これからは知り合いの意見要望は聞かず自分の描きたいように書いていこうと思います( ≧∀≦)ノ
今回はあの卒業した娘のお話です、最後まで楽しんで見て頂けたら有難いです、ではどうぞ( っ・ω・)っ
新しい家になってから早一ヶ月、俺とホロメン達の生活も大分慣れてきた。たった一つを除いて………
「………………………」チーンッ……
「れ、レイく~ん?大丈夫ですかぁ?」
「…………誰の……せいだと……思ってんだよ……」
そう、この一ヶ月の間毎晩代わる代わるホロメンがやって来て絞られまくり今や干からびる寸前だ……アイツ等本当に初めてだったのかよ?どんだけ○欲強いんだよ?
「あ、アハハ……ごめんなさい、つい調子に乗っちゃいました」
「で、でも玲二様!余は玲二様と一つになれて嬉しかったぞ!///」
「……そーかい、そりゃ良かったな」
「だ、ダメだ、絞り取り過ぎたせいで覇気が無くなっちゃってる……ほらレイさん、これ食べて元気出して!」
……ミオがテーブルの上に何か料理を置いてくれたみたいだが、一体何だ…………おい朝から何でウナギとスッポン鍋なんだよ?頼むから胃に優しい物にしてくれよ。
結局ミオが用意したご飯を食べきった、残すのは嫌だしな。それにしても胃の中が熱い……スッポン鍋の中の生姜がかなり効いてるなこりゃ。
「ふぅ、ごちそうさん」
「お粗末様です♪レイさん少しは元気になったみたいで良かったぁ♪」
「ん、有難うなミオ」ナデナテ
「み、みぉーん……///」ブンブンッ
ミオの頭を撫でるとよっぽど嬉しいのか尻尾をブンブン降っている。てかなんだよそのみぉーんって?
「むぅ、ミオちゃんばっかりズルい余……」
「うぅ~、白上だって簡単な物なら作れるのにぃ~!」
いや、別に張り合う事ねぇだろ?お前等もたまにしてくれる食事当番助かってるぜ?
「お前等もいつも有難うな、お陰で俺もなんとかやっていけてるよ」ナデナテ
「「ふにゃあぁ~♪」」
二人の頭も撫でるとまるでたれぱんだみたいにでれーとしていく。いや、今時たれぱんだなんて誰も知らんか?
「あ、親分此処にいたんだ!部屋にもいなかったから何処行ったかと思っちゃったよぉ」
「あぁわため、どうしたんだ?こんな朝っぱらから」
そのまま寛いでいるとリビングにわためが何やら慌てた様子で入って来た。一体どうしたんだ?
「そ、それが家の前に黒服の男の人が何人もいて、親分を出せってずっと言ってきて……」
「は?黒服の男?なんだよそんなの俺の知り合いにいないんだが?」
もしかして急にこんな豪邸建てたからどっかの危ない連中がいちゃもん付けに来たのか?
「と、兎に角向こうも親分連れて来るまで帰らねぇって言ってるけど、これって警察呼んだ方が……」
「いや、あまり大事にすると後で何されるか分からん……仕方ない、会ってさっさと話を終わらすか」
取り敢えず大事にはしたくないから俺は着替えて玄関へと向かう。というか一体何なんだよ黒服の男達って?
―ガチャッ―
「はいはーい、一体俺に何のようですか……って」
「……お久しぶりです、旦那」
『お久しぶりです!!』
玄関を開けると其処にはグラサンを掛け黒服を着た完全にカタギじゃないいかつい男達がいた。けど……
「あぁ、なんだお前等か。一体どうしたんだ急にやって来て?」
「え?レイさんこの人達知ってるの?」
黒服達が俺に頭を下げるのを見てミオやフブキ達もびっくりしてるがコイツ等はそんな悪い奴等じゃない、だって……
「あぁ、コイツ等はあれだ、桐生会の組員だよ」
「え?桐生会ってもしかして……」
「そ、アイツが仕切ってる組だよ」
桐生会、それはこの地域を裏で取り締まっている所謂ヤクザだ。そんな人達と何で俺が知り合いなのかと言うと、今の桐生会の会長がホロライブを卒業した“アイツ”だからだ。
「んで?お前等こんな朝っぱらからどうしたんだ?」
「へい、実は今朝方会長が旦那を桐生会本部に連れて来てくれとの命令を受けやして、旦那には申し訳ありませんが一緒に来て頂けやせんか?」
アイツが?アイツとは卒業後もたまに会ったりとかはしてるが桐生会に呼ばれるのは初めてだな。もしかして何か重大な事でもあったのか……?
「何でまたアイツは俺を桐生会に?」
「すいやせん、それは俺等も分からんのです。会長はただ連れてこいしか言ってなかったんで」
「そうか……分かった、取り敢えず行って会ってみるか」
「有難うございやす。では旦那、どうぞこちらに」
兎に角本人に会えば全て分かる筈だ。俺は黒服達の車に乗せてもらい桐生会へと向かう事にした。
「れ、レイくん大丈夫なんですか?!」
「あぁ、大丈夫だ。心配しなくてもちゃんと帰って来るから。んじゃ、行ってくるな」
俺がそう言うと車は発進し桐生会本部へと向かって行く。さて一体何があったんだか……?
―桐生会本部―
「着きやした旦那、どうぞこちらに」
「あぁ、有難う」
数十分後、街の外れにそびえ立つ桐生会本部へと着いた俺は黒服に案内され中に入っていく。アイツから送られた写真を見て大体は知ってたけど実際に見るとかなりでかいな。そしてエレベーターに乗り最上階へと上がり、その奥の部屋の前に着くと黒服が軽く扉をノックした。
―コンコンッ―
「失礼しやす。会長、旦那をお連れしやした」
「オウ、ご苦労サン!中に入れてクレ!」
奥から声が聞こえると黒服は扉を開け、俺を中へと誘導する。そしてそのまま中に入ると黒服は役目を終えたのか部屋から出て扉を閉めた。
「hey兄貴!お久しブリデスね♪」
「あぁ、本当に久しぶりだな……ココ」
その部屋にいたのはかつてホロライブに所属していた元四期生の竜娘『桐生ココ』だ。今はコイツはアイドルを辞めて父親から受け継いだ桐生会の会長を務めている。
「そうデスねー、最後に会ったのハ二ヶ月前デスね。ワタシもホロライブ辞めて結構経ちマシタネ~」
「そうだな、とは行ってもまだ三ヶ月くらいだけどな……で、一体どうしたんだ?急に呼び出して」
取り敢えず俺はソファーに座り用意されてたお茶を飲む。うむ、高級玉露とは流石だな。旨い……
「実はデスネ、今から兄貴にはワタシと子作りしてホシイんデスよ♪」
―ブーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!―
「ケホッ!ゴホッ!はぁ、はぁ……はぁッ?!お前いきなり何を言い出すんだ!?」
あまりにも衝撃的過ぎて思わずお茶吹き出してしまったじゃねぇか!!いきなり来て子作りしろとか何考えてるんだ!?
「いやぁ、実はデスネ……ホラ、ワタシって随分と早い内に桐生会の会長になったじゃナイデスカ?」
「まあ、親父さんが倒れてしまって仕方なくお前が跡を継いだんだよな?それをきっかけにホロライブも卒業する事になったんだし」
「ソレで急に上が変わった事で組員達の混乱がアッタリ他の組とかとの抗争勃発やらでパパドラゴンが心配シテきやがるんデスよ。お前にもしもの事があったら跡取りはどうなるンダ?って。だったら今の内に跡取り作っちゃえって事デ今日兄貴に来てもらったんデス♪」
なんだそのめちゃくちゃな理由は?!コイツそんな事で俺を呼んだのかよ!?バカなのかコイツ!?
「お、お前なぁ……だったらそんなのお前の所にいる組員の誰かと結婚でもすればいいじゃないか。真島さんとか秋山さんとか、後冴島さんとか良い人達ばっかりだろ?」
「NO!兄貴ってば女心が分かってナイデスネェ~。良いデスカ兄貴、ワタシだって好きデモナイ男にこんな事頼んだりしまセン。ワタシにとって兄貴は世界デ一番好きな男なんデスから、だからこうやって兄貴に直接頼んでるんデスよ」
……そうだ、コイツ出会った時からこんな感じだったな。自分の思った事はストレートに言うっていうか……けど慕ってくれるのは嬉しいが俺には
「別に兄貴にワタシと結婚シテホシイって事じゃナイんデスよ、ただワタシも皆と同じヨウに愛シテホシイだけなんデス」
「皆と同じように……ってちょっと待て、何で俺が皆とそういった関係になってるって知ってんだよ?」
「この間かなたから画像付きデラインが届いたんデス。思わず嫉妬でスマホ壊しソウになりマシタが」
あの馬鹿天使何してんだ?!ココが見せてきた画像には確かに事後の笑顔のかなたとぐったりしてる俺が写ってる。こんな写真いつ撮ったんだよ?!というかよく見たらココのスマホヒビ入ってるし!?てかなんだこの最後の一文?!何が『ココもお願いしてみたら?』だ!?
「あーいや、ココ、これはだな……」
「別に兄貴を責めるツモリは全くナイデスよ?兄貴はヤるダケヤって後は知らんプリするヨウな無責任な男じゃナイのは皆知ってマス。だから皆兄貴の事好きデスし支えてあげタイって思えるんデス。だからお願いシマス兄貴、この現桐生会会長桐生ココの一生の願い、聞いてくれまセンか?」
…………全く、ココもそうだけど皆何でこんな只のスタッフの事好きになっちゃうかね?まあ、此処まで明確な好意を出されて悪い気はしないが……そういや前にフブキに言われたな、俺は押しに弱いって。正にその通りだな……仕方ない。
「……分かった。桐生会会長であり、何より元とは言え俺がスカウトしたアイドルの頼みだ。今すぐとはいかないが、俺の覚悟が決まったらお前の頼み、引き受けるよ」
「!!ホントデスカ兄貴!アリガトウゴザイマス!!」ダキィッ!!
「うおっと!急に抱きつくな全く……ホント相変わらずだなお前」
俺に抱きつき頬擦りをしながら尻尾を振り喜ぶココ。そんなココを俺は頭を撫で暫くココの好きなようにさせた。
―一時間後―
「………で、なんだこれ?」
「いやぁ、折角兄貴が遊びに来てくれたカラ久々に一緒にガンプラ作ろうカナって思って♪」
それだけの為に態々こんな制作ルームがあるのかよ?完全に事務所私物化してないかこれ?
「デハ今回作るGUNDAMはぁ、コチラデス♪」
おい頼むから俺を置いてさっさと進めるな。で、作るのは『MG シェンロンガンダム』か。しかもタウヤー装備版か。確かプレ○アムバ○ダイ限定だっけ?
『MG シェンロンガンダムEW タウヤー装備』
新機動戦記ガンダムWEW敗者たちの栄光に登場する張五飛が乗る機体。メインの五体のガンダムの中でも比較的オールマイティーに戦えるが殆ど三股の矛ビームトライデントでの近接戦闘が多く、更に通常のシェンロンでは伸縮可能だった右腕のドラゴンハングはクローが大きくなった代わりにその伸縮機能が省略された。更にこのキットにはタウヤーと呼ばれる青龍刀のような実体剣も付属している。
「改めて見るとガンダムWの機体ってTV版とEW版で大分姿違うよな。こんなデケェ実体剣なんて無かったし」
「まあまあ、そんナノ良いじゃナイデスカカッコイイんだから♪ソレじゃあ早速作りマショウ!と言っても外装は既に塗装済みナノで、後は内部フレームを組んデ外装着けレバ完成デス♪」
成る程な、確かに既に外装の青い部分が濃いオレンジ色になってるし腰回りや両腕辺りはガンメタブラックで塗装されてる。正にココのイメージカラーだな。
「ならさっさと組み立てるか。フレームだけなら二人合わせれば一時間くらいでいけるだろ?」
「ソーデスネ、じゃあサッさとヤって行きまショウ♪」
―組み立て中―
「………そういやさ」
「?どーしたんデスカ兄貴?」
「いや、少し気になったんだが……自分で言うのもなんだけどココって何で俺なんかを好きになっただろうなって」
シェンロンガンダムの内部フレームを組んでる中、俺はふと気になった事をココに聞いた。皆もそうだが何で俺みたいな只のスタッフを好きになったのか正直気になる。特別な事をした覚えはないんだけどな。
「ウーン、ソウデスネェ~……強いて言うナラ兄貴にスカウトされた時デスネ。ホラ、四期生って全員兄貴のスカウトで入ったメンバーじゃナイデスカ?」
「そうだな、俺が初めて社長から言われてスカウトしたメンバー達だったな。ルーナに関してはスカウトと言うより話聞かれてついてきた感じだが」
「……正直あの頃のワタシって将来の事デ少し悩んでたんデスよネ。このママパパドラゴンの跡を継いで桐生会を率いるだけで良いのかって。このママ他の女の子達がするような事は出来ナイのカナって………そんな時兄貴がワタシをスカウトしてくれた。兄貴がワタシを絶対に世界に通用するアイドルにしてみせる!って真剣な眼で言われた時に思ったんデス。なんとなくだケドこの人の言葉なら信じらレルって、この人と一緒ならワタシがヤりたかった事叶えてクレルって。たった二年チョットデスが、兄貴はワタシに沢山の思い出をくれマシタ。そんな兄貴だからワタシは好きになったんデスよ♪」
「ココ……」
「きっと他の娘も兄貴に救われた切っ掛けがあったんだと思いマス。兄貴は自分が思ってるヨリ素晴らしい人なんデス。だからワタシ達はそんな兄貴を支えタイと思えるんデス。例えホロライブを辞めても、ソレは絶対に変わりマセン」
俺のやってきた事で救われた、か………何だろうな?少し泣きそうになってしまう。前にまつりに言われた時もそうだが、こんな俺でも誰かの救いにはなってるんだな………
「…………兄貴、泣いてるんデスカ?」
「え?あ………済まない、ちょっと嬉しく感じてな……ごめんな、こんな泣いてる処を見せてしまって」
「イイエ、大丈夫デスよ兄貴。パパドラゴンが言ってマシタ、男が涙を流すのは決して恥ずかしい事じゃナイって。ホラ、こっちに来て下サイ、少し膝枕してあげマス♪」
「え、ちょっと別に良いって……おわッ?!」
年甲斐もなく少し嬉し泣きしてしまい、作業を続けようとしたらココが腕を引っ張って少し強引に自分の膝に俺の頭を乗せた。や、やっぱり龍人族は力が強いな……
「兄貴は一人で何デモ抱え込もうとしマスからネ。たまにはワタシ達を頼って下サイ、それが仲間ってモンデスよ♪」ナデナデ
「ココ……本当に有難うな。それと済まない、もう少しだけこのままでいさせてくれるか?」
「YES!兄貴のお願いとあらばこの桐生ココ、何処マデも着いて行きマスよ♪」
そういやこうやって誰かに甘えるなんて十何年振りかもしれない……今はココの好意に甘えて少しこのままでいさせてもらおう。
―数時間後―
「よしッ遂に完成したな、ココオリジナルのシェンロンガンダム」
「YES!その名も『桐生ガンダム』デス!」
『桐生ガンダム』
シェンロンガンダムの青い部分を濃いオレンジ色に塗装し、両腕とスカート部分をガンメタブラックに塗装したココのオリジナル機。左手に持ってるタウヤーにはオリジナルデカールで桐生会の文字が貼られている。
「こうやって見ると本当に格好良いな。夕日とかに照らされるともっと見栄えが良くなるかもな」
「ソーデスネ♪兄貴、今日は本当にアリガトウゴザイマス!」
「ん、俺も久々にお前とガンプラ作れて良かったよ、こっちこそ今日は色々有難うな」ナデナデ
「~♪」
俺はココの頭を撫でるとココは嬉しそうにニコニコと笑っている。最初はびっくりする事もあったが、今日は此処に来て良かったな。
―その後―
あれから俺は桐生会を出て一人街中へと出ていた。ココは俺を送ってくと言ってくれたが、折角なので久々に一人ガンプラ巡りに出る事にした。最近は本当に一人の時間なんて無かったし、少しぐらいは別に良いよな?
「さて、まずはいつも通りビ○クカ○ラに「おい」……ん?」
この後行く店を考えていたら突然声をかけられ、後ろを振り向くとガラの悪い連中が俺を囲むようにやってきた。
「な、何だお前達は?」
「テメェか?佐々木玲二とかいう野郎は?」
「え?あ、あぁそうだが―バチィッ!―ウグッ?!グ、ガァ……?!」
な、何だ……いきなり背中がバチッて……ヤバ…い、意…識……が……
―バタンッ―
「……悪いな、あんたに恨みはねぇが姉御の命令だ、このまま連れてかせてもらうぜ。おい、コイツを運べ」
『おう』
男達は気絶した玲二を近くに停めていたワゴン車に乗せるとそのまま何処かへと移動しその場から消えていった。果たして、玲二の身に一体何が起こるのだろうか?
―次回に続く―
はい、という事で卒業生桐生ココの回でした。書いて思ったのは会長戻ってこないかなぁって(*T^T)
そう言えば最近会長に声がそっくりな個人勢のVtuberがいたような……気のせいですよね(^^;
さて、最後少し不穏な感じになってますが安心してください、前みたいなバトル物にはなりません。
次回のタイトルは『白黒つけましょう』です。フブキととある娘の話になります。
次回もまったり書いていきますので気長に待って頂けたら幸いです、ではまた( ゚∀゚)ノシ