ホロライブ ビルドライバーズ   作:神楽

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前回が少し長過ぎたので今回はさくっと書きました。

今回はホロライブのもう一人の悪魔の登場です。最後まで楽しんで見て頂ければ有難いです、ではどうぞ( っ・ω・)っ


第21話『悪魔的改造』

みしろがホロライブマンションに住み始めて数日が経ち、俺達もこの生活に随分馴染めるようになってきた。と言ってもほぼ毎晩誰かしら来るのはちょっとキツイけどな……

 

今日は皆それぞれロケやレッスン、そしてコラボ配信があったりして今家には俺ともう一人、ホロライブの第二の天使……じゃなかった悪魔の『常闇トワ』の二人だけだった。皆早くても夕方まで戻ってこれないらしい。

 

「ねぇ玲二さん、今日のお昼はトワ達しかいないから出前でも良い?」

 

「そうだな、たまにはピザでも頼むか。トワはどれが食べたい?」

 

「玲二さんが決めても良いよ。トワは玲二さんと一緒に食べられれば何でも良いから」

 

なんだろう?この子本当に良い子なんだよなぁ。よく悪魔的とか自分で言ってるけど根が優しすぎるから思わず天使じゃないかって思ってしまう。本来の天使は最近ゴリラって言われるようになってるし、もうこれトワが天使って事で良いんじゃないか?

 

結局その後俺は四種類の味が楽しめるピザを頼み、二人で仲良く食べていた。終始トワが俺の食べてるヤツと同じ物を食べようとしていたのは可愛いと思ってしまった。

 

「ふぅー……なんだかこうしてゆっくりした時間を過ごすの久しぶりな気がするな」

 

「皆で住むようになってから玲二さんの周りには必ず誰かしら何人かいたもんね」

 

そう考えると俺の生活って前と比べて大分賑やかになってるよな?本当に昔は考えられなかったよこんな生活。

 

「そんじゃあ皆帰って来るまで時間があるし、何か二人でゲームでもするか?」

 

「あ、それならトワこの間買ってきたガンプラあるから玲二さんと一緒に作りたいな」

 

お、トワも自分でガンプラ買いに行ったのか?コイツは今まで家にあった積みプラばかり組んでたから自分で買うのは珍しいな。

 

「珍しいな、トワが自分でガンプラ買うなんて。で、一体何を買ってきたんだ?」

 

「えへへぇ♪今回トワが買ってきたのはこれ!ガンダムグレモリー!」

 

グレモリー!?お前よくそれ入手出来たな?!一体何処で買ったんだよ?!

 

「実は発売日の日に○ン・キホ○テにふらっと行ったらあって、一人二個まで買えたから玲二さんの為に二個買ってきちゃいましたぁ♪」

 

マジか、やっぱりトワって天使じゃね?本当にこの子良い子過ぎるんだよなぁ。まあ、実際天使と悪魔って多少の役割があるけど基本的には俺達人間と変わらないから良い奴は良い奴だし悪い奴は悪い奴だからな。

 

 

『HG ガンダムグレモリー』

機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ月鋼に登場するデイラ・ナディラの機体。絶対的な防御力を誇るナノラミネートコートと呼ばれる装甲が上半身に施され、それがフードのようになっている。また武器のバトルアンカーも片刃が破損してしまってる為にまるで鎌のような武器になっているのでその出で立ちから死神や幽霊を彷彿させる機体になっている。

 

「今回は二つあるからトワと玲二さんでそれぞれ一つずつ作ろうよ」

 

「そうだな。そんじゃあ今日はどう作ろうか?塗装するか、それとも汚し加工だけにするか……」

 

まあ其処は動画等を見ながら考えるか。取り敢えずはまずは仮組からだな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―仮組完了―

 

「うーん……プロポーションも良いし合わせ目もバトルアンカーの刃の部分は特に問題ない。けど……」

 

「問題はこの武器の形状だよね……」

 

そう、グレモリーはそのプロポーションやパーツの接続等は申し分無いのだが、このバトルアンカーの持ち手部分が丸い筒状の形をしてるので手に持たせると中でくるくる回ってしまい安定しないのである。此処をどうするかで改造案が変わってくるな。

 

「うーん、いっその事接着しちゃおうかなぁ?」

 

「そうだな、ただポージングを固定して飾るだけならそれでも良いかもな」

 

でも何か他の方法ないもんかね………ッ!そうだ、あれ使うか。

 

俺はある事を思いつきジャンクボックスからとあるパーツを探しそれを二つ見つけるとすぐに加工を始めた。

 

「え?玲二さん、そのパーツは?」

 

「前に誰かが作ってた旧キットのデスサイズのビームサイズだ。破損してジャンク行きになってたの思い出してな。これを持ち手部分を切り取って加工して、プラ板で太さを調節してから削ってバトルアンカーの持ち手と入れ換えれば見栄えも良いし持ってる時も安定するだろ」

 

俺の提案にトワもおぉーッ!凄い!と褒めてくれ、そして一緒にやると言ってくれた。ならまずは寸法を図って、それから切り取って加工だな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―バトルアンカー加工中―

 

「……ねぇ玲二さん、ちょっと良いかな?」

 

「ん?なんだトワ?」

 

「前からずっと気になってた事なんだけど……玲二さんって本当はどんな女性が好みなの?」

 

……はい?どうしたんだ急に?

 

「どうしたんだそんな藪から棒に?」

 

「あ、別に変な事じゃ無いんだけど……玲二さんってトワ達ホロメンの皆から好かれてるし、なんなら関係も持ってるよね?それにヒメヒナちゃんやクロさんやみしろちゃんとか色んな娘からも好かれてる……でもそんな中で玲二さん自身の好みのタイプって聞いた事がなかったなって思って」

 

……好み、か……確かにそれについて俺自身深く考えた事なかったような気がするかもしれない。

 

「……トワね、正直不安なんだ。玲二さんって優しいからトワ達が迫ったから抱いてくれたのかもしれない。けどトワって他の娘に比べて声も低いし、身体つきも良い方じゃないから、もしかしたら玲二さんがトワに気を遣って仕方なく付き合ってくれてるだけなんじゃないかって……」

 

………………………………………

 

「……あ、あはは、こんな事急に言われても困るよね?ごめんね玲二さ「別に俺はお前達の事仕方なく抱いたりしたワケでも嫌々付き合ってるワケでもない」……え?」

 

「正直俺はどんな女性が好きなのかよく分かってない。別に顔で選んでるワケでもないし身体つきも極端に痩せすぎたり太りすぎたりしなければそれで良いと思ってるし。強いて言うなら俺は俺の事を好きになってくれた女性が好きって処かな?まあ、確かにこの優柔不断な性格のせいで皆を不安にさせてしまってたのかもしれないな」

 

………てか冷静に考えたら俺、女性関係かなりだらしないよな?でも………

 

「俺は皆がこんな俺の事を好きになってくれて凄く嬉しいし、そんな娘達を大切にしたいと思ってる。周りから優柔不断とか女たらしとか言われても構わない。俺は俺を好きになってくれた皆を大切にしたいと思ってる……それは絶対に変わらない俺の気持ちだ」

 

「れ、玲二さん……」

 

「それにトワにだって魅力が沢山あるだろ?誰にでも隔てなく優しかったり、時には間違った事はしっかり注意してくれたり……それにお前が皆といる時に見せるあのキラキラした笑顔、俺は好きだぜ?」

 

………って何言ってんだ俺?これじゃあ完全にキザ野郎じゃん。自分で言っててめっちゃ恥ずかしい……

 

「……………やっぱりトワ、この人に着いていって良かったな///」ボソッ……

 

「?今何か言ったか?」

 

「んーん、何でもないよーだ♪ねぇ玲二さん、今日の夜玲二さんの部屋に行っていい?」

 

「え?別に良いけど、珍しいな、トワがそんな事言うなんて」

 

「たまにはトワも甘えたいんです~♪」

 

そう言ってトワは俺にもたれ掛かりすり寄ってきた。トワが甘えてくるって結構珍しいし、今日くらいは好きにさせてやるか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うぅ~、トワ様いつになく大胆だよぉ……」

 

「ラミィも玲二さんにラミィの魅力語ってほしいのにぃ~!」

 

「そういやウチもレイさんにウチの好きなとこ聞いた事ない……」

 

「うなぁ~、トワちんそんなににーちゃにぴったりくっついてズルいのらぁ~!」

 

トワが玲二に甘えていた丁度その頃、その部屋の外では仕事を終えて帰ってきたフブキ達がドアの隙間からトワと玲二を羨ましそうに見ていたのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―五日後―

 

「……漸く出来たな」

 

「うん、トワと玲二さんのグレモリー完成!」

 

あれからフブキ達が帰って来て作業を中断し、その後も毎日空いてる時間を見つけてはコツコツと作り続け、漸く今日完成させる事が出来た。それにしてもここ数日皆が私の好きなとこ何処?って聞いてきたけどあれなんだったんだ?

 

まあいいか。それよりも俺達の作ったグレモリーだな。同じ機体だが今回やった改造がそれぞれ違うので見ていこう。

 

 

『ガンダムグレモリー ゴーストタイプ』

玲二が改造したグレモリー。本体は煤汚れをした後つや消しをされ、バトルアンカーの持ち手部分にはデスサイズのビームサイズの持ち手を流用し持っても回転しないように改造した。更に黒いパーツ部分に少しボロボロになった黒い布を着ける事によりまるで亡霊のような出で立ちになった。

 

 

『ガンダムグレモリー フルメタルタイプ』

トワが改造したグレモリー。バトルアンカーは玲二のと同じ改造を施し、機体全体をメタリック塗装し、更にクリアカラーを噴いてより重厚な機体に仕上がった。光に当てると強く反射するので少し目がチカチカするがかなり良い出来になっている。

 

「にしても同じ機体でもやった事が違うとこうも違うんだな」

 

「うん、でもトワはどっちも良いと思うよ♪それに玲二さんのグレモリーのこのローブっぽい感じ、なんだか悪魔的だし♪」

 

なんだよ悪魔的って?まあとにかく喜んでるみたいだし俺も納得出来る物が出来て満足だけどな。

 

「……ねぇ玲二さん。またこうやってトワと一緒にガンプラ作ってくれる?」

 

「ん?別に構わないぞ。てかそんなの頼まなくたっていつも一緒に作ってるだろ?」

 

「えへへ、なんとなく聞きたかっただけ♪じゃあまた今度一緒に作ろうね玲二さん♪」

 

トワはそう言いながら満面の笑みを見せ自分の部屋に戻っていった。まあアイツが満足したならそれでいっか。

 

 

 

 

それからと言うもの、フブキや他の娘達が同じガンプラを二個買ってきて俺と一緒にお揃いの物を作ろうと頼む事が多かった。いや別にやるのは良いが、流石にそんな一辺には出来ないぞ?

 




はい、という事でトワ様回でした(^o^)
これで残るホロメンはぺこらとシオンですね。早いところネタを考えないと(^^;

次回はまだ未定ですが、気長に待って頂ければ幸いです、ではまた( ゚∀゚)ノシ
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