今回は玲二とホロメン達の新しい日常に向けての話です。最後まで楽しんで見ていただければ有難いです、ではどうぞ( っ・ω・)っ
…………どうも佐々木玲二です。俺は今、最大のピンチを迎えております。一体何があったかと言うと…………
「ねぇレイくん、ちょこ先生やメルメル、それにはあとちゃんやわために手を出すってどういう事かなぁ?」
今目の前にいるフブキを初め俺の周りにいるホロメン達に囲まれ正座させられているからだ。全員笑顔だが目が全然笑ってない……も、もう結構な時間座らされてるからあ、足が……
「あの、何て言うか……手を出したと言うより寧ろ俺が襲われたって言うか……」
「レイさん、誰が言い訳していいって言ったかなぁ?」
こ、怖ぇ……いつも温厚なミオがまるで地獄の閻魔みたいだ……
「い、いや言い訳とかじゃなくて……いや、すまない……俺がもっとしっかりしていればこんな事には……」
……そうだ、どっちにしても俺はちょこ達とそういった関係になってしまった事には変わりはない。許される事じゃないが、皆にはしっかりと謝らないといけないよな。
「……玲二さん、何か勘違いしてるみたいだけどラミィ達が欲しいのは言い訳でも謝罪でもありません」
?言い訳はともかく謝罪もいらない?それってどういう……
「良いですかレイくん、白上達が言いたいのは……なんでちょこ先生達にしか手を出さないんですかって事ですよ!!」
「…………………………………はい?」
何を言ってんだコイツ?普通仲間に手を出した事を怒るんじゃないのか?
「白上達は何時だってレイくんとそういった関係になるのを期待していたのに、レイくんがいっつもはぐらかしたりするから仕方なく我慢してたのに!いつの間にかちょこ先生達とやってるし、しかもメルメルの話だとレイくん既に童貞じゃなかったってどういう事なんですか!?レイくんの初めては白上が欲しかったのにぃ~!!」
「え、えぇー………」
いや本当に何を言ってるんだコイツは?それだとまるで自分達にも手を出してくれって言ってるようなもんじゃねぇかよ。
「本当なら皆自分を選んで欲しいっていうのが本音だけど、レイくんが誰かを特別扱いしようとしてないのは分かってるし皆を本当に大切にしているのは知ってる。だから僕達ホロメンの皆で話し合ってある事を決めたんだよ」
「あ、ある事?それって一体……」
「皆で一緒に暮らして玲二様の事を支えようって事だ余。そうすれば玲二様を取り合うなんて事しなくて済むし、玲二様とずっと一緒にいられるから一石二鳥だなって♪」
は?一緒に暮らす?本気で言ってるのかそれ?
「俺が皆と一緒に暮らすって……お前達、それ本気でそんな事言ってるのか?」
「……本気だよ。私達は玲二君の事が本当に大好き……ううん、愛してると言っても過言じゃないんだよ。けど、だからと言って皆とその事で取り合うとか喧嘩とかもしたくない。だから皆玲二君を一緒に支えるって決めたの」
「別に誰かを決めて付き合ったり責任とってほしいとか言わない……(いや、本当はそうしてほしいけど)白上達はずっとレイくんと一緒にいたい、そしてレイくんを幸せにしたい、そう思ったんです。だからお願いします、どうかこれから先白上達を傍にいさせて下さい!」
『よろしくお願いします!』
お前達、其処まで………正直俺みたいなスタッフに其処まで思ってくれるのは嬉しいけど、お前等それで良いのかよ?って言うか……
「けどお前等がそうしたいって言っても、社長がそれを許すとは……」
「あ、それならこの事をYAGOOに言ったら……『そうか……分かった。彼の事、皆で支えてあげてくれ』って」
「マジかよ……」
それで良いのかホロライブ?いや、前回社長も俺にコイツ等の気持ちを尊重しろって言ってたぐらいだからな……仕方ない、俺も覚悟を決めるか。
「……分かった、お前達の提案に乗ろう。俺も男だ、こうなった責任はしっかり取るよ」
「本当!?レイくん本当に白上達と一緒に暮らしてくれるの?!」
「ああ、但し!俺の迷惑になるような事を起こしたら即刻止めるからな!良いな?!」
『はーい♪』
ったく皆して返事は良いな本当に………ってか冷静に考えたけど家どうするんだ?俺の家どう頑張っても十人ぐらいしか寝泊まり出来んが……もしかして交代で住むって事なのか?
「それじゃあマスター、申し訳ないんだけど一週間ほどホテルで寝泊まりしてもらっていいかな?」
「は?なんでまた……」
「良いから良いから♪それじゃあレイくん、一週間後にまた家に戻って来てね♪」
一体何をするつもりなんだコイツ等……なんか嫌な予感しかしないんだが……
―その夜、ビジネスホテル―
「……で、なんでお前等も一緒にいるんだ?」
「良いじゃん玲二君、一人でいるよりまつり達と一緒の方が楽しいでしょ?」
「そうそう、どうせ飲むなら一人より皆で飲んだ方が美味しいよ♪」
一週間程格安のビジネスホテルに泊まる事になったのは良いが、何故か茶髪な元気っ娘『夏色まつり』と異世界から来たハーフエルフ『アキ・ローゼンタール』の二人も一緒にいた。てかアキ、俺そんなに酒飲めないし、そもそもまつりは未成年だから飲ませれないぞ。
「……と言うよりお前等は何が行われるか知ってるのか?」
「ううん知らないよ?まつり達は玲二君と一緒に暮らせるしか聞いてないんだよね?」
「アキロゼもフブキちゃんやロボ子さんから自分達に任せてとしか言われてないしね」
そうなのか、結局何が行われるのか分からないって訳か……ってかアキ、お前それ四缶目だけどピッチ速くねぇか?
「それじゃあレイくん、せっかく皆で集まってるんだから一緒にガンプラ作らない?まつり此処に来る前に買ってきたんだ~♪」
「ん?別に良いが……おぉ、お前それよく見つけたな。結構売り切れになってるキットなのに」
まつりが出して来たのはHGの『シャイニングガンダム』と『ゴッドガンダム』の二つ。どちらもかなり人気のある機体だが、正直ストーリーはよく分からん。確かコックピットの中で動いた通りにガンダムが動くんだったか?
『HG シャイニングガンダム』
『HG ゴッドガンダム』
機動武闘伝Gガンダムの主人公ドモン・カッシュの機体。従来のガンダムには無かったモビルトレースというシステムがあり操縦者と同じ動きをするという今までのガンダムシリーズの中でも極めて異質な作品となっている。その性質上、ビームライフル等は無く基本は格闘戦特化になっている。
「えへへ、実は駿○屋に行ったらあったんだよね♪ちょっと値段高かったけどね」
「成る程、○河屋ね。確かに彼処なら少し値は張るが結構レアキットとかもあるからな」
「それじゃあ早速作りましょう♪アキロゼはこっち作りたいな~♪」
「じゃあまつりはこっちにするね♪」
ふむ、まつりがシャイニングでアキはゴッドか。確かにそれっぽい感じはするな……てかアキ大丈夫か?少し顔赤いし、大分酔ってんじゃねぇかこれ?そんなんで作れるのかよ……
それから俺達は一緒にガンプラを組み立て始めた。俺は最初はそれぞれを手伝っていたが案の定アキのニッパーの使い方が危なっかしかったのでアキの方をメインに手伝っている。だからまつりよ、そんな風に睨まないでくれ。怪我でもしたら大変だから仕方ないんだよ。
「むぅ……アキロゼばっかり玲二君に構って貰えてズルいぃ~」
「えへへぇ、ごめんねまつりちゃあん。アキロゼ少し酔っぱらっちゃったから上手くニッパー使えないから仕方ないよねぇ♪」
「むぅ~!」
いやそんな唇尖らせても仕方ないって……というかアキ本当に酔ってんのか?確かにニッパー持ってた時はフラフラだったけど今普通にヤスリ掛けてねぇか?もしかして手伝ってもらうようにわざと酔ったふりをしたのか?
「それにしても玲二君よく皆と暮らす事許したよねぇ?てっきり玲二君は色々理由付けて断るのかと思ったのに」
「……まあな。どんな理由であれちょこ達に手を出してしまった事には変わらないし、俺も責任は取らないといけないからな。とは言え、流石に問題になるようなら止めるつもりだけどな」
「玲二君……大丈夫だよ、皆玲二君の事大切に想ってる。今までだってまつり達玲二君にいっぱい支えてもらったんだもん、今度はまつり達が玲二君を支えるつもりで頑張るから、これからもよろしくね玲二君♪」
まつり……なんだろう、こう直接言われるとなんか胸にくるものがあるな……
「あれ?玲二君少し泣いてない?大丈夫?」
「あ、あぁ大丈夫だ。済まない、少し涙脆くなってるみたいだ……さ!後もう少しだしさっさと組み立てようか!」
「「はーい♪」」
少し泣いてしまったみたいで恥ずかしいが、今はそんな事よりもさっさと組み立てないとな。
―二時間後―
「……よし、今回は墨入れだけだけど格好よく出来たな」
「うん!このダブルフィンガーの構え良いよね♪」
「此処にマスターガンダムも入ればもっと良かったんだけどね」
いや、流石にマスターガンダムは無理だろ?あれこそマジのレアキットだし。旧HGならまだ比較的見つかりやすいけどあれ確かあれ1/100だしサイズが合わん。
「ふぅ……それじゃあ今日はもう遅いし、片付けして寝るか」
「そうだね~、とその前にまつりもジュースジュースっと……」
まつりが冷蔵庫を漁り其処から缶ジュースを取り出し飲み始める。俺も一本だけ飲もうかな…………っておいちょっと待て!?これこん中に入ってるの全部酒じゃねぇか!?
「お、おいまつり!もうそれ以上飲むんじゃ……」
「プハァ~……ふぇ~?どうしたのれいじくぅ~ん?///」
速ッ?!もう飲み干したのかコイツ?!てか酔うの速くねぇか?!
「あ、ごめーん玲二君、その中お酒しか入れてないんだった、てへ♪」
てへ♪じゃねぇよ!どうすんだこれ?!未成年の飲酒なんてバレたら世間が許さねぇぞ!?
「ふあぁ、あちゅぅ~い……///」バサァッ
「あ、おいコラ此処で脱ぐな!早く隠せ!」
「えぇ~?いーじゃんべつにぃ~……そぅだぁ、れいじくんもいっしょにぬいじゃおうよぉ~♪///」
「あ、コラ止めろズボンに手をやるな!」
「あ、じゃあアキロゼも一緒に脱がせちゃおーっと♪」
おいアキまで何手伝ってんだよってかいつの間に服脱いでるんだよコラ止めろおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ……………!!
―只今この小説では表現出来ない出来事が起こっております。暫くお待ち下さいませ by神楽―
―一週間後―
……あれから一週間が経ち、漸く俺は家に帰る事が出来る。え?あの後まつり達と何があったって?聞かないでくれ頼むから………って俺は誰に向かって言ってんだ?
まあいい、これで漸く家に帰れるんだ、帰ったらゆっくり休もう…………ってあれ?何だか人集りが出来てるけどどうし……ッ!?
「あ、来た来た!おぉーいレイくぅーん!」
上を見上げると“俺の家があった場所にある豪邸”の三階の窓からフブキが満面の笑みを浮かべながら俺に手を振ってくる。いや待ておい!?どうなってんだこれ俺の家どうしたんだ?!
「どうですかレイくん!これがレイくんと白上達の新しい家、その名もホロライブマンションです♪」
「ほ、ホロライブマンション?!いや待てどうしたんだこれ?!どうやって一週間で建てたんだってかこんな豪邸建てる金どっから出たんだよ?!」
「それはボクとシオンちゃんが知り合いに頼んで最新技術と魔法を駆使して作り上げたんだよ。皆良い人達で結構格安で作ってくれたんだぁ♪」
「えへへぇ♪どう玲二?シオンもなかなかやるでしょ?」
どうやって建てたか聞くとロボ子と小柄な魔法使い『紫咲シオン』が胸を張って自慢してくる(張る胸無いけど)。にしたっていくら格安でも普通に億とかの金が動いてんじゃ……?
「そ、それにしたってこんな豪邸建てるお金、一体何処から……?」
「あー、それなんだけど……マスター、只野って男覚えてる?」
只野?あぁ、確かいたなそんな奴。今確かアマゾンに飛ばされた筈だけど、ソイツがどうしたんだ?
「ほらアイツさ、シオン達にセクハラしたり同僚のスタッフに酷いパワハラとかしてたじゃん?それに聞いた話だとアイツ会社の金やグッズも横領してたんだって。それでYAGOOがめっちゃ激怒して只野を呼び戻して多額の慰謝料と損害賠償を請求してその後クビにしたんだって。だからこの家はシオン達に対する慰謝料で建てたってワケ」
「アイツそんな事してたのかよ?!」
本社にいた時からヤバい奴だと思ってたけどそんな事してたなんて………にしてもよくそんな金払えたなアイツ。
「確かどっかの金融会社からお金借りてたみたいだよ。確か……帝愛グループって名前だったような?」
おいそれヤミ金とかじゃねぇよな、大丈夫か?
「まあまあ、アイツの事はもう良いとして、折角新しい家が出来たんだから入ろうよ♪」
いつの間にか降りてきたフブキが俺の袖を引っ張って中へ案内しようとする。分かったから引っ張るなって。
「まず此処がリビングだよ」
「予想はしてたがむちゃくちゃ広いな……」
これ事務所の中よりも広くねぇか?もう既に何人かソファーで寛いでるしってかテレビデカ過ぎだろ何インチあるんだよ?
よく見ると端にはそれぞれのペットもじゃれあってる……てかどっちかと言うとぽよ余が猫達に襲われてるようにしか見えん。まあ、本人(?)は笑ってるから大丈夫か。
「次に此処がレッスンルームです♪」
「すげぇ、いつも取ってるスタジオより広いな」
これなら全員でレッスン出来るし、何より出来たばかりだから綺麗でモチベーションも上がるな。早速次のライブのスケジュールを……
「ありゃ、マスターが仕事モードに入りそうになってる」
「おーいレイくーん。それは全部見回ってからにしよー?」
む?それもそうだな。よし、次の部屋に行くか。
「此処が大浴場だよ♪ボク達が一番拘ったところなんだー♪」
「……こんな風呂アニメや漫画でしか見た事ないぞ?」
なんだこの広さ?軽く十人は入れるぞ?シャワー台も五個もあるし最早ホテルだろこれ?
「……あれ?これってもしかして風呂一つしかないのか?」
「当然ですよ?だから皆で交代で入る形で……」
「いやいや!?俺は?!俺男なんですけど!?」
「大丈夫!レイくんも白上達と一緒に入れば問題ないですよ!」
「大問題だこのバカ!!」
「もぉマスターってば、既に何人かと関係持ってるんだから今更風呂くらい大丈夫でしょ?」
「そういう問題じゃねぇ!」
「そして此処が最大の目玉!ガンプラルームですよ~♪」
「うおぉッ!すげぇ、工具は勿論いろんな設備も整ってるしガンプラや塗料も沢山……!まるでガンダムベースのブースみたいだな!」
これだけの設備、よく揃えられたな……今まで見せてもらった中でも一番興奮する!
「良かったねフブキちゃん、マスター凄く喜んでくれてるよ♪」
「うん、皆で頑張って揃えた甲斐があったよ~♪」
「お前等……本当に有難うな、こんな俺の為に此処までしてくれて」
「ううん、白上達もレイくんともっとガンプラ作りたかったから、レイくんに喜んで貰えたならこれ以上ない喜びだよ♪だから、これからも皆で一緒にガンプラ作ろうね♪」
フブキ……本当に俺は幸せ者だな。こんなに良い仲間達に恵まれてるんだから。
「有難うな皆……それじゃ悪いけど少し休みたいから部屋に「その前にレイくんちょっとお話があるんですが」………え?」
「レイくん今度はまつりちゃんとアキちゃんにも手出しましたよねぇ?あれだけ言ってる割には随分節操ないですよねぇ?」
あ、ヤバい。めっちゃ怒ってる。これは……死んだか?
「そ、それはその……酔ったまつりとアキに押し倒されてしまったというか……」
「言い訳なんて見苦しいよマスター」
ろ、ロボ子まで冷たい……ど、どうにかして逃げ……
「レイくん、今夜レイくんの部屋に行きますから……覚悟して下さいね♪」
あ、絶対に死んだ。
それから約一ヶ月、夜な夜なホロメン達が代わる代わるやって来て絞られるだけ絞られ、終わった頃にはすっかり干からびてる玲二の姿があったとかなかったとか。
はい、という事でまつり&アキロゼ回+玲二の家豪邸化回でした。やっぱりこういったストーリーの方がすんなり書けますね(^^;
それと削除してしまった登場人物達についてはまた別の形で登場させようと思います。もう殺伐とした感じはないようにします( >Д<;)
次回は依然やったアンケートの順番通り、あのドラゴン娘の回です。次回も気長に待って頂けたら幸いです、ではまた( ゚∀゚)ノシ