ホロライブ ビルドライバーズ   作:神楽

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明日はシェンロンガンダムの発売日、手に入れられれば良いんですが無理だったら大人しく再販待ちます。作らなきゃいけない積みプラも多いですし(-_-;)

今回はタイトル通り遅れながらも夏を満喫する回です!また幾つかに話は分かれると思いますが最後まで見て頂ければ有難いです、ではどうぞ!


第80話『遅れたサマー』

「夏だッ!」

 

「海だッ!」

 

『ホロライブサマーだあぁッ!イエェェェェェェイッ!!』

 

「……………もう9月だけどな?」

 

季節は秋に差し掛かりこれから涼しくなる今日この頃、俺達は何故かとあるビーチにやって来ていた。何故もう夏も終わったのにビーチ?それはフブキ達のプライベートとしての夏休みが取れなかったからである。

 

今年はホロライブサマーが復活し大いに盛り上がったのは良いが肝心のプライベートでは一切海で遊んでなかったので折角だから海に行って泳ぎたいと言われたのだ。

 

しかしさっきも言ったが今はもう9月、何処のビーチも既に閉鎖されており更には開いてたとしてももう肌寒くなってきたのでとてもじゃないが泳ぐなんて出来ない。其処でフブキ達はとあるビーチなら大丈夫かもしれないと俺に頼んできたのだ。そのとあるビーチとは………

 

「れ、玲二さん大丈夫ですか?」

 

「……ああ、大丈夫だ……しかしリク、サラ、無理言って遊びに来て悪かったな……」

 

「そんな事ないよ、私達もまた皆と会えて嬉しい♪」

 

そう、此処は俺達の世界ではなく以前にも来たビルドダイバーズの世界でリク達の拠点であるフォースネストがあるビーチである。此処なら季節関係なく自由に海で遊ぶ事が出来るという事でリク達に連絡を入れてやって来たのは良いが……家族全員+αとお土産込みの荷物をまとめて転移させたせいでかなり疲労感が溜まってしまい動けずにいる。正直こうして頭の中で考えるのもしんどい……

 

『わぁーい♪』

 

「ほらみんなぁー!あんまりはしゃぎ過ぎないようにしなよー?」

 

「………この子達、本当に全員玲二さんの子なの?」

 

「す、凄い……ざっと見ただけでも40人近くいるわ……でも」

 

「「皆可愛いぃ~♪」」

 

……向こうではいつの間にか出来た赤ちゃん用のプールではしゃぐ子供達を見てデレデレな顔になってるモモとアヤメの姿がいる。てかそのカメラどっから取り出した?……ダメだ、やっぱり頭が働かない。

 

「本当に玲二さんの奥さんって沢山いたんだね………?」

 

「しかも皆かなりの美人……羨ましい」

 

「こら二人とも!鼻の下伸ばして見ないのッ!」

 

「「痛でででッ?!」」

 

そして海ではしゃぐ俺の妻達を見てるユッキーとコーイチさんの耳を引っ張るコーイチさんの妹の『ナミ』さんの姿が。まあ確かに皆綺麗だしイベントで着た水着とは違うセクシーな水着を着ている娘も多いから見惚れてしまうのも無理はない……手出したらキレるけどな?

 

「玲二様、まだ身体動きそうにない?」

 

「ぱーぱ、だいじょぶ~?」

 

「あー、まだ当分動きたくないな………それにしてもちょこ、お前その水着際ど過ぎないか?」

 

大の字で寝そべってる俺の元にちょこがしょこらを抱っこしながら見に来てくれたのは良いが……今ちょこが着ている水着はかなり大胆で肩から股までがVの字になってて最低限の所は隠せてるが殆ど裸に近い水着だった。お前、他にも人がいるのに何でそんな水着チョイスした?

 

「やっぱり玲二様にはちょこの全てを見てほしいから頑張ってみました~♪」

 

「いやだからと言って際ど過ぎるだろ?胸なんて殆ど見えちゃってるし」

 

「えーそうかしら?ねぇリク様、ちょこの水着セクシーだと思わない?」

 

「え?!あ、あの、その……//////」

 

「リク!じろじろ見ちゃダメッ!!」

 

おいちょこ、何リクを誘惑してんだよ?リクも困惑して顔真っ赤にしてるし、けどしっかり見てるからサラから手で目を覆い隠されてるし。

 

「……そういうのは二人っきりの時に着てくれ。普通の水着も持ってきてるなら早いとこ着替えろよ」

 

「はーい♪ヤキモチ妬いてる玲二様も可愛いんだから♪」

 

「うっさい……それとリク、手出したら怒るからな?」

 

「出しませんよッ?!」

 

ん、なら良い。ちょこも着替えに行ったみたいだし、俺は一眠りでもするかな―クイックイッ―ん?

 

「ぱぁぱ、みゆく~」

 

「ん?そうか、もうそんなタイミングだったか。ちょっと待っててなめぐみ」

 

ちょこ達と入れ替わりで今度はノエルの娘であるめぐみがやって来てミルクをねだってきた。俺は残ってる力を使ってバッグから“めぐみ用のミルク”を用意しセットしていく。

 

「え……………?」

 

「れ、玲二さんそれって……?」

 

「ほらめぐみ、たーんと飲むんだぞ~」

 

「あーい♪」

 

ミルクを飲もうとするめぐみの様子を見てリクとサラが驚いている。無理もない、だってめぐみが今飲もうとしているのは特製哺乳瓶に入った2リットルのミルクなのだから。専用スタンドに支えられた哺乳瓶からめぐみはそのままミルクを飲んでいく。

 

「んぐ……んぐ……」

 

「ッ?!」

 

「す、凄い勢いでミルクがなくなっている……?!」

 

「この子はミルクが大好きでな。普段は少食なんだがある一定の時期になるとこうして2リットルくらいのミルクを一気に飲み干すんだよ」

 

そう言ってる内にめぐみはもう殆ど飲んでいて後ちょっとで飲み干しそうだ。そして

 

「……ぷはぁ♪けぷっ」

 

「す、凄い……?!」

 

「本当に飲み干しちゃった……?!」

 

全部飲み干し最後にちゃんとゲップをしためぐみ。何時も思うがその量のミルクがそのちっちゃな身体の一体何処に入ってるんだ?

 

「うみゅう………」

 

そしてめぐみは満足したのか俺の傍に来てそのまま眠ってしまった。この子も結構自由だよなぁ……ヤバ、俺ももう限界っぽいからそろそろ一眠りしよう……おやすみ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………ん……………んぅ………ふあぁ……結構寝てたような気がする……」

 

「あ、レイくん起きたんですね?」

 

「ぱーぱ、おはよ~♪」

 

「よ~♪」

 

…………あれ?フブキにこゆきにふゆき?俺浜辺で寝てた筈だよな?いつの間にかビルドダイバーズのフォースネストのベッドで寝てるんだが……どんだけ寝てたんだ俺?

 

「おはよ……フブキ、俺どんだけ寝てたんだ?」

 

「昨日のお昼から寝てたので18時間くらい寝てましたね」

 

「マジか……やっぱり力使い過ぎて疲れてたみたいだな」

 

あやめの件で一度力を全解放した時に比べたら大分マシだがそれでもやっぱり50人以上を連れての異世界転移は相当疲れるもんだな?まあ寝たお陰で大分楽になったから良かったけど。

 

「………レイくんごめんなさい、私達が我が儘言ってしまったせいで……」

 

「いや、元より俺達は有給が貯まってたんだ。どうせなら家族皆でリゾートに行くのも悪くないし、何より俺もリク達とまた遊びたかったしな。それに普通の旅行でも車の運転とかでも疲れるんだから転移して疲れるのも大して変わんないから気にすんな」

 

大体本当に嫌なら提案された時点で断ってるし。俺もこの夏は井之上さんとの対決や大友の事件やらで忙しかったからちゃんとした休みが取れてなかったし、多少疲れてても此処に来たのは良かったと思う。

 

「処で皆は今何処にいるんだ?またビーチで泳いでるのか?」

 

「ううん、今日はこの世界で行われるイベントがあるからそれに参加しようって事になって皆先にそのエリアに向かいましたよ」

 

イベント?そういや前回はリク達との練習試合だけでイベントとかには参加してなかったな。イベント、面白そうだな……

 

「なあフブキ、そのイベントってまだエントリーとか間に合うのか?」

 

「そういうと思って既にレイくんの登録はリッくんがやってくれましたよ♪リッくんもレイくんと一緒にイベントやるのを楽しみにしてるって♪今から会場に向かっても全然余裕で間に合いますから朝ごはん食べてから早速向かいましょう♪」

 

「こーんふれーく~♪」

 

「く~♪」

 

そっか、それなら朝食を食べたら会場に向かうとするか。けど使うガンプラってどうなるんだ?前回だと直近で作ったヤツが反映されたからそうなると今回は“あれ”になるのか?まあ良いや、取り敢えずまずは飯を食うか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―イベント専用エリア―

 

「………遅いね玲二さん」

 

「フブキさんからはすぐに来るって連絡はあったからもう来るとは思うけど……?」

 

「もしかして迷子になってるとか?このエリア結構広いし」

 

「じゃあ探しに行ってみる?手分けして探せば多分すぐに見つかると思う」

 

「そうだね、それじゃ手分けして探して見つかったら連絡をしよう」

 

先にイベントエリアへとやって来ていたリク達は玲二の事を待っていたがなかなか到着しない玲二に不安になり手分けして探そうとする。しかし……

 

「お、おいなんだあれは?!」

 

「何かが降ってくるぞ!?」

 

「に、逃げろおぉぉぉッ!?」

 

「え?何かって…………えぇぇぇぇぇッ?!」

 

突然周りのプレイヤー達が騒ぎだし何事かと思いリクは空を見上げると、何やら巨大な物体が中央広場の中心に向かって急速に降下していた。その様子を見てリク達を含め他のプレイヤー達も急いで避難しようとその場を離れていく。そして……

 

 

 

 

 

―ドッシイィィィィィィィィィィィィィィィインッ!!―

 

巨大な物体はそのまま中央広場へと大きな音を立てながら着他し、その際の震動で近くにいたプレイヤー達が皆して転んでしまった。そしてその物体の正体は……

 

「え……………ご、“ゴッドガンダム”?!」

 

「これは、HGのゴッドガンダム……いや、この細かいディテールやあの自然な腕組みはHGじゃ再現出来ないよね?!」

 

「一体誰がこのゴッドガンダムを…………ま、まさか……?」

 

そう、其処に降りた巨大な物体の正体とは腕組みしながら凛々しく立つ洗礼された格闘家のような佇まいをしたガンダム、『起動武闘伝Gガンダム』に登場する主役機である『ゴッドガンダム』であった。そしてそれに乗っていたのは……

 

「……よし、動きも強度も文句無し。流石はRGだな」

 

「かんぷら~♪かっこいい~♪」

 

「キャッキャッ♪」

 

「いや悪目立ちし過ぎですよレイくん!?こゆきもふゆきも喜んじゃダメッ!」

 

そう、このゴッドガンダムに乗っていたのは玲二とフブキ親子であった。そしてこれが玲二が直近で作ったガンプラ『RG ゴッドガンダム』である。

 

 

『RG ゴッドガンダム』

『起動武闘伝Gガンダム』に登場する主人公ドモン・カッシュの機体。他のシリーズのガンダムと違いモビルトレースシステムという操縦者の動きをトレースして動かすモビルファイターという部類の機体である。故にこの機体にはまるで人間のような動きをさせたいとあらゆる可動を追求した結果出来たのがこのRGゴッドガンダムである。別名、B○ND○Iの変態技術という。

 

「玲二さん?!このゴッドガンダムってもしかして玲二さんが作ったガンプラですか!?」

 

「おおリク、すぐに合流出来て良かった。ああ、これはこの間俺が作ったRGのゴッドガンダムだ」

 

「RG!?ゴッドガンダムにRGがあるんですか?!」

 

「あれ?こっちの世界ではRGのゴッドガンダムって出てないんですか?」

 

「うん、最後に出たヤツだとフォースインパルスだね」

 

マジか、結構前だな?まあRe:Riseが終わった辺りって考えたらそうなるのか?やっぱりこの世界と俺達の世界では若干時間の進み方が違うみたいだな。

 

「それじゃRGでジオングやHi-νやアニメ版ウイングもないのか?」

 

「え?!ジオングもRGあるの?!」

 

「それにHi-νやウイングもあるなんて、凄く見てみたい!」

 

「なら今度は皆さんを私達の世界に招待しますね♪他にもこっちの世界にないガンプラが沢山ありますから♪」

 

「本当に!?またあの世界に行けるなんて夢みたいだよ!」

 

「まあそれは後で考えるとして、まずはイベント参加する為にエントリーを「こらあぁーーーッ!其処のプレイヤー、早くこのゴッドガンダムしまいなさぁーーーいッ!!」……その前にゴッドをしまわないとな」

 

そして俺達はイベントブースエリアでゴッドガンダムを出した事で運営側にこってり怒られてしまった。ゴッドのクオリティに興奮してしまったが流石にあの登場の仕方はまずかったな……

 

 

 

次回、イベント開始!!




はい、という事で再びビルドダイバーズの世界に来る回でした!
今回は短めですが冒頭という事でお許し下さい( >Д<;)

そして玲二の今回の機体はゴッドガンダム、果たしてイベントで活躍するのでしょうか?次回もまったり待って頂ければ幸いです、ではまた!
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