501統合戦闘航空団ストライクウィッチーズに遊戯王の閃刀姫ロゼが加入するようです。 作:黒トリガー使い
ロゼは自室に戻りサーニャの寝顔を見て1時間ぐらいするとサーニャは目を覚ました。
ロゼ 「なんだもう起きたのか?サーニャ。」
サーニャ 「うん。なんだか眠れなくて。」
ロゼ 「(こうやって見ていると今までのサーニャと何ら変わりはないのにな。)そうか。所でサーニャ。実はお前にひとつ聞きたい事があるがいいか?」
サーニャ 「うん。大丈夫だよ。」
ロゼ 「お前はさっき格納庫で、もう戦いたくない、傷付きたくないと言ったな。」
ロゼがそう聞くとサーニャは俯いて答えた。
サーニャ 「うん。確かに言った。もしかして怒ってる?」
ロゼ 「いや、怒ってはいないさ。そこで1つ聞きかせもらう。これはさっき決まった事だが、実は明日、サーニャを軍から退役させるか否かを全隊員で決めることになった。だがその前にサーニャの意見を聞いておきたい。サーニャはもう501部隊を、軍隊を退役したいか?」
ロゼの言葉を聞いてサーニャは少し考えてから答えた。
サーニャ 「私は出来ることならまだネウロイと戦いたい。けど、そのネウロイとまた戦うのが怖いの。また怪我をするのが嫌なの。だから退役できるならしたい。けど、退役したら色んな人に迷惑をかけちゃう。」
ロゼ 「そうか、つまりサーニャはもうネウロイとは戦いたくないんだな?」
サーニャ 「うん。もう嫌なの。いくら芳佳ちゃんが治してくれるっていっても怪我を負うのは痛いから嫌。・・・ごめんねロゼさん我儘言って。」
ロゼ 「何、その思考は当然の事さ。我儘なんかじゃなし、迷惑でもないさ。それに言っただろ?これからは私がサーニャを守ってやると。もうお前が怖い思いをしなくてもいいんだ。」
サーニャ 「ありがとうロゼさん。」
ロゼ 「じゃあ明日昼に会議室でサーニャがもう戦いたくない。退役したいという意志を多数決の後に表明してくれたら良い。それならたとえどんな結果になってもサーニャは退役できるだろうからな。いくら中佐でも本人が退役したいという意志を止めることは出来ないからな。」
サーニャ 「うん。分かった。」
ロゼ 「ありがとうなサーニャ。じゃあ晩御飯を食べに行くとするが、来るか?」
サーニャ 「うん。今日のお昼はネウロイのせいで食べれなかったからお腹ペコペコだよ。」
ロゼ 「そうだったな。じゃあ行くとするか。」
2人は部屋を出てまた食堂に行った。食堂に着くと先程までいた坂本少佐、ミーナ中佐以外皆がいた。宮藤は厨房で晩御飯を作っていた。
宮藤 「あ、ロゼさん、サーニャちゃん。晩御飯もう少し待ってください。もうちょっとしたら完成するので。」
ロゼ 「分かった。少し待つとするかサーニャ。」
サーニャ 「うん。」
ロゼとサーニャが席に座るとリーネちゃんがサーニャに聞いてきた。
リーネ 「ねぇサーニャちゃん。ちょっと聞いても」
ロゼ 「リーネ。自分の意見を他人に委ねないで、自分で決めろ。」
ロゼはリーネが言いたい事を先読みできたのかリーネの言葉を途中で遮った。
リーネ 「・・・分かった。ごめんねサーニャちゃん。」
食堂に重い空気が流れてるとサーニャが口を開いた。
サーニャ 「みんなどうしたの?なんだかとても辛い顔をしてる。それにエイラも来てないみたいだし。」
ロゼ 「なに、みんな昨日までの激闘で疲れてるんだろ。エイラは今1人で夜間哨戒に出てるから朝まで会うことは出来ないだろう。」
サーニャ 「そっか、昨日は大変だったみたいだからね。それにエイラも1人で頑張ってるんだね。」
ロゼはサーニャに対して嘘で返してると宮藤が全員分の晩御飯を持ってきた。
宮藤 「お待たせしました。晩御飯が出来ましたよ。」
宮藤がテーブルに皿を並べるとみんな黙々と急いでご飯を食べ進める中、ロゼとサーニャの2人はゆっくりと食べていたので、他の皆は先に食べ終わり宮藤以外は食堂を出ていった。
サーニャ 「みんな、やっぱり疲れてるのかな?ハルトマンさんやシャーリーさんも何も喋らずに食べてたし。」
ロゼ 「(やはり、みんな悩んでるな。仕方ないか。明日はずっと仲間だったサーニャの行く末が決まるからな。)そうだろうな。だが、急いで食べても体には良くないからな。私達はゆっくり食べるとしようか。」
2人はそのまま食事を続け皆が出ていった15分後に食事を終えて食堂を出て自室に戻り、着替えると明日に備えて早めの睡眠に落ちた。
翌日、ロゼとサーニャはいつも通りの午前中を過ごしていたが、他の皆は落ち着きが無い様子だった。
そしてサーニャの未来を決める時間になりエイラを除く全隊員が会議室に集まると、サーニャがエイラがいない事に疑問を抱いていた。
サーニャ 「ねぇ、ロゼさん。どうしてエイラは来てないの?もう夜間哨戒から帰ってきてる筈なのに。」
ロゼ 「それはな、サーニャ。エイラは昨日夜に1人でネウロイを数体相手にしているから疲れて部屋で寝ているそうだ。だから、起こさなくていいそうだ。」
サーニャ 「そうだったんだ、エイラ大丈夫かな?」
そんな話をしていると壇上にミーナ中佐がやってきた。
ミーナ 「皆さん、ちゃんと集まってますね?では今からサーニャさんをこの501統合戦闘航空団からそして、オラーシャ帝国陸軍から退役させるかの決を取ります。昨日話したように賛成が6人以上であれば退役を認めます。もし、5:5になった場合はサーニャさん自身に決めてもらいます。いいですね?」
全員が無言で首を縦に振りこれをミーナは同意と見た。
ミーナ 「では、まずサーニャさんの退役に反対の方は手を挙げてください。」
ミーナ中佐が反対派を聞くと手を挙げたのはルッキーニ、リーネちゃん、宮藤、ペリーヌ、ミーナ中佐の5人だった。
ミーナ 「では次に、サーニャさんの退役に賛成という方は手を挙げてください。」
賛成派で手を挙げたのは当然ながらロゼ、シャーリー、バルクホルン、ハルトマン、坂本少佐の5人だった。
ミーナ 「反対派、賛成派共に多数となりました。では、サーニャさん貴方の意見を言って下さい。私達はそれを了承するとしましょう。」
サーニャは立ち上がって言葉を発した。
サーニャ 「私は・・・もうネウロイとなんて戦いたくありません。もう嫌なんです。自分や誰かが傷付くのを見るのは。」
サーニャはそれ以上何も言わずに席に着いた。
ミーナ 「・・・サーニャさん。貴方の意見は分かりました。では貴方は軍を退役する。それでいいですね?いいならば此方にある書類にサインをお願いします。これに名前を書けば貴方は軍人ではなくなります。」
ミーナ中佐の手には脱隊届と退役届の2枚があり、これをサーニャがいる席の所まで持っていきテーブルにペンと一緒に置いた。1枚目は501部隊を抜ける為の書類。2枚目はオラーシャ帝国陸軍を退役する為の書類だった。書類には既に上層部からの判子が押されている物で、後はサーニャが名前を書けば正式に受理された事になる。
サーニャはペンを持ち先ず脱退届に名前を書こうとしたが手が震えていた。が、ロゼが手を握ってくれた。
ロゼ 「落ち着くんだサーニャ。お前の選択を責める奴なんて誰も居ないし、誰も責める事なんて出来ないんだ。だから安心して書けばいい。」
サーニャ 「うん。」
ロゼが落ち着かせるとサーニャの手の震えが止まりサーニャは皆に見られながら脱退届に名前を書いて目の前にいるミーナ中佐に出した。
ミーナ 「はい。これで貴方はもう501統合戦闘航空団の隊員ではなくなりました。では次は退役届にサインを。」
サーニャはもう一度ペンを走られせて退役届に名前を書き終えて、ミーナ中佐に提出した。
ミーナ 「では、この瞬間から貴方はもう501の隊員でもオラーシャ帝国陸軍の軍人でもありません。ただのサーニャ・V・リトヴャクです。なのであなたの使用していたフリーガーハマーとストライカーは此方で回収します。そして貴方をこの基地に置いておく事は出来なくなりましたので、明日のお昼迄に即刻退去をお願いします。航空機は手配しておきますので。」
サーニャ 「分かりました。」
サーニャは端的に返事をすると席を立って会議室のドアに向かって行った。会議室から出る際にサーニャは一礼してから出ていった。
サーニャがドアを閉めたのを確認するとミーナ中佐は声のトーンを変えて皆に言った。
ミーナ 「はい、これで問題は解決しました。これからは11人で頑張っていきましょう。それから本日の夜間哨戒はロゼさんにお願いします。なのでロゼさんは軽く休息を取ってください。他の皆さんは警戒任務と訓練に当たりなさい。以上解散!」
皆 「了解!」
ミーナ中佐の命令に返事をした後、ロゼは会議室を出て夜間哨戒に向けて自室に休憩を取りに行った。
ロゼが部屋に戻るとサーニャは既に後片付けを始めていた。
サーニャ 「ロゼさん、もう話し合い終わったの?」
ロゼ 「ああ、それと私は今晩、夜間哨戒があるから今から休ませて貰うぞ。」
サーニャ 「うん、分かった。お仕事頑張ってね。おやすみなさい。」
ロゼ 「ああ、お休み。」
ロゼはそのまま17:00まで寝続けた。その最中もサーニャは片付けを続けていた。
恐らく、次かその次で最後です。(久しぶりに2本投稿したな。)