ホロライブ ビルドライバーズ   作:神楽

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皆さんはゴールデンウィーク満喫してますか?私は相変わらず仕事です(泣)

今回は3期生と一緒にとあるガンプラを作っていきます。最後まで見て頂ければ有難いです、ではどうぞ!


第65話『エコ、してますか?』

―ザァーーーーーーー………―

 

「………雨、止まねぇな」

 

「ホントだねぇ……」

 

「なんでこんな日に限ってどしゃ降りなんだろうねぇ……?」

 

「なんか気分が暗くなっちゃうぺこだね……」

 

現在ゴールデンウィーク真っ只中、俺と3期生組は子供達と一緒に久し振りに外に出掛けたんだが、途中で雨が降り始めたせいで急いでホロプラへと入って雨宿りをしている。だが雨は止むどころかどんどん強くなって今はどしゃ降り状態だ。

 

「ねぇるしあ~、折角来たんだからそんなパソコンとにらめっこしないでお茶くらい出してよ~」

 

「お茶なら其処に自販機あるでしょ?るしあは今発注で忙しいから構ってらんないの」

 

「そんなぁ~。るしあってばホロライブ辞めてからすっかり冷たくなっちゃって、マリン悲しくて泣いちゃうよぉ~。え~ん「泣きたきゃ勝手に泣けば?」はあぁッ?!なぁに生意気抜かしとんじゃこのガキィ!?」

 

「ちょっとマリン!?今赤ちゃん達寝てるんだから大声出したらダメでしょ!?るしあも煽んなや!」

 

「………ッ!?ふぇ……」

 

いやフレアよ、お前もなかなか声でかいぞ?ほら『マリア』が聞こえたのか少しぐずりそうになってるし……ほらよしよーし、怖くないからな~。あ、因みにマリアとはマリンの娘で黒髪で金色の瞳が特徴の子だ。母親と違って繊細なのかちょっとした事でぐずってしまうので最近だと一番あやしてる感じがするな。

 

「ほらマリン、マリアがびっくりしちゃうからもう大声あげんなよ?お前はもうお母さんなんだから」

 

「う……すんません」

 

「まあ分かれば良いんだよ。それにしてもこうずっと雨降ってたら気が滅入るな……」

 

一瞬転移能力で帰ろうかと思ったがこの人数をまとめては少し大変なのでそれは最後の手段に取っとこうと思ってる。それにしてもやっぱり何か暇を潰せる物はないもんかね?

 

「あ、そうだ玲二さん。実はホビーセンターから特別に発注出来た商品が来たので良かったら作ってみるです?」

 

「ホビーセンターから?何だ、もしかしてベース限定商品とかか………ああ成る程、これか」

 

るしあが俺達の座ってる席に計6個のガンプラの箱を置いてきたのだが、どれも全部モノクロで今のHGに比べても高さの薄い箱に入ってる。確かにこれもホビーセンター限定だが、まさか『エコプラ』とはな……

 

 

『エコプラ』

ガンプラを製造する段階で出てしまった不要部分や回収されたランナーから再利用されて作られた、まさにエコなガンプラである。最大の特徴としては成形色が黒一色で統一されておりそのまま組んでもなかなかインパクトのあるキットになってる。

 

「うわ、何この真っ黒なガンプラ……?」

 

「これはエコプラって言ってな、要するに捨てられる筈のプラ材で作られたガンプラだ。色は違うだけで元のキットと何も変わらないから簡単に組み立てられるのが特徴だな」

 

「へぇそうなんだ?でも玲二さん、何でこのガンプラって全部真っ黒なの?」

 

「確か色んな色のプラ材が混じってるから色ムラが出来ないように黒で統一してんじゃなかったかな?だから全部真っ黒ってワケだ」

 

「成る程ね~?でも光沢があって完成すると格好良さそうだなぁ♪団長これにしよーっと♪」

 

そう言ってノエルが取ったのは『グフ』か。それとしれっとぺこらが『ガンダム』を持っていったな。やっぱりぺこらはファーストのガンプラが良いみたいだな。

 

 

『HGエコプラ グフ』

『機動戦士ガンダム』に登場するジオンの大尉ランバ・ラルが搭乗した機体。ザクIIの格闘能力を強化し改良した機体であり、特徴としては左指にマシンガンが仕込まれていたりヒートロッドという鞭状の武器を使用している。本来の機体色は青だがエコプラという事で黒で統一されている。

 

 

『HGエコプラ ガンダム』

『機動戦士ガンダム』に登場するアムロ・レイが搭乗した機体。言わずも知れた全てのガンダムの原点とも言える始まりのガンダムである。普通なら機体色はトリコロールカラーではあるがこちらもエコプラという事で黒くなっている。

 

「やっぱりぺこーらにとってガンダムって言ったらこれぺこだね♪」

 

「ぺこらってば相変わらずファースト信者だよね?それじゃあるしあも発注終わったし、 『りあら』もぐっすり眠ってるから休憩がてら一緒に作ろっかな?」

 

「あ、ならアタシもこれ作ろうかなっと」

 

仕事が一段落したるしあも寝ている自分の我が子『りあら』を他の赤ちゃんと一緒に寝かせるとエコプラの中から『ザクII』を取り、フレアも『ガンキャノン』を取り出し中身を開けていった。

 

 

『HGエコプラ ザクII』

『機動戦士ガンダム』に登場するジオン軍の量産型MS。量産型でありながら宇宙世紀において様々な派生機も登場しておりガンダムと同じくらいの根強い人気を誇る機体である。

 

 

『HGエコプラ ガンキャノン』

『機動戦士ガンダム』に登場する連邦軍のMS。特徴としてその名の通り両肩に一機ずつのキャノン砲が備わっており遠距離にも対応出来る機体になっている反面、接近戦を想定していない為に近距離用の武器を持ち合わせてない。

 

「あぁッ?!るしあそれ船長が取ろうとした奴!うぅ~、ならもう船長これで「それじゃあ俺はこれにするか」ってちょっとぉッ?!」

 

?マリンの奴叫んでどうしたんだ?あんまり叫ぶと子供達がびっくりするから叫ばんでほしいんだが……まあ俺はこの『ガンダム Mk-II』にするか。

 

 

『HGエコプラ ガンダムMk-II』

『機動戦士Zガンダム』に登場する連邦の過激派組織ティターンズによって開発されたMS。開発時は4機存在したが1機は試験運用時に大破し残り3機もティターンズが保有していたが、結果主人公カミーユ・ビダンの所属するエゥーゴによって全て奪取される。

 

「そんなぁ~?!じゃあ残ってるのって、この戦車っぽい奴しかないって事ぉ!?」

 

「でも良いじゃん、『ガンタンク』なんて今なかなか再販してないし」

 

 

『HGエコプラ ガンタンク』

『機動戦士ガンダム』に登場する連邦軍のMS。他のMSと違い下半身は戦車のようなキャタピラになっており両肩に砲台、両腕にミサイルランチャーが備わっており主に砲台としての役割が多い。ガンキャノン同様接近戦を想定していない為に近距離用の武器を備えてないのとその脚部のせいで接近されるとガンキャノン以上に自衛するのが難しい。

 

「ねぇるしあ!これ以外に他にないの?!ガンダムとかザクとか!?」

 

「そんな事言われたって送られてきたのこの6個だけだもん。本当はジムもこのシリーズにあったみたいだけどそれは人気みたいだからなかったみたい」

 

「まあ良いじゃねぇか。それにそのガンタンクもなかなか良い仕上がりだし、完成したらきっとマリンも気に入ると思うぞ?」

 

「えぇ~、ホントですかぁ?ならまあこれでも良いですよ……」

 

ほら拗ねんなって。それじゃあ早速作っていくか。今回も赤ちゃんが近くにいるから素組だけでいくか。最もエコプラは素組の方が格好良いしな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………あれ?」

 

「ん?どうしたんだぺこら」

 

「いや師匠?このガンダムってもしかして……古いキットのガンダムぺこか?」

 

お、流石にぺこらは気づいたか?ってそりゃあれだけアホみたいにファーストばっかり作ってたら気づくか。そう、このエコプラは全てリバイブ前の古いHGの金型を使用しているので今のHGと違って関節に制限があったり合わせ目も目立ったりする部分が多いのだ。

 

「ああ、これは全部旧HGUCのキットだな。けど、これはこれで味があって良いだろ?」

 

「えぇ~?でも玲二くん、折角エコで再利用するんだったら最新のキットでエコプラ作った方が良くないですか~?」

 

「まぁ其処は色んな事情があるんじゃない?」

 

「そうだよ、それにるしあはリバイブ版より旧HGのプロポーションの方が好きだし」

 

「ぺこーらも旧版もリバイブ版もどれも別々の良さがあるからこれはこれで良いぺこ♪」

 

「そもそもマリンの作ってるガンタンクってリバイブ版ないしね」

 

「そうなの?!」

 

そうなんだよなぁ、なんでガンダムやガンキャノンとかはリバイブされてるのにガンタンクだけされないんだろうな?まあでもガンタンクってあれで既に完成されてる感はあるから仕方ないのかもな。元々そんなに動く機体でもないし。

 

「………そういや俺達今までこうやって色々ガンプラ作ってきたけど、皆はどのガンプラが一番お気に入りなんだ?まあぺこらは分かりきってるけど」

 

「勿論!ぺこーらの一番はファーストガンダム一択ぺこ!大体SEEDやOOとかのアナザーガンダムって余計なモン付きすぎてごちゃごちゃしてて好きになれないぺこだよ!やっぱりガンダムと言ったらビームライフルとサーベルが一番ぺこ!!」

 

「うーん、団長はやっぱりバルバトスかな?特にルプスレクスのあのでかいメイスは心が踊るなぁ~♪」

 

「アタシは最初はアカツキだったけど、今はバンシィかな?普通のユニコーンも良いけどあの黒と金のコントラストが格好良いしね♪」

 

「るしあはやっぱりデスサイズのあの死神っぽいシルエットが好きなのです。けど最近はグレモリーも良いなって思ってたりするのです」

 

「船長はですね~「どうせクロスボーンでしょ?」ちょっとフレア!?勝手に決めつけないでよ!?船長はサンドロックが一推しなんですから!」

 

ほう、サンドロックか。にしてもマリンが海賊要素のないサンドロックを一推しするとは………いや、多分違うな。

 

「………マリン、お前推してるのってサンドロックじゃなくてパイロットのカトルの方だろ?」

 

「え?!そ、そそそ、ソンナコトナイデスヨー……」

 

いや図星じゃねぇか。まあ別に良いんだけどさ。そのキャラが好きでその機体が好きになるなんてよくあるし。けどお前サンドロックなんて作った事あったっけ?

 

「そ、そういう玲二くんこそ一体どんな機体が好きなんですか?!」

 

「俺?俺はそうだな……やっぱりメジャー処だとクアンタ、マイナー処だとアスクレプオスだな」

 

「師匠ってRGのクアンタ二つ買って左右対称のトリプルドライブに改造するくらい気に入ってるぺこだもんね」

 

「余った1機は量産型みたいに改造してたしね。そういやアスクレプオスってどんな機体だっけ?」

 

「分かりやすく言えばズゴックみたいなのに変形するガンダムだな」

 

初期のアスクレプオスのキットもよく買ってたの思い出すなぁ。遊ぶ用とMS状態で飾る用と強襲形態で飾る用で揃えてたのが変形ガンプラを複数買いするきっかけだな。

 

「………っと、そんな話をしてたらもう完成間近だな?皆はどうだ?」

 

「アタシももう出来るね。やっぱりパーツがリバイブ版より少な目だしサクサク作れて良いよねこれ♪」

 

「ただこれ旧版だから少し噛み合わせが悪い部分あるよね。後股関節がボールジョイントだからすぐにへたりそうじゃし」

 

確かに今のキットは腕の根元がボールジョイントで股関節が軸関節が多いけど昔は逆だったんだよなぁ。そのせいかガシガシ動かしてたら足がへたって自立出来なくなってたし。それにただ飾る分になら問題ないが、やっぱりブンドドするとなると今の構造の方がポージング決めやすいからその点はリバイブ版含め新キットに軍配が上がるな。けど俺はやっぱり旧版のプロポーションも結構好きだから多少可動域少なくても問題ないけどな。

 

「おっしゃあッ!ぺこーらのガンダム完成ぺこ♪」

 

「船長のガンタンクも完成ですね♪いやぁ、最初は微妙かと思いましたがこの見た目、結構良いですねぇ~♪」

 

お?どうやらマリンもガンタンクの良さに気づいたみたいだな。他のMSにはないこのフォルムが良いんだよなぁ。今のホロプラにもガンタンクないけど俺も今度通常版やオリジンの初期型が再販されたら買ってみようかな?

 

「……にしても、全部黒だと凄い違和感感じるな」

 

「確かにこうもみんな全身黒いと少し不気味なのです……」

 

「まあそれはそれでまた格好良いから良いんじゃないけん♪」

 

……それもそうだな。これもまたガンプラの面白さの一つか。こういったリカラーバージョンを作るなんて滅多になかったし、今後はこう言ったリカラー版見つけたら作ってみようかな?

 

「……ふ、ふえぇ……」

 

「ん?ありゃ、皆起きちゃったか」

 

「あ、もしかして時間的にお腹すいちゃったぺこかな?」

 

「それじゃあ俺はカガリの離乳食用意するからるしあ達はその間に授乳しときな」

 

「「「「はーい」」」」

 

こうして皆各々我が子に授乳をしていき、俺とフレアはカガリの離乳食の準備をしてカガリに食べさせていく。まだ若干眠いのか毛布を握りしめながらあむあむと離乳食を食べている姿が愛らしく可愛い。

 

「……玲二さん、今日は雨降っちゃって予定が狂っちゃったけど楽しかったね♪」

 

「ああ、そうだなフレア。カガリ、今日はまともにお出かけ出来なかったけど、また明日にでもパパとママと一緒にお出かけしような」

 

「あいぃ~……♪」

 

あらら、寝惚けながらも可愛く返事してるな。取り敢えずまだ雨も止みそうもないし、今日は残りの時間もホロプラでゆっくりしようか。

 

 

 

 

 

エコプラはガンダムベースや公式の通販サイトでお買い求め出来ます。価格も千円前後なので皆さんもよろしければ是非一度買ってみては如何でしょうか?




はい、という事で3期生と一緒にエコプラ製作回でした!エコプラはこの間プレバンで購入して作ってみましたがかなり格好良かったですね♪皆さんも是非購入して作ってみては如何でしょうか?

さて、次回はゲーマーズの皆と一緒にプラモ製作しようと思います。次回はガンプラではないキットを出そうと思ってますのでまたまったり待って頂ければ幸いです、ではまた!
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