今回はビルドダイバーズ編完結!果たして玲二とリクの戦いの結果は?!最後まで見て頂ければ有難いです、ではどうぞ!
遂に始まったビルドダイバーズの主人公リクとの対決。現在俺とリクは互いの駆るコマンドクアンタとエクシアリペアIIとの激しい攻防を繰り広げていた。
―キィンッ!キィンッ!ガキィンッ!!―
「クッ……!流石にすんなりとはいかせてくれないか……!」
〈当然ですよ!俺だって今までいろんな戦いをしてきたんだから、これぐらいのハンデで負けてあげる程ヤワじゃないッ!〉
―ガキイィンッ!!―
「グアァッ?!」
コマンドクアンタのコマンドソードがエクシアリペアIIのGNソードIIに競り負けてしまい手元から弾かれそのまま吹っ飛ばされてしまった。やっぱりレンタル品とは言えビルドダイバーズの主人公、実力が段違いだ!
〈ダーリンッ!?待ってて、今はあちゃまが助けてあげるから!〉
〈悪いけどそれはさせないよ!君の相手はこの僕だよ!〉
倒れたコマンドクアンタを見てはあとが助けようとするもコーイチが操るバルバトスルプスレクスの巨大なメイスによって妨害されこちらに近づけないようにされた。やはりルプスレクスをどうにかしないとはあとの応援は得られそうにないな……
〈余所見している場合じゃありませんよ!〉
「ッ!分かってるっての!」
―ズガガガガガガッ!―
俺は迫り来るエクシアリペアIIの攻撃をかわし体制を整え直ぐ様ヘビーマシンガンを撃ち込む。だがやはりスピードは向こうの方が上のようでまともにヒットしない。このままだとジリ損だな……なら!
「………このまま押されっぱなしなんて流石に格好悪いよな?なら、一か八かやってみるか!」
〈?玲二さん、一体何をする気なんだ?〉
俺はスキルコマンドの中から一つの項目を選択する。ガンダムブレイカーではよく使ってたが果たして上手くいくか……?
「いくぜダブルオーコマンドクアンタ……覚醒スキル『アサルトバースト』発動!」
―ASSAULT BURST IGNITION―
スキル発動と共にコマンドクアンタの身体が蒼白く輝きはじめ、機体の操縦レバーが軽くなるのを感じた。よし、上手くいったみたいだ!これならいける!
「よっしゃあッ!反撃開始だ!」
―キュイィィィンッ!―
「ッ!?は、速いッ?!」
スキル発動と同時に俺はエクシアリペアIIへと向かって突進していく。そのスピードは先程より速く一瞬でエクシアリペアIIの目の前へと詰め寄った。そしてその無防備な胴体に向けて渾身のヘビーマシンガンを撃ち込んでいく。
―ズガガガガガガガガガガガガガガァッ!!―
「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!?」
先程の時よりも射撃の威力もかなり向上しているのかエクシアリペアIIはモロに全弾を受け吹っ飛ばされていく。これがダブルオーコマンドクアンタの覚醒スキル『アサルトバースト』。一定時間だけ自身のスピードを20%上昇させ、さらに射撃攻撃力も30%も向上させるというスキルだ。元はガンダムブレイカーでのゲーム内スキルだが、この世界でも使えるようで助かった。
〈クッ………!トランザム?いや、違う……今のは一体?〉
「これがコマンドクアンタの覚醒スキル、アサルトバーストだ!」
〈覚醒スキル?!そんなのがあるなんて……玲二さん凄いです!!〉
…………なんだか凄く恥ずかしい。これ本当はガンブレやブレバト見て見よう見まねでやっただけなんだよ。俺のオリジナルじゃないんだよ。だからそんな尊敬するような目で見るの止めて?余計に恥ずかしくなる。
〈よぅしッ!玲二が本気を見せてくれたなら、俺も本気で挑ませてもらいますよ!トランザム、起動!!〉
―TRANS-AM―
「ッ!?やっぱり使ってきたか!」
トランザム起動と同時にエクシアリペアIIの装甲が赤く輝きはじめコマンドクアンタへと突っ込んできた!クソ、こちとら覚醒スキルがあるせいか何故か代わりにトランザムが使えないってのに!だがなってしまったモノは仕方がない、こうなったら出来る限り対抗するしかない!
―ズガガガガガッ!―
―ガキィンッ!ガキィンッ!!―
―ドゴォッ!バキィッ!!―
〈グゥッ!?や、やりますね玲二さん!〉
「ああ、お前もなリク!レンタル品のガンプラを其処まで使いこなすなんて、流石はビルドダイバーズのエースってだけはあるな!こんな楽しい体験は久しぶりだッ!!」
コマンドクアンタとエクシアリペアIIが激しくぶつかり合う度に俺の中に眠ってた闘争心に火がついていく。これ程楽しいと思えたのは何時振りだろうか?そんな考えもすぐに掻き消される程に今俺は充実している!
〈俺もです!出来る事ならもっと貴方とバトルしたい、そう思える程に!〉
「嬉しい事を言ってくれるな!そんじゃあその期待に応えられるよう、全力でいくぞリクッ!!」
〈勿論です!いきますよ玲二さんッ!!〉
「〈うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉーーーーーーーッ!!!!〉」
そして互いに高まる気持ちをぶつけ合う為に相手へと向かって武器を構え突っ込んでいく。お互いの全力をぶつけ合う為にッ!!
―WINNER! guest team!―
「〈…………………………え?〉」
え?WINNER?どういう事だ?ゲストチームって俺達の事だよな?え、どういう事だよこれ?!
〈はぁいダーリンッ♪はあちゃま見事に相手チームのフラッグゲットしたわよ~♪〉
「え、はあと?フラッグって………あ、そうかこれフラッグ戦だったっけか?」
そうだ、リクとの激しいぶつかり合いですっかり忘れてしまったがこれフラッグ戦だから相手のフラッグを取った瞬間に勝負が着いてしまうのか…………うわあぁぁぁぁッ!!めっちゃ消化不良なんだが?!今まさにリクとの熱いバトルが繰り広げられると思ったのに急にバトルが終わってしまって中途半端な状態なんだがぁッ!!?
―ビルドダイバーズ フォースネスト―
「はぁい皆ぁお疲れ様ぁ~♪とても熱く激しく愛のあるバトルだったわぁ~♪」
「いやぁ~始めてのガンプラバトル楽しかったね~♪」
「うん!次は私達もちゃんとしたガンプラで挑みたいね♪」
「まーま、しゅごーい♪」
……バトルを終えて俺達はビルドダイバーズのフォースネストへと戻って来ていた。皆それぞれ楽しめたようで和気あいあいとしている……俺とリクを除いて。
「………なあ玲二、いい加減機嫌直せって」
「り、リッ君もほら元気出してよ、ね?」
「………いやあんな中途半端で終わってこちとら消化不良なんだよ」
「俺も久しぶりに楽しい勝負になりそうだと思ったのに……しかも負けたし……」
「な、なんかごめんなさい……吹っ飛ばされた所に丁度フラッグがあったからつい……」
「ぱーぱ、よちよち」
そう、あの時はあとはコーイチの駆るルプスレクスと交戦しそのまま追い詰められ吹っ飛ばされたのだが、その吹っ飛ばされた先に偶々相手のフラッグがありそのまま引っこ抜いたというワケである。いやはあとは何も悪くないさ、寧ろこの勝負の功労者だ。けどそれとこれとは違うんだよなぁ………
「……まあいつまでもウジウジ言っても仕方ないな。リク、この勝負の続きはまたいつか決着つけようぜ」
「……そうですね。その時は俺もダブルオースカイメビウスで挑みますので絶対に負けませんからね!」
おう!そん時は俺も自分のオリジナルガンプラ作ってお前に挑むぜ!
―パアァァァ………―
「ッ!?これは……?」
「え!?れ、玲二さん達の身体が、光ってる……?!」
「レイくん、これって……!?」
「ああ……もしかしたら、今なら戻れるかもしれない!」
リクとの再戦を誓う中、突然俺やフブキ達の身体が光出していく。どうやら力が戻ったのか帰れる条件が整ったのかは分からないが、おそらく今なら元の世界に帰れるかもしれない!
「そんなぁ~!?折角こゆきちゃんとも仲良くなれたと思ったのにぃ~!」
「アハハ……でも大丈夫です、きっとまたすぐに会えますから♪」
「うん、きっとまた皆に会える♪」
「あい♪」
そうだな、今回は偶然この世界に来てしまったが、行き来の仕方が分かればまた何時でも会いに来れる。それまで暫くお別れだが、俺達は必ずこの世界にやって来るさ。
「まつりちゃん!今度来た時は一緒にコスプレイベントとかしようね♪」
「うん!その時は産まれて来る子も一緒に連れて来るね♪」
「はあとさん、君や玲二さんのガンプラのおかげで新しいアイデアが出来そうだよ。本当にありがとう」
「ま、まあ当然よね?なんたってはあちゃまやダーリンのガンプラは最強だから!」
「あぅやぁ~」
「クロさん、貴女のディケイドの力、とても不思議だったけど凄かったわ。でも次に戦う時は絶対に負けないから」
「い、いやあれは正直私にもよく分からない状況だったんだが……まあいい、私こそちゃんと腕を上げて戦ってみせる」
「フブキさん!あのグラディオンの力、とっても凄かったです!まさに勇者って感じがしてとても格好良かったです!」
「えぇ、あの変形する時の掛け声はロマン溢れてたわぁ♪少しごり押しが凄かったけどね?」
「あ、アハハ……まあ私にとっても少しごり押しが酷かったなって思いましたし、次に戦う時はちゃんとしたガンプラでバトルしましょうね♪」
「ね~♪」
「……リク、さっきも言ったが俺はお前と決着をつけたい。だから俺達はまた必ずこの世界に戻ってくる。それまで暫くはお別れだ」
「はい!必ずまた来て下さい!その時は俺達だけじゃなくチャンピオンやタイガさんやシャフリさん、それにもう1つのビルドダイバーズの方達ともバトルしましょう!」
「私も、皆と一緒にもっと遊びたい♪」
「ああ、俺もその時は他の家族も連れて来るな」
俺達はいつの日か再会する事を誓い皆と握手を交わしていく。俺は決して忘れない、この世界で出会えたリク達の事を!
「……そろそろ時間みたいだな」
「そうですか……玲二さん、またいつか!」
「ああ、またな」
その簡単なやり取りを最後に、俺達は光に包まれて視界が真っ白になっていった………
「………行っちゃった」
「えぇ、とても不思議な人達だったわね」
「そうね。でも、とても素敵な子達だったわね♪」
「はい……それに玲二さんとも約束したんだ。また会おう、その時に決着をつけようって。だからそれまでに俺ももっともっと強くなんないと!」
「うん、僕も彼等に負けない新しいガンプラを考えないとね」
「……………ね、ねぇ、それは良いんだけどさぁ……フブキちゃんだけじゃなくユッキーとサラちゃんの姿が消えちゃったんだけどどういう事?」
「「「「……………え?」」」」
「……………まあ無事に戻って来れたのは良かった。良かったんだけど……なんでこうなっちまったんだ?」
「え、えぇっと……た、偶々私達の近くにいたから巻き込まれちゃったとか?」
「だとしてもこれどーすんだよ?」
光が止んで視界が元に戻ると、俺達は何時ものホロライブタウンへと戻っていた。どうやら転移は上手くいったようで皆無事に戻ってこれた………一部例外も連れて。
「す、凄い!僕やリッ君が作ったガンプラが製品化されてるなんて、夢みたいだ!」
「でしょでしょ?皆のガンプラってはあちゃま達の世界でも大人気なんだから♪」
「ほわぁ……これがリク達が普段触ってるガンプラ……凄く面白そう♪」
「あー、そういやサラちゃんってリアルだとガンプラサイズの大きさだからこうやって見るのは新鮮なんだね♪」
……そう、あの時偶々俺達の近くにいたのか、或いは他の要因があるのかは分からんが何故かユッキーとサラが一緒に着いてきてしまったのだ。しかも何故かユッキーはリアルの姿になってるのに、サラはGBNの姿のままである。しかも二人とも最初こそはびっくりしてたが近くにあったホロプラを見るとユッキーはテンション高く買い物を始めだした。本当にどうしてこうなった?
「れ、玲二さんこれは一体?というかあの人達ビルドダイバーズのユッキーとサラちゃんそっくりなんですが一体誰なのです?」
「……すまんるしあ、それは後で説明する。俺等も今すげぇ混乱してっから」
「は、はぁ……?」
そりゃ店番してたるしあも混乱するのは分かる、けどそれ以上に俺も混乱してるから取り敢えず今は何も考えず一回寝たい。本当にどうしてこうなったんだ?はぁ………
その後ユッキーとサラを送り返す為に必死で方法を探った結果、なんと僅か4日でビルドダイバーズの世界と行き来する方法を見つけ出し無事に二人を送り返す玲二であった。
はい、という事でビルドダイバーズ編完結です!まあ玲二にとっては消化不良ですが……因みにこれからもしかしたらちょこちょこビルドダイバーズの世界の住人と交流があるかもしれません。
そして次回なんですが……実はこの話を書く前に第60話が出来ていたのですぐに投稿出来ますが手直しをする事も含め今日の夜か明日の朝に投稿しようと思いますので待って頂ければ幸いです、ではまた!