今回は久し振りのガンプラ以外の製作回です。このキット、定価で買えて作った人ってどれくらいいるんでしょうか?今回も最後まで見て頂ければ有難いです、ではどうぞ!
「ほ~ら『まかろん』ちょうちょさん飛んでるよ~♪」
「わぅ、わぉ~」
「にゃあ~」
「ん?どーしたの『ぴりか』?何か面白い物でも見つけた?」
ゴールデンウィークも終わりに近づいた頃、俺はゲーマーズと一緒に庭で日向ぼっこをしていた。今はころねが自分の娘『まかろん』と庭に飛ぶ蝶を眺めていたりおかゆが自分の娘『ぴりか』と空を眺めている。二人の特徴としてはわんとかにゃあと犬猫のように鳴くのだが、他の獣人族の子達はそんな事なかったのになんでだろうな?
「ぱぱぁ~」
「ん?どうしたマオ、ママやこゆきと遊ばないのか?」
「ぱぱもあしょぼぉ~♪」
「あー……ごめんな、今ふゆきあやしてるからまた後でな」
「あうぅ~」
「むぅー……」
そんな拗ねるなって。まだふゆきは産まれたばかりの赤ちゃんなんだから誰かがついてないと危ないんだから。
「ほらマオ、もうマオもお姉ちゃんなんだからわがまま言ってパパを困らせないの」
「うゆぅ~……」
そんな拗ねてるマオをミオが優しく抱きしめ抱っこしていく。仕方ないとは言え、40人以上も子供がいると均等に相手するのも大変だし、ましてやふゆき達みたいに産まれたばかりの子に集中せざるをえないのが問題だよなぁ………まあそれは皆と結婚した時点で覚悟してた事だし、皆可愛いから頑張って子育てしようと思う。
そういや拓哉もこの間栄ちゃんが出産したって言ってたし、今度皆と一緒に子供達の初対面させてみるか。
「ぱーぱぁ」
「ん?どうしたんだこゆき?」
「これなーに?」
ん?なんだそれ?リビングにいたこゆきが何やら箱を持ってやって来たんだが…………うわ、随分珍しいもん持ってきたな?『30MINUTES SISTARS』って………
『30MINUTES SISTARS』
時間を忘れて挑む30分をコンセプトにシリーズ展開している3 0mmシリーズより派生した美少女系プラモデル。お気に入りのパーツを装着する事で髪型や体型を替える事が出来、自分だけのオリジナル美少女を作る事が出来るキットとなっている。
「てかこのキットホロプラでもあまり見かけないのに……なあこゆき、これどっから持ってきたんだ?」
「ままのおへや~♪」
「ママの……って事はこれはフブキのか?おーいフブキ~」
「はーい。どうしたのレイく……ん……」
俺に呼ばれたフブキがやって来ると俺の持ってる箱に気づき慌てて取り上げてしまう。どうしたんだフブキの奴?
「れ、レイくん?これ一体どっから……?」
「え?いやこゆきが持ってきたんだが?」
「こゆきぃッ!?またママの積みプラ勝手に持ってきちゃダメでしょおッ!!」
「あぅ………ふえぇ……」
「お、おいフブキそんなに怒んなよ?!ほらこゆき、こっちにおいで」
俺は泣きそうになるこゆきを呼び寄せ頭を撫でて落ち着かせていく―スンスン―………最近なんかどさくさ紛れに匂い嗅がれてるような気がするのは気のせいか?
「こゆき、前にも言ったけどママや皆のプラモを勝手に持ってきちゃダメだぞ?もしこゆきがケガとかしちゃったらパパ達悲しいからな」
「ぅゅ……あい」
「フブキも気持ちは分かるがそんな頭ごなしに怒ったらこゆきが怯えてしまうだろ?叱るのは良いがもう少し冷静になれよ」
「う………ごめんなさい」
ん、分かればよろしい。まあ俺もたまに感情的になってしまう事もあるし、そんな時は皆で支えてやればいいさ。
「……ところでフブキ、その30MSってどっから手に入れたんだ?それめちゃくちゃ人気で店頭にもなかなか並ばないキットだろ?」
「え!?えぇ~っと……実はこの間本土に仕事に行った帰りに中古ショップで4000円で売ってたのでつい……」
4000円?!確かこれって小売価格2500円くらいじゃなかったか?!いつも転売品とか中古ショップの高騰品は買わないフブキがなんでそんな高いの買ったんだ?!
「いやぁ、本当は私も買うつもりはなかったんですよ?けどネットでのこのキットの評価とか出来を見ると急に欲しくなってしまってつい衝動的に買っちゃいまって……」
「成る程、そういう事か。でもそれなら別に恥ずかしがる必要ないんじゃないか?」
「あぅ……だってレイくんこういった美少女系プラモなんて全然作らないから好きじゃないんじゃないかなって思っちゃって……」
まあ確かに俺はガンプラとかロボット系だったりデジモンみたいな人外系のプラモばっかり作ってるがこういう美少女系はあまり………というか全然作った事がないな。こういう美少女系プラモって当たり外れがあるって聞くし、何より美少女系に限らず人型のプラモに対してあまり興味が持てなかったのもある。
「まあ確かにこういった美少女系プラモは作った事ないな。けどフブキが思わず衝動買いする程出来は良いのか……少し興味が出てきたな」
「ぱぁぱ、つくりゅの~?」
「そうだな、折角だから作ってみたいがこれはママのだからパパはまた今度見つけてからに……」
「あ、それならレイくんも折角だから一緒に作りません?実はこれ複数買ってるので♪」
え?複数買ってる?お前さっき4000円で買ったって言ってなかったか?まさか、その店にあるの複数買ったとか?
「え?フブキ、もしかしてその中古ショップでこれ買い占めたのか?」
「流石にそんな非常識な事しないよ!?実はこれ買ったらオプションパーツとかも欲しくなっていろんなお店を回って30MSシリーズを買い漁ったんですよ」
「そうなのか……因みにそれ幾らくらい使った?」
「えぇ~っと……五体分とオプションパーツいろいろで4万弱くらいですかね?」
高ッ!?幾ら人気でも値段釣り上げ過ぎじゃないか?!さっきの値段に合わせるなら本体で合計2万くらいでオプションパーツでも2万くらいかかったって事だよな?!衝動買いにしてはどんだけ買ったんだよ?!
「ま、まぁそんなのは置いといて、今夜子供達が寝静まったら一緒に作りましょうよ♪」
「ま、まあフブキが良いならそれでも良いが「ねぇねぇレイくん、一体なんの話してるの?」あ、おかゆ。もう日向ぼっこは良いのか?」
「うん、ぴりかもすっかりおねむみたいだからそろそろ部屋に入ろうかなって」
「にゃぅ………」
「そっか、ならおいでぴりか」
眠たそうにしながらもぴりかは俺に向かって手を伸ばしていたので俺はふゆきをフブキに預けぴりかを抱っこしてやると安心したのかすぐに眠ってしまった。相変わらず可愛い寝顔だな。
「ところでレイくん、さっきフブキちゃんと何か作るみたいな話をしてたけど何を作るの?」
「ああ、この30MSシリーズを作ろうかって話になってたんだよ。今まで全く作った事のないシリーズだからちょっと面白そうだなって思って」
「そうなんだぁ?ねぇ、僕も一緒に参加しても良い?最近全然プラモ作れてないから気分転換したいと思ってたし」
「良いよぉ♪それなら久々にゲーマーズ全員で作って誰が一番可愛いシスターを作れるか勝負してみません?」
お、それ面白そうだな。でも良いのかそれ?折角五体手に入れたのにそれを俺等で一気に消費しちゃって?
「まぁ少し買い過ぎた感もありましたし、やっぱりこういうのは皆で作るのが一番楽しいですからね~♪」
「そっか、まあフブキがそれで良いなら皆で作るか」
「ぱぁぱ、こゆも~♪」
「こゆきはもう少しおっきくなったら一緒に作ろうな」
「むぅ~……あぃ」
はいはい拗ねないの。幾ら念力能力があるとはいえ間違って細かい部品を飲み込んだりしたら大変だからもっと成長してから一緒に作ろうな。
―その夜―
「よし、じゃあ早速やってくか……ってかこんなにオプションパーツってあるんだな?」
「エヘヘ、ちょっと多かったかなって思いましたがこれだけあれば皆で自由にカスタマイズ出来て良いですよね♪」
「す、凄いねこれ……髪型だけじゃなくて表情までこんなにあるなんて……」
「あ!この髪型可愛いなぁ~♪ねーねーおかゆ~、この髪型おかゆみたいだよぉ♪」
「ホントだぁ~♪じゃあ僕これにしようかな♪」
夜になり子供達を寝かしつけちょことみしろに任せた後俺達はそれぞれ基本となる30MS『リシェッタ』をベースにそれぞれ各々の好みでカスタマイズを始めていた。にしてもこれ凄いな、表情の目の部分がシールじゃなくてタンポ印刷されてんだな?しかもこうしたタイプに多いって聞く表情のバランスの悪さというのもないし、これは人気が出るのも納得だな……けど
「………なんかこのオプションパーツ使うのに勇気がいるよな……かなり露出し過ぎじゃないかこの胸部?」
「まぁ確かにこれはやり過ぎな気もするよね。これ殆ど肌見えちゃってるじゃん……」
「それだけ世の男共はおっぱいに飢えてんのかねぇ?」
「いやその言い方って……まあ否定出来ない時点で俺も同類なのか?」
「そだね~。レイくん夜になると僕達の嬉しそうに揉んで……」
それ以上言うなおかゆ、マジで恥ずかしくて洒落にならん……それに念の為に言っとくが俺は別に胸の大きさで女性を贔屓するつもりはないからな。
「と、兎に角パーツも決まったしさっさと作るぞ///」
「あ、レイさん珍しく照れてるね♪」
「うっさい、もう後は組むだけなんだからさっさと作るぞ///」
『はーい♪』
全く、プラモ作ってるだけなのになんでこんな恥ずかしい思いしなきゃなんないんだよ……?まあいいや、もう今日は遅いし兎に角さっさと作って今日は終わろう。
「……よし、これでみんな完成だな」
「うん、どれも個性的で皆可愛いですね~♪」
こうして俺達は各々お気に入りのシスターを作り上げた。因みに今回俺達が作った物は以下の通りだ。詳しくは公式のホームページで確認出来るので気になった人はチェックしてくれ………俺一体誰に言ってんだ?
玲二
髪型:リシェッタHP
表情:表情セット3笑み[カラーA]
体型:タイプA01[カラーB]
オプション:スピードアーマー
フブキ
髪型:ツインテール2[イエロー]
表情:表情セット4照れ[カラーA]
体型:タイプG01[カラーA]
オプション:無し
ミオ
髪型:ロングヘア[ブラック1]
表情:表情セット3叫び[カラーA]
体型:リシェッタBP
オプション:リシェッタ同梱OP
ころね
髪型:ロングヘア2[レッド2]
表情:リシェッタ笑顔[カラーA]
体型:タイプA01[カラーB]
オプション:スピードアーマー
おかゆ
髪型:ミディアムヘア2[パープル1]
表情:リシェッタ通常[カラーA]
体型:タイプG01[カラーA]
オプション:無し
「こうして見るとパーツが少し違うだけで大分印象が変わるんだな」
「そうだね、ところでレイさんはこういう感じの娘が好みなの?」
「え?いやまぁ何て言うか……フブキをイメージしたらこんなふうになったって感じかな?」
「え?!そ、そうなんですね……エヘヘ///」
「「「………………」」」
いやそんなに睨まないでくれよ、どういうのが良いか考えながらやってたらフブキが真っ先に思いついてしまったんだから仕方ないだろ?まあ完璧に似せるならもっと手を加えなきゃいけないけどな。
「……まぁフブキが正妻だから仕方ないけど、たまにはウチ等の事もちゃんと見てくれないと拗ねちゃうよ?」
「そーそー、こおね達だって玲二の奥さんなんだからこおね達の事も大事にしてよね♪」
「はいはい、分かってますよ奥様方。そしてフブキ、いつまでもヘラヘラしてないで戻ってこーい」
「エヘヘ~……ハッ!?ご、ごめんなさい///」
まあミオの言う通り他の皆の事もちゃんと考えてやらないとな。
「という事でレイさん、今日は久々にウチ等と一緒に寝ようね♡」
「フッフッフ~♪今夜は皆で玲二を気持ち良くしてあげるでな♡」
「今夜はレイくんの事寝かせないからね~♡」
「じ、じゃあ私も……♡」
「いや何故そうなるし?」
あれか?もしかして皆して発情期か?子供達が産まれてから全然なかったからもう収まったと思ったんだが……まあこうなったら拒否しても襲われるだけだし、俺自身も此処最近はご無沙汰だったから皆が満足するようしっかり相手してあげないとな。
その後結局朝まで寝ずにハッスルしたせいで翌日の仕事におもいっきり支障を来してしまう玲二とゲーマーズであった。
はい、という事で30MINUTES SISTARS製作回でした!前書きでも言ってましたがこれ定価で買えた人ってどれくらいいるんでしょうかね?自分も興味があって一個購入しましたが転売品で4200円してかなり痛い出費でした(泣)けどこのキットはかなり出来が良いので是非皆さんも店頭で見かけたら購入して作ってみて下さい♪
次回は未定です。まったり待って頂ければ幸いです、ではまた!