!いつからいたんだ。」

 

バルクホルン 「宮藤、お前が上手く飛べないのはロゼから聞いている。原因が分かるまでお前は戦闘に出る事は許さないぞ。」

 

リーネ 「え?芳佳ちゃん、上手く飛べないの?」

 

宮藤 「そんな!私は飛べます!」

 

バルクホルン 「これは上官命令だ!」

 

宮藤 「...分かりました。」

 

宮藤はバルクホルンの言葉を聞いて、医務室から出ていった。

その日の夜宮藤は1人、格納庫で箒に跨って飛ぶ練習をしていたが上手く飛べずにいる中、今日の夜間哨戒に出るサーニャとエイラが格納庫に来ていた。

 

サーニャ 「...芳佳ちゃん、こんな時間に何してるの?」

 

宮藤 「サーニャちゃん、エイラさん・・・ねぇ、2人はいきなり飛べなくなった事ってある?」

 

サーニャ 「...芳佳ちゃん飛べなくなったの?」

 

エイラ 「そうなのか宮藤?」

 

2人が宮藤の発言からそう捉えると宮藤は首を横に振った。

 

宮藤 「ううん、飛べなくなったわけじゃないの。ただ、今までのように上手く飛べなくなったの。」

 

サーニャ 「...そうなんだ、魔法の方は使えるの?」

 

宮藤 「うん、魔法は逆に調子が良いくらいなんだ。」

 

エイラ 「そうか、なら魔法力が失われたわけじゃないんダナ。まぁ、しっかり食べて、しっかり寝て疲れを取ったら意外と飛べるようになっているかもナ」

 

宮藤 「ありがとう、2人とも少し元気になったよ。」

 

宮藤は格納庫から出ていき自分の部屋に戻って行った。

翌日501部隊の皆は会議室に集められていた。

 

ミーナ 「上層部からの連絡によりますと、明日ロマーニャ地域の戦力強化のため扶桑より大和を旗艦とした扶桑艦隊が到着します。」

 

坂本さん 「ようやく、来たか。」

 

ミーナ 「そうね、これで局面がいい方向に変わってくれたらいいんだけど。」

 

ミーナ中佐がそう言うと会議室の電話が鳴り出した。

 

ミーナ 「はい、こちらミーナ。」

 

ミーナ中佐が電話に出ると衝撃の言葉が聞こえてた。

 

ミーナ 「大和で事故ですって!分かりました至急衛生兵を派遣します。」

 

ミーナ 「ただいま大和の艦内で爆発事故がおこり、怪我人多数とのこで、衛生兵を派遣して欲しいとの連絡がありました。」

 

ミーナ中佐がそう言うと宮藤が真っ先に手を挙げた。

 

宮藤 「私に行かせて下さい!戦闘は出来なくても、飛んだり、回復魔法は使うことが出来ます!お願いします。」

 

宮藤が頭を下げて、お願いするとリーネちゃんも手を挙げてきた。

 

リーネ 「私も行かせて下さい!私は回復魔法は使えなくても、包帯を巻くことは出来ます!」

 

リーネの立候補の後ミーナ中佐は少し考えて決断した。

 

ミーナ 「分かりました。怪我人の手当は貴方達2人にお願いします。ですが、万が一宮藤さんが急に飛べなくなった時の為を考えて、ロゼさん。あなたにもついて行って貰います。いいですか?」

 

ロゼ 「ああ、問題ない。」

 

宮藤 「ありがとうロゼさん。」

 

ミーナ 「決まりね、3人とも急いで準備して出発してください!」

 

宮藤、リーネ、ロゼ 「「「了解!」」」

 

3人は会議室を出て格納庫に向かった。

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