ホロライブ ビルドライバーズ   作:神楽

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気づけば本編五十話突入、よく此処まで書いて来たと思います。ですがこれからも気を抜かずこの物語を書いて行こうと思います!

今回はにじさんじ組のお話です、最後まで見て頂ければ有難いです、ではどうぞ!


第50話『にじさんじビルドライバーズ』

「第一回!にじさんじビルドライバーズ~!」

 

『イエーイ♪』

 

「……なんだこれ?」

 

とある休日の日、俺は早朝からハヤトに電話で起こされ呼び出されたと思ったらなんかいきなりワケの分からない企画に参加させられてるんだが?折角今日はこゆき達を連れて海沿いを散歩しようと思ってたのに……

 

「さあついに念願のこの企画を行う事が出来ました!MCは私加賀美ハヤトがお送りします。そして今回参加して頂くのはこちらの方々ですどうぞ!」

 

「はい起立きょうつけ礼!にじさんじ所属の委員長月ノ美兎です!今日は初めて本格的なガンプラを作るという事でめっちゃ楽しみにしてました♪よろしくお願いしまーす♪」

 

「はいおはござー!本間ひまわりでーす♪プラモデルはポケモンのヤツを何個か作った事があるのでガンプラも楽しく作りたいと思いまーす♪」

 

「はいおはやよ~♪笹木咲やよ~♪今日は玲二さんがうち等の為にガンプラを教えてくれるという事なので沢山学んでいこうと思いま~す♪」

 

「はい有り難うございます!そして今回はなんとスペシャルゲストがこのにじさんじにやって来てくれております!私の友人でホロライブ所属のスタッフリーダー、佐々木玲二さんです!よろしくお願いしまーす!」

 

「いやよろしくって……てかハヤト、お前やけにテンション高くないか?」

 

こいつ配信時ってこんなにテンション高いのか?何時も俺と遊ぶ時もう少しおとなしかったと思うが………いやそうでもないか。

 

「いやぁなんたって今日は私の大好きなガンプラの企画ですからめっちゃテンション爆上がりですね!それに今日は玲二も快く出演してくれましたし♪」

 

「いや快くって、早朝に叩き起こされ何の説明もされずに此処に連れて来られたんだが?俺今日は赤ちゃん達と一緒に散歩するつもりだったんだが?」

 

「………さあという事で早速企画の方を説明しましょう!」

 

「おい無視すんなッ!」

 

こいつたまに強引になるのなんなんだよ?!俺だって用事とか予定があるんだから止めてくれよマジで!?

 

「という事で今回は三人には予め自分が作りたいと思ったガンプラを三つ選んで頂きそれらを思い思いに作って頂こうという企画でございます!さあという事で早速購入したガンプラを見せて頂きましょうまずは委員長!」

 

「はい!私が購入したのはこちら『ムーンガンダム』です!」

 

 

『HG ムーンガンダム』

機動戦士ムーンガンダムに登場する主人公機。元々はバルギルという機体にサイコガンダムMk-IVの頭部を接続しサイコプレートという特殊兵装を備えたという経緯があり、その姿を見た者からムーンガンダムと名付けられた。

 

「へぇ、ムーンガンダムか。月ノも結構変わり種持ってきたな?」

 

「はい!初めて見た瞬間にビビってきたんです♪名前もムーンって付いて私にぴったりだし♪」

 

成る程な、確かにそういう意味では月ノにぴったりかもな。

 

「ひまはね、これにしてみましたぁ~♪」

 

「どれどれ……ほお、これまた懐かしい『鳳凰似帝大将軍』か」

 

 

『SD 鳳凰似帝大将軍』

SD頑駄無武者○伝3に登場する合体大将軍。武者○伝の各シリーズの主人公達がパワーアップして合体した姿は歴代の大将軍の中でもかなりのインパクトがある。更にメインを切り替える事により剣技に特化した『野ッ突化大将軍』と格闘に特化した『裂ッ駆離大将軍』へと変形出来る。

 

「てかこんなのよく売ってたな?ホロプラでも流石にこれの在庫はなかったぞ?」

 

「エヘヘ~、初めて見た瞬間一目惚れしちゃって、思わずA○azonでポチっちゃった♪」

 

へぇ、Ama○onでねぇ?………あれ?確かこの間見た時鳳凰似帝って6000円越えてたような気が……?

 

「最後はうちやよ~♪うちのはねぇ、これ!」

 

「えっとこれは……また懐かしい物が出てきたな、まさか『ビギニングガンダム』とは……」

 

 

『HG ビギニングガンダム』

模型戦士ガンプラビルダーズGに登場した主人公イレイ・ハルの機体。ガンプラバトル初のアニメでありそのアニメの世界でもかなり珍しいキットの為か詳しいスペックとかは分からないのであるが、作中を見る限りは近距離、遠距離どちらにも優れている機体ではあるようだ。

 

「前にこの子が活躍するアニメ見て格好良かったから作って見たくなったんよ~♪」

 

「成る程な、確かにあのアニメは俺も結構好きなんだよな。最初のガンプラアニメってのもあったけど自分の作ったガンプラが戦うっていうのがすげぇ好きだったわ」

 

思えばあのアニメがあったからこそビルド系のアニメが発展したようなモノだからな。この機体は謂わば立役者のようなモノだから俺としては思い入れがあるんだよな。

 

「よし、これで三人とも作りたいガンプラが分かったから早速作っていくか。で、工具とかの準備は出来てるのか?」

 

「「「…………工具?」」」

 

「あ………すいません玲二、お三方にはガンプラだけしか買うように言ってなかったので工具の事は忘れてしまいましたね……」

 

「マジか、それなら今から買いに………いや、どうせなら俺の家の工作ルームでやった方が良いかもな」

 

彼処なら必要な工具は全て揃ってるし、もし数日掛かるなら皆を泊めてやる事も出来るしな。

 

「玲二さんの家!?ホロライブマンションに入れるのですか?!」

 

「わあ~、ひま前にポルカちゃんとコラボした時以来だから楽しみやなぁ~♪」

 

「うちも玲二さんの家に行ってみたい!」

 

「私も玲二の家に行くのは改装前以来ですから楽しみですね。では早速荷物を纏めてバスへ……」

 

「あ、その必要ないから。必要な物もったら皆俺の肩に手を乗せてくれ」

 

『?』

 

さて、他の人を連れての移動は初めてだけど多分イケるよな?マオも前にロボ子を連れたまま沖縄へ行った事もあったし。ってそうしてる内に皆俺の肩や腕に掴まってくれたな、んじゃ……

 

―シュンッ…!―

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―…シュンッ!―

 

「はい到着」

 

「…………え?!」

 

「こ、此処何処?!」

 

「ん?俺の家の前だけど」

 

『ハアァァァァァァァァァァァァァァァァァァーーーーーッ?!』

 

…………あ、そうか。この力妻達や家族にしか見せた事ないからびっくりされても仕方ないのか。

 

「ど、どういう事なんですか?!玲二さんそんな事出来たんですか?!」

 

「え、玲二って只の人間の筈ですよね?!」

 

「んー……詳しくは言えないけど、先祖返りした元人間ってところだな」

 

「先祖返り?!玲二さんのご先祖に魔法使いとかがいたん?!」

 

「………まあそんなとこだ」

 

口が裂けても神羅族の事は言えないからな。こいつ等を信用してないワケではないが、何かの拍子で外部に洩らす可能性がある以上むやみやたらに教えられないんだよ、ごめんな。

 

「そ、そんな、玲二さん……めっちゃ凄いやん~♪」

 

「あ、さくちゃんがめっちゃうっとりしとる」

 

「また惚れなおしたみたいですね」

 

………なんか一人熱烈な視線を送ってくるが気にせず中に入るか。

 

「ただいまー」

 

「あ、レイくんお帰りなさい♪」

 

『あぁうぅ~♪』

 

俺がリビングに戻るとフブキとこゆき達が出迎えてくれた。こゆきやかいり達が最近覚えたハイハイをしながら俺の元にやってくる、可愛いなぁ。

 

「わあ~♪赤ちゃん達可愛い~♪」

 

「あ、ひまちゃんに美兎ちゃん達、いらっしゃい。今日は皆で遊びにきたの?」

 

「はい、今日は玲二にお三方がガンプラを教わりに来たんです。それでフブキさん、良かったら赤ちゃん抱っこしてみても良いですか?」

 

「え、良いけど……」

 

「本当ですか!では早速♪」

 

ハヤトはそう言うとこゆきをヒョイと持ち上げ抱っこする………ってちょっとまてハヤト!?こゆきは……!

 

「おぉー、ちっちゃくて可愛らしいですねってあれ……?」

 

「うゅ……ふぇ……びゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!」

 

「えぇッ?!な、なんで急に?!」

 

「だ、ダメですよ加賀美さん!こゆきはパパ以外は大の男嫌いだから抱っこされると大泣きしちゃうんですよ!」

 

「あぁもうハヤト何してんだよ!?早くこゆきをこっちに寄越せ!」

 

「は、はい!」

 

俺は慌ててハヤトからこゆきを受け取ると背中を擦ってあやしていく。この子は本当になんで俺以外の男には懐かないんだろうな?父さんや社長にも決して懐かないし。

 

「ほらよしよーし、こゆきもう大丈夫だからな~」

 

「グスッ……ふぇ……」

 

「はぁ、びっくりしました……」

 

「よっぽど玲二さん以外の男の人は嫌いなんですね?」

 

「でも分かるわ、うちも玲二さん以外に触られたらぶっ飛ばすもん」

 

おい咲、アイドルが平気でぶっ飛ばすとか言うな赤ちゃんの目の前だぞ。まあこゆきも落ち着いたのかキャッキャと笑ってるしもう大丈夫だろ。

 

「済みません玲二、知らなかったとは言えこゆきちゃんを泣かせてしまって……」

 

「いや、説明するのが遅かったから仕方ないさ。他の子なら抱っこしても問題ないからしてあげな」

 

「そ、そうですか?では……ほら、こっちにおいで~♪」

 

「あやぁ♪」

 

月ノがしゃがんで手を広げるとかいりが喜んで近づき抱っこされていく。かいりがキャッキャと笑う顔を見て月ノはかなり嬉しいのか少しにやけているな。

 

「ふあぁ~……めっちゃ可愛いぃ~♪」

 

「かいりは子供達の中でも一番人懐っこい子だからな。愛嬌もあってより可愛いだろ?」

 

「あぃ♪」

 

「良いなぁ~、ひまも抱っこしたい!」

 

「うちもうちも!」

 

そう言うと二人もそれぞれ玲菜とカガリを抱っこしていくと玲菜もカガリもニパッと笑いながら二人の顔をペタペタ触っていく。

 

「あぅ、あやぁ♪」

 

「きゃっぷぅ♪」

 

「「か………可愛いぃ~♪」」

 

うん、こいつ等も喜んでいるし赤ちゃん達も嬉しそうだから良かった。さて、後残ってるのは……

 

「で、では気を取り直して……ほら、こっちにおいで~♪」

 

「あぅ?あっきゃぁ♪」

 

ハヤトは残るマオに向かって手を広げるとマオは一目散にハヤトへと駆け寄り抱っこされていった。マオは子供達の中でも一番抱っこが好きだから基本的に優しい奴なら誰でも抱っこ出来るんだが……問題は抱っこした後なんだよなぁ……

 

「おぉ、これはなかなか……剣持さんではないですがこうしてみると子供って良いですね」

 

「あぃやぁ♪」

 

「なんでそこで刀也が出てくんだよ?ってかそろそろ工作ルームに行かないと時間が勿体ないぞー?」

 

「あ、そうやね、ちょっと名残惜しいけどまた後で遊ぼうなぁ~♪」

 

「あぃ♪」

 

月ノ達は名残惜しそうにしつつもかいり達をフブキ達の元へと返していき、俺もこゆきをフブキへと渡していく。だが……

 

「では私も……ってあれ?ち、ちょっと、マオちゃん?」

 

「うぅ~……」

 

やっぱりか。マオがハヤトの服を強く握って放そうとしない。これがマオの厄介なとこなんだよなぁ……

 

「……すまんハヤト、マオは一度抱っこすると最低でも一時間は抱っこされてないと気が済まないんだよ」

 

「えぇッ?!じ、じゃあ私はどうしたら……?」

 

「うーん……取り敢えず満足するまで面倒見ててくれ、俺達は先に工作ルームに行くから」

 

「そんなぁッ?!ふ、フブキさんあの、抱っこを代わってもらう事は……?」

 

「あー……ごめんなさい、ミオかレイくんだったら代われるんですけど他の人の場合だと代わったらマオ泣いちゃうんですよね」

 

「そ、そんなぁ~……」

 

「たやぁ♪」

 

そうなんだよな、しかもミオ今仕事で本土の方に行ってるし。ま、仕方ない事だから諦めてくれ。それにマオが満足すれば眠ってくれるからそれまで頑張ってくれなー。

 

「んじゃこのまま工作ルームへと向かうか」

 

「「「はーい♪」」」

 

「うぅ、私も工作ルーム見たかった……」

 

「あぅ?」

 

マオを抱っこしてるハヤトを尻目に俺達は一足先に工作ルームへと向かう。ハヤトドンマイ、後でじっくり見れば良いさ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―工作ルーム―

 

「うわぁ~!これがホロライブマンションの工作ルーム!」

 

「めっちゃ凄いやん~♪この間行ったガンダムベースのブースみたいでええやんねぇ♪」

 

「それに工具もかなり充実してますし、これは作るのが楽しみですね♪」

 

「それは良かった。それじゃあ今回は此処にある工具を使ってやっていくから少し待ってくれ」

 

さて、今回はどうしようかな?初心者用のニッパーとかもあるけど……いや、今回は敢えて普段使ってるニッパーでやってみるか。

 

「よし、それじゃあこれが今回使うニッパーだ」

 

「へぇ、意外と小さいんですね?」

 

「それにカバーに究極って書いててなんか凄そう♪」

 

「これって玲二さんが普段使ってるヤツと同じなん?」

 

「ああ、普段はこのニッパーで作業してるな。それとそのニッパー、五千円くらいしたから雑に扱わないでくれな」

 

「「「五千円?!」」」

 

今回皆が使うニッパーはGod Handから出ているアルティメットニッパーだ。このニッパーは普通に公式から出されているニッパーよりも高く、なんと五千円近くする代物だ。その最大の特徴は切れ味の良さと片側のみに刃がついてる片刃ニッパーであり、これによりランナーから切り離した時に起こるプラの白色化を抑える事が出来てヤスリがけの手間も少なくなる優れものなのだ。これ買ってからガンプラの制作作業がかなり楽しくなったな。

 

「に、ニッパーってこんなに高いんやね……?」

 

「いや普通に作るだけなら千円くらいで買えるから今後作るならそれくらいで充分だ。ホロメンでもアルティメットニッパー使ってるのそんなにいないけど今回は敢えて俺が使ってるヤツを使ってもらおうと思って用意してみた」

 

「そうなんや……でもそれだけ凄いニッパーって事やよね?」

 

まあな、アルティメットって付くだけあってかなり良いニッパーだから今回のこの制作で本格的にガンプラをやるなら是非買ってほしいと思う、長期間プラモを作るなら間違いなく損はないからな。

 

「それじゃあ早速組み立てて行くか。まずは仮組からしていって、其処から塗装や改造案を考えていこうか」

 

「「「はーい♪」」」

 

こうして皆各々パーツを切り取り仮組をしていく。因みに仮組する際は後で分解しやすいように噛み合わせの穴をニッパーで一部切ったりすると良い。最終的には合わせ目消しの時等に接着するから多少緩くなっても問題はない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―仮組後―

 

「さて、皆仮組も終えたし改造案とかはどうする?」

 

「そうですね……私はそのままでもいいんですが、このサイコプレートの中をもっと輝かせてみたいですね」

 

「そうか……ならこのホログラムシートを使ってみるか。百均とかにも売ってる物だけど、これを使いたいパーツに合わせて切り取り張り付けていって、最後にこのクリアパーツを被せれば中からホログラムのキラキラ感が良い感じで表現出来るぞ。ただそれだと噛み合わせするピンや穴を全て削る必要があるから接着の必要が出てくるし其処は根気との勝負だな」

 

「わ、分かりました、やってみます!」

 

……いや勧めた俺も悪いが結構大変だぞその作業。かなり根気と集中力がいるし、失敗したらホログラムシートの部分に接着剤が流れて濁ってしまう。素直にガンダムマーカーのメタリック塗装勧めれば良かったか?

 

「うーん……ひま的にはこの武器達を輝かせたいかな?」

 

「それならこのガンダムマーカーを使うと良い。これはその中の一つでメッキシルバーっていうヤツで塗るだけでメッキ加工を施せるんだ。ただこれを塗ったら最後、素手で触ったら塗装が汚れてしまうから触れられなくなってしまうがな」

 

「そうなんや?でもちょっと面白そう♪これで武器塗ってみようかな」

 

因みにこのマーカーはそのまま塗るよりガンダムマーカー用のエアブラシがあるからそれを使って塗装すると良い。そうすればよりムラなく仕上げる事が可能だ。

 

「最後はうちやけど……さっき玲二さんのガンプラを見ててうちのビギニングももうちょっとメカメカしい感じにしたいかな?」

 

「成る程、なら筋彫りしてみるか。予めパーツにそれっぽい線を引いて、このデザインナイフで慎重に彫っていくんだ。万が一失敗してもパテで埋めて乾燥させればまたやり直しが利くから頑張ってみな」

 

「分かった!よっしゃやるぞ~♪」

 

こうして三人はそれぞれ思い思いの改造を施していく。なんだがこうして教えるのも久々で良いな、最近だと皆それぞれ思い思いに作るようになってきたからな。それに子供達が産まれてから本格的に作る機会も減ってたし、たまにはこういうのも悪くないな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―その夜―

 

「よし、この調子なら明日の昼には完成するな」

 

「そうですね。でも済みません玲二さん、わざわざ泊めて頂けるなんて」

 

「気にすんなって、それに幾らこの街が平和とは言え夜中に出歩くワケにはいかんだろ」

 

確かにこの島は事件らしい事件はないが最近だと人口も徐々に増え始めているから何があってもおかしくはないからな。女の子三人を夜中に返すワケにはいかないし、泊まらせるのが正解だろ。

 

「さて、今日はもう作業済んだしそろそろ飯でも………何やってんだハヤト?」

 

「れ、玲二……この子、ずっと私に股がって降りてくれないんですが……」

 

「パパ、さくら、シャテイ、デキタ♪」

 

リビングに戻って見ると其処には四つん這いになって跪いてさくらを乗せておうまさんしてるハヤトの姿があった。さくらもご満悦なのかキャッキャ笑ってるし、全然来ないと思ったらずっと子守りしてくれてたのか。ハヤト……有り難うな、そしてドンマイ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―翌日―

 

「……うん、始めて本格的に作ったにしては上手くいったな」

 

「はい、今回は大変でしたけど作ってて楽しかったです♪」

 

「ひまも鳳凰似帝の武器キレイに塗れて良かった~♪」

 

「うちも筋彫り上手く出来て満足だわ♪」

 

確かに意外と咲の筋彫り上手く出来ててびっくりしたわ。それに皆思い思いに完成出来てて満足そうだし今回は大成功だな。あ、因みに何時もなら此処で作品紹介してるが今回は軽いプチ改造程度なので省略しとこう。

 

「という事で今回はお三方がそれぞれ上手くガンプラを作れたという事で玲二、何か彼女達にご褒美とかはありますかね?」

 

「褒美?急に言われてもな……」

 

「あ、だったら私お願いがあるんですが良いですか?」

 

お願い?まあ変な事じゃなきゃ良いんだが……

 

「別に良いけど、叶えられる範囲で頼むな」

 

「あ、それは大丈夫です。それでなんですが……私の事名前で呼んでもらえないでしょうか?何時も月ノって呼ばれてなんだか距離をとられてるみたいでちょっと嫌だったので……」

 

「あ、だったらひまも!ひまってちゃんと呼んでほしいなぁ~?」

 

「なんだそんな事か。確かにもうそれなりに長い付き合いだしな……分かった、これからは名前で呼ぶ事にするな。美兎、ひま」

 

「「ッ!!!?//////」」

 

?どうしたんだ二人とも、なんか顔を赤くして……って二人とも、なんで内股になってモジモジしてんだよ?一応撮影中だぞ?

 

「はあ、これでまた暫くは戦えますね……♡///」

 

「ひま、今まで生きてて良かった~♡///」

 

いや美兎よ、お前は何と戦うんだよ?それとひま、お前それだともう未練ないように感じるぞ?

 

「ねぇねぇ玲二さん!うちにもうちにも!」

 

「え、でも咲は既に名前で呼んでるし、他に何かあるか?」

 

そう、俺はにじさんじのメンバーの中で唯一咲だけは名前で呼んでいる。理由は漢字は違えど同じ『ささき』だからなんか自分を呼んでるみたいで嫌だったから咲だけは名前で呼ぶようになったんだ。

 

「それなら玲二さん、この紙に書いてる事を気持ちを込めて言ってほしいんやけどええかな?」

 

「これ?…………なあ、これ本当に言うのか?俺フブキ達にも面と向かって言った事あんまないのに……」

 

「まあまあ其処はご褒美という事で♪それじゃあ玲二さん、お願いします♪」

 

マジかよ……ってかちゃっかりボイスレコーダー用意してるし、これもう逃げ場なくなるヤツだろ?はあ、仕方ないからさっさと言うか……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……咲、お前の笑顔素敵だぜ。愛してるよ」

 

「ッ!!!!!!//////」

 

「「なあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ?!」」

 

うわあぁッ!言っててめっちゃ恥ずかしいんだが?!俺そんなキャラじゃないのにこれじゃあ本当に只のキザな女誑しじゃねぇか!?

 

「はにゃあぁ~……うち、もう幸せで死んじゃいそうやぁ~♡///」

 

「ズルいですよ玲二さん!私にも愛してるって言って下さいよ!」

 

「ひまもひまも!」

 

「ああもう絶対に言わねぇから!ハヤトも見てねぇで止めろや!?」

 

「いや、こればっかしは私ではどうにもならないんで……御愁傷様!」

 

「あ、コラ逃げんなこの野郎おぉぉぉぉぉぉぉぉぉッ!!」

 

こうしてにじさんじ組によるガンプラ制作は修羅場を残して幕を閉じた。その後この動画を見たフブキをはじめとする妻達や一部女性からも暫くの間この恥ずかしいプロポーズを要求される事となる。




はい、という事でにじさんじ回でした。そして書いてて思ったのは玲二って面と向かって愛の言葉を言った事なかったなって(汗)

次回はクロとみしろの回です。また気長に待って頂ければ幸いです、ではまた!
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