501統合戦闘航空団ストライクウィッチーズに遊戯王の閃刀姫ロゼが加入するようです。   作:黒トリガー使い

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次で最終話です!


お別れが近づいてきました。

全員が基地に帰投し、ロゼはレイに帰れる事を伝える為、レイの部屋に向かった。

ロゼ 「レイ、大事な話がある。入るぞ。」

 

レイ 「もしかして、ミーナ中佐が言ってた穴に関係あるの?」

 

ロゼ 「ああ、さっきの出撃で、その穴からネウロイ化したジークが出てきたんだ。」

レイ 「ジークってロゼが搭乗する為に造られたあの?」

 

ロゼ 「そうだ。だが戦い自体は直ぐに終わった。そして、その穴は未だに健在だという事だ。つまり、元の世界に戻れる可能性が高いんだ。」

レイ 「本当に!やっと戻れるのね。これ以上留まってたら向こうがどうなるか分からないものね。」

 

ロゼ 「そうだな、戻るのは明日の朝にしたが、向こうの世界では私達がいなくなってかなり経つだろうし、局面が変わっているかもしれないからな。戻れるなら戻れるに越したことはない。」

 

レイ 「だけど、ロゼはいいの?サーニャさんの事?恋人関係なんでしょ?」

 

ロゼ 「誰から聞いたんだその事?」

 

レイ 「エイラさんから聞いたの。というか、一方的に話してたけどね。」

ロゼ 「まあ、知っているなら言うけど、置いていくしかないだろうな。サーニャをあっちの世界に連れて行っても知り合いなんて誰もいないし、ましてやサーニャの両親だって居ないんだ。それに、またこの世界に帰って来れる保証もない。だからサーニャはこの世界に置いていくさ。」

 

レイ 「そうね、それがサーニャさんの為になるのかもしれないね。」

 

ロゼ 「ああ、そうだな。帰るのは明日の朝だからそれ迄に帰る準備をしておけよ」

 

レイ 「分かってるわよ、それに荷物はそんなにないし、すぐに終わるわよ。」

 

ロゼ 「じゃあ、また後でな。」

ロゼはそう言うと部屋を出ていった。部屋を出て廊下に出るとちょうどエイラがこっちに向かっていた。

 

ロゼ 「エイラ、少しいいか?」

 

エイラ 「どうしたんダナ?」

 

エイラはロゼを少し睨んだ目で見てきた。

 

ロゼ 「そんな目で見るな。お前には話しておきたいからな。」

 

ロゼ 「知っての通り、私達2人はここを経つ。サーニャを連れていくつもりはないから、サーニャには寂しい思いをさせるかもしれない。だから、その時はエイラ。お前に頼んでもいいか?」

 

ロゼは頭を下げて、エイラにお願いした。

 

エイラ 「!(ロゼが頭を下げるなんて意外なんダナ。)そんな風にお願いされたら仕方ないんダナ。お前達が帰った後は、しっかりサーニャの事は見といてやるんダナ。」

 

ロゼ 「ありがとう。エイラ。」

 

ロゼは頭を上げて、自分の部屋に戻って行った。

ロゼが部屋に戻ると、傷の手当をしに行っていたサーニャは部屋で1人ベットで蹲っていた。

 

ロゼ 「傷は大丈夫かサーニャ?」

 

サーニャ 「..これくらい大丈夫。ねぇロゼさん。本当に帰っちゃうの?」

 

サーニャは泣きそうな目でこちらを見ていた。

 

ロゼ 「ああ、こちらの世界に居続けても、元の世界の戦争が終わるわけじゃない。早く戻って、決着をつけてこないといけないからな。」

 

サーニャ 「...ねえロゼさん。私もロゼさんの世界に連れて行って。」

 

ロゼ 「(やはり、そう来たか。)駄目だ、あっちの世界に行ってもサーニャの知り合い処か、お前の両親だって居ないんだぞ。それにこっちの世界に戻れる保証もないぞ。」

サーニャ 「確かに、戻れないかもしれないけど、ロゼさんと離れ離れになるのは嫌だから。」

 

ロゼ 「サーニャ、お前はお前の事を思ってくれてる両親がいるんだろ?その両親に会わないでお別れしてもいいのか?」

 

サーニャ 「..お母様とお父様と会えなくなるのも嫌だけど・・・」

 

サーニャは言葉に詰まってしまった。

 

ロゼ 「(仕方ないな。)じゃあサーニャ、お前を連れていくことは出来ないが、代わりに私の帽子をお前にあげるよ。」

 

ロゼはそう言うと自分の荷物の中から帽子を取り出して、サーニャの頭に被せた。

 

ロゼ 「お守り代わり、とは言えないがサーニャが持っていてくれ。」

 

サーニャ 「ありがとう、ロゼさん。大切にするね。」

 

サーニャは笑顔でお礼を言った。

 

2人がそのまま部屋で過ごしていると、部屋に宮藤がやってきた。

 

宮藤 「ロゼさん、サーニャさん。晩御飯の準備が出来ましたよー。」

 

ロゼ 「ありがとうな、宮藤。さあ、ここでの最後の食事を楽しむとするか。行こうかサーニャ。」

 

サーニャ 「...うん。」

 

サーニャは立ち上がると、ロゼの手を握って部屋を出て、食堂に向かった。

食堂に着くと、レイもおり、テーブルには何時もよりたくさんの料理が並んでいた。

 

ロゼ 「今日はすごく豪華だなどうしたんだ?」

 

宮藤 「はい、ミーナ中佐から明日の朝にはロゼさん達が帰るって聞いたので、送別会という事で沢山の料理を作ってみました!」

ロゼ 「ありがとうな、私達の為にこんなに用意してくれて。」

 

レイ 「私も、とても嬉しいわ。」

 

ミーナ 「じゃあ、早速頂きましょうか!」

 

ミーナ中佐がそう言うと各々料理を取り分けて、食事を始めた。

食事を楽しんでいると、ハルトマンがロゼに言ってきた。

 

ハルトマン 「結局、ロゼとの決着はつける事が出来なかったなー。」

 

ロゼ 「そうだな、だが戦っても結果は火を見るより明らかだと思うがな。」

 

ロゼは笑いながら返し、バルクホルンが載ってきた。

 

バルクホルン 「そうだな、カールスラントの真のエースはロゼだろうな。」

 

ハルトマン 「そんな訳ないじゃん!私の方が上だよ!」

 

バルクホルン 「どうだかな、ロゼはこの間の作戦で、撃墜数150機を超えたらしいぞ?」

 

ハルトマン 「へぇ〜、中々やるじゃん。まあ、私との勝負では、撃墜数なんて関係ないよ。誰だろうと負けはしないよ!」

 

ロゼ 「私だって負けないさ。・・・もし、また会えるとするならその時はハルトマンとは真剣勝負をしたいものだな。」

 

ハルトマン 「私は何時までも勝負は受け付けるからね!」

 

ロゼ 「ああ、分かった。」

 

ロゼとハルトマンの話が終わった後、宮藤がロゼとレイに聞いてきた。

宮藤 「ロゼさん達は元の世界に戻ってもまた、戦いを続けるんですか?」

 

レイ 「そうですね、私達は戦いの為に造られた兵器ですし、まだ向こうの世界では戦争が続いているので、決着が着くまでは終わらないでしょうね。」

 

宮藤 「同じ人間を殺すのって怖くないんですか?」

 

ロゼ 「私達は戦うことにしか、存在意義がない存在だからな。怖いという感情は特にないな。」

 

宮藤 「・・・そうですか。」

 

宮藤は暗い顔しながら呟いていた。

 

ロゼ 「そんな顔をするな。戦いさえ終われば人を殺すことも無くなる。一日でも早くそんな日が来るように私達は頑張るだけさ。」

 

宮藤 「そうですね。なら、2人とも死なないで終わらせてくださいよ!」

 

ロゼ 「ああ、善処するさ。」

 

ロゼとレイは皆とそれぞれ話し合いながら最後の食事を共にしながら楽しんでいった。ただ、サーニャは1人寂しそうな顔をしていた。

 

時刻が9:00を回るとミーナ中佐からお開きの声がかかり、各々部屋に戻って行った。

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