コーン、コーン。
鈍い金の音が深雪の大地に響く。
「新しい年か…。」
新しい年、つまり今日は1月1日。暦が新しくなる節目の日だ。去年は色々あったなと思い返しながらこたつの上にあるみかんを手に取り皮を剥くフウト。
外はあまりに寒く初詣をしようと外に出る気にはならない。
ブーン。
メールの着信音だ。
「あけおめメールを送ってくるような奴とメル友になった記憶はないぞ。」
歳を取るとそういった事は10代の時と比べるとどうでも良くなってくる、のだが少しわくわくしながらメールを開く。
件名 あけおめ!
ふうちゃん!あけおめ!
アララギです。
新年早々だけど朝9時に大学のバトルスペースに集合ね!
それじゃあ、よろしく!!
「……。」
「ほんとこの人は人使いが荒いというかなんというか…。」
フウトはみかんの粒を一気に口の中に放り込み明日に備え目を閉じる。
ピピッ。
午前5時。いつも通りの起床時間だ。
顔を洗い、歯を磨く。髭は剃らない。
特別変わった事もなく毎朝のルーティンをこなす。
変わった事はないのだがなぜか気持ちがふわふわしている。これは正月のせいなのだろうか。
それにさっきまで夢を見ていた気がする。しかしどうにも思い出せない。初夢はお預けのようだ。
「さて、時間まで機体の調整でもしておくか。」
アララギ先生の事だ。新春ガンプラバトル的なことをするのだろう。
今年最初のバトルになるかもしれない。そう思いながらいつもより入念にジャスティスカイザーの調整を行う。
「うーん、関節がくたびれてるか?」
調整というのも難しいもので可視化されている基準値があるわけではなくビルダーの感覚や好みに一任されている。
フウトは関節のスペアを交換して感触を確かめる。
「よし!このくらいがちょうどだな!」
そうこうしている内に集合時間が近づく。調整の終わったフウトは早速会場へと向かう。
バトルスペースに着くとかなりの人が集められており既にザワザワしていた。
「お、ふうちゃん!ハッピーニューイヤー!!」
ニコニコクラッカーをバンバンとならすアララギ先生。この人の辞書にしきたりという言葉はない。相変わらず変わっている人だ。
「あけましておめでとうございます、先生。なんかもうお祭りみたいですね。」
「でしょ、でしょ、今日は各地から有力デューラーを集めてきたからね〜。」
当たりを見ると確かに見た事ある顔ぶれが多い。
「まあ開会式をそろそろやるから楽しみにしててよ〜。」
そう言ってアララギは開会式の準備へと取り掛かかる。
「フウトさんお久しぶりです!」
「お、フミヤくんも来てたのか!」
「はい、アララギさんに招待していただいて!」
テスタメント使いのゲッコウ・フミヤ。トリケロスには散々苦しめられた思い出が強い。
ほかにも周りをよく見ればテルキさんやシイナ、それに金髪の少年や黒いパーカーの少年まで幅広く参加しているようだ。
「あ、そろそろ開会式みたいですよ。」
バトルスペースの中央に一斉に人が集まる。
「えー、この度はみなさんお集まりいただきありがとうございます。」
「今回はみなさんお分かりの通りガンプラバトルをしていただくのですが…。」
「レギュレーションはタッグマッチで行います!しかもペアはこちらのコンピュータでランダムに決めさせていただきますーー!!」
なるほど、人が多いと思ったらタッグマッチ制。しかもランダムとはまた面白い。
「と、いうことで早速第一試合のペアを決めるよー!」
「ルーレットスタート!!」
アララギ先生の横のモニターに参加者がランダムについては消えている。
そして、画面に4名の名前が映し出された。
「第一試合はイヌハラ・フウト、オノサカペアとウチヤマ・ユウ、トロペアだあ!!」
ウチヤマ・ユウ。その名前を見て驚いた。まさかここに来ているなんて。しかもトロという名前にも見覚えがある。
「ふうちゃん、第一試合かあ。頑張ってね!」
「兄さんも来てたのかよ!驚いた。」
なんと、兄「イヌハラ・ユウキ」も来ていたようだ。なんという豪華なメンツなのだろうか。胸が高まる。
とにもかくにもペアと対戦相手に挨拶しに行く。
「えっと、オノサカくんはどこだ…?」
「イヌハラさん、僕がオノサカです。よろしくお願いします。」
背の高い黒いパーカーの少年が声をかけてきた。
「ああ、君がオノサカくんか!よろしく!」
しかしなんだろう。なんとなく兄ユウキと通ずるものを直感的に感じる。この歳でこんなところに呼ばれるのだ、かなりの実力者と見ていいだろう。
そうこうしているとワンポイントに太陽印の上着着た少年が近寄ってくる。
「あ、あの清掃員のイヌハラさんですよね!お久しぶりです!」
「ユウくん!久しぶりだね!」
本当に久しぶりである。この少年と出会ってからもう一度自分の人生の歯車が動き出したといっても過言ではない。
「あれからめっきり街で見なくなったので心配してたんですけど元気そうで良かったです。」
「まあ、色々あってな。今日は負けないぜ、ユウくん。」
お互いにっこり笑って握手をした。フウトにとって願ったり叶ったりのシチュエーションだ。
「挨拶は済んだか…?ユウ。」
「ああ。あの人は手強いよ。」
「『イヌハラ・フウト』か…。」
金髪の少年は前髪に隠れた目で一瞬フウトを威嚇する。やはり、夢でバトルした"あの子"に似ている。
色々と夢のようであるが4人とも筐体のシステムにガンプラを設置する。
Futo'sMobile Suit
Justice Kaiser infinity
&
Onosaka'sMobile Suit
Gufu Vertect custom
VS.
Yu's Mobile Suit
Apollon Gundam
&
Toro'sMobile Suit
Gundam Fate
「ジャスティスカイザー出るぞ!」
「オノサカ、グフ出ます!」
「ウチヤマ・ユウ、アポロンいきます!」
「ガンダムフェーテ…出るよ…!!」
四機が同時に飛び出す。
ステージ設定は荒野。
タッグマッチのルールだが特別変わった事はなくチームの2体が両方再起不能になった時点で敗北となる。いたってシンプルかつ自由度が高い。
「ほぉ、スプリッター迷彩か。手の込んだ機体だ。」
「頼りにしてるぜ、オノサカくん!」
「はい!こちらこそ!早速ですが仕掛けます。」
オノサカの機体「グフ・ヴァーテクトカスタム」はグフの白兵能力を強化したものである。またスプリッター迷彩と呼ばれる特殊塗装が施され一部レーダーからは感知されない仕様となっている。
まさに切り込み隊長としてふさわしい、そんな機体である。
一方で荒野を移動するオノサカ。
「"無冠の皇帝"『イヌハラ・フウト』さんか…。」
「ほんとは対戦してみたかったけどこれはこれでラッキーかな。」
そう呟くオノサカ。どうやらフウトの事は知っているようだ。
―"無冠の帝王" なんともメディアやマスコミが好きそうな言葉である。
「ユウ、なぜあんな奴とバトルするのがそんなに楽しみなんだ?」
「あんな奴ってイヌハラさんの事?」
「まぁ、トロもやればわかるよ。」
「そうか、じゃああいつは俺にやらせてもらう。」
「油断してるとすぐにやられるかもね。」
「楽しみだ…。」
呑気に話しているユウとトロ。というより余裕といったところだろうか。
「僕らも舐められたものだな。」
「イヌハラさん、合図を出したら仕掛けます。」
「了解。あとイヌハラさんじゃなくてフウトでいいよ。コンビなんだし。」
「分かりました。フウトさん。」
グフはそう言ってヒートサーベルを構え突撃していった。
「ん?」
異変に気づくユウ。しかし若干遅かった。
グフのモノアイが光りじわじわと熱を帯びはじめるヒートサーベルでアポロンへと突撃する。
「もらった!」
「そんな?どこから!?」
スプリッター迷彩によるレーダ無視。そこからの奇襲。これにはユウも頭がついていかない。
頭はついていかないが手は勝手に動いておりヒートサーベルを腕を盾にしなんとか防御する。
「くっ…。」
「なにやってんだ!ユウ!」
トロも焦りながらフェーテをグフに近づける。
「おおっと、君の相手は俺だ!!」
「くっ…!!」
そこにカイザーが現れビームライフルでフェーテの動きを牽制する。
「ナイスタイミングです!フウトさん!」
「オノサカくんもナイス奇襲だ!陣形が崩れているうちに畳みかけるぞ!」
アポロンとフェーテをうまく引き剥がした2人はそのまま一対一に持ち込む。アポロンとフェーテはお互いに機体特性が異なっているため補完関係となっている。補完関係の2機で攻められると厄介な部分もあり早くから剥がせた事はラッキーである。
「ちょこまかと…!!」
カイザーのドラグーンに手こずるフェーテ。精密は動きを捉えられない。
「ガンダムフェーテ…。やっぱりあの時の。」
フウトはやはり一度戦ったことのある相手を前に優位に進める。
「動きが読まれてる…?そんなはずは?」
ドラグーンとビームライフルでさらに追い込まれるフェーテ。しかし引いてばかりでは勝てない。それなら。
「だったら…!!」
被弾覚悟で対艦刀を構えカイザーへと向かう。フェーテの機動力でドラグーンの網を突破していく。
「やるなッ!」
カイザーもバックパックに備えてあるブレードを装備しフェーテを迎え撃つ。
お互いに激しく刃を向け合う。そして一瞬、ジャスティスカイザーは静止する。トロはこれを見逃さなかった。
「もらった…!!」
フェーテの対艦刀がカイザーに直撃しようとした瞬間カイザーは狙っていたかのように左脚で蹴りのカウンターを入れる。
「そんな…!」
「こんなに簡単にかかってくれるとはな!」
どうやら一瞬の静止はフウトの"誘い"だったようだ。フウトらしい戦術である。不意を突かれ完全にガラ空きとなったフェーテに強烈な一撃を与えようというところに赤いソードビットが飛んできた。
「ビット!?アポロンか!」
「トロ、大丈夫!?」
「ああ、なんとかな…。」
「フウトさんすみません!アポロンを逃しました!」
どうやらオノサカはユウに振り切られたようだ。これで引き剥がしには失敗した。しかもオノサカのグフは飛行能力がなくこちらに追いつくまで少し時間がかかりそうだ。
「数的不利か…。とはいえこの2人を同時に相手するのは燃えるな。」
「ユウ、行くぞ。」
「おうよ!」
アポロンとフェーテが連携してカイザーを攻撃する。アポロンが前衛でカイザーに対し近接攻撃を仕掛け後ろからフェーテが援護射撃を行う。フウトが最も嫌がっていたフォーメーションだ。
カイザーはギリギリでアポロンの攻撃を避けながら反撃そして後衛のフェーテに対しても牽制を入れなければならずなかなか厳しいものである。
「ならば!」
カイザーはバックパックユニットを分離し地上へと落ちる。それをフェーテがすかさず射撃で追い込む。精密な射撃がカイザーの肩を掠めるがなんとか避ける。だがその先にアポロンが先に回り込んでいた。
「もらったァ!」
「まだまだぁ!」
アポロンの渾身の蹴りを跳ね返すカイザー。2人の重なる脚に衝撃が走る。
一種膠着したかと思えばさらにそこにフェーテが対艦刀を構えカイザーへと詰め寄る。
「これならいくらアンタでもッ!!」
フェーテの鋭い斬撃がカイザーの左腕を切り落とす。怒涛の連続攻撃にフウトも反応出来なかった。
「こいつももっていけぇ!」
すかさずアポロンはカイザーに対しビームサーベルで追撃を行う。ギリギリでアジャストしたカイザーはその攻撃をなんとかかすり傷で済ます。
「この2人、マジに強いな。オイ…。」
流石のフウトもこれには苦笑いである。操縦グリップには手汗で少し湿っている。
だがしかし耐る戦況は耐え抜いた。ここから反撃の狼煙を上げたいところである。
「そろそろ来るか…?」
するとアポロンとフェーテの背後から飛翔体が高速で近づいてくる。
「来たっ…!!」
「ん?トロ危ない!!」
なんと背後から接近していたのはジャスティスカイザーの分離したユニットであった。ドラグーンでアポロンの動きを牽制しながらフェーテ目掛けて飛んでくる。
「こんなもの!!」
しかしその奇襲にも動じずフェーテはその正確な射撃で飛翔体を一発で貫く。
「やった!」
「いいや!こいつが本命だ!いけオノサカ!!」
「はい!!」
「何ッ!!」
なんとオノサカのグフは機体を光学迷彩で纏いユニットの上で好機を待ち隠れていたのだった。
完全なる奇襲。グフの切れ味のあるヒートサーベルがフェーテの上半身と下半身は真っ二つにする。
それはまるで獲物を狩る隼のようであった。
「そんな…。」
「トロー!!!」
―Toro Gundam Fate Dawn―
ガンダムフェーテが再起不能となった。ドラグーンとカイザーの妨害で身動きの取れないアポロンは何も出来ずその様を見ていた。
「ユウ、すまない。あとは頼んだ。」
「……。任せて…。」
太陽神の前には「皇帝」と「余燼の隼」が大きく立ち塞がる。
「とにかく一機ずつ…!!」
ジャスティスカイザーのユニットは破壊されドラグーンは既に使い物にならない状態だ。故に先ほどのように妨害されることもない。
しかも相手の2機は共に近接系の機体。ここは変に距離を取るよりも自らのバイタルエリアで闘った方が良いと考えるユウ。
「いっくぞぉぉぉぉ!!!」
まずはオノサカのグフから狙うユウ。アポロンの右腕は赤く燃え上がりグフのボディを襲う。
「はやいッ!!」
「まだまだぁ!」
アポロンの高速ラッシュが止まらない。右、左、右、左と交互に赤い拳が繰り出される。
しかし数的優位の状態は変わらない。カイザーはグフをサポートしようとする。
「オノサカ!今助けるぞ!!」
「イヌハラさんにはこっちのお返しがあるッ!」
「またコイツか!!」
太陽神のしもべ、ソードビットが皇帝の行動を制限する。ブレードやドラグーン失ったカイザーは上手く切り抜けれない。
そしてタコ殴りにされているグフ。このままではやられてしまう。
「……くっ!!」
『久しぶりに面白い奴が出てきたじゃねえかよ。』
『代わらせて貰うぜ!』
「これで終わりだあ!!」
アポロンが最後の一撃を脇腹へとねじ込む。自身の一発であったが手答えがあまりない。
「へへっ、残念だったな…。」
「何ッ!?」
グフはボロボロのその手でアポロンの最後の一撃を受け止めそのままアポロンの腕ごと押し倒す。さらに不思議なことにオノサカ自身の雰囲気もガラリと豹変していた。
「さて、行くぞ!」
そのままグフはアポロンへと馬乗りをし今までのお返しのようにタコ殴りにする。
「あれじゃまるで…。」
「ふーん、彼、面白いね。俺と似てるかも。」
傍観するフウトとユウキが呟く。
「こんにゃろー!」
アポロンは意地で馬乗りになったグフを足で跳ね除ける。お互いに既にボロボロでありソードビットの制御も弱まりカイザーも同時に放たれる。
「オノサカくん、大丈夫か?」
「ん?あぁ、おっさんこそそんなんで俺について来れんのか?」
「あぁん?お前誰に口聞いてんのかわかってんのか?」
「―
二人は横目で目を合わせ。ニヤリと笑う。
一方でアポロンガンダムは心臓とも呼べる胸部を青から赤へと色を変える。
「二人まとめてノックアウトにしてやるよ!」
「おっさん、タイミングは俺に合わせろ。」
「オノサカこそしくじるんじゃねえぞ。」
ややカイザーが遅れたものの3機共に動き出す。
アポロンは灼熱に帯びた手を前に出し、グフもまた左腕に装備されたヒートナックルを構え飛び出す。カイザーはというとちょうど足元に落ちていたフェーテの対艦刀を拾いグフの後を追う。
『来るよ!俺!』
「分かってる!」
「いっけええええええええ!!!」
2つの衝撃が真っ向から衝突する。アポロンの方が優位でグフの手を呑み込んでいく。だが何かを待つようにバーニアの出力を上げ懸命に耐える。
「
「任せろ…。」
アポロンが一瞬押し返されていくのを捉えたフウトは2機の力比べの間に刀を構え踏み込む。
「強く…踏み込むッ…!!!」
―――斬
アポロンのボディへと切れ込んだ。が思った以上に切れ味が鋭くなかった。フェーテが味方を護ったとでもいうのだろうか。アポロンはグフのヒートナックルを押し返している逆の手で刃を抜きそのまま手に取りグフへとぶつける。
「踏み込みは完璧だったのに!!」
「それはフェーテの刃だ…。だからッ!!」
「ここで負けるのか…。俺達は。」
「"俺達"は負けねェよ!!!」
カイザーはとっさにグフにマウントされたヒートサーベルを強引に取りアポロンの刃を受け止める。
「しぶといッ!!」
「いけよ!オノサカ…!!」
「そうだ!この試合は"俺達"3人で勝利を勝ち取るッ!!!」
カイザーはヒートサーベルで攻撃を受け止めながら体ごとグフの背中を押す。一機では無理でも二機でアポロンの馬力を上回る。
「呑み込まれる…!!」
「うおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
グフとカイザーの眼が最後の炎を灯すように光る。
押し切った。
グフの左腕はアポロンの胸部を貫いていた。
―battle end―
winner Futo &Onosaka
「負け…か…。」
ユウは炎の消えたアポロンの中から地に刺さるフェーテの蒼い刀身を見てつぶやく。
トロもまた何も出来なかった自分を悔やみながらただ天を仰ぐ。
「やったな!オノサカ!」
「はい!やりました!」
「あれ戻った?」
「え、あぁ、そうですね。」
一方勝利したチームは喜びを分かち合う。非情にもこの世界には二つの結果しか残らない。だがその結果を次に生かすも殺すも人次第だ。
「何も出来なかった。何も。」
「次はリベンジしよう。絶対に。」
ユウとトロは再戦のリベンジを共に誓う。今回はチーム戦「個」で上回った部分もあれば「集団」で上回った部分もある。だが最終的に「集団」としての実力が上まわった方が勝利を勝ち取る。これがタッグバトルの奥深さであり難しさであるのだ。
「みんなお疲れ様!いやーいきなり熱いバトルをありがとう!!」
「次の試合まで休憩しててね〜!」
アララギが上機嫌に労いの言葉ををかけていく。
「フウトさん。」
「なんだ?」
「次はフウトさんとバトルしたいです。」
「返り討ちにしてやるよ。お前ら"ふたり"でかかってこい。」
「え?なんでそれを?」
「俺も似たような人を知ってるんだよ。」
チラッと兄ユウキの方を見る。
「まあ何にせよ君はいいデューラーになるよ。今後が楽しみだ。」
そう言ってフウトとオノサカは握り拳をお互いに合わせ再戦を誓う。そしてあえてフウトはユウとトロには声をかけなかった。
「さーて、次は誰とやれるか楽しみだな!」
夢の共演。誰もが見たい試合。フウトの不思議な元日はこうして幕を開けた。
今回のゲストは、スーパープリンさまの「ガンダムビルドデューラーズ」より「ウチヤマ・ユウ」くん、アポロンガンダム、トロさんの「ガンダムビルドダイバーズprogress」の「トロ」くん、ガンダムフェーテ、オノサカくんとグフです。
ご協力、有難う御座います!!
Instagramにて作中の機体やキャラクターのイラストなどを掲載しております。
n_mokey