ホロライブ ビルドライバーズ   作:神楽

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つい先日ある評価を頂きました。この小説ガンプラ要素いる?って………はっきり言います、唯の自己満足だから良いんです!まあこうしたシリアス系統だとやっぱりガンプラ要素が出なくなるから仕方ないんですが日常ではプラモとかもっと作っていきたいですね。評価をしてくださった方、有り難うございました( ≧∀≦)ノ

今回は遂に真相へと迫ります!果たしてこの事件の結末は……?今回も最後まで見て頂ければ有難いです、ではどうぞ!


第79話『真相、そして救出』

「………よし、皆集まったな?それでは今回の事件についてのこれまでに分かった事をおさらいするぞ」

 

俺は神羅城の会議室に俺の家族(子供達除く)とにじさんじのメンバー全員、更には今回から灰もこの場に同席してもらいこれまでの経緯を順を追って話していく。

 

「まず事の発端はラブと兎鞠が俺達に失踪したキズナアイの捜索を依頼してきた事が始まりだ。そしてその捜査をしている中、俺達は業界から去った女性アイドル達が連続で失踪している事件を見つけてしまった。其処にはかつて俺達の事務所に入ろうとした魔乃アロエやにじさんじを卒業したアイドル達もいる」

 

「そして私達は黛さんの協力を得て今回の事件に関わりがあるであろう人物、元ジャーナリストの坂倉利夫さんに接触し調べを進めました。その結果、この人が今までの事件を起こしていた実行犯である事は先日のいろはちゃんが入手したデータを見る限りほぼ間違いないと思われます」

 

「……しかしそんな坂倉もまるでとかげの尻尾切りと言わんばかりに何者かによって始末された。おそらく俺達に情報が渡ってしまった事による口封じの為にな……」

 

「そしてその坂倉と定期的に連絡を取っていたのが、警視庁捜査一課に所属する刑事『大友和則』という男です。父に警視庁長官である大友重則がおりその強い正義感と捜査能力を駆使して若くして捜査一課の刑事に叩き上げでなったというエリート刑事らしいです……表向きは、ですが」

 

そう、この大友和則という男は表向きでは誰にも誇れるようなエリートコースを進んだ優秀な男だが、灰やにじさんじに所属する探偵『シェリン・バーガンディ』が調べた内容によればこの大友という男はとんでもない奴だという事が分かった。この男、自分が出世する為に違法捜査に捏造、更には他の刑事の手柄を横取り等をしそれを金と親の権力を駆使して揉み消して今の地位に上り詰めたというとんでもない悪党だったんだ。しかもその事に父親である警視庁長官も関与しているようでこの親子は揃ってとんでもないクズという事だ。

 

「そんな大友だが一年程前から坂倉と何度も連絡を取り合っている形跡があった。今のところこいつ等の接点は不明だがおそらく何処かで知り合い今回の事件を起こしたのだと推測する」

 

「そして残る問題はそんな大友の目的と拐われた元アイドル達の安否だ。大友がなんの為に元アイドル達を拐ったのか、そして拐われた元アイドル達は今も無事なのか。本当に最悪な場合は……」

 

「灰、それ以上は止めてくれ。憶測で言っても皆を不安にさせるだけだ」

 

「……すまない、もう少し配慮をすべきだったな」

 

いや、取り敢えずはその点は良いとしよう。だが元アイドル達を救う為にも一刻を争う事には変わりはない。ならこれから一体どうするべきなのかを考えないとな……

 

「……まずは大友が真犯人だったとした場合拐った娘達が何処に連れていかれたかを考えないといけないな」

 

「そうですね、おそらくは自宅か大友家が保有している別荘辺りですかね?」

 

「それなら既に場所は調べている。そしてこれが大友が保有している自宅と別荘の所在地と外装の写真だ」

 

………成る程、自宅は一人暮らし用と実家の二つに別荘は三つか。随分とリッチな生活をしているんだな………ん?

 

「………なあシェリン、此処お前が調べてくれた別荘だよな?」

 

「え?ええ、其処は千葉にある別荘ですね。でも其処はどうやらもう何年も使われてない別荘のようです」

 

「…………の割には妙に整備されてないか?普通何年も放置してたらこんな綺麗には整えられてない筈だろ?」

 

「………確かにこれは変だよな?そもそも何年も放置しているのなら何故この別荘を手放してないんだ?」

 

………どうやらこの別荘には何かあるみたいだな?どうせ闇雲に調査するくらいならまず怪しい所から調べてみるか。

 

「よし、ならまずはこの別荘を調べてみるとするか」

 

「それなら玲二君、その調査私に任せてもらっても良いかな?」

 

そういうと俺の横にいつの間にか近づいてきた金髪の女性、にじさんじ所属の大怪盗『ルイス・キャミー』がこの別荘の調査を名乗り出た。

 

「私ならこれくらいの別荘に侵入して中を調べるくらい楽勝だからね♪」

 

「……ふーん、怪盗に調査なんて出来るんですかね?」

 

「あら?肝心な処で推理を外す探偵さんよりかは役に立つんじゃない?」

 

おいおい、シェリンもキャミーも喧嘩はしないでくれよ?だが確かにキャミーは普段はお調子者だが怪盗としてのスキルはかなり高い。此処はキャミーにまずこの別荘を調べてもらうとするか。

 

「よし、そうと決まれば早速行動開始だ。灰とこよりをはじめとする捜査班は引き続き大友の動向を探ってくれ。キャミーは先程言った通り大友の今は使われていない別荘の探索、残った者は坂倉以外にも大友と接点のありそうな人物がいないか調べてくれ」

 

『了解ッ!』

 

こうして俺達は役割を分担し行動を開始した。俺は万が一の事も考え義兄さんの所に行きロボ子の妹達の協力を得られるようにしないとな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―三日後―

 

「……これが大友の動向か」

 

「ああ、奴は明日の夜に警視庁主催で行われる一課長昇進パーティーに出席する。故にその間奴はそれまでは警視庁からの出入りはないようだ」

 

「それにしても一課長に昇進だなんて……どうせまともな成績で昇進したワケじゃなさそうだけどね?」

 

ああ、おそらくはこれも他人の手柄を横取りしたり不正捜査を行った結果で得た地位だろう。しかもこのパーティーは奴の婚約者との結婚の発表も兼ねているらしい、本当に何処まで外面だけ良くしようとしてんだか?

 

「つまりは奴は暫く警視庁から動く事はないって事なんだな……では次に俺の報告だ。俺からは良い報告と悪い報告があるが、まずは良い報告からだ。今回の件を義兄さんに相談した結果、ロボ子の妹達の協力を仰ぐ事が出来た」

 

「本当ですか!それなら凄く心強いですね♪」

 

ああ、とは言え確証がない限りはまだ動いてもらう事は出来ないがな。だが問題は……

 

「……次に悪い報告だ。キャミーとの連絡が昨日の夜から途絶えてしまった」

 

『ッ!?』

 

そう、大友の別荘に調査の為出向いたキャミーとの連絡が途絶えてしまい連絡が取れなくなってしまったのだ。あいつには定期的に報告を送ってもらうように頼んでいたのだが昨日の夕方に送られた報告を最後に連絡が途絶えてしまったのだ。

 

「……その最後の連絡がこれだ。“キッチンに地下へ続く秘密の通路を発見、これから中を調べてみる”……この連絡を最後にキャミーとの連絡が取れなくなってしまったんだ」

 

「そ、そんな!?」

 

「それじゃルイスさんってもしかして……!?」

 

「大友に見つかって、捕まってしまった?!」

 

その可能性が高いな……だがルイスの服に着けていた発信器は今尚大友の別荘から離れていない。おそらくはまだ別荘の中にいて監禁されているのかもしれない。

 

「……先程の灰の報告によれば大友は暫くは警視庁から動けない筈だ。だから俺はこれから大友の別荘にキャミーを助けに行く」

 

「そんな?!レイくん一人で!?」

 

「そんなの危険だよ!私達も一緒に……!」

 

「いや、もし全員で行って何もなかったら俺達の立場が危うくなる。だから此処は俺一人で向かうから、皆はもし俺の身に何かあった場合はすぐに動けるように待機しててくれ」

 

俺なら隠密行動が出来るし、それなりに戦えるからな。俺は後の事をフブキと灰に任せ転移能力を使い大友の別荘へと向かう。無事でいてくれ、キャミー……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………此処が奴の別荘か」

 

思ってたより大きくはないんだな?まあそんな事はどうでもいい、まずは中に潜入してキャミーを探さないとな。念の為にステルス能力も展開しておくか……

 

「……確かキャミーは地下へ続く通路を見つけたって言ってたな?ならキッチンの何処かに……ん?これは……」

 

キッチンの床にある扉……多分食料庫か?地下への通路ってもしかしてこれの事か?取り敢えず下に降りてみるか……うん、食料とかはやっぱりないが、この別荘何年も使われてないにしては綺麗だったが此処は特に綺麗だな。まるで誰かが頻繁に出入りをしているみたいだ。

 

……ん?奥に扉?なんでこんな食料庫にこんな厳重な扉が……どうやらパスワード式のロックが掛かっているが、俺にはそんなの無意味だ。俺はそのまま転移を使い扉の内側へと侵入すると、其処には更に地下に続く階段があった。

 

「……こんな明らかに怪しい階段、下に何か隠してますって言ってるようなもんだよな?さて鬼が出るか蛇が出るか、行ってみれば分かるよな」

 

意を決し俺は更に地下へと降りていく。果たしてこの先には何が隠されているのか……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………随分深い所まで降りたな。けど、どうやら此処が終着点のようだ」

 

階段を降りて辿り着いた場所にはこれまた巨大な扉があった。こんな研究所とかでありそうな機械仕掛けの扉、普通の別荘にあるワケないし絶対此処に何かが隠されているのは間違いなさそうだ。

 

「さて、此処もやっぱりロックされているな。けどこれも転移すれば問題はない……よし、行くか!」

 

そして俺は再び転移を使い中へと侵入する。其処にあったのは………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「な……何だよこれ……?!」

 

……其処にあったのは、まるで美術館のような内装に何かを展示しているかのようなカプセルが無数に置かれていた。その中には……

 

「ッ!?キャミー!?それにキズナアイに八重沢……此処にいるのって、失踪した元アイドル達か!?」

 

そう、其処にはカプセルに閉じ込められ培養液の中で眠るキャミーやキズナアイ等の行方が分からなかったアイドル達がいた!どうやら死んではないみたいだが、これは一体どういう事だ?!いや、それはともかくまずは皆を助けないと!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おやおや、また客人か?しかも今度は招かれざる客とは」

 

「ッ!?」

 

皆を助けようとした瞬間、俺の後ろから声が聞こえ俺は慌てて振り向くと其処には俺と年齢が近そうな男……報告書にあったこの別荘の主の大友和則が妖しげな笑みを浮かべて立っていた。

 

ば、バカな?!こいつがなんで此処にいるんだ?!

 

「……ほう、確か君はホロライブの日本支部長の佐々木玲二だったかな?」

 

「……俺の事を知ってるのか?」

 

「勿論、何を隠そう俺もこう見えてアイドルが大好きなんだ。だからそれを支える関係者の事は一通り調べてはいるよ」

 

「そうかい……で?これは一体どういう事だ?なんでアイドル界から去った娘達がこんな酷い事されているんだ?!」

 

俺は怒りに震え大友を睨み付けるが、大友は尚も妖しく笑いキズナアイの入ったカプセルを愛おしそうに撫でていく。

 

「酷い事?何を言っているんだ?彼女達は素晴らしい芸術品じゃないか」

 

「………芸術品だと?」

 

「そうさ、アイドルを支える君にも分かると思うがアイドルとは皆を幸せにする力を秘めたまさに生きる芸術品!しかしそんな彼女達だってずっとアイドルを続けられる訳ではない。ある者は有終の美を飾り、またある者は不祥事を起こし引退する等してアイドル界から去っていく者が後を絶えない。そうしていつしか彼女達の輝きを忘れてしまう………そんなのはもったいないではないか!?其処で俺は考えた!ならば彼女達が輝いていた頃のまま彼女達を飾ってやれば良いと!そうすれば彼女達は永遠に美しく輝かしいアイドルのままでいられる真の芸術品になれると!」

 

…………こ、こいつ、狂ってやがる!?そんな下らない事でアイドル達を拐ってこんな酷い目にあわせていたのか?!だが此処でいきなり手をあげるワケにもいかない、こいつにはまだ聞きたい事が沢山あるんだ!

 

「……それはそうとあんた、なんで俺が此処にいるって分かったんだ?しかもあんたは今警視庁にいる筈なのにどうやってこの別荘に?」

 

「この地下の美術館にはセンサーが仕込まれていてね、誰かが侵入すれば俺の元に連絡が入るようになってるんだ。そして警視庁をはじめとする俺のよく行く場所には此処に通じるワープ装置を設置しているんでね。君の反応をキャッチしてすぐに駆けつけた訳だ」

 

「そういう事か………それと、卒業や引退したアイドルはともかく何故休止したアイドルまで拐った?彼女達はあくまで休止しているだけでいずれは戻る筈だったんだ。それにどうしてキャミーまで……?」

 

「ふふ、休止というがその殆どがそのままアイドル界を去っていくではないか?仮に戻ってきても全盛期のような勢いはなくなってしまっている。ならばいっその事輝いていた時のまま芸術品として飾ってあげるのが一番ではないか!ルイス君に至ってはこの場所を見られてしまったから仕方がないが早めに芸術品となってもらったがね」

 

「ふざけた事言うな!彼女達は今という一瞬を精一杯生きてるんだぞ!そんなテメェの私利私欲の為に彼女達を物みたいに扱いやがって!しかもその為に坂倉を利用して最後に始末したのか?!」

 

「坂倉?ああ、奴は俺が雇った奴等の中でも本当に良い働きをしてくれたよ。俺の発注通りに元アイドル達を連れてきてくれたのだからな。情報漏洩さえなければもう少しだけ生きられただろうにな」

 

こいつッ!しかもこいつの口振りからすると最初から坂倉を利用するだけして終わったら始末するつもりだったのか!?なんて野郎なんだ……ッ!

 

だがこれで奴が一連の事件の犯人だというのは分かった。後は此処を一度離れてこの事を皆に知らせないとッ!

 

…………ッ?!あれ、転移出来ない!?ど、どういう事だ?!さっきまで普通に力を使えてたのに!?

 

「………ククク、何やら驚いている様子だが、なら今君が考えている事を当ててやろうか?どうして転移出来ないんだ?と」

 

ッ!?な、なんでこいつ転移の事を知ってるんだ?!

 

「ククク、何故転移能力の事を知ってるんだ?って顔をしてるな。佐々木玲二、お前は俺の職業を忘れたのか?俺は警視庁の捜査一課の刑事、常日頃から様々な事件を担当している。その中にはかつてお前が潰したアークアイの事件もあったんだよ!そして其処でお前に転移能力やステルス能力があるのは既に把握してる!だからこの部屋には予めあらゆる種族の力を封じる電磁シールドが張ってあるんだよ!」

 

なんだとッ?!そんなバカな?!あの時俺が能力を使った際の映像とかは全て消した筈………ッ!?まさかゴーマンの奴が俺の事をこいつに話したのか?!

 

「唯の人間の筈のお前にどうしてそんな力があるかは知らんが、まさか防犯用の電磁シールドがこんな形で役に立つとは思わなかったぜ。力を使えないお前は最早何の脅威でもないんだよ!」

 

「グッ……!?……だが力が使えないなら、今すぐ此処でお前を捕まえれば良いだけだ!」

 

これ以上長引かせれば俺が不利だ……なら此処で奴を捕まえる!俺はそう決めて大友に掴みかかろうとする……しかし

 

―ガキィッ!ガチィンッ!―

 

「なッ?!こ、これは!?」

 

大友を捕まえようと伸ばした腕に何処からかワイヤー付きの手錠が現れ捕縛されてしまった!しかもそれは一つだけではなく、幾つもの手錠が俺の両腕両足を捕縛し身動きが取れなくなってしまったのだ!

 

「クハハハハ!まさか防犯システムが電磁シールドだけと思ったか?このワイヤー付きの手錠はどんな剛力な獣人族や鬼人族でさえ外す事が出来ない特殊な超合金で作られているのさ!」

 

「グッ……!?何処までも用意周到な奴だな?!」

 

「まあそう吠えるなって。さて、この場所を見られてしまったからには仕方がない。お前は此処で処分させてもらうとしよう」

 

「ッ!?ふざけるな!例え俺がやられようとも、俺の家族や仲間達もこの場所の事は知らされている!俺にもしもの事があればあいつ等は必ず―バキィッ!―ぐあぁッ!?」

 

「それがどうした?俺は警視庁捜査一課長に昇進して更には親父が警視庁長官だ。この程度の事、幾らでも揉み消す事が出来るんだよ!お前等がどんなに頑張って証拠を見つけようと、そんな物何の役にも立ちはしないッ!」

 

―ドガッ!ドゴォッ!バキィッ!―

 

「グッ!ガアァッ!?」

 

奴はまるでサンドバッグのように執拗に俺を殴り続けていく。クソッ!このまま何も出来ないのか……?!

 

「さて、お前には俺の家に不法侵入したとしてお前の家に家宅捜査をし其処で潤羽るしあと桐生ココを頂くとしよう。そしてお前はその捜査の最中行方を眩まし自殺をしたと後で報告すれば良い!」

 

―ドゴオォッ!!―

 

「グハアァッ!?ガッ…ハァ……」

 

勝ち誇った大友は俺の腹部をおもいっきり殴り、その一撃によって俺の意識は沈んでいった……

 

「………ふん、気絶したか?本当ならすぐに処分したいが、生憎これから大事なパーティーなんだ。お前の処分は帰ってきてからゆっくりするとしよう……ククク、クハハハハハハハハアァッ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―大友和則一課長昇進パーティー―

 

「大友一課長!この度は昇進おめでとうございます!」

 

「ああ、有り難う皆。俺が此処までやってこられたのも皆が支えてくれたからだ」

 

「いやぁしかし素晴らしい息子さんを持って幸せですなぁ大友長官?」

 

「えぇ、あいつは本当に優秀な息子ですからな」

 

玲二を拘束した後、大友は自身の昇進パーティーへと出席する為に警視庁のすぐ近くにあるホテルの会場へと涼しい顔でやって来ていた。周りからは大友を尊敬する刑事や婦警達が彼を囲みお祝いの言葉を大友に伝えている。

 

「良かったじゃないみほ、愛しの旦那様がまた一つ立派になったわよ♪」

 

「ちょ、ちょっと優里!?まだ彼とは婚約しただけなんだからそんな……///」

 

「ハハ、そんな謙遜しなくて良いよみほ。俺達は来月には籍を入れるんだからな」

 

「う、うん……///」

 

近くにいた大友の婚約者も照れながらも嬉しそうに喜んでいた。そしてパーティーが始まり主役である大友が乾杯の音頭を取る為マイクの前に立つ。

 

「えー皆さん、本日は私の一課長昇進を祝いに来てくださり誠に有り難うございます。しかし!私はこれをゴールではなく新たなスタートとし、この日本から一日でも早く凶悪犯罪を無くしていきたいと思っております!そしてゆくゆくは父のような立派な警視長官となりこの日本の平和を支えていきたいと思いますのでこれからも皆さんのご協力よろしくお願いしますッ!!」

 

―パチパチパチパチパチパチパチパチ!―

 

(……そうさ、俺はこれからも権力と金を利用し欲しい物は全部手に入れてやる。そして逆らう奴は親父の権限を使い二度と表社会にいられなくしてやる!)

 

表面上は立派なスピーチをするも心の中では腹黒い事を考えている大友。最大の邪魔者だった玲二を捕まえられご満悦な大友はこれから乾杯し皆と共に気分良く酒を飲もうとしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「残念だがお前が警視長官になる日なんて一生来ねぇよ」

 

「…………………え?」

 

……がその時、会場の入り口付近から突然声が聞こえ、大友をはじめとするその場にいた全員が振り向くと其処には……大友の別荘の地下に監禁されている筈の玲二が立っていたのだった。

 

 

 

 

 

「なッ?!ななな……な、何故お前が此処に……?!」

 

「おうどうした大友?まるで狐に摘ままれたような顔して?そんなに自分が監禁した男が此処にいるのが不思議か?」

 

分かりやすく動揺してるな大友の奴。まああれだけ厳重に拘束してた奴が平然と現れたらそりゃ驚くか。

 

「か、監禁?!」

 

「なんで大友さんがあの男を……!?」

 

「というかあの男!ホロライブの佐々木玲二じゃないか?!」

 

「な、なんでアイドル事務所の人間が此処にいるんだ?!」

 

周りの警察官達も動揺してるな。まあ事情を知らなかったらなんで此処にアイドル事務所の人間がいるのか分からんもんな。

 

「……ハッ!?み、皆さん!報告が遅れて申し訳ありません!その男は私の別荘に侵入し宅内を荒らしたとして拘束していた男です!このパーティーが終わり次第警視庁へと連行しようとしていたのですが、どうやら脱走されてしまったようです!」

 

おーおー?大友がなんか言い訳してるな。まあ奴は表面はかなり優秀な刑事だからな、今の説明でも信用する奴はいそうだな。

 

「何?!ほ、本当なのか貴様!?」

 

「何が目的で一課長の別荘に侵入した!?」

 

「………確かにこいつの別荘には侵入したさ。俺の大切な仲間を助ける為にな」

 

「ッ?!な、ななな何を言って……?!」

 

動揺する大友を尻目に俺はこよりから預かってたツールを使い会場のスクリーンにある映像を映した。それは……

 

 

 

 

 

〈レイくーん!皆無事に救出しましたー!皆命に別状はないですって~♪〉

 

「なあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ?!!?」

 

そう、フブキをはじめとする俺の家族達がカプセルの中から拐われた元アイドル達を救出している映像だった。良かった、衰弱している娘もいるが全員無事みたいだな。

 

「ど、どういう事だ?!あれってホロライブのフブキちゃんだよな?!」

 

「それにキズナアイや輝夜月までいるぞ?!」

 

「大友一課長!これは一体どういう事なんですか?!」

 

「い、いやその……」

 

映像を見て周りの警察官達も動揺を隠しきれず大友に問い詰めていく。大友もまさかの事態に必死に言い訳を探そうと口をゴニョゴニョさせている。

 

「悪いな、あんたの別荘の地下に監禁されていた元アイドル達は全員解放させてもらったぜ」

 

「監禁?!大友一課長!貴方まさかそんな事をしていたのですか?!」

 

「ち、違うッ!?これはこの男の陰謀だ!自分が捕まりたくないからと俺に罪を着せようとしている罠だッ!!」

 

この期に及んで大友はまだ言い訳をしてくるのか、本当に見苦しい奴だな?

 

「そ、それにこれが私の別荘で撮られた物とは限らないだろうが!?大体貴様、あれだけ厳重に拘束していた筈なのに何故此処にいるんだ?!」

 

「……全く、テンパり過ぎて言ってる事めちゃくちゃになってねぇか?まあ良いや、何で此処にいるかって言うと……普通に彼処から脱出したからだよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お前の処分は帰ってきてからゆっくりするとしよう……ククク、クハハハハハハハハアァッ!!」

 

―ガチャンッ―

 

「…………………………………………行ったみたいだな?」

 

高笑いしながら部屋を出ていく大友を確認した俺は再び起き上がった。そう、あの時俺は殴られて気絶したフリをしていたんだ。俺は普段から象も一撃で仕留める程のパンチ力がある兄貴とスパーリングしてるから以前みたいに頭から血を流してた時ならともかくあんなへなちょこパンチ程度で気絶なんかするワケがない。

 

「さて、奴からあらかた聞きたい事は聞けたが……問題はこいつだな」

 

俺は拘束されている自分の手足を見るがやはり取れそうな感じはしないな。怪力を発揮できれば壊せそうだが今はこの部屋の強力な電磁シールドのせいで能力が封じられてしまってる。一応神羅族の力を解放させればいけそうだがおそらく常に監視された状態だから出来れば神羅族の力は解放させたくないな……

 

………そういや拐われた娘の中に確か“あいつ”いたよな?あいつの力を借りればもしかしたら………い、いや呼んでも出てくるかどうか分からないし、何より出てきたら怖いというか……ま、まあ取り敢えずダメ元で呼んでみるか。それでダメだったら他の方法を考えるか最悪力を解放すれば良いし。スゥー …ハァー……よしッ!やるかッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「スゥー……………鈴原あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!頼む、助けてくれえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇッ!!」

 

 

 

―………ピクッ……カッ!―

 

―ピシッ……ピシピシッ……パリイィィィィィィィィィィィンッ!!―

 

俺が叫ぶと同時に一つのカプセルに入ってた女の子が反応したかと思えば急に目を見開き、そして次の瞬間カプセルに罅が入りそのまま割れてその中に入ってた女の子が勢い良く飛び出し俺の目の前で着地した。

 

「こんるる~♪玲二君、鈴原が助けに来たよ~♪」

 

そう、其処から出てきたのは元にじさんじの美大生でありある意味俺が最も苦手な女の子『鈴原るる』である。

 

「あ、相変わらず規格外だな鈴は「玲二君?」……るる」

 

「うん♪玲二君の為なら鈴原どんな所にでも助けにいけるよ♪」

 

……やっぱなんか恐ろしいなこいつ。鈴はr……るるは普段は大人しい女の子なのに何故か俺の事になると超人染みたとんでもない力を発揮するんだよ。しかもこいつとんでもなく眼力が強くて不機嫌になるとかなり恐ろしい表情になるから本当に苦手なんだよな……

 

「ま、まあ良いや。取り敢えずるる、早速で悪いがこの手錠を「はい外したよ♪」いや速ぇなッ!?」

 

「玲二君の為ならこれくらい簡単に出来るよ♪」

 

簡単にってお前これかなり特殊で複雑な構造の手錠だぞ?!こいつ本当に人間か?!まだ俺と同じ神羅族と言ってくれた方が信じられるぞってくらいこいつどうして俺に対する時だけこんなにポテンシャル高いんだ?!これ他のメンバーに対して同じ状況だったら絶対どうしよどうしよとか言って慌てふためいてるのに!?

 

「……ま、まあそんなの今はどうでも良いや。るる、お前も変な男に操られて此処に連れてこられたのか?」

 

「?ううん、鈴原は新しい美容エステの一環って言われて来たんだよ。此処で少しの間エステ液に浸かって眠っていれば綺麗になって意中の相手を落とせるって♪どう玲二君、鈴原綺麗になった?結婚したくなった?」

 

な、なんだそりゃ?こいつはこいつでまた変な方法で連れてこられたんだな?まあこのまま騙されたままも可哀想だし本当の事伝えるか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……………ふーんそうなんだ?鈴原騙されて連れてこられたんだね………………………ソイツアトデ○サナイト」

 

おい最後聞き取れなかったが絶対物騒な事言ってた気がするぞ?!と、兎に角これで身動き取れるようになったから早いところフブキ達にこの事を伝えて大友の所に向かわないと!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……という事があったんだよ。あの時俺を仕留めなかったのが仇となったな?」

 

「ウ、ウグググ………ッ!」

 

大友はそれまでの勝ち誇った表情は完全に消え失せ悔しそうな表情で俺を睨んでいる。だがお前に対する裁きはまだ終わってないけどな。

 

「た、大変ですッ!!」

 

「!?ど、どうしたんだ一体!?」

 

「お、大友一課長が元アイドル達を拐い培養液の中に閉じ込めた事を自白した映像がニュースに流れていて、警視庁にこれはどういう事だという苦情の電話が殺到しています!!」

 

「何ィッ?!」

 

そう、実はあの時の俺と大友とのやり取りは全て俺のジャケットの襟に仕込んでいた隠しカメラでバッチリ撮られてたんだ。その映像をこよりと灰に送信すると二人は直ぐ様事の事情を詳しく纏めた資料と共にその映像データを各メディアに送ってくれたのだ。そして緊急のスクープとしてすぐに緊急ニュースが流され大友が働いた悪事の自白動画を世に公開してもらったってワケだ。

 

「大友一課長!これはどういう事なんですか?!」

 

「そ、そんな……和則さんがそんな事してたなんて……?!」

 

「………これでお前の悪事は世間に知れ渡る事になる。もうお前のお得意の揉み消しも出来ないだろうな?」

 

「ウググ、ウギギギギギ……ウガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァーーーーーッ!!貴様ぁッ!よくも俺の華麗な出世街道を邪魔しやがってぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーーッ!!」

 

うわ、追い詰められて頭おかしくなったのか拳銃抜いて俺に向けてきた!?けどそれは逆に悪手だったな。だって……

 

―バキュゥンッ!ガキィンッ!―

 

「がぁッ?!な、なんだ!?」

 

「……目標の戦力の無力化に成功」

 

俺の後ろで隠れて待機していたロボ子の妹である七奈美(第62話参照)が特殊なライフルを使い大友の銃を弾いてくれた。流石元傭兵、頼りになるな。

 

「助かった七奈美、有り難うな」

 

「……別に貴方に感謝されなくても良いですよ。全く、姉さんやロボがどうしてもって言うから仕方なく出向いたのに仕事がこれだけって……はぁ、早く帰ってS○Y×FAM○LY見ながらAP○Xしたい……」

 

……あ、あれ?こいつこんな性格だっけ?なんか知らぬ間に随分世間に馴染んでるような……?ま、まああれから結構経ってるしそれなりの心境があったんだろうな?

 

「グギギィ……このクソ野郎がアァッ!!」

 

ッ!こいつ、ナイフを取り出して突っ込んで来やがった!?……けどな?

 

「そんな程度の突進なんか………俺の兄貴の地獄の特訓でやった走るトラック止めに比べたら大した事ねぇんだよおぉッ!!」

 

―ドッゴオォォォォオンッ!!―

 

「ぶへらぁッ?!」

 

俺は突進する大友の顎に渾身のアッパーを放ち大友をおもいっきりぶっ飛ばし気絶させた。全く、散々イキってた割には最後はみっともなかったな。

 

「…………ハッ?!お、おい緊急逮捕だ!大友和則を誘拐と殺人未遂で逮捕するぞッ!」

 

「大友長官、貴方にも詳しくお話を聞かせてもらいますよ?」

 

「グッ……!?クソォッ!!」

 

「そ、そんな……和則さんがそんな酷い人だったなんて………キュウ」

 

「ちょ、ちょっとみほ?!しっかりしてみほぉッ!?」

 

……さて、大友達の事は後は警察に任せるとしよう。俺は近くにいた警察官に事情を話し大友が利用していたであろう転送装置を見つけそのまま別荘へと移動すると其処には衰弱している娘達を介抱しているフブキ達がいた。

 

「あ、レイくん!終わったんですね!?」

 

「ああ、大友達はこれで終わりだ。後は警察に任せるとしよう。ではそういう事でよろしくお願いします」

 

「わ、分かりました!おい、急いで救急車の手配をしろ!比較的軽症の娘は車で直接病院に連れていくぞ!」

 

『はいッ!!』

 

こうして元アイドル達はそれぞれ救急車やパトカーに乗り病院へと運ばれ精密検査を行う事になった。これにより大友が起こした元アイドル失踪事件は幕を閉じた。

 

その後大友は調べによると自分の美術館とやらを作る為に坂倉をはじめ五人もの催眠術師を雇い、そして用済みになった瞬間始末していたらしくその罪はかなり重い。おそらくはもう二度と日の目は見られないだろう。

 

そしてその父親である大友重則も今回の事で自分の息子を贔屓するような隠蔽工作を行っていた事が明るみになり警視庁長官の座を降りざるを得なくなってしまいそのまま定年を待たずして警視庁から去ってしまったようだ。幾ら自分の息子が大切だからと言って甘やかし過ぎた結果がこれとは、なんとも悲しい終わり方だな。

 

……そして一番辛いのは大友の婚約者だ。彼女は大友の表面だけを信じて惚れて婚約したのにそれがこんな形で裏切られてしまったせいで今は精神が崩壊してしまったらしい。ある意味一番の被害者は彼女だろうな……

 

そして元アイドル達は精密検査の結果、衰弱している以外は問題なしと判断され皆それぞれいるべき場所へと帰っていった。そして……

 

「うわあぁぁぁんッ!アイちゃんが無事で本当に良かったよおぉぉぉぉぉーーーッ!!」

 

「うん、心配かけてごめんねラブちゃん。佐々木さんも助けてくれて有り難う♪」

 

「いや、礼を言うのは俺達もだ。ラブ達が俺達に依頼してくれなかったら大友の事はずっと闇に埋もれてたままだったからな」

 

キズナアイはあれから少しの間のリハビリを経てすっかり回復し元気を取り戻した。これなら予定通り明後日には退院出来そうだな。最初はキズナアイを探すだけのつもりがまさかこんな大きな事件に巻き込まれるとは思わなかったけど、こいつ等のお陰で俺達も大切な仲間を助け出す事が出来て本当に良かった。

 

「魔乃ちゃんも無事で本当に良かったね~♪」

 

「うん、心配させてごめんね……ところでねねちゃん、もう語尾にアルって付けてないんだな?それにまさか佐々木さんと結婚して子供作ったとは……」

 

「もぉ~!それはデビューした時のキャラ作りだっただけでもうやってないってば~!今はレイ兄ちゃんのお嫁さんとしてアイドルと子育て頑張ってるもんね~“ねる”♪」

 

「うきゃ?」

 

魔乃もすっかり元気になり今ではすっかり5期生の皆と和気あいあいと話を楽しんでいる。今日はねねが娘の『ねる』と一緒に御見舞いに来て他愛のない話で盛り上がっていたが、最初ねぽらぼの子供達を見た時はかなり驚いてたよ。因みに魔乃は今はフリーターのようで今回の失踪事件のせいで働いてた所が無断欠勤という事で全部クビになってしまったって言ってたから退院したらホロライブタウンに住むアイドル達が働く店を紹介する事にしてあげた。

 

そして灰も今回の事件が終わった後何も言わずホロライブタウンを後にした。おそらくあの場所に居続けたら仲間達との未練が出来てしまうと思ったんだろう、相変わらずそういうところは不器用なままだったな。まあ一応また遊びに来いよとは連絡入れたけどな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………そして、肝心の“あいつ”はと言うと………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「玲二君お待たせ~♪」

 

「あ、ああ……」

 

「もう玲二君?今日は鈴原とのデートなんだから楽しもうよ♪」

 

「……そうだな」

 

……あれからるるは検査の結果何ともないと診断されすぐに退院したと思ったらその翌日にホロライブタウンへと引っ越して来たのだ。本人曰くもう美大は卒業して今はフリーのデザイナーをしているようで今はお金はそこそこあるが暇な時間が多いらしい。そして今回の件で協力したお礼としてデートをする事になったのだ。まあデートくらいならまだ良いんだが……

 

「………ねぇ玲二君?鈴原はまだ玲二君の事諦めてないからね?必ず玲二君を鈴原の旦那さんにしてみせるから♪」

 

「は、はい………」

 

………マジでこいつの眼力が怖い。やっぱり俺はこいつが苦手みたいだ……

 

 

 

 

こうして元アイドル失踪事件は完全に幕を閉じた。が、玲二の災難はまだまだ続くようだ………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―オマケ―

 

「もうななちゃん!幾ら今日お仕事休みだからってダラダラし過ぎだよ!」

 

「……なんですか姉さん?私はこの間佐々木玲二の護衛をしてたせいで見れなかったアニメ観賞したいんですからほっといてください」

 

「そんなの何時でも見れるじゃん!ほら今日は良い天気なんだからロボちゃん達と一緒に前から約束してたピクニック行くよ!」

 

「やぁ~だぁ~!」

 

人間らしさを手に入れるもすっかり半ヒキニートになってしまったRBK-773こと七奈美であった。




はい、という事で無事事件終了です!そして次回からまた日常に……ではなくまたあの世界に行きます!次回もまったり待って頂ければ幸いです、ではまた!
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