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すると, ブルースクリーンに マジックサイクルが あらわれ, スピーカーから なぞのおとこの ボイスが 話しかけてきた,
「こちら蛇太郎. ワッツ アー ザ リクワイアメント?」
「蛇太郎さん! ほんとうに いたんですね.」
「フフ, くだらない プレフェスは なしに しよう. きみは いま, カラムニエイションに 悩まされている. ザッツ ライト?」
「オーサム! わたしの こと どうして しってるんですか?」
「テレパス, とでも言っておこうかな. そんな悩めるお姫様には, 頼りになる助っ人を送ってあげなくちゃね. それじゃ.」
「!待って…!」
声が聞こえなくなったかと思うと、ディズプレイ周りから霧が立ち込めて、魔法陣から影法師のようなcgが出てきた。そしてそれは画面を抜け出して、現実世界に具現化する。唐突な出来事に混乱するカンショはただただ、その光景に驚くしかない。
「あ、悪魔…!!」思わずそう呟いた。
「なんだ、おめえ…?」
「アルセーヌにこの小屋を突き止めて貰ったの。ハマナスを離して!」
薄暗い裏山の奥、ひと気のないボロ小屋に、ハマナスは二人の男に捕まっていた。口を塞がれ、手足を拘束されたハマナスの傍には、見たことのない生物が彼女を監視している。毛皮を纏った、角のある、豚と猿のハイブリットで、その手には木のこん棒が握られていた。
「ったく、ようやく買い手が決まったって時によ。」
「鬼隠しの正体は、貴方たちね!」
「ごめーとー。人を攫ってダークウェブの“
「イーヒヒヒヒ!んで、俺様が巷の噂を利用して、でまかせ商品を売って一石二鳥と、そういう寸法よぉ!」
「恥知らず…!あ、あんたたちなんて人間じゃない!最低のバケモノよ!!」
「ハアァー!!」
ホナミの怒りに応えて、アルセーヌは威嚇した。
「やっちまえ、ゴブリンブタ!」
ゴブリンブタと呼ばれる豚の生物が襲い掛かり、それを食い止めたアルセーヌで闘いが始まった。
アルセーヌは勢いよく翼をはばたかせ、悪党達を家具ごと壁に叩きつけた。その間にホナミは、ハマナスのさるぐつわと紐を鋏で切って自由にした。
「逃げるよ、ハマナス!」
「ありがとう、ホナミ!」
「いてて…くそぉ、こんな事になるなら、元気の出ないようにいたぶっておくべきだった!」
「ハー!」
愚痴る悪党に、なおも立ち向かうアルセーヌ。
「ゴブリン、『暴れる』!」
悪党が技を指示すると、ゴブリンブタはがむしゃらにこん棒を振り回した。アルセーヌはその変則的な攻撃に対処できず、ボコボコにされて倒れてしまった。
落ち着いて周りを見回すと、護符男の姿はどこにもなかった。
「クソッ、あの野郎、俺を見捨てて逃げやがったか。」
二人の少女は、山を下って追っ手から逃げる。
「アルセーヌちゃんは、大丈夫なの?」
「ううん、私、バトルについてはよく分からない。ひょっとして、もうやられちゃったかも…。」
早く山を下りる為、所々で獣道を使ったが、その努力もゴブリンブタの野生の勘にはかなわず、追いつかれてしまった。
目の前を塞がれ、二人は転んでしまう。
「大人相手に、逃げ切れるとでも思っていたか?お生憎様だな!?」
後ろから来た男に、退路も塞がれてしまった。辺りは、夜ですっかり暗くなっていた。
「ああ、そういえば昔、先輩に教えて貰ったっけか。同じこの村で、逃げようとしたガキを殺してバラした話をよぉ。」
悪党は小動物を追い詰めたような笑みを浮かべながら、何者かが肩をポンポンと叩く感触を払った。
「丁度良い、てめぇらで試して…何だ、さっきからしつけえな!」
しびれを切らして、後ろを振り向き、肩を叩く何者かを追い払った。
そこには、人を小馬鹿にしたような笑みを浮かべる、謎の肌白い生物が浮かんでいた。
「な、なんだお前?」
「コー…コー…、コバァーー!!」
暗闇に浮かぶそのモンスターは、顔を手で隠したかと思うと、奇天烈な顔をして男を驚かせた。
「ひぁやああ、出たあああ!!」
男はあまりの事に、腰を抜かして後ずさりすると、後ろで何かにぶつかった。
それは、彼の背丈の2倍はある、巨大な鬼のような生物だった。
「ぎゃあー!!」
「ゴブー!!」
暗がりに佇むそのモンスターの恐ろしさに、一人と一匹は失神した。