501統合戦闘航空団ストライクウィッチーズに遊戯王の閃刀姫ロゼが加入するようです。   作:黒トリガー使い

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絶対この話でジェット回を終わらせてやる。


ジェットに乗り込みます!3

夜が明けて、皆で朝食も済ませた後、バルクホルンとシャーリーは速度テストを行うため格納庫に来ていた。

 

シャーリー 「スピードで私に勝てると思うなよ!」

 

バルクホルン 「負けるものか!」

 

2人は意気揚々と格納庫を飛び出し空中で待機してるフラッグを持ったルッキーニの場所まで移動した。

 

ルッキーニ 「準備はいい?よーいドン!」

 

ルッキーニの合図と共にシャーリーは勢いよくスタートしたがバルクホルンはその場に留まっていた。

 

ルッキーニ 「バルクホルン?スタートしてるよ~」

 

目を閉じてジェットに集中しているバルクホルンが目を開きスタートし、瞬時に先に出たシャーリーを追い越した。

 

バルクホルン 「やはりこの機体は凄いぞ!ロゼの言う不安なんて無いじゃないか!」

 

シャーリー 「そんな!私がスピードで負けるなんて!」

 

シャーリーが呆気にとられてると先程まで直進で進んでたバルクホルンが不規則な軌道をとり落下していった。

 

シャーリー 「なんだ!何が起きたんだ!」

 

宮藤 「ミーナ中佐、坂本さん。バルクホルンさんが海に落ちました!」

 

ミーナ 「なんですって!すぐに救出するわよ。」

 

海に落ちたバルクホルンを救出して、医務室に運び込まれたが命に別状はなかった。

 

しばらくするとバルクホルンは目を覚ました。

 

バルクホルン「みんなしてどうしたんだ?」

 

ハルトマン 「トゥルーデ、海に落ちたんだよ。」

 

バルクホルン 「私が落ちただと!」

 

ミーナ「魔法力を使い切って気を失ったのよ。」

 

バルクホルン 「そんな馬鹿な私がそんな初歩的な失敗をするはずがない!」

 

坂本さん 「大尉の失態ではない。恐らく原因はジェットストライカーにあるのだ。」

 

ミーナ 「貴方が落ちた後、ロゼさんが履いて軽く調べて見たらしいけど、原因は分からないけど、著しく魔法力を吸収されているようね。」

 

バルクホルン 「試作機にミスは付き物だからな、もっとテストをしてデータを取らなければ!」

 

ミーナ 「いいえ、これ以上貴方の身に危険を及ぼしてまでジェットストライカーを使わせる訳にはいきません。」

 

ミーナ 「バルクホルン大尉にはしばらく、飛行停止と自室待機を命じます。」

 

バルクホルン 「ミーナ、私は大丈夫だ!」

 

ミーナ 「いいえ、これは命令です。」

 

命令と聞いたバルクホルンはそれ以上何も言わなかった。

 

ミーナ 「現時刻を持ってジェットストライカーの使用を禁止します!」

 

バルクホルンが自室待機を命じられた翌日、部屋に食事を届けに宮藤とリーネちゃんはバルクホルンが筋トレをしているのを見かけた。

 

宮藤 「バルクホルンさん何をしてるんですか?」

 

バルクホルン 「トレーニングだよ。私の未熟のせいでジェットストライカーの力を十分に発揮できなかったんだからな。」

 

リーネ 「またあれで飛ぶんですか!」

 

バルクホルン 「当然だ、あの機体はすごい力を持っているからな実戦で使えれば戦局は変わる。」

 

そう言うと、部屋にロゼが入ってきた。

 

ロゼ 「無理だ、あれは欠陥品だ。」

 

バルクホルン 「なんだ?私を笑いに来たのかロゼ?魔法力切れで墜落なんて笑いものだからな」

 

ロゼ 「違う、あの機体は本当にヤバイものなんだ、魔法が使えなくなるかもしれないんだぞ。」

 

バルクホルン 「あの機体の素晴らしさを考えたらその程度のリスク怖くはないさ。」

 

バルクホルンの返答にイラついたロゼは一昨日以上の怒号を放った。

 

ロゼ 「そう言って死んで行った仲間を私は何人も知っている!私はこれ以上、仲間を失いたくないんだ!」

 

バルクホルン 「ロゼ・・・私は」

 

そう言うと基地内にネウロイ出現のサイレンが鳴り響く。部屋の左側にあるゴミ山の中からハルトマンが出てきた。

 

ハルトマン「ネウロイか、行かなきゃ。」

 

宮藤 「ハルトマンさん、いたんですか!」

 

ハルトマン「先に行くね〜」

 

宮藤 「あ、ハルトマンさん待ってください!」

 

リーネ 「芳佳ちゃん、私達3人は司令室で待機だよ。」

 

4人が出ていってからトレーニングを再開しようとしたバルクホルンの後ろから出ていったはずのハルトマンが耳に何かを入れてきた。

 

ハルトマン 「忘れ物だよ〜」

 

そう言うとハルトマンは再び部屋から出ていった。バルクホルンは耳に入ってるものを確認すると、

 

バルクホルン 「インカム?」

 

ミーナ 「ネウロイは基地から30km離れた地点に出現徐々に速度を上げ進行中よ」

 

坂本さん「問題ない、目標を捉えた。」

 

坂本少佐、シャーリー、ハルトマン、ペリーヌ、ルッキーニの5人はネウロイに向かって飛んでいるとネウロイが5体に分裂した。

 

坂本さん 「数で押し切る気か!」

 

ハルトマン 「こっちも5人だから問題ないでしょ。」

 

坂本さん 「ああ、そうだな。シャーリー、コアのある本体を頼んでいいか?あいつはかなり速いからな。」

 

シャーリー 「ああ、任された。」

 

坂本さん 「各員、行動開始!」

 

皆がそれぞれ戦闘を行っている中、シャーリは素早い本体に苦戦を強いられていた。

 

シャーリー 「こいつ想像以上に素早いぞ!」

 

坂本さん 「ミーナ、シャーリーが苦戦を強いられている上にこちらも人手が足りず、応援に行けない。至急応援を頼む!」

 

ミーナ 「了解!ロゼさん、宮藤さん、リーネさん出撃を」

 

ロゼ、宮藤、リーネ「「「了解!」」」

 

3人が格納庫に行き、出撃の準備をしていると、目の前にバルクホルンが立っていた。

 

バルクホルン 「お前たちの足では間に合わない!」

 

そう言うとバルクホルンはジェットに巻かれているチェーンを魔法を使って壊し、ジェットを履いて出撃をしようとした。

 

ロゼ 「お前、私の言葉を聞いてなかったのか!私はこれ以上仲間を失いたくないんだぞ!」

 

ロゼがそう怒鳴るとバルクホルンは落ち着いた口調で返した。

 

バルクホルン 「お前の気持ちも十分に分かるかさ、私も妹を失いかけたからな。だけど今ここで行かなかったら後悔するからだ!」

 

ロゼ 「・・・わかったよこれ以上何も言うまい。」

 

バルクホルン 「ああ、恩に着る。」

 

そう言うとバルクホルンは出撃をした。

 

ミーナ 「トゥルーデ!戻りなさい!」

 

バルクホルン 「すまんミーナ処罰は後で受ける。」

バルクホルンがそう言うとミーナ中佐は強い口調で言った。

 

ミーナ 「5分よ、貴方の飛べる時間は!」

 

バルクホルン 「5分で十分だ!」

 

そして、バルクホルンは一目散に現場に向かった。

その時シャーリーは本体が更に分裂して2体になってより苦戦を強いられていた。先に子機を倒そうと銃口を向け、引き金を引くが弾は出なかった。

 

シャーリー 「しまった!ジャムったか!」

 

シャーリーの前後からネウロイが迫ってピンチの時に、何処からか子機のネウロイが銃撃され撃破された。

 

シャーリーが弾が飛んできた方向を見るとバルクホルンが来ていた。

 

シャーリー 「バルクホルン!お前大丈夫なのか!」

 

バルクホルン 「ああ、問題ない!」

 

そう言うとバルクホルンはコアのある本体を50mmカノン砲を放ち、コアを剥き出しにしてから30mm機関砲を放ちコアを破壊した。

 

シャーリー 「やったな!バルクホルン!」

 

シャーリーがインカム越しにバルクホルンに賞賛を送ったが、バルクホルンからは応答がなかった。

 

シャーリー 「オイどうしたバルクホルン?おい少佐バルクホルンから応答がないぞ!」

 

そう言うと坂本少佐はバルクホルンの方を確認するとバルクホルンが気を失って、ジェットが暴走しているのがわかった。

 

坂本さん 「ジェットが暴走している。このままでは大尉の魔法力を吸い尽くされてしまうぞ!シャーリー追いつけるか!」

 

シャーリー 「やってみるさ!」

 

シャーリーはバルクホルン目掛けて、全速力で飛んで行ったがあと少しが届かずいにいる。

 

シャーリー 「くっそ!届け〜!」

 

シャーリーはストライカーに無理をさせて更に加速させバルクホルンに何とか追いつき、バルクホルンとジェットをパージさせようとした。

 

するとバルクホルンの足からジェットが離れて、海に落ちていった。

 

シャーリー 「ふぅ、何とか間に合ったな。」

 

そう言うたとバルクホルンを担いで基地に帰還した。

海に落ちたジェットはボロボロになって回収されて、基地に帰ったバルクホルンは懲罰という事で基地に沢山届いていたじゃがいもの皮むきをさせらていた。

 

ミーナ 「にしても人騒がせな試作機だったわね。」

 

坂本さん 「確かにそうだな、だが、バルクホルンが命令違反なんて初めてじゃないか?」

 

そんな話をしていると格納庫に眼鏡を掛けたエーリカ・ハルトマンに似た女の子が来ていた。

 

ハルトマン? 「皆さん、今回は本当にすいませんでした。」

 

坂本さん 「なぜお前が謝る?」

 

シャーリー 「ハルトマンのせいじゃないだろう?」

 

ハルトマン? 「あ、いえ私は・・」

 

何かを言いかけたハルトマンの言葉を遮るように料理を乗せたカートを宮藤とリーネちゃんが押して格納庫に入ってきた。

 

宮藤 「みなさーん、お芋が沢山あったので芋を使った料理を沢山作ってきましたよー。」

 

そう言うと宮藤はカートに乗ってたフライドポテトが入った袋を取って眼鏡を掛けたハルトマンに渡した。

 

宮藤 「あれ?ハルトマンさんメガネなんてかけてましたか?」

 

ハルトマン? 「はい、ずっと掛けてました。」

 

そう言うと後ろから眼鏡を掛けてない、もう1人のハルトマンがやってきた。

 

ハルトマン 「おぉ、美味しそう!」

 

宮藤 「あぁ、こっちのハルトマンさんもどうぞ!」

 

何気なく渡した宮藤が違和感を感じて声を出すと、眼鏡を掛けてないハルトマンが衝撃の言葉をだした。

 

ハルトマン 「あれ?ウルスラじゃん。」

 

ウルスラ 「久しぶりですね、姉様。」

 

ウルスラの言葉に皆驚いていた。唯一事情を知ってるミーナ中佐が説明をしてくれた。

 

ミーナ 「こちらは、ウルスラ・ハルトマン中尉です。エーリカ・ハルトマン中尉の双子の妹よ。」

 

ミーナ 「彼女はジェットストライカーの開発者の1人なの。」

 

ウルスラ 「バルクホルン大尉、今回の件はすいませんでした。ジェットストライカーには致命的な欠陥があったようです。あの機体は本国に持って帰ります。」

 

バルクホルン 「なに、こうして無事だったんだ、問題ないさ。」

 

ウルスラ 「お詫びと言ってはなんですが、じゃがいもを大量に置いていきますね。」

 

そして、ウルスラは格納庫にいたロゼに話しかけた。

 

ウルスラ 「貴方がロゼさんですね、開発部でも噂になっていますよ。姉様と同等以上の実力を持つウイッチらしいですね。」

 

ロゼ 「それ程でもないさ。」

 

ウルスラ 「ミーナ中佐からお聞きしました、ジェットストライカーを使う前に危険性を察知したと、よければ開発部に転属しませんか?推薦状なら私が書きますよ。」

 

ロゼ 「残念ながら私が気づけたのは経験から来た直観的なものだからな。開発に役立つとは思えないし、何より私は闘う為に生まれてきたんだ。闘いから逃げる訳にはいかない。」

 

ウルスラ 「そうですか、残念です。気が変わったら連絡を下さい。何時でも歓迎しますよ。」

 

ロゼ 「まあ、私の剣がダメになったら新しいのを注文するかもしれないな。その時は連絡させてもらうよ」

 

そんな他愛もない話をしながら時間は過ぎていった。

 

 

 

その晩基地から100km以上離れた海上にて、何者かによってネウロイのコアが破壊された。

 

???「なんなのこの怪物は、こっちの世界にきてから、こんなものばかり相手にしているし、そろそろ弾薬とかを補給しないときつくなってきたわね。何処かに軍基地でもあればいいんだけど。」




大変長くなりましたが、ジェット回終了です。
こんなに長く書くのきついもんですな。
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