ルチャラナヴィーテ   作:φhoton

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Fantoom ontvoering

ほなみは フレンドである しょうじょ はまなす たくで, さびしさを まぎらわした.

「かんしょ のかちだよー !」

「だー, まけたー !」

チェスボードと ピースを くずすように たおれこむ ほなみ.

「こらー ! せっかくの しょうりばんを くずすなぜ !」

「うるせー かちほこってんじゃねー !」

「はまなすも なにか いうんだぜ !」

「えーと, きょうのほなみは ずっと けだるげだよ. なにかあったの ?」

「むわあああ はまなすちゃああん ! そんなやさしいはまなすちゃんを わたしは あいしてるよおおおぉ !!」

さんにんは がっこうで なかのよい トリオなのだが, きょうの ほなみの きもちわるさには, かんしょも じゃっかん ひいた.

「ごめんね はまなす, いつもおうち つかわせて もらって.」

「ううん, そのかわりに, わたしのいえは アンティークをあつかった しごとを してるから, そのみりょくを すこしでも しってもらいたいんだよ.」

「…やっぱり おかねを よこせってことだぜ… ?」

「ちがうよー, さいふしまってよ !」

くだらない ちゃばんにわらって, あそんで, たべて, フレンドと すごす タイムは, ほなみの どうしようもない いやなことを すっかりわすれさせて, イブニングも ふけてきた.

「よーっし, そろそろ きもだめしに いこうぜ !」

「え ?」

「ホナミ, かんしょから きかなかった ? こんばん きもだめしを するんだよって.」

「あーごめん, ほなみに いいわすれてたぜ.」

「えー, わたしも こころの じゅんびをする じかんがほしかったよ ! しょーがないんだから.」

「はは, めんって.」

ほなみたちの すむ ここ, エリア シナノキの うわさ. それは なつのよる, まちの すみにある いっけんやの ルインズで, ひとを さらう ファントムが でる というものだった.

「ファントムなんて めいしん だってこと, わたしたちが しょうめいしてみせよー !」

「「「おー !」」」

 

しんや, 3にんは はいきょを まえに たちすくむ. おなじ ごうていでも はまなすたくとは ちがって むざんに くちはて, びょうにんの ように まっさおに みえた. あきらかに とりこわしても よいはずなのに, こんなところで こわいうわさが でるのも むりは ないだろう.

「だーいじょうぶだって ! ファントムが いても あんがい やさしいかもしれないぜ ?」

「そ, そうだよね. でるとしても, やさしい ファントムだ !」

「うんうん, やさしいんだよ !」

「もういちど かくにんするが, ルールは ルインズのなかを たんけんする あいだに, びびって そとにでたやつが ペナルティなんだぜ.」

「みんなで いくんだよね. それならへっちゃらだ !」

「み, みんなが いれば こわくないんだよ !」

きしむ ゆか, すすけた かべに みちている かつてひとの すんでいたロケーションは,

せいじゃの フラッシュライトで てらされた.

「うーん, とくに なにも ないぜ.」

「ここに きた エビデンスに, フォトグラフを とって かえろっか.」

「わたしたちの おかげで, くだらない うわさばなしも なくなるんだよー.」

さんにんは ルインズを あとにした. フォトグラフにうつる なぞの ひとかげには, ほなみと かんしょの ふたりが ルインズをで, しばらく たってから きづくことになる.

はまなすが アブセコンドした ルインズは バリケードテープでかこまれ, そうさが すすんでいる. しかし, これといったヒントは みつからないようすだ.

「うちがいなければ, こんなことにはならなかったのぜ….」

かんしょと ほなみは, じじょうちょうしゅうで じしんの けいはくさを くいた.

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