ホロライブ ビルドライバーズ   作:神楽

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今仕事に向かってるんですが雪のせいで全然進めないですね本当に雪国っていやになります………(泣)

今回は最初に言っておきます、女性Vがメインじゃありません。

それでも宜しければ最後まで見て頂いて下さい、ではどうぞ!


第41話『友情VS愛情?』

「ほーらこゆき、ラプお姉ちゃんだぞ~♪」

 

「あうぅ?あぅあ~」

 

「もうラプちゃんったら、まだこゆきには分からないと思うよ?」

 

「スゥ…スゥ…」

 

「はわわぁ~……皆メチャメチャ可愛いよぉ~♪」

 

「もうかなたんもマオ達折角寝てるんだからそんなにじろじろ見ないの」

 

フブキが出産し、その後日にそら達も無事に出産して退院した翌日、リビングには新しく出来た家族を皆で眺めていた。ラプはこゆきにべったりでずっとニコニコ笑いながらこゆきを眺め、そんなラプをこゆきは不思議そうにじっと見つめている。かなたをはじめ他の娘は三人仲良くお昼寝している姿を見て思わず顔が緩んでいる。皆既にこゆき達の可愛さに虜状態になっている。

 

「それにしてもやっぱ赤ちゃん良いよね~♪フレアも来月だもんね?」

 

「そだね、それにノエルも漸く授かれたもんね。早く元気に産まれて来ると良いね♪」

 

そう言うとフレアはノエルのお腹を擦っていく。ノエルも無事に身籠る事が出来、現在二ヶ月が経過していた。流石にまだお腹は大きくないが、此処に確かに自分と玲二の娘がいると思うとノエルの顔が嬉しそうな笑顔になっていく。フレアも既に来月出産に向けて活動は休止しており、いつ産気づいても良いような状態にある。

 

「それにしてもレイさん、今頃何してるのかな?」

 

「多分今頃ガンプラ漁りでもしてるんじゃないかな?レイくんには此処最近ずっとこゆき達のお世話とか頑張ってくれてるんですから、今日くらいはゆっくりさせてあげないと♪」

 

そう、実は今玲二はフブキに言われて街へ外出している。此処最近玲二はこゆき達のお世話を積極的に行っていたので今日くらいはゆっくりさせたいと街へ出掛けさせたのである。フブキ達も何時も自分達の為に頑張ってくれてる玲二の為に少しでも休める時間をあげたかったようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―その頃―

 

「はあぁ………こゆきぃ、かいりぃ、マオォ、玲菜ぁ……」

 

「……大分重症ですねこれは、久々に会ったけど此処まで親バカになってるとは……」

 

うっせぇ、こっちは好きでこゆき達のお世話してたのにいきなり今日はお世話しなくていいから街に出てろって何だよ一体?あれか?俺ってそんなに邪魔だったか?産まれたばかりの我が子にいろいろしてあげてたのに酷いよチクショウ。

 

「まあまあ、彼女達からしてみれば玲二が働き過ぎなのが心配だったんでしょう?他の娘も手伝ってくれてるんなら、今日くらいはゆっくり休めば良いんじゃないですか?」

 

「……別に好きでやってたんだから良いじゃねぇか?」

 

「いやそれが心配される原因だと思いますよ?玲二って自分の事後回しにする癖がありますし」

 

何だよそれ?余計なお世話だっての。それに俺自身が好きでやってんだから別に良かったんじゃねぇの?兎に角帰ったら絶対四人とも抱っこしてやるからな。

 

「……んで、今更だがなんでお前が一緒にいるんだよ?ハヤト」

 

「まあ良いじゃないですか。久しぶりに友人同士水入らずで過ごすのも悪くはないと思うけど?」

 

ったく何が水入らずだよ?俺は目の前にいる数少ない男の友人『加賀美ハヤト』の顔を見てため息を吐く。こいつはにじさんじに所属するアイドル兼玩具会社『加賀美インダストリアル』の若き社長でもあるのだが、普段は暇さえ出来たら俺と遊んだりしている。

 

「……んで?これからお前はどうすんだよハヤト?俺はこの後模型屋に行こうと思ってるんだが」

 

「あ、なら私も一緒に行こうかな?最近また作りたいキットがあるから買い揃えておきたいんですよ」

 

「ん、そうか。ならこのまま一緒に行くとするか」

 

そうと決まれば早速行動に移すか。どうせなら最近不足しているガンプラを買い揃えたいし、ハヤトは俺より知識が凄いからオススメキットとかあれば教えてもらうか。

 

「んじゃ早速模型屋に行こ「ごおぉしゅじいぃんさまあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!」は……?」

 

―ドッゴオォォンッ!―

 

「うぼあぁッ?!」

 

「玲二?!」

 

な、なんだ?!いきなり何かにタックルされたんだが?!痛ってぇ、おもいっきりみぞおちに入ったぞ!?ってお前は……ッ?!

 

「やっと会えたねご主人様ぁーーーッ!」

 

「た、たまき?!一体なんでお前が?!最近見ないなと思ったけど何処にいたんだ!?」

 

タックルしてきたのはなんとたまきだった。そういやこいつホロライブタウンに移ってから全然会ってなかったけど今まで何してたんだ?

 

「もう酷いよご主人様ッ!?僕の事置いてきぼりにしてこんな島に移住するなんて!ご主人様のお義兄様にお願いして来たのは良いけど着いた場所が森の中だし道に迷うし野犬に追いかけ回されるし大変だったんだよ!!」

 

は?お前移住した時置いてかれてたのか?みしろからは何も聞かされてなかったんだけど?てか森の中って、だからそんなに服がボロボロなのか?てか何で人工島なのに野犬なんているんだよ?

 

※たまきを襲ったのは野犬ではなくころねの舎弟達です。

 

「そんな事よりご主人様ッ!この僕が来たからにはもうご主人様に淋しい思いはさせないからね!さあ早速この近くにあったラ○ホに……!」

 

「行くわけねぇだろッ!?てかマジで建てたんか義兄さん?!」

 

あれ程建てなくて良いって言ったのに何で建てたんだよ?!言っとくが使わんぞ!……………ぜ、絶対使わんぞッ!!

 

「まあまあたまきさん落ち着いて下さいって」

 

「ん?ああかがみんじゃん、どうしたのこんな所で?」

 

「いや今私玲二と一緒に模型屋に行こうとしてたんですけど、たまきさんそんな下らない理由なら後にしてもらえません?」

 

「はあぁッ?!下らなくなんかないんですけど!?」

 

いや下らねぇって。何でこんな真っ昼間から男同士でラ○ホに行かなきゃならんのだ?

 

「大体前から思ってたけど君さぁ、ご主人様の友人だからって調子に乗ってない?暇さえあればご主人様の事呼んで遊びに行ったりして、僕でさえそんなの頻繁には出来ないのに」

 

「いやいや調子に乗ってないですって。それに遊びに行くのも別に私だけじゃないですし、なんなら神田さんや舞元さんも結構一緒に遊んでますよ?」

 

そういやそうだな、ハヤト以外ならその辺の奴等とも結構遊んでたりするな……そう考えると俺の男の友人ってにじさんじにしかいなくねぇか?確かホロライブの姉妹事務所でホロスターズもいたが其処の奴等とは全く関わった事がないな。

 

「それよりも玲二も迷惑してますし、今日の処はもう帰ってもらっていいですかね?」

 

「ふざけんなよッ!こちとら随分と久々にご主人様に会えたんだからそっちこそ譲れよ!!」

 

「いやそんな事言われたってな……仕方ない、流石にラ○ホは行かんがこれから模型屋行くからたまきも一緒に行くか?ハヤトも良いよな?」

 

「まあ、私はどちらでも良いですけど……」

 

俺の提案にハヤトは構わないと言ってくれてるが、たまきはいまいち納得してくれてない。するとたまきは何か思いついたのか急ににやけた顔になっていく。

 

「……だったら折角だからかがみん、僕と勝負しない?ご主人様に対する君の友情と僕の愛情、どっちが上かはっきりさせておきたいなぁ♪」

 

「はぁ……よく分かりませんが、勝負したいなら別に良いですけど?」

 

「おっしゃあッ!ならそうと決まれば早速その模型屋とやらに行こうよ!ほら二人とも、早く早く!」

 

たまきのよく分からん勝負にハヤトは仕方なく受ける事になり、機嫌を良くしたのかたまきは急いで模型屋へと向かおうとしていた。けどお前模型屋の場所知らんだろ?てかその前にそのボロボロの服どうにかせんと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして一時間後、一先ず服屋でたまきの服を新調し漸く模型屋『ホロプラ』へと到着した。此処は義兄さんが俺の趣味を理解してくれて作ってくれた模型屋で、普段はなんとAちゃんが店主として働いているのだ。その最大の特徴は……

 

「す、凄いよ此処!?今のガンプラ市場では考えられない程ガンプラが充実してる!しかも全部小売価格の20パーオフなんて凄くない?!」

 

「私も最初に来た時はびっくりしましたね。プラモ好きには此処はまさに天国ですよ」

 

そう、この店なんと品揃えがヤバい程充実しているのだ。ガンプラは勿論、人気でなかなか入手しづらい物も沢山揃っており、しかも割引価格なので安く手に入ったり出来るのだ。何故こんな事が出来るのか?それには理由があり一つは藤枝コーポレーションがガンプラを製造しているB○ND○I等と契約を交わし一部商品をこの店に仕入れさせて貰っているのだ。そしてもう一つ、この島に転売ヤー行為を働く者がいないのである。そもそもそういった事をするような奴はこの島には来れないし、仮にやろうと思ってもこの島は特別な手続きをしなければ島の外に郵便物を出す事は出来ないのだ。そういった理由でこの店の在庫は何時来ても潤っているのである。

 

「そんじゃ早速対決に使うキットを探すか。えっとそうだな……お、これなんか面白そうだな」

 

俺は目の前に見えたキットを二つ取り出し二人に渡す。今回勝負に選んだキットは……

 

「……成る程、『千年パズル』ですか」

 

「あ、これ知ってる!遊戯王の主人公が付けてるヤツだよね?」

 

 

『千年パズル』

遊戯王デュエルモンスターズに登場する主人公『武藤遊戯』が身につけているアイテム。逆ピラミッド型に瞳のようなマーク、ウジャトの目が描かれていて作中でも千年アイテムというキーアイテムとして登場している。しかもこのキット、単なるプラモではなくある秘密が……?

 

「今回はこれを早く組み立てた方が勝ち。勝った方には、そうだなぁ……よし、俺から二万分の此処での買い物奢ろう」

 

「マジで?!それはテンション上がるわ!」

 

「流石ご主人様!よ、太っ腹♪」

 

まあたまにはこれくらいしても良いよな?それに久々にハヤトとたまきの制作風景見たかったし。そして俺は千年パズルを二つ購入した後奥にある工作ルームへと移動し早速勝負を始めようか。

 

「それじゃ早速始めるぞー、よーい……スタート!」

 

「おっしゃあッ!いくぞぉッ!」

 

「絶対に負けんからなかがみんッ!」

 

二人はスタートと共に箱からランナーを取り出しニッパーでパーツを切り離していく。さて……この勝負“何時間”かかるのかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―数十分後―

 

「此処を嵌めてっと……よし、これで全てのパーツが出来た!後はこれを……あ、あれ?」

 

「どうしたたまき、何かミスったか?」

 

「い、いやご主人様?このプラモ、組み立ての完成部分のところが全然載ってないんだけど……?」

 

ああ、もう其処までいったのか?でもな……

 

「何言ってんだたまき?これパズルなんだから組み立て方が載ってるワケねぇだろ?ほら此処に書いてるだろ『本書にパズルの解き方は載せておりません』って」

 

「………………………え?」

 

そう、これがこの千年パズルのヤバいところでなんとこのキット、プラモデルでありながら名前の通りパズルでもあるのだ。しかもこのパズル、かなり難易度が高く初見だと速い人でも数時間はかかってしまう代物だ。今だと公式ページに解き方は載っているがこれは真剣勝負なのでそれはルール違反となる。つまりはこの勝負では自力で考えて作らないといけない。

 

「え、え?じ、じゃあこれ自分で考えて作らないとダメって事?」

 

「そういう事。因みに一つでもピースが余ったらダメだからな。ちゃんと全部使って完成させろよ」

 

「そ、そんなぁ~!?ってかがみんもいつの間にかパズル組み立て始めてる?!ヤバいッ!」

 

嘆くたまきだがとなりにいるハヤトが無言で淡々とピースを完成させパズル作業を既に始めていた。しかし、流石のハヤトもやった事ないのか頭を悩ませているようだ。まだまだこの勝負、結果は分からんな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―一時間後―

 

「えっと……あれ?こっちはこれじゃない?じゃあこのパーツ?え、あれ?」

 

「確か此処はこれっぽいような気が……は、填まりそうで填まらない……」

 

……うん、二人とも大分沼に嵌まってるみたいだな。ハヤトもたまきも上の部分が出来上がったみたいだが其処から全然進展してないぞ?このままだとかなり時間かかりそうだな……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―更に一時間後―

 

「………お?此処をこうすれば……よっしゃ填まった!」

 

「こっちがこうすれば……そしてこのピースを……」

 

お、どうやら進展があったみたいだな。このパズルフブキも配信でやってたが六時間近くかかってたからな。そう考えると結構速い方か?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―更に更に一時間後―

 

「よっしゃあぁッ!!これで完成ッ!!」

 

「なんですとぉッ?!」

 

「ん、どれどれ……おいたまき、ピースが二つ余ってるぞ?」

 

「え、嘘?!ってホントだ!?で、でももう見た目完成してるからこれで「ダメだ、やり直し」うぅ~……」

 

このパズル厄介なのは内部のピースをちゃんと填めないとこんな風に余ってしまうのだ。見た目的には問題なさそうだが、実はこれ内部のピースが上手く填まってないとすぐにバラバラになってしまうんだよな。そしてこの大幅なタイムロスのお陰でハヤトは一気にラストスパートをかける。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―そして数十分後―

 

「………おっしゃ完成だあぁッ!!」

 

「お、ハヤト出来たのか?どれどれ……うん、余ってるピースもないな。これは文句無しでハヤトの勝利だ」

 

「嘘ォッ?!そんなぁ~僕の方が速く出来てたのにぃ~……」

 

いやお前のはピース余ってただろ?兎に角この勝負はハヤトの勝利だ。

 

「いやぁ~それにしてもこの千年パズル凄いクオリティーですねぇ。この後持って帰って塗装しますかね」

 

「うぐぐぅ……次は絶対に負けないんだからなぁッ!!」

 

「ハイハイ、んじゃもう遅くなってきたし、後は他のプラモ買って帰るとするか」

 

こうして久しぶりにプラモ対決を楽しみ、そして大量のプラモを購入した俺はハヤトとたまきと別れて帰宅していく。たまきは俺について行くと言ってたが、先にのりプロに行ってこいと言って道を教えてのりプロへと向かわせて行った。さあ、早く帰ってこゆき達を愛でよう!

 

 

 

遂にたまきがホロライブタウンに到着した。これからまた一段と賑やかになりそうな予感である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―オマケ―

 

「おぉ~よちよちこゆきぃ~、かいりぃ~、マオォ~、玲菜ぁ~♪パパがいなくて寂しくなかったかぁ~?」

 

「「あぅあ~」」

 

「「あぃあぁ~」」

 

「………レイくん帰ってからこゆき達にべったりですね」

 

「よっぽど赤ちゃん達に会えなかったのが辛かったみたいだね?」

 

家に帰って手洗いを済ませるなり玲二はこゆき達にべったりとくっついて離そうとしなかった。最早立派な親バカである玲二なのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―オマケ2―

 

「あらたまきちゃん?随分久しぶりですね、今まで何処に行ってたんですか?」

 

「おぅらみしろぉッ!何が久しぶりだよ?!お前この僕を置いて何勝手に事務所毎移住してんだよッ!?」

 

「……………ああ、すっかり忘れてましたわ」

 

「事務所の先輩兼看板アイドルの事を忘れんなあぁーーーーッ!!」

 

自分が置いてかれただけでなくみしろ達からすっかり忘れられて怒り狂うたまきなのであった。

 




はい、という事でたまき合流そして加賀美社長とのパズル対決でした!千年パズルってかなり面倒なんですよね、途中から諦めて組み立て方見ちゃいましたw

そして次回ですが………すみません未定です(汗)
兎に角思い付いたら書いていこうと思うのでまったり待って頂ければ幸いです、ではまた!
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